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私 : 2050年 を見据えた エネルギー戦略 を議論していた 経産省の有識者会合「エネルギー情勢懇談会」 が 10日、原子力発電の「依存度低減」と太陽光発電などの再生可能エネルギーの「主力電源化」という二つの柱を打ち出した提言 をまとめた。
提言 では、 東京電力福島第一原発事故の教訓 を踏まえ、「 原発」は依存度を「可能な限り低減する」 としつつ、 脱炭素社会を実現するための「選択肢」 と位置づけ、 人材や技術の強化に「直ちに着手」する としており、「 脱原発」の道は取らない姿勢 を打ち出している。
A 氏 :一方、「 再生エネ」 は 「経済的に自立し脱炭素化した主力電源化」を目指す とし、 発電した電気を 蓄 電池 に「貯める」仕組みを整え 、「 火力発電」を伴わなくてもすむようにし、1キロワット時当たり95円(経産省試算)のコスト を、 10・1円以上とされる「原発」並みに下げることを目指し 、 「固定価格買い取り制度」がなくても成り立つようにするというが、実現には一段の技術革新が必要 となる。
私 : 提言 をまとめた 「エネルギー情勢懇談会」の10日の会合 でも、 最後まで意見がぶつかり合ったのは「原発」の扱いだった。
昨年8月からの議論 を踏まえ、 提言は「原発」について「依存度低減」と明記する一方、「脱炭素化の選択肢」とした が、 「依存度低減」といっても、どの程度減らすかなどの数値は示しておらず、将来の新増設の余地は残している。
また、 一部メーカーが開発を進める新たな「小型原子炉」などを念頭 に「 安全性・経済性・機動性に優れた炉の追求」との文言も入り、「原発」を将来にわたって維持しようという姿勢がにじむ という。
世論調査で「原発」再稼働への反対意見が賛成を大きく上回る中、経産省は基本計画の中に「原発」の新増設を後押しする文言の明記は見送る方向。
一方で、長期的には「原発」が必要との文言を明記したい考え。
提言 が「 原発」について「脱炭素化の選択肢」とのお墨付きを与えたことで、基本計画にも長期的な原発の重要性を明記しやすくなった。
A 氏 : 「主力電源化」を目指す「再生エネ」は、世界的に価格低下が著しい。
「再生エネ」は、日本でも12年に始まった固定価格買い取り制度で導入量が増え、電源構成に占める割合は約15% と、 30年度に22~24%にするとの目標 に近づき、 独り立ちして、安定供給を担う主役になれる状況 が見えてきた。
天候次第で変動が大きい太陽光や風力は、余った電気を使う「蓄電池」や「水素・メタン発電」などと組み合わせて普及 させる。
電力の需給バランスを調整する火力依存から脱するためだ。
ただ、 現状では、「蓄電池」や「水素発電」などは割高で、相当な技術革新が進まなければ、ほかの電源に太刀打ちできなく 、 技術革新が遅れ、「再生エネ」のコスト引き下げが進まなければ、「より割安」などとして「原発」を推進する口実にされるおそれ もあるという。
私 :しかし 、ブログ 「『原発は安い』、崩れた神話」 でとりあげたように、 「原発の発電コスト」 は、 廃棄物処理コストなどを含め、本当に安いのか、きちんとした計算 がほしいね。