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私 : リーマン・ショック でアメリカがやられ、それが 欧州経済危機 に広がる。その 欧州経済危機 が ブーメラン のように アメリカ に戻ってきて、危機をもたらすということから、この本の題名がきているようだ。新刊でないが、どっかの書評で見て図書館から借りた。
A 氏 :しかし、 アメリカ は危機を脱したようだが、 欧州経済危機 は依然として続き、これに ウクライナ問題 が追い打ちをかけているね。
私 :この本の原書は 2011 年 の刊行だから 最近の経済的変化 は折り込まれていないね。
この本はまず、 ギリシャの財政難 からはじめているが、 国民性 を強く協調して描いている。 勤勉でなく、税金をごまかすが、歳出は大盤振る舞い 。 国家公務員の給与 が 民間の 3 倍 だという。これでは 財政危機 になるはずだね。
この本は小説風に書かれていて、ちょっとまわりくどい文章が続き、読みにくかった。
ギリシャ の後、 アイスランド、アイルランド の危機と記述は進むが、これらの国の経済危機はすでによく知っているので、とばして ドイツ の記述に集中した。
A 氏 : ドイツ は リーマン・ショックの痛手 はどうだったのかね。
私 : リーマン・ショック以前のドイツ は、 ウオール街 の「 かも 」だったんだね。
勤勉で、真面目なドイツ人 はだまされやすかった。 AAA という高い格付けを信じた。
しかも、 アメリカの投資銀行 の トレーダー は個人で 何億もの利益をふところにしている のに、 ドイツの銀行マン は会社がもうけようとも サラリーマン並みの給与 だ。 経営者の給与 も安い。
この 国民性の違い は大きいね。
A 氏 :今、 ユーロ圏 で経済的に 破綻した国々 を支えているのは、 勤勉で財政規律を守っているドイツの納税者 だね。
私 : 破綻国家の国債 をたんまり抱え込んでいるのが ドイツの銀行 であり、救済しなければ ドイツの納税者 は ドイツの金融システムの崩壊 により莫大な損失を被るね。
ドイツはなんとかして ユーロ圏の危機 を脱しなければならない。
ウクライナ問題で自分も楽でない。今更ながら、難しい問題に直面しているね。