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私
: TPP
論争は、今月の文藝春秋にも反映しているね。
青山学院大学教授 榊原英資
氏
は、かねてから TPP参加
は急ぐ必要がないという意見だった。
A氏 :それが、安倍政権は急いで TPP参加 を決めた。
私
: 榊原
氏は、安倍政権の今回の判断は 日本の将来に禍根を残す可能性が高い
という。
アメリカ
は 官民が一体
となって アメリカの国益
に沿った要求をしてくるだろうという。
これに対する 日本の交渉力
は弱いと見ているね。
「 TPP敗戦
」だという。
基本的に 東アジア
との関係で、 中国
が含まれていないことが問題だという。
A氏:今、 日中韓FTA の交渉が進んでいるが、このほうが重要だということになるね。
私 :日本はまだ、かっての 高い成長を達成できるという「幻想 」や、 アメリカについていればいいという「幻想」 があるという。
この「 幻想 」を捨てて 日本経済の現実 と 東アジアの実体経済 とその 将来像 を的確につかんでいれば、この段階で TPP に参加する選択肢はなかったと指摘しているね。
A氏
:「 TPP敗戦
」を避けるには「 幻想
」を捨て、国内では成長から成熟へと発想を転換させ、「 成長戦略
」でなく「 成熟戦略
」を練ることになるね。
そして、中国を中心にした東アジア重視の経済、外交が重要になるね。
私 :いずれにせよ、 TPP参加 により「 アメリカ化する日本 」が予想されるね。
興味あることには、同じ文藝春秋で「 奇跡の日本経済復興論・安倍首相の理論的支柱が疑問に答える 」ということで、現在内閣官房参与で イェール大学名誉教授 浜田宏一 氏と数学者の 藤原正彦 氏が、 アベノミクス を理論的に対談で詳しく説明しているね。
しかし、 藤原氏
は、 TPP
は 日本の「国柄」を失われてしまうかもしれない
という点で 反対
だと言っているね。
偶然、先の 榊原
氏と同じ意見だね。
この 藤原 氏の意見に対して、対談相手の 浜田 氏は何もふれていないね。
グローバル化 というのは、世界を均一にしようとする動きだから、「 国柄 」は否定されやすいね。
特に アメリカ基準 で均一化されようとする傾向があるから、榊原氏や藤原氏が懸念するように「 日本のアメリカ化 」が予測される。
舟に乗った以上、今後の 日本の交渉能力 が問われるね。