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私 : 欧州委員会 の ユンケル新委員長 は、 3 年間 にわたる 3 千億ユーロ(約 42 兆 9 千億円 )の 投資計画 を提案し、 公共投資 についての議論を再び始め、この提案は、 欧州連合 ( EU )の首脳陣によって 12 月 に議論される見込みであるという。
A 氏 : 欧州 がこのような取り組みを検討するのは、今回が初めてではなく、 1993 年、 2000 年、 2012 年 と計画があったが、実施されていないという。
私 :教授は、 三つ の投資手段 を提案している。 一つめ は、予算によるもの。財政余力のある政府は、 経済効果のある事業に投資 すべきだ。 公共投資 は民間投資を補完する。適切に計画や目的を定めれば、民間投資を締め出すどころか、促進することができる。
市場が支払い能力のある政府に対して歴史的低利率でどんどん貸し付けようとするいま、ためらっている場合ではないという。
A 氏 : 二つめ の投資手段は、規制にかかわる。たとえばエネルギー、デジタルインフラ、輸送など、 返済期間が長期にわたる多くの大規模投資 は、国家が規制する部門に集中しており、政府には事業の判断に影響を及ぼす力があるという。
私 : 三つめ の手段は、 金融 によるものだ。投資需要が落ち込んでいるのは、金利が高過ぎるからではなく、金融システムのなかで、 リスクを取ろうという姿勢が不十分 だからだ。
資本市場 が支配的な 米国 とは異なり、 欧州大陸 での資金調達 は 銀行 をよりどころとしてきた。しかし、 銀行 はリスクを伴う融資の際、規制当局から 自己資本増強 などを求められる。また、銀行の債権者たちも、銀行が苦境に陥った場合、救済してもらえると期待すべきではないと言われている。
A 氏 :その結果として、 ハイリスク・ハイリターンの事業 が、手にしてしかるべき融資を受け取りにくくなっている。
私
:各国政府と
EU
側は、まさにここに介入し、 リスクの一部を民間企業と分かち合うべき
である。このために
EIB
や各国の 開発銀行
を活用すれば、現在の行き詰まりを打破する力になるだろうという。
この 三つ
の取り組みは、結果的に 3千億ユーロ
の規模になるだろうか?
それはいま、誰にも分からない。しかし、目的を達成するにはこれが最も確かな道筋だろうと教授は言う。