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私 :先日「 謎の独立国家 ソマリランド 」を読んで、この地方の人が盛んに「 カート 」を食べているのに興味をもったが、そのアンテナにこの新聞記事の「 カート 」がひっかかった。
最近のウクライナ問題で、世界地図音痴になっていたのか、最初、 イエメン はどこの国かと迷った。なんと、 ソマリアと対岸の国 で紅海とアデン湾を両国が狭い水路を挟んで向かい合っているんだね。
A 氏 :海賊が出るはずだね。
私 :新聞の見出しは「 社会不安で消費量増加 」とある。
イエメンは中東の最貧国 だが、最近は内戦などの社会不安で、これから逃避するため、「 カート 」の 過剰消費 が人々と社会をむしばんでいるという。
興奮効果があり、多幸感を生むからでね。
A 氏:マルクスは、「 宗教は現実逃避の麻薬 」だと言ったが、「 『カート』は現実逃避の麻薬 」かね。
私 :それに イエメン では「 カート 」は 禁止薬物 でないからね。仕事がなく、休んでいる時も、 「 カート 」を噛んでまぎらす。結婚式や葬式を始め、人の集まりは「 カート 」なしでは始まらないという。これを噛むと、元気が出て、幸福感が得られるからだ。
WHO の調査だと 成人男性の 9 割 、 女性 5 割 、 12 歳 以下の兒童の 2 割 が「 カート 」を 毎日噛む という。
「 カート 」の 消費急増 は、イエメンの農業を弱体化しいている。
「 カート 」生産は収入がいいために、他の輸出農産物から転作するためだ。そして「カート」は 大量の水を使う ので、もともと、水資源が乏しいイエメンに 水不足に拍車がかかっている という。
WFP (世界食糧計画 )では人口の 4 割 の 1千万人 に陥り、慢性的な栄養不良の兒童の割合は 58 % と アフガニスタンに次ぐ高さ だという。
麻薬で餓死者が出るまでに麻薬中毒で国が狂ってしまうのだろうか。
日本の「 カート 」はなんだろうか。民放テレビの馬鹿騒ぎだろうか。