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Ryu-chan6708

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2015.01.15
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大阪大学 特任准教授神里 氏は、 1986 、「 リスク社会 」という概念を提示した ドイツ の社会学者ウルリッヒ・ベック 氏が元日に逝ったと書き出している。

彼の提示した考え方 は、 近代の初期 は、「 モノ 」の生産こそが 社会の中心的関心 であり、 適切な生産と公平な富の分配 こそが、 政治的課題の要 となり、 20 世紀 自由主義と社会主義の対立 が顕著であったが、その意味では 両陣営ともに同じ平面 で戦っていたことになるという。

だが、徐々に「 モノ 」が充実していき、また 福祉などの制度的な整備 も進んでくると、人々は生産に伴って現れる「 リスク 」の方にむしろ注目するようになる、というのだ。

A :「 リスク 」というのは「 不安 」でもあるね。

:「 リスク 」は 2つ あり、 1つ は、物質的な充足によって、あたかも白い服には小さなシミも目立つように、「 小さなリスクでも目につくようになる 」という「 認識の変化」という側面 と、もう 1つ は、 環境汚染や巨大な事故 が生じている「 実在の危険 そのものが、新たに生じている側面 があるという。

A :最近の 食品の異物混入 などは「 認識の変化 」による「 リスク 」かね。

:これを メディア が集中的にとりあげると 大きな課題 になり、 危険性を強調する「燃料投下型 」と 過剰報道を批判する「火消し型」 両方の論調 が出る。そうすると人々は「 心配すべきか否か 」悩むことになる。

このような現象こそが、「 リスク社会に典型的な兆候 」であって、我々が「 本当に危ないかどうか」が分からない のは、 我々の認識がとても「間接的」だ というところ 行き着くという。いわば、 高度に分業化 された、 この社会の仕組みそのものが原因 なのだ。

そこにはいつも、 2つの壁 が立ちはだかる。 1つ は今回注目した「 メディア 」であり、もう 1つ は「 専門知 」という論点であるという。

A :我々は 異物混入 現場 を知らないし、「 メディアの情報 」と「 専門家の知識 」にしかたよざるを得ない。

氏は、ここまで来て、「いいところで紙面が尽きてしまった。この続きは、また来月」と終わっている。来月に期待したい。
その間、神里氏の著書「 没落する文明






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Last updated  2015.01.15 19:04:55
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