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私 : 大阪大学教授平川秀幸 氏は、こないだマスコミで問題になったマンガ「 美味しんぼ 」の 鼻血問題 にコメントを寄せているね。
A 氏 :君は自分の体験を含め、 鼻血騒ぎ に異議を感じて このブログ に書いているね。
私 : 平川 氏は「 デュープロセス(適正手続き)がないがしろにされている 」としている。
要するに社会に重要な影響を及ぼしうる物事を進める際にとるべき 適正な手続き 一般を指すという。
それが軽んじられているとして、 憲法改正
という手続き
を経ず、 解釈変更
のみで 集団的自衛権の行使
を可能にしようとする 安倍政権
の動き。
ずさんな実験ノート、剽窃(ひょうせつ)、画像の不正加工など 科学研究における適正手続き
がことごとく踏み外されていた STAP細胞論文不正の問題
の例をあげている。
A 氏 :先日の「 美味しんぼ 」騒動にはどういう「 手続き 」が関係しているのかね。
私 :最初、「 美味しんぼ 」の 鼻血問題 は、何ら正式な調査に基づかず、 マンガ という手段で問題にしたことが、「 適正な手続き 」に反していると 平川 氏がコメントするかと思ったが、逆だね。
事実を究明すること、そのために人々の話を聞くことは、正確な情報発信とともにリスク対応の「 デュープロセス 」を構成するが、それらが事故後、 政府が十分に履行されたかといえば、答えは否定的だろう と勝手にきめつけている。
A 氏 : 鼻血 のことを政府が問題にしていないということか。
私 :「 美味しんぼ 」騒動は、政府の「 デュープロセスの不履行 」 とともに、それゆえに放置された問題の所在をも 可視化 していると高く評価しているね。
しかし、俺は逆に反論したいね。このマンガで、「 福 島に住んではいけない 」と述べる場面があるが、現在、福島県に住んでいる人々に対する「 適正な手続き 」であったかを。
昨年 3 月 の週刊誌で「 美味しんぼ 」 作者が震災地を訪れ、そして 事故の全体像を示し、記憶が風化することを食い止めたい ということで「 福島の真実編 」を始めたという記事がある。
今度の 鼻血騒動 で作者の意図が果たされたかは疑問だね。