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Ryu-chan6708

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2014.06.09
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文藝春秋 6 月号 は「 日本の針路はどこに向いているのか。我等の漠たる不安に百人の叡知が答える 」として「 安部総理の『保守』を問う 」というタイトルで特集。 100 人の叡智 が寄稿している。その 100 のうちで 内田樹 氏の寄稿をとりあげる。

 内田 氏によると 保守の定義 は「 定常的なシステムに強い愛着をもつ傾向 」で、人類史的スケールでは、 より多くの利便性やより多くの資産を手に入れるために、システムを 変化させるべきだ という立場 に対して、 リスクを冒してまでも変化するよりも、定常的であることの利を重く見る立場 を「 保守 」と呼ぶという。

A :日本史で言うと 信長、秀吉の政権 は「 成長志向・変化志向 」で、 徳川政権 は「 定常志向 」だね。

:現代では経済成長、人口増をめざさず、行政、司法、教育など根幹的制度について 急激な変化を厭う人々 は「 保守 」となる。

 その意味では 自民党はもはや保守政党ではない

 原発稼働、 TPP 、経済特区、賃金引き下げ など 資本家の利益を最大化するように制度改革を推進する政治勢力 が「 革新 」であり、 国民生活の安定を優先的に配慮 し、 脱成長路線を選ぶ政治勢力 が「 保守 」となる。

 社会上層部に位置する人々 はどちらに舵を切られても、それなりに自己の利益を確保できるが、問題は 階層下位の人々 だ。

 彼らは「 社会制度の劇的変化で起死回生をはかる 」か「 相互補助的な仕組みを工夫して貧しさに甘んじる 」かの 二者択一 を迫られている。

A 階層下位の右傾化 は、この 二者択一 で「 起死回生 を選ぶ他はないと信じた人の結論 ということになるね。

競争に勝つことの重要性 については教わったが、 共生の作法については何を教えられてこなかった人々 の選んだ結論だね。

 こ の特集の 100 の寄稿以外に 8 人の保守論客のインタビュー が掲載されている。その中で 田母神俊雄 氏は「 保守の踏み絵は核武装と靖国参拝 」だと言っているね。

 皮肉なことにこれは 内田 氏の「 保守 」の定義によると 田母神 氏は 核兵器所有の変化 を求めるので、「 保守 」でなく「 革新 」といえるね。

 共生の作法 については何を教えられてこなかった人々はその「 革新 」に関心を持つということか。






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Last updated  2014.06.09 07:20:34
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