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A 氏 : 昨日のブログ で君は 今度の舛添問題はテレビ報道が大きく影響 していると言っていたが、この「 メディアタイムズ」欄 でも、 実態 を詳細に報じているね。
私 : フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」1部 は疑惑追及の場になった 都議会の集中審議 を伝えた 13日 、 平均視聴率が前4週平均から2・5ポイントアップ し、 昨年3月の放送開始以来最高の5・6%を記録 し、 同時間帯の日本テレビ系「情報ライブ・ミヤネ屋」 も、 TBS系「ゴゴスマ・GOGO!Smile!」 も それぞれ2ポイント以上アップし、10・1%、4・9%だった という。
A 氏 : ある情報番組のディレクター が手応えを感じ始めたのは、 舛添氏が家族で泊まった 千葉県 内の温泉ホテルに会議費名目で約37万円を支出 していたことを報じた 5月 から。
公用車での別荘通い 、 政治資金での美術品購入 ……。
辞任を決意するまで日に日に数字が上がった という。
私 : なぜ、こんなに 注目を集めた のかというと、 図らずも記者会見や議会審議が放送時間に重なり、連日、舛添氏がカメラの前に登場したことが高 視聴率 を下支えした ようだね。
番組側は、 生中継でとにかく舛添氏の「生の声」を放送することを意識し、発言を切らずに流したほうが視聴率が伸びた という。
A 氏 :君の言うように、 都知事の表情や言葉がサスペンスのテレビドラマの演技 のように映ったのだろう。
私 : ある 民放プロデューサー は「 舛添氏は何度もカメラの前に登場してくれて助かった。ふつう『渦中の人』はあそこまで出ませんから 」と言う。
舛添氏自身が「怒りの燃料」を投下した とみる 民放のチーフプロデューサー もいる。
「 疑惑を認めない彼のスタンス に対して、 人々は自分の生活に引きつけて怒り、もっと知りたいという欲求を高めていった 」。
A 氏 :連日、報じるなか、ある 民放のディレクタ ーは「 さすがに放送はもういいだろう 」と思ったというが、 視聴率は伸び続けた という。
「 他局も流しており、やめられなかった」、都庁の記者クラブには外部から「もっと追及しろ」「質問が甘い」と電話がかかってきた という。
私 : 消費増税の先送りや待機児童問題、五輪誘致の贈賄疑惑 など報じるべきことが他にあるのに、 メディアがわかりやすいスキャンダリズムに走り、軽重が逆転してしまった という見方もあるね。
森達也 氏は「 舛添氏の問題はあまりに身近で分かりやすく、たたきやすかった。タレントの不倫報道もそうだが、『水に落ちた犬をたたけ』という現象が以前より強まっている 」と指摘。
結局、 舛添氏は辞任 に追い込まれたが、 疑惑の全容解明 はならなかったね。