何もわからず その1

何もわからず



2003年。
お正月、東京タワーに行った。
ものすごい混雑で、展望台から階段を使って降りようということになった。
その時はまだ、比較的スタスタと降りられた記憶・・・。


でも、正月明けのリハーサル、W-UPをしてもしても、関節は硬いし、体はまるで温まらない。
ロクに踊ることができず終了・・・ハァ・・・


「きっとトレーニング不足だ!」と、ジムで体を鍛えるも、うまくいかない。
筋力がガタ落ちしていることにビックリ。
特に左のももの後ろ、どーしたんだ??ってくらい。
下腿のトレーニングでは、かかとを上下するたび膝がガクガクする。

一体、自分の体はどーなっちゃってんの?わからない。

追い討ちをかけるように、レッスン中の軽いギックリ腰。
生徒には悟られないように、最後までレッスンを続けた自分が、我ながらアッパレ。
帰りはとてもじゃないけど電車なんて乗れる状態じゃなくなり、タクシーで直帰。

それでも、トレーニングと整体通いを続けながら、3月、なんとか舞台本番を迎える。

でも、自分の出来は到底納得いくモノじゃなく、ひたすら悶々・・・



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