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私 :この本では、 100キロ もある 電動車椅子 で皆の協力を得ながら 高尾山に登る話 、3学期が始まる前に父親の仕事の都合により 途中で転校していく生徒との別れ など、このクラスの感動的なエピソードがさらに続く。
最後のエピソード は、 バレンタインディの日 に起きたことがきっかけだ。
クラスにお笑い芸人のように陽気でクラスを元気にする B君
がいた。
しかし、彼は自分の 出っ歯
を気にしていた。
彼はクラスで好きな女の子 C子
がいたので、 バレンタインディ
が近づくと、一所懸命勉強し出す。
赤尾
は、昼休みに漢字テストの丸つけをしていると、ふだんは 50点
くらいしかとれない B君
が 80点
だ。
赤尾は感心するが、そんな担任の様子をみて女の子たちは笑いをかみ殺している。
A氏
: B君
は バレンタインディ
に C子
からチョコレートが欲しいので頑張っているんだね。
それをクラスの皆は知っているのに、 担任の赤尾
は気が付かない。
私
:ところが、 バレンタインディの日
、偶然、 C子
がクラスの イケメンの男の子
にこっそりチョコレートをあげているのを B君
は目撃する。
多少、ヤキモチもあったのか、 B君
は 教室の黒板
にハートマークのついた昔ながらの 相合い傘
を書いて、 C子
とその イケメンの男の子の名前
を書いた。
これで、教室はもめて、 赤尾先生 が教室に駆けつけた時には名前は消されていたが、事情は理解できた。
A氏 :これは先生として対応が難しいね。
私
: 赤尾
は男女が好きになるのは、当然で皆も両親があるから生まれてきたのだと説明する。
ある生徒は「 C子
に好きな人がいるように、 B君
にだって好きな人がいるだろう」と言った。
すると誰ともなく「 出っ歯のくせに
」と言う声が聞こえた。
C子
の声も混ざっていたかもしれない。
この言葉に B君 の体がビックと反応して「 どうせぼくはキモいよ!」 と 大声 を出した。
B君 は翌日もその翌日も学校に来なくなった。 ある女の子は「 フラれたから学校を休むなんて、バッカみたい 」とつぶやく。
A氏 :これも 不登校 とはまた難問だね。
私 :明日は、赤尾先生がどのようにしてこの問題を解決したかにふれよう。