PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私 : 東芝の不適切な会計処理 の問題が大きな話題となっている。
東芝 は、 2003年4月施行の改正商法特例法 に基づいて、 同年6月にいち早く委員会設置会社に移行 するなど、 コーポレートガバナンス( 企業統治 )改革に関して先進的な企業 として知られていた。
A 氏 : 今年6月 から、 東京証券取引所の1部・2部への上場基準 に、 2人以上の社外取締役 の選任 という条件が加えられた。
だが 東芝の事例 は、こうした 一連の制度改革 と その背景にあるコーポレートガバナンスに関する議論 が、 まったく的外れ とは言わないまでも、 本質的な論点を見逃していた ことを示唆している。
私 : 東芝の歴史 をひもとくと、 新旧の社長の対立を契機に見事に再生 したことがある。
石坂泰三 氏は 昭和32年 、 販売部門出身の岩下文雄 氏に 社長の座 を譲るが、 業績が悪化 。
A
氏
: 岩下氏の経営手腕
に不満を持った 石坂
氏は、 石川島播磨重工業(現IHI)会長
だった 土光敏夫
氏の招へいに動いた。
土光
氏は 40年に東芝社長に就任
。回想録で、「 与えられた責務は、減配続きの東芝の立て直しである
」と語っている。
私 :俺は 土光改革の直後 、 東芝本社を訪問 したことがある。
前任の岩下社長
は 昼頃社用車で出社
。 社長室にスタンドバー
があり、ここで一杯やって、 4時頃帰る
。
これに対して 土光新社長
は タクシーでカバン持ち無しで8時出社
。
8時半まで社員は誰でも意見があれば自由に入れるようにした
。
工場の始業は8時半なので本社も9時から8時半に変更
。
社長室のスタンドバーは撤去
。
部長の個室を廃止
し、大部屋に机を置いた。
俺の先輩
が 専務室
で打ち合わせに行ったら、「 今日は曇りなので窓際で打ち合わせましょう
」と 窓際で打ち合わせ
をしたという。
要するに 日中は電灯をつけないようにいていた
わけだ。
A 氏 :すごい改革だね。
私
: 現場主義
で、 IHI時代
、男子トイレでたまたま横に 総務部長
が来たら「 今日の現場の出勤率はどうか
」と聞いたという。
即答できないとだめ
なんだね。
総務部長 だといって 椅子にふんぞり返っていたら失格 だね。
今の東芝 には 当時の迫力 はあるのだろうか。