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私 : 朝日新聞の今週の書評欄 で特に読みたい本はなかったね。
A氏
:しかし、すでにベストセラーとなっている 村上春樹
氏
の新著の書評が載っていたね。
題名は「 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
」と長いね。
私
:俺は前作の「 1Q84
」を読んでいない。
大体、この人の本はよく理解できない点があるのであまり好きでないね。
読んだのは 7年前
に図書館から借りた「 アフターダーク
」で、これで 村上春樹
は卒業だね。
その後、「 1Q84 」 ブーム が来て、図書館は予約待ちが1年以上になるほど殺到していたね。
A氏 :君は、「 1Q84 」を読んでいないのに、このブログで 短い知的街道を 作っているね。
「 村上春樹の『1Q84』ブーム 」、「 村上春樹『1Q84』をどう読むか 」 2の1 ・ 2の2 、「 村上春樹の『1Q89』の富岡幸一郎氏の批評 」
このブログを読むとあまり 村上春樹 の本は読む気がしなくなるね。
私
:新聞書評によると今度の作品はかなり具体的なストーリーになっているような気がするね。
主人公の 多崎つくる
は 36歳のサラリーマン
。
名古屋の高校
当時、 男女2人ずつの友人
がいて、本人以外は姓に色が入っていて、あだ名も対応した色彩だが 、彼だけが色彩をもっていなかった
。
そこで題名にある「 色彩を持たない多崎つくる
」となるわけだ。
A氏 :彼だけが 東京の大学 に進学したが、 20歳 を前に帰省したとき、突然、 4人から一方的に絶縁を宣告 される。
私
:理由は全く思い当たらない。
彼はショックで別人間になるような変貌を遂げる。
それから 16年
がすぎる。
仕事の関係で知り合った女性から、 過去の真相
を確かめるべきだと言われる。
A氏 :過去への「 巡礼 」がはじまるんだね。
私 :嫌な過去でも、勇気を出してそれに向かい合わなくてはならないということかね。
ところで、大学時代の友達はいまだに付き合っているが、俺はこの歳になって、 田舎の子ども時代、学生時代の友達のあいつ
は今どうしているだろうかとふと思うね。
亡くなっている人もいるだろう。
大学時代の友達も、卒業後はそれぞれ会社に入って分かれて、別の人生を歩んだので、細かいことは知らないね。
その中で、 2人
が 70歳台
でピンピンコロリで急死している。
彼らの一生
はどうだったのか、知りたいと思ったね。
しかし、亡くなった今となっては本人に詳しく聞くことはできないがーーー。
近親者に俺達世代が等しく経験した 戦争と飢餓の少年時代
、高度成長での 大量生産・大量消費の企業戦士時代
を「巡礼」して聞いてみたいと思ったね。