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私 :安倍首相の 世界経済 について 有識者 と意見を交わす「 国際金融経済分析会合 」が 16日 、始まったが、これに アメリカの経済学者 が登場するね。
A 氏 :このブログでも 「消費増税延期の布石か?ノーベル賞学者『今は不適切』」 、と 「クルーグマン教授も消費増税先送り進言 安倍首相に対し」 でとりあげているが、 日本の経済学者 はどうなっているのか、疑問に思ったね。
私 :その疑念は、 佐伯 氏も持っていて 今月の「異論のススメ 」は、 アメリカの経済学者たちが首相官邸に招かれたニュース に感じた 居心地の悪さ を出発点に考えているね。
どうせ 日本の経済学者の大半はアメリカ経済学の受け売り なのだから、それなら 本場のアメリカ経済学者 を連れてきたほうが手っ取り早いではないか、という意見と、どうせ アベノミクスの正しさを証言 してもらい、また、いずれ議論になる 消費税増税において、アメリカ経済学者の権威を拝借 して、 マスコミや財務省を封じ込めたい のだろうという人もいるとして、 佐伯 氏も皮肉まじりにいえば、私もそんな気がするという。
概括的にいえば、 日本の経済政策はこの30年ほどずっとアメリカ経済学の圧倒的な影響下 にあったが、それでよかったのかと問えば、簡単にうなずくことはできないという。
A 氏 : 敗戦直後の日本の経済学者 と言えば、ほとんど マスクス経済学者 だったね。
それが次第に アメリカ経済学 に変わっていく。
1980年代 から 日本の経済政策にアメリカの意向が強く反映される ようになり、 90年代には、アメリカ発の構造改革要求 によって 日本経済はアメリカ型の市場中心主義へと向かい 、 アメリカ経済学 が後押しとなって、 世界を巻き込む金融グローバリズムが出現 し、 日本もこのグローバル経済路線へと突入 。
私 : アメリカ経済学 には、 大規模な自由競争こそが経済を成長させるとする「市場中心主義」 と、 不況時には政府が積極的な財政・金融政策を導入すべきだとする「ケインズ主義」 がある。
80年代以降 、 レーガノミックスによる「市場中心主義」が経済政策を圧倒 したが、その結果、 グローバル市場が世界経済を不安定化し、格差を生み出す や、今度は ケインズ派 が息を吹き返してきた。
日本 では、 小泉政権時代に竹中平蔵氏を中心に「市場中心主義」が 推進されたね。
A 氏 :今回、 首相官邸に招かれた3名はケインズ主義に近い人たち だから、 経済政策の流れ が変わったともいえようと 佐伯 氏は指摘する。
私
: 佐伯
氏は、 日本経済のおかれた状況
では、 アメリカ経済学
よって、 日本を先へ持ってゆくことは難しく
、 その価値観こそが問われている
からであり、 日本には日本の状況にみあった経済思想
が求められているという。
アメリカ経済学の「権威」を借りて何とかなるという時代ではない
と鋭く指摘している。
保守の論客の佐伯 氏にとっては 当然の指摘 だね。