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A氏
:「 家族
」についての 自民党草案
はどうかね。
私
:「『 家族
』は、 社会の自然かつ基礎的な単位
として、 尊重
される。
『 家族
』は、互いに助け合わなければならない」
とある。
「 個人
」が消え、「 家族
」の中の「 人
」になり、「『 家族』が社会の自然かつ基礎的単位
」となっているのは、 現行憲法の社会観の逆転
だね。
天皇を頂点
にした「 村社会」的な意識
が強い日本には「 個人
」は向かないと見たのかね。
「 敗戦
」に向けての最後は、「 個人
」の 立憲政治
も消えて「 村
」の 大政翼賛会
になる。
「 和
」は「 和して同ぜず
」でなく「 個人
」無き 金太郎飴
になる。
だから、 敗けると知っていて、開戦する
。
戦争が始まると「 戦陣訓
」になる。
天皇
のための「 玉砕
」となる。
「 人間意思の自由、思想の自由
」という 近代的思想の一欠片もない
。
その 近代思想の相手
と 近代戦
を戦ったのだから、当然、「 敗戦
」だ。
技術の最先端の原発 まで「 原子力村 」となり、 安全性を心配する「 個人 」を追い出し、最後は、 フクシマで壊滅 する。
「 敗戦
」の流れとまったく同じだね。
「 個人の尊厳
」 軽視
は「 ブラック企業
」にも現れている。
考えると、 自民党の憲法草案 は「 永続敗戦 」の産物だね。
A氏
: 国民が権力を縛る憲法
から 国民が尊重への義務を追う憲法
という転換。
なんだか、 教育勅語
も一緒になっている感じだ。
明治憲法
ですら 教育勅語
は別だったのに。
私
:「 婚姻は両性の合意 のみ
に基づいて成立
し」が「 のみ
」が 削除
され「 婚姻は両性の合意に基づいて成立し
」に変えられている。
これも現行憲法より「 個人
」が曖昧となるね。
A氏
:考えてみれば、西欧は 一神教
のもとに「 個人
」という意識が強い。
その思想に接した 夏目漱石など明治の知識人
がそれまで 封建的なムラ意識が支配的な日本
における西欧の「 個人
」で苦闘してきた。
私 :「 敗戦 」を「 終戦 」にせず、もう一度、 天皇を頂点とする家族主義 を 国家のあるべき姿 とするのか、それとも「 個人 」の尊厳 を中心に置くのか、考えるべきだね。
自民党の草案は 9条だけの問題
でないことがよく理解すべきだね。
まぁ、一言で言えば、 自民党草案
は「 永続敗戦」の憲法的産物
だね。
9条問題
にめくらましを食わされてはダメ。
憲法改正問題
の検討には「 永続敗戦
」から脱した 幅広い見識
が問われている。