PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私 :今日の 論壇欄 では 作家・高橋源一郎氏と ジャーナリストで政治メディア「ポリタス」編集長 の津田大介 氏が、 SMAP問題 を 正面 からとりあげていたね。
なるほど、こういう取り上げ方もあるのだね。
米ロサンゼルス在住の映画ジャーナリスト猿渡由紀
氏は「 こんな騒動は、アメリカでは絶対に起こり得ない
」と書いているという。
それは、「 人気グループの解散も、タレント事務所の移籍も、本人たちがしたいならするだけのことで、当たり前に起こる 」からだという。
A 氏 : 日本の芸能界 がサラリーマン式 なら、 ハリウッドは完全なる自営業式 。
タレントは、自分のキャリアを自分でコントロールし、その代わり、責任も、全部自分で持つ 。
SMAPの謝罪会見 では、 「組織」や「社会」にしゃべらされる「ことば」 ではなく、「 自分のことば」 で、 しゃべるべきだった という。
私 : 津田 氏は 今回の 問題 を一言で言えば、 創業者一族とたたき上げで役員まで上り詰めた現場マネジャーとの対立 であり、 オーナー企業ではしばしば発生する現象 で、時に 創業者が解任され 下克上 となる こともあれば、 敗れた外様側が顧客を奪う形で独立することもある という。
この問題も内々に処理されていれ ば、 ありふれた日本の企業経営の一風景 に過ぎなかっただろう。
A 氏 :だが、 芸能マスコミ は 当初から事務所側に立った一方的な報道 を繰り返し、 「女性マネジャーの“暴走”が原因」と し「 ファンへの恩返しをする場所(コンサート)を事務所が与えるかは4人の姿勢次第だ 」と結んだり、 グループの存続を事務所の「温情ある処置」と讃えた りもした。
今回一部を除く 芸能マスコミ は 事務所の機嫌 を損ねれば、 記事を作る上で貴重な情報源 が失われ、 自らの立場やビジネス が危うくなるから、 軒並み情報源をぼかし、結果的に事務所の情報コントロールに加担 した。
私 : 今回の騒動 は単なる 芸能ゴシップ ではなく、 雇用者が被雇用者 や取引先に圧力をかけ独立を阻害するパワハラ ・独占禁止法的な問題 、 一企業が公共の電波を私用することを許したテレビ局のガバナンス・独立性の問題 、 経験を重ねた年長者が固定観念に囚われ、若い才能を潰す組織構造 ―― 今の日本が抱える様々な社会的閉塞を象徴する出来事 だという。
メディア環境が激変 した今、 万人に「ニュースの裏側」を考えさせるような読者本位の報道が求められている と 津田 氏は指摘する。