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私 : トヨタ が、 稲作で、お家芸の「カイゼン」を農業に応用して作業時間短縮の実証実験に成功した という。
田植え期の黄金週間はまったく休めなかった が、 2年前から交代で2日ずつ休めるようになった という。
A 氏 :君が言うように 長時間労働はムダが多く、生産性が低いからだ というのを示しているね。
私 : 兼業農家が大半を占める国内のコメづくり は 大規模化が遅れていて 、 高齢化などで農業法人などが引き継いだ水田も広範囲に散らばり 、 農作業を効率的に進められない課題を抱える背景 があった。
この問題解決のために、 スマホで作業データを共有 し、 現場での「カイゼン」の取り組みを進めやすくする方法をとった。
A 氏 : トヨタ が開発したのは 作業全体の管理システム「豊作計画」 というものだね。
愛知県弥富市の農業法人「鍋八農産」などが作業データを集め、システムを改善 してきた。
私 : 同法人 は、 約2千カ所に散らばる約140ヘクタールの水田を11人で作業 している。
実証実験 では、 作業員一人ひとりが管理システムが入ったスマホ を持ち、 画面で作業場所や内容、次の作業などを共有 。
作業全体の進み具合やトラブルなどをスマホ で把握 でき、 応援の手配などが効率的にできるようになった。
A 氏: 田植えに必要な苗の数を予測する精度 も高め、 苗の廃棄率を約22%から2%に減らした というから、 工場でいう「不良率」も「カイゼン」された わけだ。
私: 現場の「カイゼン」に詳しいトヨタ社員の指導も受けた という。
「 カイゼン 」は、 水田が広範囲に散らばる兼業農家の大規模化による生産性向上 に大きな力となるのは、喜ばしいニュースで、これからも、 その適用範囲を拡大 してもらいたいね。