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私 :この本は、3つの章からなり、3章とも哲学者の 萱野稔人 氏がインタビューをしていて、1章ごとに藻谷氏、河野氏、小野氏と相手が変わる。
第1章 が「 デフレの正体 」で有名になった 藻谷浩介 氏へのインタビューだね。
A氏
:日本の長い デフレの原因
は 生産年齢人口の減少
で 需要がおちたせい
だという論だね。
生産能力は向上しているのに、需要が減ったのだから デフレ
になるというわけだね。
デフレの原因は金融にないから、 金融緩和
はデフレの解消に寄与しないということになるね。
私
; 藻谷
氏がこの「 デフレの正体
」を発表してから反論が出てきた。
この本はその反論を個別に上げ、その間違いを指摘しているね。
例えば、「 生産年齢人口の絶対数が減少しているドイツ、ロシア、東欧、韓国、ジンバブエ
では デフレ
が生じていない」と批判する人がいるという。
シロートでなく、エコノミストや学者が言うから問題だと藻谷氏はいう。
日本のように生産が高度に自動化・機械化され、 生産年齢人口が減少
しても 生産力が減少しない国
でなければ、 生産年齢人口
が減っても デフレ
は起きない。
A氏
: ロシア、東欧、ジンバブエ
がそれに当たるね。
私 :それに 貿易収支が黒字 で自国通貨が外国通貨に対して切り上がりつづけているために 輸入品によるインフレ が起きないような国でなければ、 デフレ は起きないから、 韓国 は外れる。
A氏 :ドイツはどうだね。
私 :企業が 値下げ競争 を辞さず、人件費を削りながら 不採算商品の大量生産 をなかなかやめないという不合理な行動をとっている日本に デフレ が生まれるのだが、 ドイツ企業は逆 だね。
A氏
:ドイツの製品の中心は 工作機械
だしね。
藻谷氏批判は国によって個別の経済事情があるのを理解していない学者やエコノミストの言うことだね。
私 :それに ドイツ における ベビーブーマー は日本より 10年 以上遅れている。
A氏 :ドイツは 本土決戦 をやったからね。
私
: 韓国
のベビブーマーは、日本より 20年
遅れている。
朝鮮戦争
の影響だね。
日本でも 戦場となった沖縄
だけが 人口オーナス発生
が遅れているという。
明日は、 河野龍太郎
氏のインタビューに移ろう。
この人は、 2012年3月
に 日銀審議委員
として起用する国会同意人事案を 民主党政権
が提出したら、参議院で否決された人だね。
追加金融緩和に反対で、デフレ脱却に消極的
という理由で自民、公明、みんなの党が反対したためだね。