仕事のこと 0
母の備忘録 0
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【2017年12月17日(日)】 今日は、修学旅行ガイドの通算26回目、今年25回目でした。この秋としては7回目です。今年最後の修学旅行。そして今年最後の有給勤務でした。 今日の学校は、関東の私立中学校。私にとっては初めて私立学校です。今日のは「修学旅行」ではなく「校外研修」で、正式な修学旅行は3年生のときに海外に行くようです。 ルートは生徒たちの計画した通りで回りました。 昼食は京都駅近辺でとることに。事前レターで「何か京都の食材を使ったもの」という希望があったのですが、途中で「昼食で、何か食べたいものある?」と聞いたら「特にない」と言っていたので、結局特に拘りはないんだと思い、時間が押していることもあって、京都タワー地下のフードコート形式の「サンド」で昼食にしました。「サンド」でお店を探すとき、男子はすぐに「鳥せい」で注文したものの、女子は迷っているようで、結局「何か京都らしいものありますか?」と聞かれてドキリ。「特に食べたいものはないけど、京都の食材を使ったものが食べたい。」ということだったようです。店内マップで調べて、京粥を提供する「VEGE DELI かんな」や、蕎麦の「草庵」を紹介し、結局「草庵」でお蕎麦を注文したようですが、ちょっと残念そうでした。私立の場合は、値段をあまり気にしなくていい場合もあるので、本格的な「おばんざい」の店を探しておくべきでした。 二条城の後、四条高倉でバスを降りて錦市場へ。錦市場を端から端まで歩きましたが、男子が途中でスイーツを食べたのに対して、結局女子は何も食べず仕舞い。「どうしたの」と聞くと、どうも、ちゃんとしたお店で食べたかったようです。寺町商店街に井筒八ッ橋のスイーツ店(イヅツ・カフェ)があったので、女子が「ここでいいやん。ここにしよう。」ということで一件落着。私は外で待たせてもらいました。イヅツ・カフェ 「食べログ」から 時間通り宿舎に送り届けました。いつものように最後の挨拶で、京都の年表を見せ、「奈良のお寺は創建が奈良時代や白鳳時代と古い物が多く建物も古い。しかし、京都はずっと都だったこともあり、寺社の創建は色んな時代のものがある。そして建物は応仁の乱でほとんど焼けているので、奈良に比べると新しいものが多い。しかし、京都・奈良とも第二次世界大戦で空襲を受けなかったので、それらが残っている。そういう点からも平和は大切。皆さんの世代も平和な世の中を是非創っていって欲しい」と締めくくり。気に入ったのか、この年表を全員が一生懸命写真に収めていました。そういえば、途中でも私の説明をメモっている生徒さんもいました。小学校では帰ってからレポートを書くために一生懸命メモをとる学校もありますが、中学校では珍しいです。やはり進学校だからでしょうか。今日の年表 途中一部不満もあったでしょうが、最後は大満足、笑顔でお別れすることができました。よかったです。 反省事項がいくつかあります。もっと生徒の希望を具体的に聞き出すことが必要。「おばんざい」やスイーツ店の把握が必要。まだまだ引き出しが少ない。忘れ物防止係を今回設定しましたが、一人にさせるのではなく、例えば、交通機関は誰々、食事処は誰々、お土産屋は誰々、トイレは誰々など決めて、バスを降りるときなど「XXさん、皆に忘れ物ないか聞いて」と声掛けするのがいいのかも。錦市場など非常に混雑した通りでは先頭を歩く、あるいは、「はぐれないように時々後ろを振り返って」との注意喚起などが必要。 また、資料を生徒達に渡すのは班の間に不公平が生じるのでやってはいけないのですが、「紙芝居」を生徒たちが持っているカメラで撮るのは構わないでしょう。カメラ持参の学校の場合は、「紙芝居」撮ってもいいよと言ってあげるのがいいかも。それでメモする負担も軽くなり、より楽しめるでしょう。 来年以降の修学旅行に活かしていきましょう。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/12/17
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【2017年11月6日(月)】 今日は、修学旅行ガイドの通算25回目、今年24回目でした。この秋としては6回目です。 昨晩38度を超える熱が出たので、どうなることかと思いましたが、朝起きて熱を計ったら36.8度。高めですが、37度未満だし、多少身体が楽になった気もするし、誰かに急に代わってもらうこともなかなか難しいので、予定通り出かけました。 今日は東海地方の公立小学校。 下鴨神社がコースに入っていました。下鴨神社案内は初めてですが、「京の夏の旅」特別拝観でガイドをしたことがあるので、そのときの資料+αで対応することができました。子供たちはここでお守りを買っていました。 今日の学校は、お土産は清水寺集合後時間をとるので、それまでの時間はお土産禁止。でも、「お守り」はOK。昼食以外の飲食もダメでした。このほうが、ガイドとしては、時間が読めるので、楽にはなりますが。下鴨神社 お守り売り場 子供たちの予定にはありまでんでしたが、レスポンスレターで提案していた、鴨川デルタの「飛石渡り」へ。喜んでくれました。 子供たちの行動計画書では、「二条城付近で昼食」となっていただけでしたので、途中で何か食べたいものがないかと確認。特に希望はないとのこと。「麺類・丼物」でいいかと聞いたら、「それでいい。」というので、以前、外から下見をしたことのある「更科屋」というお蕎麦やさん(こちら)に行くことに。しかし、堀川御池でバス停を降りて、「ラーメンがいいのら、目の前に見えてる、『七福神ラーメン』に入るけど。」と言ったら「ラーメンがいい。」というので、このラーメン屋さんに入りました。以前下見もしているので(こちら)味は問題ないはずです。 すでに同じ学校の2班が前に入ってちょうど食べ終わるところだったので、まとまって座ることができました。私の班も皆、「おいしい。おいしい。」を連発しながら食べていました。よかったです。 普段歩かないような距離を歩いたので、皆疲れていたようですが、皆さん楽しめたようですので、風邪で身体はしんどかったですが報われました。私も楽しくガイドできました。 先日の興臨院ガイドのときに、ごいっしょいただいた先輩ガイドの方から、東福寺の三門の特別公開が今日までと聞いていました。風邪の具合も回復傾向のように感じたので、行ってみました。ところが特別公開は終わっていました。昨日までだったようです。先輩ガイドの方が一昨日に「明日まで」と言われたのを、私が今日までと早合点してしまったようです。くたびれ儲けになってしまいまい、すごすごと帰宅しました。 就寝前も、鼻はグジュグジュしていますが、身体はだいぶ楽になり、脈拍も70くらいまで下がりました。明日のゴルフは何とか行けるでしょう。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/11/06
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【2017年10月31日(火)】 今日は、修学旅行ガイドの通算24回目、今年23回目でした。この秋としては5回目です。 今日は私にとって初めての高校生のガイドでした。関東の県立高校。高校生のガイドは珍しいです。もう大人ですからね。 もう一ついつもと違うところは、最終は全員が同じ場所に集合するということではなく、それぞれの班の目的地に送り届けて終わりというものでした。時々こういうパターンがあるようですが、私は初めてでした。 関東の中学校は京都に修学旅行に来ることが多いので、京都はそれと重複しやすいと思うのですが、生徒たちへの行き先アンケートがあって京都が選ばれたようです。京都に住む者にとっては嬉しいことです。 私の班は女性徒5人でした。清水寺などを訪れ、昼食後祇園のレンタル着物店まで送り届けるというコースでした。 昼食は指定があり、ラーメンの「天下一品」。天一は今や全国展開していますが、彼女たちの地域にはないようです。祇園の南座前店に入りました。天下一品 南座前店あっさりラーメン 760円 京都の美味しいラーメン堪能した後、時間が少し余ったので、スイーツをと思ったのですが、適当な店がうまく見つけられず(祇園近辺のスイーツ店は要研究です)、ちょっと早めにレンタル着物屋さんに送り届けました。着物に着替えた後は、二年坂や石塀小路、スターバックス、似顔絵店の位置などに行きたいとのことですが、案内をした場所なので、大丈夫でしょう。スイーツも見つけるでしょう。八坂神社に行ったら、美御前社に是非寄るようにということだけを加えてサヨナラをしました。 お天気も最高に良かったですし、彼女たちも楽しんでくれたようです。 午後早い時間に終わりましたので、歴彩館に移動して、伏見稲荷関係の文献を閲読しました(こちら)。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/10/31
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【2017年10月25日(水)】 今日は、修学旅行ガイドの通算23回目、今年22回目でした。この秋としては4回目です。 今日の学校は、東海地方の公立小学校。全員で金閣寺の見学した後、班別でガイド付きでスタート、最後は二条城に集合し、ガイドと別れた後、全員で二条城見学というコースでした。 班との朝のミーティングで、同じコースを行く他の班といっしょに行動することが条件だとのことが分かり、ちょっとびっくり。2人で2班を案内するという変則的なスタイルとなりました。2班全員に常に気を配らなければならず、ペアを組んだ方と私とではやり方も違うので大変でした。 金閣寺から京都タワーへ。昼食は京都タワー地下の「サンド」でと考えていたのですが、早すぎて営業時間前です。それで先に清水寺へ向かい、清水道バス停近くの定番の「しげもり」で昼食をと企てました。ところがお休みでした。ここは休みが不定期なので、飛び込みでいくとこういうこともあります。 止むなくもう一人のガイドさんがご存知の、「ゆびとま」という近くのお店へ。700円ランチ一品しかないお店です。東山区役所北隣の2階にあるお店で、夜はカラオケバーになるようなお店ですが止むを得ません。 あとで調べたら食べログにも出てこないようなお店でした。外観写真もないので、グーグルマップ・ストリートビューからの写真です。「ゆびとま」 左側茶色煉瓦張りの建物階下に「ゆびとま」のメニュー黒板。2階が「ゆびとま」 食事の写真は撮りませんでしたが、偶然他の方がブログで投稿されていたコロッケ定食の写真を見つけたので、その写真です。https://blogs.yahoo.co.jp/iloyjp/22347540.html コロッケ定食は、ボリューム満点で、美味しかったです。このロケーションで700円。ただ子供たちに急いで食べてもらわないといけないのは気の毒でした。 そして清水寺到着です。お土産時間をとると拝観する時間がないので、生徒たちに拝観かお土産かを二者択一をしてもらい、お土産を優先することにして、清水寺は外からの拝観に留めました。そして最後二条城に集合しました。 さて、今回は2回目の副責任者担当でもありました。前回担当して要領は分かっていました。しかし、ここには詳しく書きませんが、私の良かれと思ってとった行動が混乱を招き、ガイド仲間の皆さんにご迷惑をおかけしました。反省です。 同じエリアグループの先輩Tさん(C10男性)が反省会と称して懇親会に誘ってくださたので、ご一緒させていただきました(こちら)(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/10/25
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【2017年9月21日(木)】 今日は、修学旅行ガイドの通算22回目、今年21回目でした。この秋としては3回目です。 今日の学校は、関東の公立中学校。 八坂神社、金閣寺の後、北野淡満宮へ。女子の一人が北野天満宮で特別展をしている刀剣の「鬼切丸」に非常な関心を示しました。「刀剣乱舞」のファンだそうです。特別展を見たそうでしたが、拝観料がいるし、時間もないので、あきらめてもらいました。中学生にも刀剣ファンがいることを認識しました。 今日の金閣 昼食は北野天満宮前の「たわらや」さんへ。お出汁が美味しいと言って、全員完食でした。 続いて車折神社へ。目的は、男子生徒の一人が「進撃の巨人」のファンで、その声優、梶裕貴、下野紘の玉垣を見つけること。私は「進撃の巨人」という名前は知っていても、声優の名前を知りません。初耳でした。私もいっしょに探しましたが、なかなか見つかりません。時間が足らなくなると困るので、社務所に行ってダメ元で「子供たちが、ある芸能人の玉垣を捜しているのですが、場所を教えていただくことは可能ですか?」と聞いてみました。案の定ダメでした。子供たちのところに戻ると、歓声があがっていました。見つかったようです。メジャーな芸能人は、芸能神社に近いところに玉垣があるのですが、彼らの玉垣はだいぶ離れたところにありました。二人並んでありました。同時にこの神社を訪れたのでしょう。 ファンの生徒が持っていた本の写真も撮らせてもらいました。「進撃の巨人」の声優、梶裕貴、下野紘の玉垣下野紘はこのキャラの声優 続いて野宮神社へ。「進撃・・・」ファンとは別の男子が「黒木の鳥居が見たい。」とのことで、この神社を選んだようです。恋愛成就でこの神社をお参りしたいとか、「竹の小経」のついでに寄りたいとかなら分かるのですが、「黒木の鳥居」を見たいとは驚きです。 そして宿に戻る頃になった、「刀剣乱舞」ファンの女子から、粟田神社に行けないかとの質問。「刀剣乱舞」の聖地になっているようです。距離も遠いし、時間もないので、「また京都に来たときに行って。」となだめたうえ、新選組ファンでもあるので、帰り途にある月真院(伊東甲子太郎らが滞在した)をちょっと覗きました。このことは知らなかったようで、喜んでいました。 今日の班は、「刀剣乱舞」ファンの生徒、「進撃の巨人」ファンの生徒、「黒木の鳥居を見たい」という生徒がおり、かつそれぞれの思い入れが半端じゃない。個性的でした。私自身も楽しくガイドができました。子供たちに感謝です。 家内は、昼間テニスで、夜はテニス仲間との飲み会なので、一人でのんびりと夕食でした。明後日の特別客員研究員の中間発表の資料が進んでおらず、今晩と、明晩で何とかしなければなりません。超焦り状態です。ブログっている場合ではないのですが、(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/09/21
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【2017年9月14日(木)】 今日は、修学旅行ガイドの通算21回目、今年20回目でした。この秋としては2回目です。 今日の学校は、関東の公立中学校。お天気もよく、さほど暑くなかったのは幸いでした。 嵐山で亀山展望台に行き、保津峡を眺めた後、看板を見てさらに奥の展望台に向かいました。そこから「竹林の小経」に下りる道がかなりの急勾配の悪路だったのです。雨が降った直後だったらさらに危険でした。展望台は以前ウォーキングで来たことがありますが、下見まではしていなかったので、悪路に迷い込んでしまいました。最初の展望台で、すぐ下に下りるべきでした。反省点です。 そして昼食は指定のあった「よーじや嵯峨嵐山店」へ。お店に事前に電話したら、午前11時からランチメニューOKとのこと。うまい具合いに11時直前にお店に着くことができ、席も空いていて、私も生徒と距離を置いて座ることができました。→こちら 昼食に想定外の1時間を費やしてしまいましたが、バスでなく嵐電で龍安寺に向かうなどして挽回。龍安寺、金閣寺を、テンポよく回り、生徒指定のスイーツの店「くりけっと」へ。「くりけっと」は西大路通沿い、平野神社の南西にあります。くりけっと スイーツのお店では、我々ガイドは食べないことも多いのですが、生徒たちが前もって選んだ店なので、今後のためにも店に入って、一品注文しました。レモンゼリー。ゼリーのみ、レモンを絞り、リキュールをかけてと3段階で味を楽しみました。700円はちょっとお高いですが逸品でした。レモンゼリー 女子の一人が錦市場にスヌーピーのグッズを売るお店があるとお父さんから聞いたので行きたいと言います。私も場所は知りませんでしたが、錦市場の柳馬場通西入ルに発見。「スヌーピー茶屋」というお店です。グッズもたくさん売ってますが、喫茶食事処もあり、スヌーピーをフィーチャーした料理などが楽しげです。スヌーピー茶屋2階レストランへの階段にスヌーピーの足跡 食事処やこういった場所は、生徒たちに教えてもらってレパートリーが増えていくという側面もあります。 特にトラブルもなく、無事時間通り帰って来ることができました。食事、スイーツ、お土産も含め、京都を満喫してもらったのではないかと思います。 終了後、同期の方と宿の近くのスタバで反省会(情報交換会)でした。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/09/14
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【2017年9月4日(月)】 今日は、修学旅行ガイドの通算20回目、今年19回目でした。この秋としては初回です。 今日の学校は、関東の公立中学校。 朝のミーティングで、時間不足解消のために外す第一候補は相国寺にするとのことを確認しました。もともと御所を入れていたのだけれども、月曜日は開場していないので、距離的に近い相国寺にしただけのことです。特に思い入れがあるわけではないことが分かりました。 交通機関の一日乗車券については、ほとんどの学校が「市バス1日乗車券(500円)」を生徒に持たせます。場合によっては、「市バス+地下鉄の修学旅行生用1日乗車券(900円)」(大人用は1200円)を持たせるところもあります。今日は、それに加え京阪電車にも乗れる「市バス+地下鉄+京阪電車の修学旅行1日乗車券(1000円)」(大人用は無し)を全員に持たせていました。伏見稲荷がコースに入っていると、割安になるし、何よりも切符購入で時間をとられることがなくなるので助かります。この京阪も使える1日乗車券を生徒たちが持っていたのは、私は初めてでした。市バス1日乗車券(500円)修学旅行生用 市バス+地下鉄1日乗車券(900円)修学旅行生用 市バス+地下鉄+京阪電車1日乗車券(1000円) 思惑どおり相国寺以外は全部回ることができ、最後、私の歩数計は25,500歩を示していました。今までの修学旅行での私の歩数最高は、27,000歩ですので、最高に近い歩数です。生徒たち6人のうち運動部は5人でしたが、こんな長距離を一日かけて歩いたことがなく全員疲労困憊のようでした。でも、最後のほうは女子が前を歩き、お別れの挨拶のときには、全員歩き切ったという満足感が表情に現れていて、ホッとしました。 あとで気付いたのですが、南禅寺を修学旅行で初めて案内しました。こちらの紙芝居はあったのですが、修学旅行生用にはなっておらず、次回は要改善です。最後に見せる、修学旅行訪問社寺の創建年表にも南禅寺が抜けていました。これも要改善です。 今回作成した「相国寺」紙芝居創建年表 南禅寺が抜けている。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/09/04
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【2017年7月2日(日)】 通算19回目(今年18回目)の修学旅行ガイド。7月8日がキャンセルになりましたので、今日が、この春・夏シーズン最後の修学旅行ガイドとなりました。今日も関東の公立中学校でした。 伏見稲荷拝観後、京阪伏見稲荷駅から三条方面行きの電車に乗ろうとしたとき、危うく乗り残しを起こしそうになりました。間一髪で迷子にならずに済みました。電車はバスに乗る直前の生徒たちの位置、人数確認は怠ってはいけません。 伏見稲荷の後、JR二条駅近くの「よし廣製菓」で体験学習。お菓子作り教室は、私も初めてで、生徒たちの写真撮影のためにいっしょさせていただきました(私はお菓子は作らず、見るだけ)。 職人さんが一つ2分くらいで作る和菓子を、説明を聞きながら30分くらいかけて作ります。2種類作って、1時間強の体験教室でした。男子生徒も、楽しそうに取り組んでいました。作った2つのお菓子はその場で食べ、職人さんが作った見本のお菓子2つは持って帰ります。これで、一般1,950円/高校生以下1,620円。お菓子4つ付きを考えるとお安いかも。 最後にお抹茶とここの名菓「八ッ橋饅頭」が出されて、これは私もいただくことができました。 その後、生徒指定のカレー屋さん「近江屋清右衛門」(堀川丸太町の東)へ。下見に行って、お店の方と話して、日曜日は予約不可とのことだったので(こちら)、予約なしで飛び込みました。お客様が何人か待っていました。下見のときは、お店の方が、席がいっぱいでも、あまり待っていただくことはないと思いますとおっしゃっていたのですが、聞けば40分くらい待たなければならないとのことで、生徒たちに「清水寺を外して、ここでカレーを食べるか、カレーをあきらめ、清水寺に行くか」を選択させました。 結局、清水寺は外せないとのことで、カレーはあきらめることに。少し残念なことになってしまいました。ということで、昼食は、清水道バス停近くの、我々の定番「しげもり」で摂りました。 その後、清水寺へ。ところが、仁王門を過ぎたあたりでにわか雨。移動しまがら雨宿りをしましたが、雨はどんどんきつくなり最後はずぶ濡れ状態。最後は大雨の中を走って、本堂に入って雨をしのぎました。雨がそれほどでないうちに、濡れながらも、最初にそのまま本堂に走り込むべきでした。反省。 生徒たちは、「これもいい思い出」と最後は開き直ってくれたのが救いでした。小雨になり地主神社の恋占い石も楽しんでいたし、お土産も楽しそうに買っていたし、八坂の塔の絶景にも感激していました。雨宿りに時間をとったので、スイーツの時間がとれなかったのが唯一の心残りです。 これで、この春・夏の修学旅行ガイドが終わりましたが、去年秋の1校を含めて、累計19校になりました。大きな問題もなく、私の担当した班はいずれも、素直な生徒さんたちで、新人としては非常に助かりました。 中学校16校、小学校3校。いずれも公立中学校でした。訪問地の統計は下記のようになりました。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/07/02
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【2017年6月29日(木)】 今日は、修学旅行ガイドの通算18回目、今年17回目です。 今日の学校は、関東の公立中学校。 コースは下記。生徒たちからの要望どおりで、1日で観光地3箇所ですから、比較的余裕のある時間設定でした。 班別行動計画で、昼食場所の指定がありました。初めての場所でした。金閣寺前のバス停の近くの「錦鶴(きんかく)」です。龍安寺へのバス通りを少し西進して左側にあります。 食べ放題のバイキングが、一人「1800円+税」と修学旅行としてはお高く、ガイドの昼食代として出る金額を大きく超過して、それは私としては痛いのですが、生徒の指定だし止むを得ません。事前にネットでは調べて、ドリンクバーが無料になるクーポンは持参しましたが、下見には行かずでした。 朝のミーティングで生徒たちは予約はしていないとのことだったので、予約の電話を入れて、予定通りの時間に行きました。「ガイドさんの料金は半額です」とのことで助かりました。これなら足が出ません。 「京料理のバイキング」という触れ込みで、1800円も止むを得ないかなという気持ちでしたが、そんな京料理風でもなく、お味の方も特段という感じではなく、ちょっと1800円の価値は?という印象でした。ドリンクバーが無料になり、かき氷もあって、生徒たちは満足していたようですが。 次回どこかの学校でこのレストランの指定があったら、「もっと安くて、それなりに美味しいところあるよ。」と提案しようと思います。修学旅行の団体が利用するのかもしれませんが、個人のお客さんはあまり入っていないようでした。 訪問観光地数が少なかったのは、お土産の時間をとりたいということだったようで、清水寺参道以外に、最後に京都駅でもお土産時間を十分とることができ、生徒たちも満足したと思います。今日も一日楽しくガイドをさせていただきました。 多くの同期仲間がこの日ガイドに来ていましたので、終わってから、近くに反省・慰労会に行きました。 -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/29
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【2017年6月27日(火)】 通算17回目(今年16回目)の修学旅行ガイド。今日も、関東の公立中学校。 2泊3日の最終日で、昼食をいっしょにしない午前中だけのガイドでした。昼食をしない午後だけのガイドは過去1回ありましたが、午前だけというのは初めてです。 朝は、自宅最寄り停留所から京阪京都交通のバスで出て、西大路五条から市バスに乗り換え、出発場所最寄りのバス停へ。ガイドで市バスの一日乗車券をもらうことになるので、朝の通勤の市バスは手持ちの一日乗車券を使って、それをガイドのときも使えばいいのですが、間違ってピタパを使ってしまいました。もったいないです。これで3回目の同じ失敗です。 生徒の計画も無理なく組んでありましたので、その通りのルートで巡りました。 もともと余裕のある設定だったので、随求堂の胎内巡りも行ったし、地主神社の恋の占いの石もできました。皆さん楽しんでいたようだし、三十三間堂の仏像群にも感激していました。 お土産は清水寺参道と京都駅の「京名菓」「京小町」を利用。女生徒の一人が「以前、お母さんが京都で金粉入りの緑茶を買ってきたのを、おばあちゃんがとても喜んでいたので、それを買いたい。」と言っていたのですが、金粉入りの梅茶や昆布茶はあったものの、緑茶はなく断念したのは少し残念。 時間があまったので、京都駅ビルの屋上も行くことができました。 最後に、いつものように奈良と京都の違いを説明。そして、京都は応仁の乱などで、奈良のようにすごく古い建物はあまり残っていないけど、幸いなことに第二次大戦で空襲がほとんんどなく文化財が残ったことを説明。平和な世界を皆さんの手で築いてねとお願いしてお別れしました。 折角、京都駅まで出てきているので、以前、同期の某さんから修学旅行の昼食場所候補として教えていただいた、メルパルクビル1階の「カフェ鴨川」で昼食をとりました。確かこ某さんのお勧めはオムライスだったので、それを注文。某さんがおっしゃってたように、ボリュームも満点。これにサラダ、スープ、パンのフリーバーが付いて850円は、このロケーションを考えるとお得感高いです。他にカレーやピラフ、スパゲッティもあります。私の京都駅近くの食事処リストに加えます。 https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26010136/ 昼食後、CUBEのお土産街、ポルタのお土産街をざっと見て回りました。修学旅行中は生徒を注視する必要があり、どんなお店が入っていて、どんな商品があるかまで気が回らないので、この機会にゆっくり回りました。どこにどんなものがあるか、およそ把握できました。 それから京都タワーのあるビルが4月1日から改装されて、「京都タワーサンド」として開業されていますが、行ったことがなかったので、そこも見てきました。地下1階は、お洒落なフードコートという感じで、少々音楽がうるさい感じはありますが、色々品を選んだうえで集まって食べることができるという点で、昼食場所の候補かもしれません。地上1階はお土産屋さん街ですが、こちらは修学旅行生としては、CUBEやポルタのほうがよいようです。 それぞれフロアガイドをもらってきたので、これからの修学旅行に携行します。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/27
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【2017年6月24日(土)】 今日は、通算16回目(今年15回目)の修学旅行ガイド。関東の公立中学校。 事前に班別行動計画をいただいており、時間内では回り切れない計画になっていました。 朝、生徒さんと、スキップする場所を相談しました。私の案は、錦市場をあきらめて、清水寺を見学したうえで、清水寺付近で昼食というものでした。当然、生徒さんたちもそれに乗ってくると思ったのですが、意外にも、清水を外すとのこと。錦市場での食べ歩き(歩きながら食べるのは禁止ですが)に興味があるのと、清水寺が工事をしているからというのが理由のようです。 こうなったら生徒の意見優先です。清水寺を外すことに。 伏見稲荷を見学後、錦市場へ。女生徒が「チョコレートコロッケ」を食べたいと言います。「チョコレートコロッケ」は有名ですが、私はお店の名や場所は知りません。寺町通から入って、いくつかの店で「チョコレートコロッケのお店はどこですか」と聞きながら進みました。どのお店も「もう少し西です。」と言うのですが、なかなか辿り着きません。結局、ほとんど西端に近いといころでお店発見。佃煮・惣菜の井上というお店でした。ケース一番上の棚が「チョコレートコロッケ」。手前に「ハリネズミまんじゅうが」置かれています。 修学旅行生は歩き食いを禁止しているところが多いためでしょう、お店の奥に数人座れるスペースが設けてあって、そこで「チョコレートコロッケ」などを皆1個ずつ買って頬張りました。 錦市場は、ここに近いホテルが終了場所のときに、最後時間調整に使うことはあっても、メインの行き先として来るのは私は初めてで研究不足でした。今後の要研究箇所です。 昼食は、こうやって少しずつ買い食いしながらお腹を満たしていくと生徒さんたちは最初言っていたのですが、結局、普通に昼食を摂りたいとのこと。この辺で、修学旅行の昼食を摂るのは私は初めてです。 知識が全くないので、歩きながら探すことに。ところが値段が高かったリとか、好みではないとかでなかなか見つからず。錦市場を西に出てしまっていましたが、幸いにも修学旅行生向き値段のお蕎麦やさんを発見。四条高倉を北に上がって西側のビルの2階にある「さかえ庵」というお店。夜は日本酒の美味しい「酒処」になるようです。 https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26002219/ 私が注文した、九条葱の玉子丼とお蕎麦小盛りセット。730円だったか780円だったか、お手頃。生徒たちも満足のようでした。 終了場所のホテルは、嵐山の中心部から離れた不便なところにあります。「京ばぁむ」を買いたいと女生徒が言っていたのですが、途中で時間や交通手段のほうに気を奪われ、失念してしまっていました。申し訳ないけど諦めてもらいました。これも反省点です。 何とか終了時間までにホテルに送り届けることができました。長距離歩きましたが、思っていたほど暑くはなく、生徒が全員運動部だったので、何とか根を上げずについてきてくれました。生徒さんたちは、楽しんでくれたようです。私も楽しめました。 今朝のスタート前に、先輩から「終わったら反省慰労会」と誘われていたので、バスで京都駅に向かいました。→こちら(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/24
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【2017年6月22日(木)】 通算15回目(今年14回目)の修学旅行ガイド。関東の公立中学校。 今日のコースは生徒たちの希望通りで、昼食も指定があり、北野天満宮前の「たわらや」。すでに下見済みです(こちら)。たやらや 「たわらや」には開店前に着くことができ、一番乗りでお店に入ることができ、生徒たちの要望を叶えることができたし、短時間で昼食を済ませることもできました。私は生徒たちのテーブルの隣のテーブルに一人座りました。このごろは、昼食時は生徒たちだけで気兼ねなく話ができるようにしてあげようと思い。席が混んでなければ、生徒たちとは別のテーブルに座るようにしています。私は、「しっぽくうどん」を注文。 ここで、「しっぽくうどん」の説明。 「しっぽくうどん」とは、香川の郷土料理。大根・にんじん・さといも・鶏肉・油揚げなど数種の具を調味しただし汁で煮込み、ゆでたうどんにかけたもの。 「しっぽく」というのは、中国から伝わった「卓袱(しっぽく)料理」に由来しています。「卓袱料理」というのは、みんなで食卓を囲み、大皿から各自で取り分けて食べるスタイル。この卓袱料理のひとつとして具沢山のうどん料理があり、それが「しっぽくうどん」と呼ばれるようになりました。 本題に戻って・・・ お土産に時間を取りたいとのことで、清水寺は仁王門のところで前から見ただけで、本堂には入らずでした。修復中ということも影響したようです。ですので、お土産選びにはたっぷり時間がとれ、生徒も大満足のようでした。 清水道からは207番のバスで四条河原町に向かったのですが、四条河原町手前で渋滞するので、四条京阪前で降りて、四条大橋を渡りました。鴨川や納涼床も案内することができたので正解です。時間が余っていたので、先斗町、古高俊太郎寓居跡、近江屋跡も案内でき、錦天満宮、錦市場も訪れることができました。 今日も天気は問題なく、楽しくガイドをすることができました。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/22
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【2017年6月16日(金)】 今日は、修学旅行ガイドの通算14回目、今年13回目です。 今日の学校は、東海地方の公立小学校。生徒たちからの要望どおり回りました。 昼食は弁当で、我々も朝いただき持ち歩きました。昼食が弁当という学校は初めてです。時節柄、衛生上あまり好ましくないかもしれません。また、食べる場所も限られます。私の班は、金閣寺で昼食時間になりました。拝観が終わって出てきたところの休憩場所で、売店の方に、ここで昼食をとってかまわないかと聞いたところ、駐車場に向かう道の傍らにあるベンチなら構わないとのことで、何とか落ち着いて弁当を食べることができました。 清水寺では、「音羽の滝」でお清めをしたいとの要望がありました。一方で、スイーツを食べたいとの要望もありましたが、ギリギリ集合時間に間に合いそうだったので「音羽の滝」に並ばせました。しかし生徒自ら間に合わないと判断したのか、途中であきらめて列を外れました。この点が少し残念でした。 一点失敗は、昼食を食べる時点で、確認のためエージェントの方に連絡を入れないといけなかったのですが、失念していました。こういう要請はよくあります。どうしても忘れがちになるので、アラームを鳴らすようにしているのですが、アラーム設定も忘れていました。反省です。 諸事ありますが今日も楽しくガイドをさせていただきました。 終了時間が、午後2時30分と早く、夜の大阪での飲み会まで時間があるので、三井家ゆかりの地を巡ることにしました。現在固定点ガイドで担当している旧三井家下鴨別邸のガイド資料の中に、三井家ゆかりの地の一覧表があります。そのうち、店、住宅で関係で、具体的に住所が分かるとこるを、何度かに分けて回っています。その2日目になります。 今日は、下記の場所を回りました。京両替店跡 新町通六角下ル六角町 碑、駒札が建っています。新町通・隠居所跡 新町通六角下ル六角町 京都両替店の近く 新町三井家の邸宅と三井全体をまとめる「親分」の 隠居所の所在地。現在、京都逓信病院が建っています。東側店(麻店)跡 押小路通室町上ル東側 場所特定できず西側店(本店)跡 押小路通り室町上ル西側 場所特定できず仕入店創業地址 室町通二条下ル蛸薬師町東側 資料には「木村耳鼻咽喉科?」とあるが、この付近には発見できず。 御池通新町に同名の医院があるので移転したのかもしれない。 ネットには、森寛斎(幕末から明治時代に京都を中心に活躍した絵師)の 旧宅が木村耳鼻咽喉科の場所があった。「森寛斎旧宅蹟」の石碑がある この場所の可能性大。Google Map京本店跡 室町通二条上ル西側 「三越越後屋京本店記念庭園」として管理・維持されている。 内部は非公開。間之町店 間之町通押小路上ル西側 場所特定できず松野治兵衛居宅跡 六角通柳馬場東入ル北側 松野治兵衛は「大元方勘定目録」の作成者の一人? 場所特定できず 今日、回り切れなかったのころは、後日回ります。 夕刻、大阪での飲み会があるので、京阪三条から京阪電車で北浜に向かいました。→こちら (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/16
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【2017年6月15日(木)】 今日は、修学旅行ガイドの通算13回目、今年12回目です。 今日の学校は、関東の公立中学校。 事前計画は、時間的に問題なく回れる内容でしたが、事前に班長から送られたレターには、訪問場所の優先順位も書いてありました。優先順位を指定してもらえるとガイドは、時間が足らない場合の作戦を立てやすいので助かります。 元気良い、素直な良い子たちでしたが、先生が一人付き添われました。先生は理由をおっしゃいませんでしたし、私もそんなふうには見えませんでしたが、一人行動が不安な子がいたためようです。先生が同行されるのは、私には初めての経験でした。しかし、その他の生徒にはできるだけ構わないように気を遣っておられ、生徒たちは先生が同行していないかのように、自由に楽しんでいましたし、私も普通にガイドができました。 京都タワーを昇って案内するのも初めての経験でした。 昼食場所は、清水道バス停を南に行った「スマイルバーガー」が指定でした。下見に行ったとき、時間が早いためか開店していませんでした。ネットで調べたら、京都地元のハンバーガー屋さんでいくつか店舗があるようですが、閉店した店もありました。ひょっとしたら、この店も閉店してしまったのかとも思い、今日の朝、電話したら11時からお店を開けるとのことで、予定どおり行きました。売り切れたら閉店。 店長自ら一人でお店を取り仕切っているし、注文を受けてから焼くので時間はかかりましたが(1時間くらいかかったでしょうか)、ちょっと高価なボリュームのあるハンバーガーに生徒たちも満足したようでした。 生徒たちが食べたスマイルバーガー(1050円)私の食べたBBQサンドイッチ(ハーフサイズ)(600円) 白峯神宮拝観後、時間が余ったので、晴明神社と西陣織会館も訪れました。西陣織会館では、お土産屋を見せただけですが、着物ショーをやっていて(会場は1階から3階に移っていました)、最終回が16:00で、それを知っていたガイド仲間の一人は、子供たちにショーを見せたそうです。そういう情報もTipsだと痛感しました。HPを見ると、毎日10:30、11:30、13:00、14:00、15:00、16:00に着物ショーをやっています。 時間までに子供たちをホテルに送り届けて、今日も無事に、そして楽しく案内を終えることができました。 今日は、名古屋に住む長女が引っ越しでした。1月21日に入籍はしていましたが、今日から2人で一つ屋根に住むことになります。私がガイドで、家内も友人宅訪問と重なって手伝うことができませんでした。家内が明日、単独で後片付けを兼ねて行くことになっています。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/15
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【2017年6月13日(火)】 今日は、修学旅行ガイドの通算12回目、今年11回目です。今日の学校は、関東の公立中学校。 班別行動計画は何とかギリギリ全部回れる時間設定でした。計画で三十三間堂がカッコ付きになっているのは、生徒たちもギリギリだと自覚していて、時間が足らない場合は、三十三間堂を外すというつもりだったということが朝のミーティングで確認できました。 昼食は、レスポンスレターでは、同志社か京大の学食を提案していましたが、普通のレストランで何か和食がいいとのことで、京都御所見学の前に、京都御苑休憩所でとりました。休憩所のレストランなので、見栄えは決して京都らしくないですが、「たぬきうどん」(刻んだ油揚げのあんかけ)など、結構喜んでくれていました。 御所は修学旅行で行くのは初めてですが、5月30日に移動ガイドを担当したので、特に準備なく案内ができました。 お土産にも時間をけっこうとり、「かき氷」を食べたいと生徒もいて、清水寺参道で時間を使い、不足気味になってきました。それで、朝、決めていたとおり、三十三間堂をあきらめて、ホテルに戻りました。お寺や神社よりも、買い物やスイーツを、皆で楽しむほうが想い出に残るだろうから、これはこれでよしとしましょう。子供たちも楽しそうだったし。私も楽しくガイドができました。 (写真)かき氷を食べたのは、清水寺参道から奥に入った「普門庵」というお店。右の「二の茶寮」の前のベンチでいただきました。生徒たちには至福のひとときだったようです。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/13
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【2017年6月8日(木)】 通算11回目(今年10回目)の修学旅行ガイド。東海地方の小学校。小学校は3校目。何とガイドは3人だけ、1学年1クラスしかなく、しかも1クラスが20未満という生徒数の少ない小さな学校でした。 今朝、清水寺駐車場にバスを停めて、清水寺を拝観後、我々と合流でした。朝の清水寺駐車場 朝9時頃なのに、こんなにバスがいっぱいです。こちらは韓国からの修学旅行のようです。 全部で3班ですが、私の班が三十三間堂からスタート、他が伏見稲荷からスタートと二条城からスタートでした。それでバスで三十三間堂で2班降ろして(1班は七条京阪から京阪に乗る)、もう1班は二条城で降ろしてということで、珍しいかたちのスタートでした。 昼食は二条城近辺になるので、下見に行った福祉会館の「ごはんや菜の花」さん(こちら)に連れていきました。私が下見で食べて美味しいと思った「ゆば丼」を奨めたのですが、値段が1000円を超すためか、生徒たちは「湯葉うどん」を注文。私も1000円以下に抑えるため「湯葉うどん」を注文。 湯葉がうどんの上に3つ載っているだけで、湯葉どんぶりのように、湯葉がたっぷりという訳ではなく、お出汁が冷め気味で決して美味しくはなかったのですが、生徒たちは「美味しい」と喜んでくれました。小学生なので社交辞令ではないでしょう。京都では「湯葉」は普通に食べますが、「湯葉」そのものを食べたことがないので、新鮮だったのかもしれません。喜んでもらえてよかったです。 それと料理が出てくるのに時間がかかりました。席が混んでいたわけではありません。あとでガイド仲間や先輩に聞いたら、「あそこは調理する人が少ないから、出てくるのは遅い。時間がないときは使わない。」というような話を聞きました。「うどん」なのに食事時間に45分も費やしてしまいました。 予定どおり全部回れたし、楽しめたようです。私自身も楽しめました。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/08
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【2017年6月6日(火)】 通算10回目(今年9回目)の修学旅行ガイド。関東の公立中学校。 事前の班別行動計画では、少々時間的にきつそうですが、急げばOKな設定です。このあたりの感覚もだいたい分かってきました。 昼食場所は、下見は生徒側から複数の候補が出されていて、それに基づいて一昨日下見がしてありました(こちら)。その結果も踏まえて、途中で相談。 ラーメン屋「本家第一旭」はいつも列ができて並んでいるので、あまりお奨めではない旨説明し、2軒候補があったお好み焼き屋さんも、時間がかかるのでお奨めではないと説明。残った2軒のうちで、下見で実際に食事もした、京都女子大に向かう女坂にある「手作りの洋食屋さん里」を推奨。すんなりとOKとなったので、三十三間堂の見学が終わる時間帯で予約を入れました。 この前の下見では、滅茶苦茶混んでいたのですが、今日はガラガラでした。下見は日曜だったし、何か学校の行事があって混んでいたのだと思います。平日はそうでもないようです。皆、満足のようでした。 陶芸体験教室「嘉祥窯」は、三年坂から二年坂に降りる階段の角にありました。形は自由で、お茶碗、鉢形、湯呑み、ハート型のカップなどなど。こねた土はお店が準備してくれます。それを轆轤(ロクロ)を使って、お店の方の指導を得ながら形にしていきます。完成まで約20分。お店HPから 数種類の中から選んだ色を、あとでお店で塗っていただいて、焼いてもらって、郵送してもらいます。費用はカップ、湯呑みなどで小さいもので1800円、お茶碗、ビアマグなどが2200円。これ以外に送料がかかりますが、全員いっしょに学校に送れば全部で700円~1000円です。お店HPからお店HPから 人物は本文とは関係ありません。 なかなか苦労していましたが、楽しく作っていました。いい想い出になるでしょう。私はカメラマンを務めさせてもらいました。 無事、ホテル花楽まで送り届けて終了。私も楽しんでガイドができました。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/06
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【2017年6月6日(火)】 通算9回目(今年8回目)の修学旅行ガイド。関東の公立中学校。 班別行動計画でまず驚いたのが、旧三井家下鴨別邸が見学コースに入っていることです。ちょうど現在、私がガイドをしているところです。大人でもなかなか知らないのに、子供たちが何故ここを選んだのか不思議で仕方なかったのですが、我々には嬉しいことです。 事前に今日の下鴨別邸担当ガイドの方に「修学旅行生を連れて行くからよろしくお願いします。」と伝えてありました。旧三井家下鴨別邸を担当したことがある先輩に尋ねてみましたが、修学旅行生をガイドしたことは過去なかったとのこと。初の修学旅行生訪問となるのかもしれません。 もう一つは、「二条城前のスイーツ店」がどこか分からなかったのが困りました。5月30日の御所の移動ガイドが終わった後、それらしき場所を巡ってはありましたが(こちら)、特定はできず仕舞いでした。あとで、同じエリアの先輩に尋ねてら、「多分、二条城を出て堀川通を北に少し行ったアイスクリ―屋さんとちゃうか。」とアドバイスをいただきました。調べたら、Beehiveというお店のようで、下見のときにこのお店の前を通って、写真だけは撮っていました。 朝のミーティングで、スイーツはやはり、二条城北のアイスクリーム屋さんということが分かりました。男子生徒の一人が、家族で二条城を尋ねたときに寄ったアイスクリーム屋さんがとても美味しかったので、そこに行きたかったんだけど、名前を憶えてなかったので、こういう書き方になったとのこと。 そして旧三井家下鴨別邸は、旅行社の人の紹介にあったので書いただけとのことで、特に思い入れがあったわけではありませんでした。すでに班で事前に相談してあって、行かないということになってしまいました。早速、下鴨別邸の今日の担当者に「申し訳ないけど、行かないことになりました。」とメールを入れました。 そして、本格的な地下街でお昼を食べたいとのことで、御池のゼストに連れて行って欲しいとのこと。そのため、銀閣寺も行かなくていいからということになりました。普通なら、京都駅前のポルタになるんでしょうが、昼時が京都駅から北に離れたところになるので、ゼストの選択になったようです。 この学校のある市は、東京都心まで30kmくらい。県庁所在地の市までは10kmくらいですが、ネットで調べたら、この県庁所在地にはそれなりの地下街はないらしい。地下街というのは一種の憧れがあるようです。 ゼストでレストランを探して、「そじ坊」というお蕎麦屋さんを選んで入りました。美味しいと喜んでくれました。そして、ドラッグストアに入り、日用品を買ったりして楽しんでいました。「そじ坊」 HPから 次に二条城方面に移動。ここで小さな失敗。京都市役所前からバスに乗って、河原町丸太町で西行きのバスに乗り換えました。その停留所が、交差点の西側にあると思って西に歩いたのですが、行けども行けどもなく、結局裁判所前のバス停まで歩きました。交差点の東側に停留所があったのです。 スマホを持っていないので、ルートが変更になった場合、対応しにくいですが、スマホに替えるつもりもないので、主だったバス停の配置くらいは手元に持っておかなければなりません。 堀川丸太町で降車して、Beehiveへ。ここのスイーツも堪能していました。 Beehive撮影は5月30日 観光スポットは2つだけでしたが、地下街、スイーツと、違った意味で京都を満喫してくれたと思います。私も生徒たちといっしょに一日楽しみました。 順序が逆になりますが、朝、京都駅の地下をウロウロしていたら、レゴによる京都駅のミニチュアの展示を発見しました。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/06/03
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【2017年5月26日(金)】 6月13日の修学旅行で御所を案内しなければなりません。今まで、修学旅行にしても、公募ガイドにしても、御所は行ったことがありません。Privateでも、春だったか、秋だったかの一般公開で1回か2回行ったきりです。 それで下見が必要と思い、今日、アスニーセミナー、某講座の伏見稲荷現地研修に参加後、京都御所を訪問しました。 以前は、京都御所は事前申し込みして観るか、春と秋の一般公開のときしか観るかことができませんでした。去年7月26日から予約不要の通年一般公開がされるようになりました(無料)。ですので、修学旅行や公募ガイドでの京都御所案内は我がガイド会でも増えています。 入場は清所門からです。以前の一般公開のときは宜秋門からでしたが、現在はここからです。入場の際に、簡単な手荷物検査があり、見学者を示す札をもらって首から下げての見学でした。 一通り廻って、ルート、必要な時間、見学・説明の要点など把握できました。説明を少なくして急いで廻れば40分くらいでしょうか。修学旅行では説明あまり要りませんが、今後公募ガイドを担当することもあると思い、帰りに売店で、3600円(税込)もしましたが、仙洞御所や大宮御所も載った詳しいガイドブック(京都新聞出版センター編)を買いました。 下記は、見学できる場所について、そのガイドブックなどを参考にまとめものです。京都御所 平安京では、大内裏に、紫宸殿を正殿とする内裏があった。960年(天徳4年)に大内裏は最初の火災に遭い、以降、焼亡と再建を繰り返した。しかし、1227年(安貞元年)の火災以降は再建されなかった。 再建による造営が成るまでの一時的な皇居として里内裏が置かれた。現在の京都御所は里内裏の一つであった土御門東洞院殿が起源。光厳天皇が元弘元年(1331)に土御門東洞院殿で即位された。さらに、1392年(明徳3年)後亀山天皇が三種神器を後小松天皇に渡して以降、南北両朝が統一されることになり、以来この里内裏は皇居として定着した。 しかし、ここもその後幾度となく火災に遭い、都度再建が行われた。当初は現在の敷地の半分以下だったが、豊臣秀吉や徳川家康による造営により敷地は次第に拡張された。建築様式や全体構成は時代とともに変化していった。光格天皇の御代の天明8(1788)年の焼失時には、第11代将軍徳川家斉(いえなり)の命により、江戸幕府の老中松平定信を総奉行として再建された。有職(ゆうそく)故実家の裏松固禅(光世)らの考証により、紫宸殿や清涼殿などを平安の古制に戻し、飛香舎(ひこうしゃ)などの失われていた御殿を復活して、寛政2年(1790)に完成した。 しかし、この内裏も孝明天皇の御代嘉永7年(1854)に焼失し、天皇の命で徳川家定将軍が、翌安政2年(1855)に前回の内裏をほぼそのままの形で再建させた。今の京都御所の姿はこの時の再建によるもの。現在の御所は、孝明天皇及び明治天皇の日々のご生活や数々の宮中の年中行事に加え、幕末期の王政復古の大号令、小御所(こごしょ)会議、五箇条の御誓文の発布、明治・大正・昭和の天皇の即位式が行われた歴史的舞台である。 平安京後半五百数十年は現在の京都御所の地が皇居であったことになる。現在の規模は、東西250m、南北450m、面積約11万平米。御車寄(おくるまよせ) 公卿をはじめとする高位の貴族などが、儀式や天皇との対面のために使用した玄関。 宜秋門を入る公家たちは、門で履物を浅沓(あさぐつ)に履き替え、ここから参殿した。毎日午前10時に出勤し、午後3時に退出したという。「牛車(ぎっしゃ)の宣旨(せんじ)」を賜った貴顕に限り、宜秋門を乗り物で通過して御車寄まで乗りつけることができた。諸大夫の間(しょだいぶのま) 正式な御用で参内した公家や将軍家の使者の控えの間。身分に応じて部屋が決まっていて、右に行くほど身分が高く、西から東へ「諸大夫の間」(桜の間)、「殿上人(てんじょうびと)の間」(鶴の間)、「公卿の間」(虎の間)と襖の絵にちなんで呼ばれている。畳縁の色の違いや部屋への入り方にも身分の違いが反映されている。虎の間・鶴の間を使用する者は正式な玄関である御車寄から参入するが、桜の間を使用する者については、建物の左にある沓脱石(くつぬぎいし)から参入した。新御車寄(しんみくるまよせ) さきほどの「御車寄」は「おくるるまよせ」と読ませるが、こちらは天皇陛下の玄関なので「みくるまよせ」。 天皇は紫宸殿の南階(みなみのきざはし・十八階段)で鳳輦などに乗り、承明門、建礼門を出入りされた。明治になって馬車や自動車でお召しになるようになるが、大正4年の即位礼に際して、自動車が利用できるように新築されたのがこの新御車寄。御所で唯一ガラスのある御殿。紫宸殿 京都御所において最も格式の高い正殿であり、即位礼や節会などの重要な儀式がここで行われた。桧皮葺き屋根の木造高床式純和風建築ー宸殿造り。内部は拭板敷き(ぬぐいいたじき・漆塗りの板)。外周は柱間ごとに一枚あての蔀を嵌め、四囲に低い高欄をもつ簀子縁(すのこえん)をめぐらす。 即位礼は本来大極殿で行うのであるが、安元3年(1177)に炎上の後は再建されることがなく、その後は長く太政官で行われてきた。その太政官も寛政6年(1465)に後土御門天皇の即位の礼を最後に、再建されることなく、応仁の乱となる。 次の造営は安政2年(1855)だが、伝統的な儀式が行われるように平安時代の建築様式で建てられた。この再建では、天正17年(1589)と慶長11年(1606)年の豊臣秀吉による内裏改修で、旧紫宸殿の遺構が移築された泉涌寺海会堂(かいえでどう)、仁和寺金堂などが参考にされたという。入母屋造り、檜皮葺き。 慶応4年(1868)には「五箇条のご誓文」の舞台ともなった。明治、大正、昭和の三代の天皇の即位礼はこの建物内で行われた。 回廊に囲まれた白砂の庭を「南庭(だんてい)」といい、即位礼の時にこの庭に旗などが並び、殿上に皇族・諸大臣・外国使臣などが参列した。正面の門が承明門(じょうめいもん)、向かって右に日華門、左に月華門が建つ。回廊とともにいずれも唐風に丹塗りで、白木のままの紫宸殿と対照的。 本来は日華門、月華門は閉じていて、御即位、立后、立太子その他の厳儀に開き、左近衛府・右近衛府(さこんえふ、うこんえふ)が入って南庭に陣を整えた。 前の階段を「南階(みなみのきざはし)」という、ゆったりとした内裏正面にふさわしい階段。階段は数えて18級。「九」の倍数。中国では「九」は陽数であり、吉数。一から数えて九は数字の終わりで、数字の極限であり、神秘数として重んじられた。内裏は「九重」とも呼ばれた。 紫宸殿から見て左側に「左近の桜」、右側に「右近の橘」が配されている。それぞれ左近衛府、右近衛府が整えた陣の先頭の位置なので、この名がある。左近の桜は山桜。もとは梅だった。梅は唐から移入された木であり、奈良以来の唐文化への憧れがが平安京内裏の造営にも受け継がれた。桜に植え替えられたのは、平安京五代目の仁明天皇のとき。右近の橘は、平安京造営時から植え継がれているが、なぜ橘なのかの理由は定かではない。一説に次のような話がある。 垂仁(すいにん)天皇のとき、田島守(たじまもり)は勅命を受けて「非時香菓(ときじくのかくのこのみ)」を求めて全国を遍歴するが、目指す木の実を手に入れた帰ったとき、すでに遅く、天皇は亡くなっていた。田島守は実を御陵に捧げ、涙のうちに命を終えた。この「非時香菓」が橘で、田島守の美談を伝えて植えられたという。檜皮葺きのカットモデル清涼殿の東庭から紫宸殿北面を見る高御座(たかみくら)・御帳台(ごちょうだい) 紫宸殿には、中央に天皇の御座(ぎょざ)「高御座」と、その脇に皇后の御座「御帳台」が置かれる。これらは即位の礼などで用いられる調度品。現在の高御座は大正2年に製作されたもので、大正、昭和、平成の礼で使われた。今上陛下の即位の礼では、東京の皇居宮殿に運ばれて使われた。 高御座は高さ6.4メートル。金色の金具と黒漆塗りの格挟間(こうざま)に、金地に極彩色の麒麟が描かれる。中壇は八角形の屋形がすえられ、周りには朱色の勾欄をめぐらせる。天蓋には高さ1.7メートルの鳳凰が羽ばたき、八つの各棟には小さな鳳凰がとまる。 御帳台の造りは高御座とほぼ同じだが、大きさは1割程度小さくなっている。春興殿 内侍所ともいう。平安京では武具の格納所。鎌倉末期から神器が奉安されるようになった。 現在のものは大正天皇の即位礼に建てられたもの。檜造り、銅葺き屋根、反りのない向拝を付ける。清涼殿 紫宸殿が公事、儀式の御殿であり、南面して建つのに対して、清涼殿は天皇の日常の御殿であり東面する。檜皮葺き、入母屋造り。紫宸殿同様宸殿造りであるが、日常の御殿であるため内部は襖などでの間仕切りが多くなっている。 もともと平安京内裏での天皇の日常御殿は、紫宸殿の北、清涼殿の東隣にあった仁寿殿(にじゅでん)であり、宇多天皇のころの平安初期から中期の過渡期に清涼殿に移ったといわれる。平安京内裏の古制を紫宸殿よりよく伝えている。 日常の御殿ではあったが、政事・神事などの重要な儀式もここで行われた。天正18年(1590)に御常御殿にお住まいが移ってからは、主に儀式に使用された。 中央の畳を敷いた部分が「昼御座(ひのおまし)」といい、天皇の日常の御座である。繧繝縁(うんげんべり)の厚い畳2畳を敷き、上に御茵(おしとね)が置かれる。後ろに白絹の帳(とばり)を下した御帳台が置かれる。 南廂の板敷きの間が「殿上(てんじょう)の間」。大臣・公卿の詰所や会議室として使用された。ここに昇ることができる者を「殿上人(てんじょうびと)」と呼んだ。 前の庭は「東庭」。向かって左に漢竹(かわたけ)、右に呉竹。「徒然草」に登場する。左右の配置が対象ではなく、前後にもずれている。ともに中国伝来の竹で、呉竹は真竹の異称で、漢竹は皮竹の転訛説がある。 前面に御溝水(みかわみず)が流れ、北の端に流れの落ち口がある。「滝口」と呼ぶ。清涼殿を警護する武士が滝口の前に詰めた。昼御座 後ろに御帳台蔀戸漢竹呉竹荒海障子 清涼殿に置かれた襖障子。左半分の画面には、やたら足の長い男が、やたら手の長い男を肩車している。右半分の画面には、手の長い男が、長いその手を伸ばして水中をまさぐっている。この不思議な画題は、中国古代の「山海経(さんがいきょう)」に見える。障子の場面は、中国の西のはての、長臂国(ちょうひこく)、長股国(ちょうここく)の住民が魚をとって生活する故事による。 裏面はうってかわって大和絵風な宇治川の網代。 襖障子には地獄組という方法で組まれており、その説明書きもある。 「殿上の間」の東には「年中行事障子」がある。一年間の宮中儀式を一つ一つ克明に墨書したもの。孝孝天皇の仁和元年(885)に太政大臣藤原基経が創始したものと伝えられる。 東廂には「荒海障子」に対照する位置に「昆明池(こんめいち)障子」が立つ。唐の長安城の西郊にあった昆明池を極彩色で描いている、裏面は、鷹狩りをする近衛司の人物を描いている。人物は藤原季綱(すえつな)の少将といわれ、舞台は嵯峨野の推測されている。荒海障子の説明襖障子の構造の説明小御所(こごしょ) 小御所と御学問所はともに平安京内裏にはない御殿。 主に皇太子の元服式や立太子礼に用いられたが、幕府の使者や大名の拝謁などにも使われた。、慶応3年(1867)12月9日の王政復古の大号令が御学問所で発せられ、天皇のもとに総裁、議定、参与の三職を置く中央政府が設立されたが、小御所会議はその夜開かれた三職による初めての会議。明治天皇、岩倉具視、山内容堂、松平慶永(よしなが)、大久保利通、後藤象二郎、西郷隆盛らが着座した。明治維新史上画期的な出来事であった。 半蔀(はじとみ)の内側に明障子(あかりしょうじ)を立て、宸殿造りから書院造りへ移行する時期の建築様式とされる。半蔀とは、上半分を外側へ吊 (つ) り上げるようにし、下半分をはめ込みとした蔀戸 。 昭和29年に鴨川で打ち上げられた花火の洛下で小御所だけ焼失し、昭和33年に復元された。(花火が原因ではないという説もある)蹴鞠の庭 小御所と御学問所の間の白砂の空間。蹴鞠の最盛期は鎌倉時代から南北朝時代。宮中だけでなく武家にも及んだ。飛鳥井流、難波流の門流も生まれた。小御所と蹴鞠の庭御学問所(おがくもんしょ) 慶長18年(1613)に徳川家康による内裏造営で、清涼殿に角にあったっものを独立させて造営した御殿。家康は「禁中諸法度」を定め、「天皇が修めるべきものの第一は学問である。」とした。この天皇の行動を規制する意図に沿ったもの。御読書始(おどくしょはじめ)や和歌の会などが行われ、実際には純粋の書斎、学問修養の場ではなかった。前述のようにここで明治天皇が親王・諸臣を引見され、「王政復古の大号令」を発せられた。 格子戸の蔀に替えて遣戸(舞良戸)と障子で四面を閉ざし、床や違い棚を備え、内部は畳敷きなど、書院造りの様式を色濃く伝えた御殿。違い棚は「千鳥棚」と呼ばれ、桂離宮の「桂棚」、修学院離宮の「霞棚」とともに、御所の三棚と呼ばれる。(「天下の三名棚」は、この「千鳥棚」に代わり、醍醐寺三宝院奥宸殿の「醍醐棚」が入る。)御池庭 回遊式庭園。前面に洲浜を控え、その中に飛石を配して船着に導いている。右手にゆったりと弧を描いた欅橋がかかり対岸の樹間を縫う苑路を廻って様々な景色を楽しむことができる。 御池庭は室町時代の内裏には見えない。江戸時代初期の徳川家康の造営で作庭された。前田玄似が作り、江戸初期に小堀遠州が手を入れた。御常御殿 清涼殿に設けられるようになっていた常御所(つねごしょ)が、天正18年(1590)に建物として独立したもの。天皇のお住まいであるとともに、南面に上・中・下段を備えて儀式や対面の場としても使われた。檜皮葺き、入母屋造り。平安時代の趣を伝えた宸殿造りの様式をとどめる。内部はすべて畳敷きで書院造り。 この殿舎で天皇に奉仕したのは、稚児と年老いた何人かの男性を除いてほとんどは女官、女嬬(にょじゅ)といった女性で、男子禁制の殿舎であった。御内庭(ごないてい) 曲折した遣り水を流し、所々に土橋、石橋を架け、燈籠や庭石を配し、植栽に工夫を凝らしたお庭。池泉回遊式の庭で、「流れの庭」とも呼ばれる。 奥に数寄屋造りの茶室「錦台(きんたい)」を構える。四畳半の茶室。庭園を見下ろす物見台でもあった。 北に見える赤土壁の杮葺きの瀟洒な建物は「地震殿(じしんでん)」とも「泉殿(いすみどの)」ともいい、地震の際に一時避難するためのもの。平屋で天井もなく、畳敷き2間と便所だけで、壁は薄く、軽い屋根など地震に強い構造になっている。また納涼の場でもあり、暑さを避けて招宴が開かれたり、歌舷の催しや茶会が行われた。 北にたどれば、「御常御殿」に結ばれた清雅な「迎春(こうしゅん)」、「御涼所(おすずみしょ)」、奥には茶室「聴雪(ちょうせつ)」といった建物がある。「迎春」は孝明天皇の御書見の間として建てられた。東南には「龍泉門」と呼ばれる牡丹の花を透かし彫りした門がある。御三間(おみま) 御常御殿の西。御常御殿の中にあって、日常の御座所であった時期もあったが、寛永の造営で別棟になったという。三つの間は同時に用いられ、涅槃会、茅輪(ちのわ・夏越払へ)、七夕、目出度事御盃(めでたごとおさかずき・盂蘭盆)などがここで行われた。右が御学問所、左が御三間と御常御殿(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/05/26
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【2017年5月25日(木)】 今日は、修学旅行ガイドの通算8回目、今年7回目です。 今日の学校は、東海地方の公立中学校。 昼食は「とんちんかん」というお好み焼き屋さん指定でした。今回で2回目の指定です。人気があります。前回はたまたまお店のメンテ日で休みで、代替で京都駅近くの、別のお好み焼き屋さんに行きました。そのとき、入ってから出るまで1時間くらいかかり、お好み焼き屋は時間がかかると認識。先輩方も同じように言っておられました。しかし、私は、生徒たちの思い次第ですが、見学の社寺を一つ削ってでも、希望の昼食場所で食べさせてあげたいと思っています。 当日までに、電話でお店が開いていることを確認して、予約しておきました。そして、時間を有効活用して、昼食時間を極力セーブするために、ネットからメニューを印刷し、移動のバスの中で、注文を決めさせる準備までしました。前回、注文を決めるのに結構時間がかかった反省からの作戦です。 ところが朝のミーティングで、「<とんちんかん>は行かない。代わりに祇園の<ひさご>に行きたい。」とのこと。行動予定を提出してから、色々調べるうちに、気が変わったのだと思います。せっかく予約もしたし、メニューまで準備したのに止むを得ません。「とんちんかん」には、キャンセルの電話を入れました。 「ひさご」は中に入ったことはありませんが、外観の下見はしたことがあるので、場所は分かります。予約は受け付けていないし、行列ができると聞いたこともあります。 銀閣寺の後、位置的な関係で、先に八坂神社へ。その後、「ひさご」へ。13時前でした。店の前には列ができておらず、ラッキーと思ったところ、店の横に待ち合い場所があって、多くのお客さんが待っておられました。 結構待たねばならないようなので、生徒たちと相談。ガイドさんのお薦めの場所でいいということで、定番の「しげもり」に電話。店は開いていたので、最終的にそこで昼食。カレーうどんが美味しいので、生徒たちに奨めましたが、やはりこの季節、生徒たちは、冷やしうどんだったか、ざる蕎麦を食べていました。美味しかったと言ってはくれましたが、ちょっと可哀そうなことをしました。とんちんかんhttp://kyo-mi.com/tonchinkan/ひさごしげもり 見学寺社は全部訪問でき、時間までに生徒たちを集合場所に送り届けることができました。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/05/25
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【2017年5月21日(日)】 今日は、修学旅行ガイドの通算7回目、今年6回目です。 今日の学校は、関東の公立中学校。 今回、初めて当日副責任者を仰せ付かりました。修学旅行ガイド日には、それぞれ責任者と副責任者が任命されます。責任者はエージェントや学校と事前相談・調整をし、当日の運営をリードします。副責任者はその補助です。 副責任者は、通常、事前に何かする必要はありませんが、当日、早めに行って、責任者の補助をします。もちろん責任者も副責任者も通常のガイドをします。 私の班は嵐山方面が入っていました。 嵐山付近で昼食時間でした。12時を過ぎると混んでくるので、早めの11時半ごろに下見をした銭湯を改造したカフェ(こちら)を一押しにして、昼食処を物色したのですが、このお薦めの場所は好みではなかったようで、差し週的に、JR嵯峨嵐山駅前の和食(麺類・丼中心)の「さがのや」というクラシカルなお店に入りました。そこそこ喜んでくたようです。 あまり人目を引くお店ではなく、下見時も注意して観察しませんでしたので、ここを生徒たちが選んだときは少々驚きでしたが、かえってこいう昔ながらの素朴なお店のほうが、都会に近い所に住む生徒たちには新鮮なのかもしれません。食事処も引き出しを多く持っておかないといけないと痛感しました。さがのや 食べログから 嵐山では特にどこを見たいということもなさそうだったので、渡月橋の袂で時間をのんびりと使ってもらって、京都バスで車折神社に向かいました。市バス一日券では、京都バスも使えますが、この日初めて京都バスを使いました。 当日責任者、副責任者は早めに宿に到着して、各ガイドの報告書(交通費請求含む)を受け取る必要があります。早め早めの行動で、残り箇所を予定通り訪問することができ、早めにホテルに生徒たちを送り届けることができました。そして、責任者の方といっしょに、次々と帰ってくる各ガイドの報告書を受け取り、エージェントとの精算もして、無事終了となりました。今回で当日責任者、副責任者の仕事の内容がだいたい理解できました。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/05/21
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【2017年5月17日(水)】 今日は、修学旅行ガイドの通算6回目、今年5回目です。今日の学校は、東海地方の公立中学校。 朝、大失敗。五条通を通るバスで行こうと、バスに乗ったのですが、携帯電話を忘れたことに気が付きました。普通の外出なら携帯を忘れても大勢に影響ないのですが、修学旅行ガイドでは、途中で先生に状況連絡を入れないといけない場合もあるし、緊急事態の連絡手段としても必須アイテムです。バス停を自宅最寄りから4つ目で降りて、取りに帰ることに。逆方向のちょうどいいバスはないかと時刻表を見ましたが、早朝で全然ありません。止むなく早足で歩いたり、少し駆け足して自宅に戻り携帯をピックアップ。忘れないように、財布などの横に置いてあったのに、それを忘れたようです。時々こんな失態をしでかします。 少し離れたバス停からなら、すぐに便があるので、そこまで歩いて京阪バス+阪急+市バスで集合場所に辿りつきました。最初かなり余裕をもって出たので、30分くらい前には着くことができました。交通費は余分にかかりましたが、事なきを得ました。 今日の学校は、「体験学習」が組入れられていました。私の担当した班は、京都ハンデクラフトセンターでの「七宝焼き」が入っていました。なかには大原まで行って「染色」の体験をするという班もありました。 昼食場所は、「美味しければ何でもいい」とのことだったので、昨日食事場所の下見をした(こちら)なかから「おかる」を選択しました。11時半に行ったのですが、すでに修学旅行生で混みあっていて、ギリギリ座れました。生徒たちは冷たいうどんを食べたようですが、幸い「美味しかった」と言ってくれました。 スイーツは二年坂、三年坂でと思ったのですが、私も詳しくなく、うまく見つけられなくて、時間も余ったので、予定になかった京都駅に行き、地下街のポルタの「ナナズグリーンティー」に入りました。スイーツの後、京都駅ビルの171段の階段横を上って京都の上からの景色も楽しんでもらえたので、結果的にはよかったかなと思います。ただ後で調べたら、「ナナズグリーンティー」は全国チェーンで、この学校のある県内にも何店舗かあります。「これなら地元でも食べることできるじゃん。」と言っていたかもしれません。このへんまだまだ勉強不足です。 最後の挨拶では、回った寺社の創建の順番を話し、平和の大切さも伝えることができました。生徒さんたちも最後は大きな声で「ありがとうございました。」と言ってくれました。お土産もいっぱい買っていたし、スイーツも食べてもらえたし、見かけ以上に楽しんでくれていたのかもしれません。 よく言われる言葉に「ガイド自身が楽しくないと、お客様も楽しくない」というのがあります。こういうときにも自分自身が楽しめるようなガイドができるようになって、初めて一人前なのでしょう。 それから、途中「秋にはモミジがキレイ。」「春には桜がキレイ。」というのを多用していたように思います。でも、これはよくありませんね。テンション下げてしまいますね。「秋のモミジ、春の桜もキレイだけど、人があまり多くない、新緑の季節に京都に来るのが一番。君たちはラッキー。」と行かねばダメですね。 今回新たに作成した「紙芝居」は2箇所、「花街・祇園」と「高台寺」です。短時間で作り上げたので、まだまだ不十分ですが。花街・祇園 高台寺 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/05/17
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【2017年5月10日(水)】 今日は、京都アスニーでの古文書のセミナーに出席した後、修学旅行ガイドの下見で嵐山に向かいました。京都アスニーから歩いて円町へ。そこからJR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅へ。 次々回の修学旅行の希望行き先に嵐山、車折神社が入っています。両方とも何度も行ったことはあるのですが、修学旅行で連れていくのは初めてになるし、昼食が嵐山になるので、この日セミナーのついでに下見をしに行った次第です。 まずは、昼食場所。嵐山は人気の観光地で、昼食の値段も高いし、混雑も心配です。ネットでググって、1000円以内で食べられるところをいくつか見つけてありましたので、そのうちのどこかに今日入ってみて、あとは外から観察としました。 JR嵯峨嵐山駅から南に向かったところにある、お風呂屋さんを改造したCafe、その名もずばり「SAGANOYU」に入ってみました。中は、お風呂屋さんの内装がそのまま残っていて、レトロな感じでお洒落です。この手の店にある、ドロドロ感はまったくなく、働いている方も若い女性ばかりで爽やかな感じです。 メニューは1000円以下はわずか。パスタ何種類かと季節のチーズ山カレーが980円程度。平日のランチセットメニューになると、1300円~1500円くらいで、やはり決して安くはありません。しかし、1000円以下のメニューがあるだけでも、ありがたいです。 980円のパスタを頼んでみました。美味しかったですが、ボリュームがあまりないので、生徒たちのお腹を満たせるかどうかです。スイーツもOKだったら、食後のスイーツも含めて、お腹を満たすというのでもいいかもしれません。 私のオーダーしたパスタの写真。「店内撮影禁止」と書いてありましたが、料理の写真はOKとのことだったので、背景に銭湯の名残の内装を入れてみました。 写真をいくつか貼り付けておきます。我々世代には銭湯はなつかしいですが、果たして生徒たちに、このレトロ感が伝わるかどうか。 https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260403/26005250/ お店の方に聞いたら、「よく修学旅行の生徒さんは来られます。」とのこと。「土日は無理ですが、平日は前もって電話をいただき、席が空いていれば確保をすることはできます。」とのことでした。今度の学校は日曜日なので、この場所にするのなら、前もって電話して空き状況を確認してから来るということにします。 次に車折神社へ。生徒の計画では、嵐山からバスとなっているのですが、便があまりないので、レスポンスレターでは「徒歩」としました。嵐電は余分にお金がかかりますが、使ってもいいのなら楽になります。当日確認せざるを得ません。また嵐電がダメな場合、市バス一日券が使える京都バスの本数がけっこうあることがその後分かりましたので、それを使う案も手持ちで持って置かねばなりません。 車折神社 車折神社内の芸能神社 玉垣には芸能人の名前がいっぱい。これも生徒たちが楽しみにしている一つだと思います。 HPによると1枚1万円。2年間の掲示とのこと。玉垣は字体を統一する必要がある為、担当の神主が1人で手書きしているとのこと。テレビや週刊誌等で紹介される事が多くなり、掲示までは2ヶ月前後が待たなければならないようです。 祈念神石の説明。 神社で授与していただき、願い事を念じ、神石は持ち帰って、持ち歩いたり、自宅や会社に安置して毎日お祈りします。願い事が叶ったら、自分の周りにある石にお礼の言葉を書いて本殿前に納めます。郵送も受け付けているようです。この神社で石をいただいて、願い事を書いて奉納するのかと思っていましたが、そうではありませんでした。生徒たちに間違った作法を教えるところでした。下見の効能です。 お礼が書かれ納められた石。 車折神社への徒歩での時間と、車折神社のトイレの場所は確認できました。さらに、丸太町通の市バスのバス停に行く道と時間も確認できました。「嵯峨野中学校前」の方を使えば、「油掛地蔵」にも立ち寄れることも分かりました。 油掛地蔵 歩いている途中で見つけた「安堵の塔(ルルゲさん)」 やはり途中で見つけたうどん屋さん「さぬき」。観光ルートから外れているので安い。ここも候補。実際に歩くとこういう掘り出し物も見つかります。 もう一度嵐山に戻って、昼食場所をいくつか外から観察。 「おづる」うどん類なら930円、990円と、一応1000円未満でいけます。 「三忠」 屋台のような店で、とにかく安い。外の椅子に腰かけて食べが、席が確保できるかどうか。 「良弥(よしや)本通り店」ここもうどん類なら1000円以下でいけます。 「のむら」というお店が定休日で確認できませんでした。 これだけ引き出しに持っておいて、あとは当日生徒たちと相談し、ルート、時間の状況を考慮して決めればいいでしょう。 「渡月橋」新緑が素晴らしいです。 渡月橋を渡り、阪急嵐山駅から最寄り阪急駅に出て、バスで帰宅しました。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/05/10
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【2017年5月9日(火)】 今日は、修学旅行ガイドの通算5回目でした。今年としては4回目です。 今日の学校は、北陸地方の公立中学校。こちらの#2で準備した学校です。 集合場所は京都駅の京都劇場北。今朝サンダーバードで地元を出て、到着後京都見学、夕刻東京に新幹線で移動、2日目、3日目は東京とのこと。京都+東京というのは初めて出会うパターンです。交通費がもったいないと思うのですが、東京がいいという生徒、いや京都は外せないという生徒、両方譲らず、こんな形になっているのでしょうか。 朝のミーティングで昼食場所として指定のあった「とんちんかん」というお好み焼きさんが、メンテ日で休みだと伝えると少々残念そう。京都らしいお好み焼きが食べたかっただけで、四条河原町という場所には拘っていないとのことで、それなら集合場所に近く遅刻リスクのない京都駅近くのお好み焼きさんにしようと提案。それでOKとなりました。これで、移動が一つなくなるので、時間的にも楽になります。しかし一方で、お土産はリュックに入る範囲ならOKとのことで、お土産を買う時間もとってあげないといけないことになりました。また、スイーツを食べたいとのことで、これらは時間不足になる方向。結局タイトなスケジュールです。 伏見稲荷の後、清水寺・地主神社へ。清水寺フリップの修正・追加部分地主神社(今回新規作成) 女子が「わらび餅が食べたい」と頻りに言っていたので、清水寺拝観出口の「六花亭」で休憩。それぞれ「わらび餅」や「みたらしだんご」を楽しみました。食べ終わって、どうせ「六花亭」まで降りてきているので、西大谷さんの壮観なお墓群を上から見学。 そこにお店の方が大きな声で呼ぶ声が。「学生さ~ん。学生さ~ん。」お店に戻ると、「財布忘れてましたよ。」 男子生徒が置き忘れたようです。危ないところでした。前回のこともあるので、場面場面で「忘れ物ないように」と注意していたのですが、このときはスイーツを食べたので、時間が気になって先に進むことに気を奪われ、「忘れ物注意」の声かけを怠っていました。反省です。 参道で少し買い物。清水道から京都駅までバスで行き、前もって調べてあった京都駅前のお好み焼き屋さん「花たぬき」で昼食とすることに。 京都駅着が午後1時30分。集合時間は午後2時20分から、40分の間なので、1時間以上あります。余裕で京都駅で買い物できるかと思ったのですが、出てくるまでに時間がかかって、食べ終わったら2時20分。50分もかかってしまいました。普通、うどんとか丼なら空いていたら30分程度、長くても40分程度です。お好み焼きは時間に余裕のないときは避けたほうがよいようです。それでも皆、「美味しい。美味しい。」と言って完食でした。京都劇場が近いので、公演中の劇団四季「美女と野獣」の役者さんのサインの入ったポスターも貼ってありました。「花たぬき」京都駅間店 https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26015039/ 京都駅まで小走りに行って買い物。でもゆっくり見る時間がなく、結局女の子一人が「京ばあむ」を買っただけでした。お好み焼きの時間が誤算でした。 最後のお別れのミーティングでも、余韻にひたる時間もなく、形だけのミーティングで、「今日は、おじさんも楽しかったです。明日、明後日も楽しく旅を続けてね。また、ゆっくり京都に来てね。」くらいしか話せませんでした。いつもなら、尋ねたところを書き入れた年表(下記)を説明し、京都が空襲にほとんど遭わなかったこと、原爆の候補地になったが幸い投下を免れ、その後も、平和が続いて大切な文化財が残ったこと、これからは皆さんの手で平和を守っていって欲しいことなどを話すのですが・・・・。集合場所に生徒さんたちを送り届けたのは午後2時35分。ギリギリでした。 元気で楽しく旅を続けて欲しいものです。今日の年表(時間がなく使わず) 心地よい疲れを感じながら、予約してある歯医者に向かいました。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/05/09
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【2017年5月5日(木)】 修学旅行は、4月もありますが、5月に多くなり、6月がピークです。秋もありますが、一学期ほどではありません。 私の担当は、4月が2校、5月が5校、6月が9校です。5月は旧三井家下鴨別邸の出勤が6日ですので、5月の勤務は11日ということになります。八木邸と、「京の冬の旅」の妙心寺・養徳院を掛け持ちしていた2月の勤務日も11日なので同じです。 しかし、忙しさ感が全然違います。5月のほうが格段に忙しいのです。というのは、固定点ガイドは、始まる前に勉強したり、「紙芝居」を作ったりと忙しいのですが、始まってしまうと、ガイド時間以外に時間をとられることはありません。ところが修学旅行は、それぞれの学校が班別計画を送ってくるので、その妥当性を検討し、行程表を作り、多くの学校は、レスポンスレターを返信しなければなりません。学校・班によって時間、行き先など違うので、都度作業が必要です。私のポリシーとして「紙芝居」を使ってできるだけ視覚に訴えてというのがあるので、新たな訪問先がでてくれば「紙芝居」を作ることになります。ですので、5月のほうが2月よりも格段に忙しいのです。 5月でこれですから、6月になったらどうなるのかと、ちょっと恐ろしいです。でも、次第に行き先が網羅されてくるので、「紙芝居」の新作は少なくなるでしょうし、レスポンスレター、行程表とも、作成に慣れてくるのと、データベースが揃ってくるのとで、ある程度時間も短縮できるかもしれません。 5月の担当は、下記のようになっています。 レス・レター#1 1日 東海地方公立小学校 必要 (実施済み)#2 9日 北陸地方公立中学校 不要#3 17日 東海地方公立中学校 不要#4 21日 関東地方立中学校 必要#5 25日 東海地方公立中学校 情報未入手 今日は、#2の行程表を作成し、#4の行程表、レス・レターを作成しました。このレス・レターは9日締め切りですが、今日、会の事務所にFAXしておきました。 #2の希望コースは、伏見稲荷→清水寺・地主神社→昼食・河原町六角西入ル・とんちんかん 14時半集合なので、寺社は2つだけになっています。伏見稲荷で50分、清水寺・地主神社で90分と、余裕をとった設定にしていますが、乗換えや徒歩の時間想定が短すぎるため、時間が足らなくなる可能性大です。レス・レターなしですので、当日朝、それぞれの滞在時間短縮を働きかけます。#2の訪問先地図 #2の行程表検討 昼食場所「とんちんかん」の指定があります。昼食場所指定は私は初めての経験です。ネットで調べたら、「不定休」となっています。予約の可否や当日の混み具合予想を聞こうとお店に電話をしたら、当日はメンテ日で休みとのこと。電話してよかったです。 「とんちかん」はお好み焼きのお店です。生徒たちは関西でのお好み焼きを食べたいのでしょうか。四条河原町や四条烏丸付近の「お好み焼き」のお店を検索し、メモに控えました。また場所に拘らないのであれば、集合場所近くで昼食をとることによって、遅刻のリスクが低減できます。京都駅周辺の「お好み焼き」店も調べました・ #4の希望コースは、清水寺・地主神社→嵐山→車折神社→金閣寺→北野天満宮 神社中心の「ご利益コース」です。「車折神社」はユニークです。やはり時間が不足するので、途中、見学時間を短くするなど努力が必要なことをレス・レターに書きました。#4のレス・レター きょうも良いお天気でしたが、夏を思わせるような気温でした。 次女は、お昼過ぎに友達と会い、その足で東京に帰りました。交通費は往復とも出してあげてます。 特別研究員の応募書類に全く手がつけられずです。明日は昼間から飲み会ですので、日曜日一日にかけるしかありません。開き直りです。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/05/05
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【2017年5月1日(月)】 今日は、修学旅行ガイドの通算4回目でした。今年としては3回目です。今日の学校は、東海地方の公立小学校。小学校は通算2回目。開始が13:00の半日ガイドでした。午後からでしたので、4月22日からの9連続ON日(Private含め)でしたが、今日の午前中も含め、不足している「紙芝居」が何とか準備できました。 朝のミーティングで、小学生は中学生に比べると、打ち解けるのが早いと感じました。学校のHPで校歌も知っていたので、途中で「おじさん、皆の学校の校歌知ってるよ」と歌ったら、前を歩いていた女の子たちがいっしょに歌ってくれました。今回、新たに作成した紙芝居六波羅蜜寺建仁寺(1シート目は改訂)八坂神社 早く出発できたことも含め、建仁寺拝観が終わった時点で、午後4時25分と想定より45分アヘッド。最終集合場所は、「維新の道」を上りきったところにあるホテル。祇園四条通でお土産を買って、そこから徒歩で20分くらいでホテル。ホテルに5時15分に着として、移動も含め30分くらいはお土産時間がとれそうです。 お土産時間になって、再び元気復活。やはりお土産時間はテンションが上がるようです。花見小路の風景にも感動しながら、祇園四条通へ。まずは八ッ橋とのことで、場所を知っていた「西尾八ッ橋」へ。地元の土地がらでしょうか、色んな先にお土産を買うようで、結構たくさんの数を買っていました。 続いてキーホルダーなんかも買いたいと言います。しかし、そんなお店は知識がありません。少し鴨川方向に歩いたところのそれらしきお店に入り、そこでも少し買い物。しかし、観光地名が入ったような、いわゆるベタなキーホルダーが欲しかったようで、買いそびれがある様子。ただ、残り時間があまりありません。ホテルまでの道すがらそんな店があれば急いで買うということにしてホテルに向かいました。 ところがここでトラブル発生。男子生徒の一人が財布がないと言いだします。リュックの中、服のポケットを隈なく探しましたが見つかりません。落としものだけでも大変な状況ですが、集合時間も迫っているので大ピンチ。前のお店では買い物したというので、それまではあったわけです。皆で前のお店に戻って、中に入ったところで、女の子の一人が店の商品棚にこの男子生徒の財布を発見。大事に至らずに済みました。私も時間ばかりが気になって、忘れ物への注意喚起ができていませんでした。反省。 八坂神社の方向に戻るところで、ベタなキーホルダー類の置いてある店を発見。子供たちが買いたいというので、5分以内を条件に買い物。終わったら5時。急いで歩けば、何とか間に合います。子供たちのテンションは高いままです。 八坂神社は時間がないので、歩きながら遠巻きに案内。祇園の三差路のローソンの地味な外装を紹介した後、折角ですから石塀小路、一年坂、二年坂を通って、最後は正法寺に繋がる急な階段を上がりました。子供たちも疲れていたでしょうが、それら景色に興奮しながら、最後まで楽しく頑張ってくれました。 5時15分にはホテルに到着。最後いつものように年表を使っておさらい。学校近くの観音様のお寺は、結構有名なお寺で、今日回ったお寺群よりも古い創建らしいので、「皆さんの地元のお寺も古いお寺なので、また勉強しておいてね。」と締めようと思っていたのですが、財布が見つかったこと、何とか集合時間に間に合ったことにホッとして失念していました。いつもの年表でおさらい 最後、ホテル帰着は私が最後でした。半日でしたが、子供たちに良い思い出を作るお手伝いはできたと思います。私も楽しんだ充実した半日でした。 反省を列挙します。・忘れもの注意の喚起が不十分(バスを降りるとき、買い物を終わったときなど)・主な買い物街のどこにどんな店があるかの把握が必要。(なかなかそのための時間はとれないので、修学旅終了時を利用するなど。)・祇園近くのホテルに宿泊の場合、最後のお土産は祇園周辺より、二年坂のほうが、雰囲気もあってよいかも。少なくとも、今回の場合は、歩く距離的にもそちらのほうがよかった。・歩く時、女の子と男の子の間に間隔。安全上好ましくないので、要注意喚起。・やはり名前が憶えられなかった。途中名前で呼びかけて話をすることも必要。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/05/01
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【2017年4月25日(火)】 今日は、修学旅行ガイドの通算3回目でした。今年としては2回目です。 昨日の懇親会の二次会をお断りして、帰宅後不足している「紙芝居」を作成しようと思いましたが、瞼が重く結局昨晩はできませんでした。それで今朝早めに起きて何とか間に合わせました。平安神宮、銀閣寺、北野天満宮、金閣寺は「紙芝居」が曲りなりにもあるので、それを使うことにして、清水寺と二条城のみ作りました。朝の短い時間で作ったので、特に二条城は大政奉還に全く触れてないなど、不完全です。今後ブラッシュアップする必要はあります。 今日の学校は北陸地方の中学校。私の担当班は男子2人、女子3人の班。以前レスポンスレターを出したのですが、その後、班のメンバーも行き先も大きく変わってしまい、今朝一からの行き先などの調整となりました。こういうことも時々あるようです。 この前の甲信越の公立中学校とルールや進め方が色々違いました。カメラは班ごとに学校授与の使い捨てカメラを持っていました。個人も、使い捨てカメラなら持ってきてよいとのことです。使い捨てカメラにこんな需要があることを初めて知りました。 学校ごとにルールや進め方が色々違うんだということがよく分かりました。それらがガイドとしての行動にも影響してくるので、その日その日でよく確認しなければなりません。 私の班の行き先に、北野天満宮が入っていました。今日は25日で天神さんの日だと、開始前にガイド仲間が気付かせてくれました。北野天満宮周辺のレストランは混雑することが予測されるので、昼食は早めに銀閣寺付近でとることにしました。行き先のお休みや行事にも要注意です。 今日一日私自身も楽しくガイドができました。後にいつもの年表を使って訪問したところをおさらいして、一番印象に残ったところを聞いてみました。即答はなかったですが、全員金閣寺でした。やはり金閣寺のインパクトは大きいようです。 気付き、感想、反省を列挙します。・銀閣寺と金閣寺での大文字、左大文字の説明を失念しました。五山送り火の写真やイラストは準備したほうが、分かりやすい。・平安神宮で手水舎で手水の仕方を教えましたが、北野天満宮ではスルーしてしまいました。生徒だけでやらせたらよかったかも。・昼食は、大銀食堂とカフェ・ベアとも開いていたので、ショーウィンドウで比較させたのですが、大銀食堂を生徒たちは選びました。生徒たちは麺類を頼みましたが、味は好評でした。・25日の北野天満宮付近での昼食は避ける。・・朝の責任者からの連絡ではなかったが、外人観光客へのインタビューの課題があった。金閣寺有料拝観エリアで行ったが、終わってから警備員に、有料拝観エリアでは、インタビュー禁止との注意を受けた。他の寺社でも要注意。責任者になったら、英語インタビューがないかどうか学校側に確認して、朝の全ガイドへの連絡で、その有無を伝え、あるのであれば実施場所について注意喚起が必要。・京都駅でお土産店がどこにあるのかは知らなかったので、インフォメーションで聞いたら、中央改札口西側1階の「京名菓」とその地下の「京小町」がいいとのことで、生徒たちをそこに連れて行きました。確かにバラエティーに富んだ多くのお土産店がありました。京都に住んでいると、駅で京土産を買うことはないので、ここにこんな立派な土産物街があることを知りませんでした。目からウロコでした。お菓子だけでなく、お線香を買っている生徒もいました。・前回同様、最後に時間が余ったので、京都駅ビルの屋上に上り、今回は空中経路も歩きました。好評でした。京都駅近くのホテルの場合は、京都駅での時間をとってない場合でも、意識的に早めに京都駅に帰ってきて京都駅ビルの屋上から京都を俯瞰してもらうのは、最後の締めくくりとして印象に残る良い方法だと思います。・歴史的説明は生徒にとって退屈である。しかし、修学旅行という名が付いている限り何か学んで帰って欲しい。各訪問で説明の前に何か1つだけでも憶えたり、何か感じて欲しいと促し、見学が終わった後、それについて尋ねるというようなことをしてもいいのかなぁ。やり過ぎかなぁ。・多少駆け足でも、あるいはショートカットしてでも、要望箇所全部回れると満足感があるようだ。朝の相談次第だが、最初は訪問箇所の数を減らすのでなく、全部回ることをまず目標に置いたほうがいいのかもしれない。・バスや食堂などでの忘れ物ないようにとの注意喚起を忘れることが多々ありました。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/04/25
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【2017年4月20日(木)】 今日は、修学旅行ガイドの2回目でした。去年単独ガイドとしては11月2日が初めてのガイドででしたが(#1、#2、#3)、それから約半年経過して、ようやく2回目です。しかし、この半年の間に、固定点や公募ガイドを経験してきたので、ほとんど不安感なしで臨むことができました。やはり経験ってすごいなと思いました。 今回は、甲信越の公立中学校でさんでした。中学校を単独で担当するのは初めてでです。中学校の生徒さんは思春期の年頃なので、対応がむつかしい場合もあります。そんな場合にも、誠心誠意対応するのが我々ガイドの務めではあるのですが、やはり自分の担当する班はどんな子供たちなんだろうと、当日朝は期待と不安で迎えます。 一応、今日訪問する先の「紙芝居」は、前回準備済みのものに加え、昨日不足部分(大部分ですが)を一通り準備しましたし、必要なところは下見にも行きました(北野天満宮、白峯神社、三十三間堂)ので、準備もできています。 修学旅行は1班1人のガイドなので遅刻したら大変です。ですので、交通機関の渋滞や事故を心配して、かなり早めに集合場所に来られる方も多いですし、私もそうしています。今朝も、着いてからの時間潰しが必要なことは承知で早朝のバスに乗りました。 ホテルでの担当ガイド集合では、色んな場所のガイドでお知り合いになった方も多く、3分の2の方は存じ上げている方で、そういった意味でも、だいぶ会に慣れてきたという感触です。 この学校は去年まではガイドなしの班別自由行動だったのですが、今年初めてシニアガイド依頼とのこと。リピートしていただくためにもしっかりガイドを務めねばなりません。 生徒たちとの合流が、ホテルのロビーで始まりました。私は下のようなフリップを持って生徒たちと会いました。前回から工夫したのは、生徒たちの名前を加えたこと。 今日は地下鉄も使いました。皆さん京都は初めてで、地下鉄に乗るのも初めてとのこと。甲信越からであれば、そういうこともあるのだなぁと再認識。案外、寺社より地下鉄に乗ったことのほうが思い出に残る賀茂しれません。 最初の目的地は金閣寺でしたが、9時過ぎには着き、拝観が始まったばかりだったため、拝観券売り場に長蛇の列。こういう時間帯は待つこと覚悟です。夕佳亭では、石で出来た「貴人榻」(きじんとう)(貴人が座る席)に座って記念写真を撮りましたが、皆さんシャイなようで、一人だけでした。このへんで、いい子たちなんだが、シャイな子が多いというのが分かってきます。 不動堂でお参りしたのですが、柏手を打つ子もいて、お寺では「手を合わせて、頭を下げるだけですよ。」と説明。そういう点でもシニアガイドを付けるというのは意味があると思います。 北野天満宮では、帰りに大黒天の燈籠へ。小石を口(頬の穴?)に小石をのせて落ちなければ金運に恵まれるといわれています。男子が一人挑戦し、何とか成功。こうやってだんだん打ち解けていきます。生徒たちも事前に修学旅行の相談はしているでしょうが、行動をともにするのは初めてでしょうから、こうやって生徒も打ち解けていくところがあるようです。 銀閣寺付近で昼食ですが、よく使う「大銀食堂」は定休日。「お多やん」と「カフェ・ベア」のショーウインドウを両方見てもらって、男子の一人がスイーツがある「カフェ・ベア」のほうがいいといったので、「カフェ・ベア」に入りました。私が下見をしたことがあるところです。学校の決まりで、スイーツは昼食といっしょに食べることののみ許可されているのですが、この男子、スイーツのみを注文。無類のスイーツ好きで、スイーツに蜂蜜をかけていました。これには女子もビックリ。 三十三間堂では、「京都は第二次世界大戦で空襲をほとんど受けなかったので、こういったお寺や仏像が残っている。でも実は原爆投下の候補になっていた。でも京都には落とされす、長崎や広島に落とされ、多くの人が犠牲になった。もうこんなことが起きないような平和な世の中であって欲しいね。」 最後の伏見稲荷大社へ。この辺になると生徒たちも足が疲れたと言いだします。スイーツを食べることができれば、休むこともできますが、単独のスイーツは禁止。かといって、なかなか多人数で座れるようなところは観光地にありません。このような場合のために、景色がいいところで、どこかまとまって座れる場所を把握しておくというのも必要です。 楼門の前で、沿革を説明。銀閣寺のときもそうでしたが、生徒たちよりも、そばにいた一般のお客様のほうが私の話を一生懸命聞いておられました。特に伏見稲荷では、狐の咥えた「鍵」と「玉」から、花火の掛け声「鍵屋~」「玉屋~」が来ているとのくだりでは、「へぇ~」と声をあげられていました。「ガイド料よこせ~~」(冗談ですが)。生徒たちには、鳥居を奉納するときの値段のほうが興味があったようです。詳しい話をしても仕方がないということは分かっていますが、それじゃ、修学旅行という目的の中でどんな話をすればいいのか、主だったポイントの一通りの説明ができるようになってからの次のテーマです。 手水所で手や口の清め方を実演説明。「この作法は全国どの神社も共通。お父さんやお母さんも知らないかもしれないので、今度教えてあげて。」これだけでも、京都に来た収穫です。 JR稲荷駅から京都駅へ向かいます。ここでちょっと慌てました。我々が稲荷駅に着いたとき、もう少しで電車が来るところでした。切符を買うのに時間がかかりそうです。次の電車は20分あと。それでも帰着時間に十分間に合うのですが、20分も待つのはいかにももったいない。とっさに私が全員分を立て替えて急いで切符を買って、何とか電車に間に合いました。電車の中で生徒たちから集めようとしましたが、全員細かいお金があるわけではなく、あとで生徒たちに精算してもらうことにして、一人の生徒から全額をもらいました。JRの時刻表は持っていたのですが、もっと頻繁に便があると思って見ていなかったというのが一つ反省点です。それから、こういうときのために、私も細かいお金を持っておくというのも必要です。 京都駅には早い時間に付いたので、京都駅ビルの屋上展望台へ。寺社と同様、ここも京都人以外の人には、異次元空間です。途中から男子はエスカレータでなく階段で昇ったりして少しハイに。171段の階段、鉄骨造りの建物、京都の上からの眺め、堪能しているようでした。 最後に、今日のまとめ。「今日巡ったところの創建年代が奈良時代の前から明治時代まで散らばっている。これは、奈良から都が移って、明治維新まで首都だったこと、そして文化の中心だったため。そこが奈良とは違うところ。そして、お寺のお庭も、奈良のお寺がただ広い境内があるのに対して、京都のお寺には、枯山水のお庭があったりする。まだまだたくさん観るところがあるので、是非また京都に来てくださいね。今日は、私も楽しかったです。」と締めくくり。どこが一番印象に残ったかと尋ねたら、三十三間堂が2人、金閣寺が2人、伏見稲荷が1人でした。 明日の日本、そして世界のために、すくすくと成長して欲しいと思います。 生徒たちをホテルに送り届け、帰途に就きました。帰りのバスでは心地よい疲れで、ウトウトでした。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/04/20
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【2017年4月12日(水)】 京都アスニーの古文書のセミナーに出席後(こちら)、修学旅行ガイドの下見に向かいました。 今のところ行き先希望の確定している学校は4月20日の甲信越の公立中学校と4月24日の北陸の公立中学校だけです。 その中の多くの場所が、過去修学旅行ですでに案内していたり、先輩に付き添っての訓練や入会時研修で訪問したりしたことがあり、どこに何があって、バス停がどこかなどは把握できていますが、一部よく分かってないところがあります。 三十三間堂は先日下見に行きました(こちら)。 それ以外では、北野天満宮は絵馬を掛ける場所が分かっていません。生徒さんたちは合格祈願のために絵馬を書くこともあると思うので、把握しておく必要があります。白峯神宮や西本願寺はガイド視点では訪問したことがありません。 それで今日は、北野天満宮→白峯神宮→西本願寺と巡ることにしました。 まずは北野天満宮へ。昼食時間でしたので、修学旅行の昼食の下見を兼ねて、「上七軒ふたば」という食堂に行ってみました。花街にありながら、リーズナブルな値段で麺類や丼物を提供する店で、我がガイド会でもよく使う店です。しかし私は行ったことがなかったので、行ってみることに。 ところが悪い予感が当たって、水曜日は定休日。当日行ってみて閉まっていたではいけませんので、定休日は把握しておく必要があります。同期ガイド仲間で共有している修学旅行生向きレストランの一覧表に定休日は書いてありますが、変わっていたりすることもあるのので、目的のレストランを決めたうえで、直前に開いているかどうか確認しておくのがポイントです。上七軒ふたば 入れなかったので、ネットでメニュー・値段の情報収集です。 舞妓さんも来られるようで、天井には何か文字がぎっしりのようです。こういう点も修学旅行生にはいいのかもしれません。写真はいずれも https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26007628/ から 昼食は後にすることにして、まずは北野天満宮へ。絵馬を掛ける場所は、以前は、青丸の場所にあったと思うのですが、赤丸のところに移動していました。やっぱりよく知っているところでも、時々下見をしておくことが必要ということかもしれません。境内図は北野天満宮HPから その後、昼食を摂りました。以前、北野天満宮近くでは「初音」というお店に下見を兼ねて入ったことがありますが、今日は、食堂リストを持ってきていなかったので、それ以外の候補は分からず、一之鳥居の東に見つけた「四恩」という店に入りました。 蔵を改造したお店で、中は小奇麗な落ち着いた雰囲気のよいお店でした。値段もリーズナブルです。帰ってきて来て調べたら、修学旅行生用の食堂リストに載っていませんでした。掲載してもよいお店だと思います。 夏にはこのようなスイーツもあるようです。写真はいずれも https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26019683/ から 東に歩いて、白峯神宮に向かいます。途中、「京都歴史散策マップ」をもらうために、京都市考古資料館に立ち寄りました。以前、ここでガイド会の研修があったときに、このマップを1日4つ無料でもらえることを知り、そのとき4ついただきました(こちら)。今日も4ついただこうということです。しかし、前回どれをもらったかは憶えておらず、絶対っもらっていないと思われるものを4つ選んでもらいました。帰って来てから調べたら、幸い重複はありませんでした。次回ふらっと寄ってもらうときのために、携帯のメモにもらった番号を書き込みました。今回いただいた地図入手済み地図(青マーカー分) 堀川今出川を少し東に行ったところにある、白峯神宮へ。下記は白峯神宮HPから。【御祭神】第75代 崇徳天皇第47代 淳仁天皇【白峯神宮由緒】(白峯神宮HPから抜粋) 幕末、風雲急を告げる中、121代孝明天皇は、保元の乱(1156)によって悲運の運命を辿られた第75代崇徳天皇の御霊を慰め、かつ未曾有の国難にご加護を祈らうとされ、幕府に御下命になり四国・坂出の「白峰山陵」から京都にお迎えして、これを祀らうとされましたが叶わぬままに崩御されました。 明治天皇は父帝の御遺志を継承され、宮地を和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸宅地跡に求められ、慶応4年(明治元年)9月6日、社殿を現在地に新造。奉迎鎮座されました。続いて明治6年に第47代淳仁天皇の御神霊を淡路島南端の御陵からお移して、御併祀になりました。 また、当神宮には「まり」の守護神として「精大明神」が祀られています。「精大明神」は蹴鞠・和歌の宗家である公卿・飛鳥井家が代々守護神として邸内にお祀りしてきたもので、当神宮がその祭祀を受け継いでおります。 そのために、今では「まりの神様」として崇敬され、日本サッカー協会をはじめ各種スポーツにおいて、使用された公式球が奉納されています。御神徳を仰ぎ、野球・サッカーを始めとする球技や新体操、また日々の習い事に至るまでの目的の上達を願う参拝者が多く訪れます。 けまりは、ボールを落とさない事・落ちない事から、勉学の神 白峯天神様のご利益が学力を落とさない・試験に落ちないなどと縁起が良いとされています。 このほか、崇徳天皇に仕え、武道の神として、源氏の頭領源為義・鎮西八郎為朝公を祀る「伴緒社」、縁結び、水神の神「潜龍社」などが境内各所に祀られています。 私が案内する班にサッカー部の子がいるのかもしれませんし、北野天満宮に加え、合格祈願かもしれません。 「まり」の守護神「精大明神」は、地主社に祀られています。有名選手やチームのボールの奉納が多くあります。 「蹴鞠の碑」が地主社の傍らにあり、球技上達の「撫で鞠」が組み込まれています。球運を授かりたい方は、一、鞠の守護神「精大明神」を二拝二拍手一拝の作法でお参りして、二、縁起の石鞠を1回廻して球運を授かっていただきます。とホームページにあります。 主だった社、蹴鞠の碑、有名チーム・選手の奉納ボールの場所など把握できました。確認を忘れましたが、トイレはないようでした。 続いて、延々南へ歩いて、西本願寺へ。ここは境内はシンプルで下見はあまり必要ではないのですが、安心のために下見をしました。下見をして正解でした。今、西本願寺は新しい門主さん就任による伝灯奉告法要が行われており、私が訪問したときもちょうど法要が行われていました。 法要は毎日行われているわけではなく、期間を区切って行われています。係の方に尋ねたら、時間は14:00~15:30で、その時間は事前申し込みをした人しかお堂に入れないとのこと。しかし、法要が終わった後、普段入れない書院や飛雲閣が無料で公開され、そこには事前申し込みのない一般の人も修学旅行生でも入れるとのこと。 パンフレットを見ると、今日は第7期の期間で4月11日から18日、次の8期が4月25日~5月2日となっており、西本願寺を訪問する修学旅行は4月24日ですので、通常どおり拝観すればよいことが分かりました。 予期せず、今日は今まで見たことがなかった、書院と飛雲閣を観ることができました。一般の法要参加も事前申し込みすれば可能なので、家内と参加したいと思っています。対面所 鴻の間(国宝)雁の間(国宝)菊の間(国宝)雀の間(国宝)南能舞台(重文)北能舞台(国宝)虎渓の庭(特別名勝)飛雲閣(国宝) 五条大宮からバスに乗って帰宅しました。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/04/12
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【2017年4月10日(月)】 午前中、K歯科での定期メンテに行きました。特に虫歯の発生もなく良好な状態とのこと。 その後、バス停「桂離宮前」まで歩き、そこからバスで京都駅へ。歩いて三十三間堂へ向かいました。 4月20日の長野県下の中学校修学旅行(私の今年初めて、累計2回目の修学旅行ガイド)の要望行き先が、金閣寺→北野天満宮→白峯神宮→銀閣寺→三十三間堂→伏見稲荷となっています。しかし、白峯神宮、三十三間堂については、修学旅行の私の担当や先輩に付き添っての研修、さらに入会前の研修でも行ったことがありません(もちろん個人的には観光目的で何度も行ったことがあります)。そこで、午後のエリア会議まで時間がありましたので、三十三間堂の下見をすることにしました。 拝観券売り場で、ガイド会の会員証を見せて、下見のため無料で入場できないかと尋ねましたが、ダメでした。 大人 600円、高校生 400円、中学生 400円、小人 300円です。 時間が限られているので、詳しくは観れませんでしたが、風神雷神像の位置、二十八部衆のうち北半分の像の位置は把握できました。寺外、寺内のトイレの場所も分かりました。 靴は下駄箱に置いておくのですが、下駄箱が何列も並んでおり、それぞれに番号が付いているので、帰りに探さなくてもいいように、その番号を生徒たちに憶えてもらう必要があります。あるいは、どちらかの一番端に置くのも手です。さらには、私が洗濯バサミのようなものを持っておいて、それを靴に取り付けておくというのも方法だなと思いました。 駆け足ならば15分で見学できるし、ある程度詳しく説明すれば見学時間は30分程度という感じです。あとは、事前にもう少し詳しく勉強しなおして、「紙芝居」を用意しようと思います。三十三間堂(蓮華王院) 本堂 国宝 文永3年(1266年)完成。 洛中にある建物の中では大報恩寺本堂に次いで古く、洛中で鎌倉時代にまで遡る建物は この2棟のみ。三十三間堂 南大門 重要文化財(南側) 桃山時代。豊臣秀頼が慶長5年に新築したものと推測されている。三十三間堂 南大門 重要文化財(北側)後白河上皇の院政庁「法住寺殿」の一画に建てられました。それを示す石碑と駒札 午後2時からエリア会議なので、最寄りの京阪七条から神宮丸太町まで、京阪電車に乗って、神宮丸太町付近の「なか卯」で昼食をとって、歩いて烏丸丸太町のハートピアへ。 特記点としては、6月の修学旅行割り当て決定と、「京の夏の旅」についての勤務希望について、調査があったことです。 6月の修学旅行は8校割り当てがありました。うち中学校7校、小学校1校です。これで、4月2校(全部中学校)、5月5校(全部中学校)、6月8校です。やはり6月がピークです。勤務日は固定点合わせて、4月7日間、5月10日間、6月13日間(推定)となります。 去年の10月下旬から報酬有りの勤務を開始し、その日数は10月2日間、11月13日間、12月2日間、1月12日、2月11日、3月11日でしたから、4月は閑散期、6月、11月は繁忙期といえそうです。 「京の夏の旅」の期間は7月9日~9月30日で、特別公開場所で我がガイド会が担当するのは、 ・上賀茂神社 ・下鴨神社 ・本野精吾邸 ・大雲院 ・京都大学花山天文台 ・本願寺渉成園蘆庵 ・拾翠亭(定期観光のみ) ・旧三井家下鴨別邸2階(8/10~27のみ) となっています。 上賀茂神社、下鴨神社はよく特別拝観をしています。旧三井家下鴨別邸2階は昨年もありました。大雲院は常時点でもあります。本野精吾邸、蘆庵、拾翠亭については初めての公開か過去あったのかはよく分かりませんでしたが、花山天文台は初めてです。不便なところにあるので、ガイドはどこか公共交通機関の駅なり停留所なりから、まとまってタクシーで勤務地に通勤することになるようです。 勤務地希望調査がありましたので、希望順を 大雲院→花山天文台→本野精吾邸→下鴨神社 として提出しましたが、大雲院は常時点だし、下鴨神社はしょっちゅう特別拝観しているので、いずれは経験することになるでしょうから、花山→本野→蘆庵→拾翠亭 くらいにしておけばよかったと後悔しています。 次回エリア会議で、担当発表があると思います。 エリア会議はいつもように2時間程度で終わりましたが、終了後「ルビノ堀川」というところで、年2回の懇親会があるので、そちらに向かいました。早く終われば、白峯神宮に下見もしたかったのですが、時間がないので今回はあきらめました。 懇親会はこちら。-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/04/10
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【2017年3月26日(日)】 雨がショボショボ降って、冴えない天気。そして、冬に逆戻りしたような寒さ。この3月は例年より、寒いという印象です。それとも私が観光ガイドを始めて、寒いところで仕事をしているので、単に寒さが例年より気になるだけなのでしょうか。実際の気温がどうだったか、調べてみたいものです。 以前なら、即調べていたのでしょうが、今はそうはなかなかいきません。ここしばらく、常駐7ガイド2箇所、常駐ガイド締めの慰労会、研修会、ゴルフラウンドと公私にわたって忙しく、ブログも後追いになっています。これに修学旅行の準備、次の常駐ガイドの準備が加わり、少々テンパっています。「忙しい」は「心を亡くす」と書くと、よく言われるように、あまり良い状況ではありません。4月になれば、常駐ガイドが1箇所になり、少し落ち着くとは思うのですが。 以前も書きましたが、修学旅行は4月、5月まで次のように担当が決まっています。・4月2件~甲信越地方の中学校、北麓地方の中学校・5月5件~北陸地方の小学校、関東地方の中学校、東海地方の中学校2件 先日、4月25日の北陸地方の中学校のレスポンスレターを書いて提出しましたが(こちら)、今日は、その後通知が来た4月20日の甲信越地方の中学校のレスポンスレターを作成して提出しました。締め切りは30日なのですが、明日から、研修、八木邸ガイド締め慰労会、ゴルフ、八木邸最終ガイド、これに加え、次回固定点の準備と下見、霊鑑寺見学と盛りだくさんで時間がとれませんので、今日、最優先でやってしまいました。 この学校は、去年まで班別自主行動だったのですが、今年初めてガイド付きの班別行動にしたようです。歴史の勉強になるのと、時間コントロールがしやすいというようなことで、切り替えたのでしょうか。我々にとってはありがたいことです。これからも依頼が続くよう、丁寧なガイドが求められています。 フォーマットは、今回、少し修正して、タイムテーブルと地図を左右入れ替えました。このほうが座りがいいので。検討・作成に結局6時間くらいかかってしまいました。もっと短時間でできるよう効率化しないと、6月になってさらに件数が増えれば対応が苦しくなります。 ガイドの内容吟味は、4月に入って、次の固定ガイドが始まって落ち着いてからです。 どんな生徒さんたちか会うのが楽しみです。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/03/26
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【2017年3月15日(水)】 朝、みぞれが降り、風も強く、お天気の不安定な一日でした。家内はテニスで外出でしたが、私は、散歩以外は外出せずの一日でした。 観光ガイドは、3月は修学旅行の担当はなく、今のところ4月、5月まで次のように担当が決まっています。・4月2件~講師熱地方中学校、北陸地方中学校・5月5件~東海地方小学校、北陸地方中学校、関東地方中学校、東海地方中学校2件 去年は、研修として付き添いのようなかたちで中学校2件、正式担当として小学校1件でした。この春から件数が増えますし、固定ガイドも担当しながらになるので、去年のように一校に多くの準備時間を割けなくなります。効率よく準備をする必要があります。 1週間ほど前に、4月25日担当の中学校の班別行動予定表がガイド会事務所から届きました。今日それに対してレスポンスレターを作成して、事務所に送付しました。 私のレスポンスレターは、地図を組み入れたものにしています。 計画では1時間程度時間が不足します。こういう場合、外すべき寺社を提案せず、生徒側に委ねるのがいいと思い、「計画の寺社を全部回ったら1時間程度不足するので、班で外すべき寺社を考えておいてください。当日朝相談しましょう。」としました。また、最終訪問地が夕方の集合場所から遠いと、渋滞の影響で遅れることもあるので、集合場所に近いところを最後に訪問する提案もしました。 当日の朝の生徒さんとの打ち合わせが最終決定の場となります。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2017/03/15
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【2016年11月4日(金)】 3日連続ガイド業務後の2日間のオフの2日目です。明日は4回目の東寺五重塔ガイドです。団体客の説明が必要かもしれません。A4の大きさの「紙芝居」では小さいので、A3の大きさの「紙芝居」を準備します。今日、どこまでできるか分かりませんが。 家内は午後からテニスでした。 11月2日の第1回修学旅行ガイドの続き「その3」です。(その1・その2) 銀閣寺道でバスを降り、参道を歩いて銀閣寺へ。スイーツは拝観後がいいというので、まずは拝観。ここにカメラマンさんが詰めていて、私も入っての1枚と、生徒たちだけでの例の花頭窓越しの1枚を撮影していただきました。時間が押しているので、山道を登っての銀閣寺俯瞰は止めてショートカットしました。 説明資料の金閣寺、銀閣寺比較、東求堂内部写真は教科書からです。生徒たちもうっすらと憶えているようでした。 拝観を終え、銀閣寺を出て、門前の「まつばや」でスイーツタイム。色々悩んだ末、定番の「銀閣寺シュー」をみんな食べることに。男子は最初迷っていましたが、最終的に食べることに。食べ歩きはダメだと思ったので、店の椅子に座って食べることを勧めたのですが、生徒たちも時間が押していることが気になっているらしく、歩きながら食べるとのこと。多くの学校は歩き食べは禁止されているのですが、生徒たち曰く、「私たちの学校は大丈夫」とのこと。それを信じて歩き食いしながらバス停に向かいました。 これが失敗でした。ソフトクリームならまだしも、この銀閣寺シュー、クリームがたっぷりなため、中からクリームが出てきて食べにくいのです。手にクリームが付いたり、ポタポタ落ちたりで悪戦苦闘。途中で立ち止まったりで、結局椅子に座って落ちついて食べたほうが早かったかもしれません。≪気付き≫スイーツを歩きながら食べるのは、時間節約にはあまりならず、美味しく食べられないことも。 銀閣寺道から100番のバスに乗ります。想定よりも10分遅れています。朝相談したように、平安神宮は車窓から眺めるだけという選択肢もあったのですが、拝殿まで行かずに、神門のところでお参りすれば十分間に合うと踏み一旦降車することに。平安神宮前で降りようとしたのですが、鉄道ファンの子が岡崎公園動物園前のほうが近いのではないかといいます。確かにたとえ平安神宮までの距離が同じとしても、一つ手前で降りる分時間的には早くなります。彼の言うとおり岡崎公園動物園前で下車。 平安神宮の神門前の手水舎で、手の洗い方を実演して教えました。知っている子もいました。神門のところで参拝して引き返そうと思ったら、その鉄道ファンの子が「走って拝殿まで行って、戻ってきてもいい?」というので、止むなく許可。他の子も急ぎ足で続きました。今度は拝殿で参拝の仕方を教え、全員で参拝しました。、 参拝が終わってから神社の説明をしました。やはり生徒さんたちは全員平安時代にできた神社だと誤解していました。説明の途中でメモをすると時間がかかってしまうので、食事のときに「紙芝居」を見せてあげるので今はメモをしないでと前置きをして説明しました。 急いで平安神宮前のバス停に向かいバスを待ち、再び100番に乗って、清水道下車。ここでようやく時間をキャッチアップ。 朝は祇園あたりで昼食ということも視野に入れていましたが、やはり時間に余裕はないので、清水道近くのレストランで昼食を済ますことに。すでに平安神宮でバスを待つ間に電話で営業中であることを確認してあった「しげもり」へ。下見で使ったところだし、我が会の定番なので安心です。あれこれ選んでいると時間がかかりますので、早く注文を決めるように促し、結局私も含め、全員店長お勧めの「肉カレーうどん」を注文。930円ですが修学旅行の場合はガイドも含め50円引きで880円。 食事が出てくるのを待つ間、「紙芝居」を皆に見せましたが、書き写すのも大変なので、「紙芝居」を一式(行かなかった建仁寺も含め)子供たちに渡しました。今日訪問したところと、各時代を線で結ぶドリルも作ってきましたので、それも使い方を説明して渡しました。しかしこの方法は、あとで不公平感からクレームになる可能性もあると気付き、今後は写真撮影にとどめ、資料は渡さないことにしました。 そうこうしているうちに、カレーうどんが出てきました。幸いなことに皆美味しいと言って食べてくれました。熱いので少々時間がかかりましたが。シュークリームでお腹が膨れていたこともあるでしょう。 店はそれほど混んでいなかったのでよかったですが、混んでいたらもっと時間がかかりました。昼食時間が集合時間に近いときは特にですが、昼食を空いている12時前に食べ始めるのが正解のようです。スイーツは昼食のあとでも、別腹で食べられるでしょう。≪気付き≫昼食は12時前にはレストランに入ってしまう。スイーツはその後のほうがいい。特に昼食時間が集合時間に近いときは。 13:30までの集合に対し、13:00にはレストランを出ることができましたので、少しだけ遠回りをして八坂通を上って、八坂の塔を見ながら清水寺に向かいました。13:20頃に清水寺着。私も含めて記念撮影をしてもらって、最後のお別れの挨拶。皆、歴史を感じることができ、とても楽しかったと言ってくれました。どこが良かったかの質問に対しては、東寺がよかったとのことでした。 実施報告書に世話役ガイドさんに渡して、帰途に就きました。市バス一日券があるので、京都駅まで市バスで出て、そこから京阪バスに乗車して帰りました。 まずは、無事生徒たちを時間内に集合場所に送り届けることができてよかったです。点数は70点くらいでしょうか。≪気付き≫に書いたことも含め、色々課題はありました。特に時間が押して、慌ただしい雰囲気になったこと。私自身がイライラしてしまい、それで生徒たちもイライラしたところもあったかもしれません。特に小学生はメモをとることが多いので、その分余計に時間がかかりがちです。説明は大切なことだけを短かめと心がけなければいけないでしょう。それから昼食は12時までにレストランに入るというのもキーポイントかもしれません。 今年はもう修学旅行の担当はないので、次は来年の春です。今回の経験を活かしていきたいと思います。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/11/04
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【2016年11月3日(木)(文化の日)】 東寺五重塔ガイド初日が10月29日。一日オフの後、東寺10月31日、11月1日、修学旅行ガイドが11月2日と3連続で勤務でした。そして、今日、明日と2日連続のオフです。 ガイド会の研修中も、入会してからも、1週間に一度程度の研修や会議があっただけなので、休みのありがたさを忘れていましたが、さすがに3連続のガイド勤務は堪えます。今回、オフのありがたさを実感しました。 家内は今日はテニスでした。 11月2日の第1回修学旅行ガイドの続き(#2)です。(その1はこちら) 東寺東門前でバスを降り、東寺に入ります。門を入るとき、「強制はしないけど、門を入る時、出るときは軽くお礼するのがいいよ。」と教えました。このごろ神社でそうすることは一般的になっており、子供たちの中にも、「神社で鳥居をくぐるときお礼するのは知っていたけど。鳥居と同じように端を通らないといけないの?」と質問する子もいました。「お寺は、端か真ん中かはあまりこだわらないけど、真ん中は避けたほうがいいかな。」と答えました。合っていたでしょうか。 拝観受付で拝観券を各自購入。修学旅行パスポートを見せて、500円のところが400円です。修学旅行の場合、五重塔に入らなければ200円というチョイスもあるようですが、折角ですので、五重塔も拝観することにしました。 先輩の皆さんはあまりやっていないようですが、子供たちに視覚に訴えて分かりやすく説明するためと、私自身がスムーズに説明できるよう、全部の訪問先について、一通りの紙芝居を準備しました。その中で、東寺は五重塔のガイドをしているので、今回訪問するなかでは一番詳しく知っているところです。「紙芝居」も自然と充実しました。 時代を追ってお堂を回りました。まず最初に建ったのが金堂ですから、金堂の前で東寺全体の歴史そして金堂の説明をしました。 こういうこともあるとは聞いてはいましたが、みんな必死になってメモをとっています。帰ってから各人がレポートを書かないといけないし、班ごとに新聞記事も書かないといけないからだそうです。理解したり、驚いたりすることよりも、メモすることが優先してしまっているようで、滅多に見られないものを見たという感動はどこかへ行ってしまうのではないかと危惧しました。私の小学校のときは、こんなんではなかったのですが。もっと伸び伸びと京都を見てもらいたいものです。これではちょっと子供たちが可哀そうだなと思わざるを得ませんでした。話しているこちらも、興味を持って聞いてくれれば話しがいもありますが、メモすることに忙しそうで、説明もしにくかったです。≪気付き≫宿題がある学校の場合、「まずは何もメモを取らずに話を聞いてね。そして全部話が終わってから書いてね。分からないところは、もう一度説明するし、質問にも答えるから。」と言って説明し、あとでノートに書く時間を設けるというのがいいのかなと思います。その分時間がかかるので、説明はできるだけ絞り込んで、短くしなければなりませんが。 金堂の中の薬師三尊像を見て、次に講堂へ。講堂の前で講堂について説明。 講堂の立体曼陀羅を見て、五重塔へ。五重の塔の前で説明。 知ったガイド仲間の方にあいさつしながら五重の塔の中を見て、外に出たところで一人が、屋根の下の人形のようなものに気が付きました。よくぞ気が付きました。「天邪鬼(あまのじゃく)」です。時間も押しているので、説明するつもりはなかったのですが、せかっく気が付いてくれたので説明。 3箇所を回ったので、思った以上に時間がかかってしまいました。時間が押し気味です。東寺を後にしました。 東門から出て、鉄道ファンの生徒の要望に応えるため、近鉄東寺駅に向かい、一駅近鉄電車に乗って京都駅まで行きました。近鉄京都駅は一方にしか改札口しかなく、電車の真ん中あたりに乗ったので改札まで時間がかかってしまいました。ここでも少し時間をロスしてしまいました。≪気付き≫近鉄を使って京都駅に向かう場合(滅多にないと思うが)、混んでいても前方の車両に乗る。 八条口から京都タワー側に出て、外から京都タワーを見ました。京都駅の斬新なデザイン、京都タワーの独特の形状にプチ感動したようでした。説明では、京都には建物の高さ制限があって、今でも京都タワーが京都府下で一番高い建物であること、東寺五重塔が京都市中心部で4番目に高い建物であることを説明しました。 地下鉄に乗って今出川駅で下車。駅員さんに銀閣寺方面行きのバスの乗り場を聞いて地上へ。203番のバスに乗り銀閣寺道下車。 (続きます)(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。
2016/11/03
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【2016年11月2日(水)】 今日は、東寺五重塔に続き2つ目の仕事となる修学旅行ガイドの第1回でした。過去2度、先輩ガイドに同行しての研修がありましたが、そのときは基本的には観光ガイドはせず、先輩の行動から学ぶだけでしたが、今回は、単独でガイドをします。 東寺五重塔の初日同様緊張するかなと思いましたが、そうでもありませんでした。東寺のガイドである程度度胸がついたこと、修学旅行研修を2度していること、生徒が対象なので説明すべき内容が平易なことなど色んな要因があるのだと思います。 ただ子供たちの命を預かっているということが、東寺でのガイドとの最大の違い。さらに終了後の集合時間に絶対遅れてはいけないというプレッシャーもあります。また研修では2回とも中学生だったのですが、今回初めて小学生というのが未経験要素でした。 今回第1回めの担当学校は、東海地方の市立小学校6年生。午前8時15分までに、宿泊先であにガイドは集合です。10月18日に下見に行っており(こちら)、五条通を通るバスを大宮五条で降車して、問題なく30分弱前には宿舎前に到着。 ところが仲間のガイドの姿が一人も見えません。普通は30分前には、かなりの人数が集まるのですが。今日は特別かなと思い、5分ほど待ちましたがやはり誰も来ません。これはおかしい、同じ名前の宿舎がもう一つあるのではないかと不安になり、先輩の一人に電話。「まだ、どなたも来ていないのですが・・・」「もう、皆さん集まっているよ。どこにいんの?」「駐車場のあるところです。」「それ裏側と違うか?東側やで。」 しまったぁ・・・下見で裏側から入って、そこがちゃんとした入り口だったので、表玄関だと思いこんでいました。あわてて東側に回り、皆さんに合流することができました。 ≪気付き≫宿舎の表玄関を下見でしっかり要確認 リーダーから各ガイドに市バス一日乗車券と昼食代が配られました。普通は昼食代は報酬とともに後日銀行振り込みなのですが、この日は現金渡しでした。続いてこの日の世話役ガイドから、諸注意事項の説明があり、準備が整いました。 出発前にホテルのロビーに生徒全員がクラス班別に並んで座っていて、その班の前に我々ガイドが班名を書いた紙を持って立ちました。代表の子の音頭で「よろしくお願いします。」との全員そろっての挨拶がありました。礼儀正しい学校のようです。(小学校は初めてなので他との比較はできませんが)私の用意したプレート。これを見て、私の班のメンバーがくすっと笑ってくれました。 集団での挨拶が終わり、班別に出発前の打ち合わせ。次のようなチェックシートを準備していました。 これに基づき打ち合わせを進めました。 まず私の自己紹介。気軽にニックネームで呼んでとお願い。同じ県の出身で父が当該学校のある市に勤務していたことも紹介。少し距離を縮められたかな? 続いて、生徒たちの自己紹介。私の班は男の子2人、女の子3人の合計5人。各人、係があり、班長、タイムナビ、保健、レク、美化。チェックシートに特徴欄を設けましたが、何も書けず仕舞い。 次に行き先の確認。返信レターにも書いた下記の地図と予定表を使いました。 ここで、返信レター(こちら)は生徒が手元まで届いていないことが判明。研修のときもそうだったので、返信レターは書いても生徒まで届いていないこともあるようです。 ルートは、東寺⇒京都タワー⇒銀閣寺⇒平安神宮⇒(建仁寺)⇒清水寺でOK。建仁寺が( )で書いてあったのは、予想通り、時間が恐らく足らないだろうから、その場合は外すということのよう。京都タワーは、中に入らず外から見るだけでよいとのこと。割引きチケットについて色々調べて準備はしたのですが・・・。また平安神宮は時間がなければバスの窓から社殿や鳥居を見るだけでもいいとのこと。一番驚いたのは、男の子に一人鉄道ファンがいて、移動にできるだけ、電車を使って欲しいとのこと。余分に交通費がかかることは承知で、班のメンバーも了解済みとのこと。東寺から京都駅を近鉄を使い、京都駅から銀閣寺を部分的に地下鉄を使うことでまとまりました。≪気付き≫訪問先は中に入らず見るだけでもいい、車窓から眺めるだけでもいいという場合もある。 昼食は本能寺近くで食べたいと言います。本能寺はルートから大きく外れています。何か指定のお店があるのかと聞いたらそうでもないようです。京都らしいところで食べたいということのようです。それなら時間があれば祇園あたりで食べ、時間がなければ清水寺近くで食べるということにしました。 スイーツもどこかで食べたいとのこと。銀閣寺近辺で食べようかということにしました。 建仁寺に行かなくても時間がギリギリだったのです。しかし、京都タワーは外から見るだけなので、その分時間ができます。一方でスイーツを食べたいということなので、ここで想定していなかった時間が生じます。結局プラスマイナスで、建仁寺はむつかしそうです。 市バス一日乗車券、修学旅行パスポートを持っていることを確認。飲み物は各自持っており、カメラは持っていないので写真は自分たちでは撮らないとのこと。体調は全員良好。京都は家族で来たことがあり、初めてという子はいませんでした。 あまり時間をかけてもいけないので、ますは出発。バス停まで歩きながら、注意事項を説明しましたが、全部網羅はできませんでした。≪気付き≫時間活用のため歩きながらの注意事項説明は有効。ただし、チェックシートを確認しながら。 班は行きたい場所がよく似ている人を集めて構成されているとのこと。なるほどこういう方法もありかという感じ。 社会の教科書は事前調査通り、私の買った日本文京出版のを使っているとのこと。すでに江戸時代まで習い終わったとのこと。上卷の歴史が終わってから、下巻の政治経済を勉強するそうです。 ホテルから島原口のバス停まで歩き、バス停で待っている間に一日乗車券の使い方を説明。バスに乗って東寺東門前で下車。 バスに乗る時に基本的なミスをしてしまいました。私が先に乗ってしまいました。交通機関に乗る時、降りるときはガイドが一番最後というのが鉄則です。置き去りを防ぐためです。冷静さを欠いていました。≪気付き≫交通機関での最後乗り、最後降りを忘れないこと。(続きます) 家内は友達に誘われてゴルフ練習に行ったとのこと。私が「がん」を発病して遠ざかっていましたので、1年4ヵ月ぶりにクラブを握ったことになるでしょうか。以前買ったレッスン回数券が残っていて、友達がそれが今でも使えるかどうか聞いてくれて、使えるとのことで行ったようです。結構うまく飛んだらしいですが、さすがに身がいったとのこと。 また以前のように、家内とゴルフラウンドに行くことができれば嬉しいことです。テニスも頻繁にやっているので、両立できるかどうかですが。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/11/02
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【2016年10月20日(木)】 私の修学旅行のガイド初仕事は11月2日の東海地方の小学校です。 先方からいただいた行動予定に対し、返信文書を作成しなければなりません。 研修で2度返信文書は書いたことがありますが、それは指導の先輩に指導していただくためのもので、先方に送られる訳ではありませんでした。 今回が、先方に送られる最初の返信文書ということになります。作成に当たっては、さすがに緊張しました。内容に間違いないか、誤字はないかなど慎重に見直したうえ、さきほど事務所にファックスを送り終えました。 作成するために色々調べて分かったことがいくつかありました。 ・東寺は当日五重の塔拝観中で、五重塔も通常拝観エリアに自動的に含まれるため、 いつもより拝観料が高くなる。修学旅行パスポートで安くなる。 小学生 通常300円→200円。五重塔特別拝観時500円→400円 ・建仁寺 方丈、法堂などの拝観は、小学生は無料。引率者も無料。 さてコース、時間割は明確になりました。当日に向け、ガイドの内容を練らないといけません。 10月28日からの東寺五重塔のガイド内容の検討もしなければなりません。一方、それまでに、三重県実家での土地売買の手続き、ゴルフ旅行もあるので、ここしばらく忙しくないます。 今日も京都は良いお天気。最高気温25.4度でしたが、10月に入って21.0度という最高気温を経験しているためか、暑く感じました。 家内は、今日もテニス、そして2週間に一度の気功でした。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/10/20
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【2016年10月18日(火)】 私の修学旅行のガイド初仕事は11月2日の東海地方の小学校です。 担当班の希望コースは、下記のようになっています。 聞法会館(西本願寺北)(8:30)⇒東寺⇒京都タワー⇒銀閣寺 ⇒平安神宮⇒(建仁寺)⇒清水寺(13:30) 他の班も訪問地は分かっていて、すべても班が京都駅近辺と東山方面が中心になっています。 学校のホームページを見ると、11月2日は修学旅行2日目になっています。恐らく前日は、京都の金閣寺や二条城などを観光バスで回って、2日目が班別の行動で、午後、清水寺に集合して、清水寺を拝観後、バスで地元に帰るというパターンではないでしょうか。それで京都駅近辺、東山が中心になっているのだと思います。 建仁寺が( )付きになっているのは、時間があれば回りたいということだと思います。ざくっと時間割を作ってみましたが、建仁寺に行かなくても時間ぎりぎりです。 今回のコースの中で、今回の研修中に行ってないところは、京都タワー、平安神宮、建仁寺ということになります。昼食場所は清水寺近辺ということになります。これも経験がありません。 今日(10月18日)、三味線のレッスンで京都に出かけるので、交通費節約のため、ついでに修学旅行の下見に行きました。 眼科検診の後、三味線をレッスン場所に預けて、西本願寺の北にある聞法会館へ。西本願寺が経営する大きな宿泊施設です。参拝者用の広い駐車場の中にあります。ここは場所の確認だけ。 以降、部分的にですが、ルートに沿って行ってみました。 場所ごとに分かったことなどなど。・聞法会館の場所・バス停島原口の場所とバス系統 ・206番系統以外はすべて東寺方面の向かう・東寺 当日は特別拝観のところは見ない予定ですが、我が会のメンバーが小子房の受付をしていたので、今後の勉強のために無料で拝観させていただきました。→こちら・東寺の回りの4つのバス停 ・東寺東門前、東寺西門、東寺南門、大宮九条のバス停位置を確認 ・南大門から南門前と大宮九条は南大門からほぼ等距離。 ・バス停と系統、行き先 バス停 系統 方向 行き先 西門 16 北 京都駅前 東門 42 東 京都駅前 71 南 八条口 南門 78 東 八条口 42 東 京都駅前 19 東 八条口 京都タワーに行くには、八条口手前のアバンティー、京都駅前手前の下京区総合庁舎前で降りたほうが早いかも。八条口で降りれば、京都駅も見学可能。 ここにあげた全系統のバスの時刻を調べてあるので、当日の東寺見学終了時間に合わせて、バス停、系統を決める。・京都タワー 我がガイド協会の会員証で無料下見はできず。当日の同伴であればガイドは無料。小中学生は520円だが、パスポートで450円。大人は770円。500円くらいかと思っていたので、びっくり。どうしようか迷いましたが、770円払って入場しました。 西本願寺方向の眺め 大型モニターを利用した案内板が各方向に置かれている。言語、夜景・昼景を切り替えることができ、スポットをクリックすれば、説明が見られる。望遠鏡は無料。 モニターの昼景 モニターの夜景 ビル内の商業施設は、近代的な京都駅の前なのに、中途半端な場末感が漂っいます。 ガイド当日は、京都タワーの後、銀閣寺ですが、すでに昼食の時間になったので、昼食場所の視察のために100番系統で清水寺に向かいました。100系統のバスの乗り場も把握できました。・清水寺周辺での昼食場所 ガイド会同期で共有しているリストに基づいて、まず東大路沿いを探しました。 油そばねこまた(ラーメン) 鐘園亭(中華) しげもり(麺、丼、定食) この「しげもり」は修学旅行定番のお店です。ここに入ってみました。 「しげもり」のメニュー 頼んだのは、「きざみ揚げカレーうどん」(780円)。残念ながら写真を撮るのを忘れましたが、カレーうどんは店の名物だけあって、美味しかったです。店の感じも落ちついていて、値段もリーズナブルで、ここが定番になっているのも頷けます。リストでは定休日が木曜日になっていましたが、お店の人に聞いたら不定休とのことでした。 やはり参道沿いは値段が高くなり、東大路沿いのほうが値段的にはお安いようです。 参道は何度も歩いていますが、土産物屋、食事場所を中心に見学しました。 西尾八ッ橋清水坂店 ここでは食事もできますが、やはりちょと高め。 どこのお店か記録にとどめていませんが、八ッ橋と漬物の両方の試食ができる店もありました。 新装なった「京ばあむ」の専門店 出典~http://www.otabe.kyoto.jp/2013_new/store/kiyomizu.html 駐車場の西側だけでなく、東側にもトイレがあることを発見。清水寺直下のトイレは未だに工事中。 ガイド当日は、駅ではなく清水寺が最終集合場所になっていて、集合した後、清水寺を参拝するとなっていました。今日歩いていて何故清水寺が最終集合場所になっているかが分かりました。 大きなお土産さんに「XX学校様」とたくさんの学校の名前を書いたプレートが掲げられていました。最終日に、清水寺に全員集合した後、清水寺を拝観して、その後、お土産タイムなのでしょう。旅行社が土産物屋とつるんでそのような行程にしているのでしょう。 次に清水道から100番の急行バスで銀閣寺に向かいました。 100番のバスは「銀閣寺道」ではなく、「銀閣寺前」を通るので銀閣寺に近く楽です。それでも銀閣寺までは、結構距離があります。 銀閣寺門前の「まつばや」 甘味処。銀閣寺シューが有名。手ごろな値段 再び100番の急行バスで平安神宮へ。平安神宮前から平安神宮までも、結構距離があることが分かりました。 私の時間割では、建仁寺に行かなくても、結構時間がギリギリとなっています。各見学場所はそれぞれ30分を見ています。今日、下見をしてみて、どかか時間を削って、何とか建仁寺に行く時間を捻出できないかと思いましたが、バス停から各見学場所までの距離が結構あるなど、なかなか短縮はむつかしそうです。 やはり、「建仁寺」は時間があれば訪問するということで、担当班への返信を書こうと思います。21日が締め切りですが、ほぼできあがっているので、20日には提出します。 バスで四条河原町に戻り、高島屋の1階の椅子で小一時間休憩して、三味線のレッスンに向かいました。→こちら(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/10/18
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【2016年10月15日(土)】 ガイドの仕事がいよいよ始まりますが、修学旅行のガイドで大切なポイントの一つが昼食場所です。 観光スポットごとに、安くておいしくて、生徒でも入りやすくて、ある程度の人数でも一度に入れるような食事処の情報が必要です。学校によってはファーストフードはダメとか、生徒が「京都らしいものを」という要望をすることもあるので、そういうことにも対応できるようにしておく必要があります。 同時期に入ったメンバーの1人が、先輩の情報をもとにリストを作ってくれました。これを同期で充実させて行こうということになっています。 そこに私が、先日先輩からいただいた情報や、以前同期メンバーが書き込んだ情報を書き加えました。さらに「食べログ」のURLを貼り付け、Google Mapにもプロットしリンクさせました。それを同期の皆さんに配信しました。きっと強力なツールになるでしょう。 表のほうはノウハウが詰まっているので、Mapのコピペだけ紹介しておきます。 現在、最初の修学旅行の班別行動予定の返信案を考案中です。 今日も、良いお天気。昨日よりは暖かい感じです。 3週間に一度の家内のクリニックに同行しました。次女が東京に行ってからも、体調は変化しておらず、最後に残った薬も半分の量になりました。恐らく、これで様子を見て、3ヵ月後くらいには、薬もなくなるでしょう。 クリニックの後、直前に予約した床屋に行きました。いつもの兄ちゃんと、ゴルフ談議などなど。散歩を兼ねて、洛西ニュータウンから桂坂まで歩いて帰って来ました。ずっと登り坂ですので、結構きつかったです。お月様がきれいでした。秋です。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/10/15
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【2016年10月3日(月)】 私が始める京都の観光ガイドのメインの一つは中学生、小学生の修学旅行でのガイドです。6人くらいの少人数の公共交通機関を利用してのガイドです。行くところは生徒の希望によりますが、どんな話をするかはガイド側に任されています。 投稿してきたように、すでに2度の先輩ガイドに付き添う形での研修をしてきました。11月初めに最初の単独でのガイドがあります。 一般的なガイドの場合は、訪問する寺社に興味をもってお客様が来てくださるので、話しやすいですが(その分専門知識も必要ですが)、修学旅行生の場合は必ずしもそうではなく、楽しい旅行にするためには、いかに興味をもって聞いてもらえるようにするかがポイントだと考えています。 先輩の方々も言っておられましたが、教科書に出てくるような内容は、興味を持って聞いてくれるようです。私自身も研修を通じてそう感じました。教科書に出てくるようなことを説明に織り込むには、日本史でどんなことを習っているかを知っておくことが必要です。そこで、現在使われている中学校や小学校の歴史の教科書を手に入れようと考えました。 教科書は図書館にもあるようですが、ざっと調べてみたところ、網羅的にはないようです(ここは少し不確か)し、持ち出し禁止になっている場合も多いようです。ですので、何らかの方法で購入しようと考えました。 教科書は一般の書店では売っていなくて、取次書店で手に入れることができます。私の住む京都にも、足を延ばせば何軒かあります。しかし、在庫がなかったりすると取り寄せになるようで、何かのついでに行って買おうとすると時間もかかるし面倒そうです。 そうこうするうちにネットでも購入できることが分かりました。送料は2冊くらいだったら、160円で済むので、交通費や手間、時間を考えるとネットで買ったほうがよさそうです。 全部の教科書を買うのは経済的ではないし、学習指導要領に基づいて編集されているので、どの出版社のものも大差ないと思われるので、まず一番多く使われている出版社のものを中学校、小学校各1冊買うことにしました。 どの学校がどの出版社の教科書を使っているかはネットで調べれば分かります。我々がガイドする学校は、中学生は関東方面、小学生は東海地方の学校がメインです。その地域で多く使われている出版社を調べてみました。 中学校は「歴史」、小学校は「社会6年上」で日本史を学ぶようです。中学校は東京書籍の「新しい社会 歴史」、小学校は日本文教出版の「小学社会6年上」を注文しました。前者は762円、後者は475円、送料160円、合計で1,397円でした。教科書は一般の人が買っても消費税は無税のようです。価格も同じような装丁の一般書と比較すると半額程度という感覚です。 その教科書が今日届きました。 まず、サイズにびっくり。我々の頃はB5サイズだったと思いますが、現在のはB5の長辺とA4の短辺の長さを組み合わせたような大きさで、一回り大きいです。 それに、全ページカラーで、写真やイラスト、表がページの3分の2を占めている感じです。 それにイラストで名前のついた生徒たちを登場させて、いっっしょに学んでいきましょうという雰囲気作りをしています。 我々の頃に比べると、すいぶん様変わりです。そりゃそうですよね、もう50年も経っているのですから。 それから小学校は我々の時代も、日本史だけだったように思いますが、中学校は世界史も習ったのではないかと思います。ところが、中学校の教科書では「歴史」となっていながら世界史が含まれていません。日本史に関係してくるようなところだけ、世界史が出てくるだけです。知識がすべてという訳ではありませんが、義務教育で世界の歴史を学ばないというのは、ちょっと疑問を感じます。 小学校では6年生で歴史を学びますが、歴史は「上」に含まれます。「下」は「政治とくらし・世界の国とのつながり」のようです。「上」を前半、「下」を後半に学習するのか、交互に学習するのかは定かではないので、修学旅行のガイドが始まったら生徒たちに聞いてみようと思います。いずれにしても、小学生の修学旅行は6年生でというのが一般的ですから、歴史を学んでいるタイミングでの修学旅行ということになります。 中学校の歴史は、ネットで色々調べると、1、2年で学ぶところが多いようです。修学旅行は3年生のときが普通ですので、歴史は学び終わっているタイミングです。 詳細は今後確認して、ガイドに活かしていきますが、写真のように、中学校、小学校とも金閣寺、銀閣寺両方の写真が載っていました。足利義満、義政の名も両方の教科書に出てきます。このことからも金閣寺、銀閣寺は人気のポイントといえるでしょう。 同期新入りメンバーとも情報共有して、他の教科書の情報も入手できないものかなぁと考えています。中学校の歴史(東京書籍 新編 新しい社会 歴史)小学校の社会6年上(日本文京出版 小学社会6年上) 今日は、私も家内も、一日家でした。そのうえ悪天候で散歩もなしでした。よく雨が降ります。ここ15日間(半月)中、雨で散歩ができなかった日が7日もありました。こんなこと初めてです。-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/10/03
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2016年9月25日(日)修学旅行研修で学び、気付き、感想を昨日備忘録的に列挙しました。 指導いただいた先輩ガイドさんにも昨日FAXをしました。 11月2日には、修学旅行の単独初仕事があります。 今回の研修から学んだことも含め、それに向け色々準備、注意しなければならないことを整理していきます。-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/29
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【2016年9月25日(日)】 修学旅行ガイド第2回目研修の「その3・最終回」です。「その1」はこちら。「その2」はこちら。(続き) 清水寺道からバスを乗り換え、金閣寺道へ。途中、生徒たちの多くは、座席に座ることができたので、疲れたのか眠っていました。 我々の会の修学旅行のガイドの指針では、回りに迷惑にならない範囲で、車窓に見える風景をガイドするのもいいと書いてありますが、同時に、生徒にとって疲れを癒す時間でもあるので、眠ることを妨げてはいけないと書いてあります。●金閣寺 午後1時半を回りましたが、生徒たちはお腹がずいていないというので、まずは金閣寺を拝観。 入り口近くにチェックポイント。先生たちが待っていて、生徒たちの状況を確認します。全班が金閣寺を参拝するのでしょうか、チェックポイント設定はここだけでした。 先生から「昼食は済んだの?」の質問に対して、「まだです。ここが終わったら食べます。」と回答。 金閣の前では、前回の生徒は相当テンションが上がったのですが、今回の生徒はそうでもありませんでした。ちょっとこちらも拍子抜けという感じです。 朝の連絡通り、カメラマンがここに待機していて、金閣を背にして、そして本堂を背にして、記念写真を撮りました。旅館前では、我々ガイドも入れてですが、ここでは生徒たちだけです。前回もそうでした。こういう形が一般的なようです。 出口近くのお土産屋さんに入らせましたが、特に何も買わなかったようです。朝の顔合わせのときに、それぞれに、「何か特に買いたいものはありますか?」と聞くのがいいのかもしれません。名前を覚える機会にもなりますし。それから、それに対応するには、どこにどんなお土産屋さんがあるか勉強しなければなりません。 ●昼食 金閣寺近くでは、バスで2駅のところにある立命館大学の学生食堂をよく利用するようです。12時~13時は学生優先のため修学旅行生は断られるようですが、もうその時間は過ぎていますので大丈夫です。しかし、バスを降りて、歩いて、またバスに乗るか歩いて次の目的地龍安寺に行くのは、時間も押してきたなか、疲れているなか、得策ではないので、近くで賄うことになりました。 しかし、ここで問題が。女子が「アイス」を食べたいと言います。お昼ご飯は「アイス」でいいとも。男子はちゃんとしたものを食べたそうです。担当先輩は、「ちゃんと食べないと、我々がバテるよ。」と言います。 担当先輩が時々使うという「ふうみん庵」には、スイーツもあるようなので、そこにいってショーケースを見てもらいました。女子生徒のお気に入りではないようです。止むなく男子+我々、女子に分かれることに。女子生徒から目を離すことになるので、望ましくはないですが、楽しい旅行にしてあげることも、我々のミッションなので、究極の選択というところです。 我々は男子生徒といっしょに「ふうみん庵」に入りました。朝の連絡事項で、昼食時に先生に電話連絡しなければならないことになっていますので、連絡を入れました。「ふうみん庵」出典~https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26000616/ ●龍安寺 バスで3駅先の龍安寺へ向かいます。全体の今夕の集合先が妙心寺のため、多くの班の午後の行き先が重複して、バスは我々の学校の生徒で超満員。 龍安寺ではお庭をバックに記念撮影。お庭を静かに見たい観光客もいるので、お庭の前での大声での説明はできないので、お庭に出る前、あるいはお堂に入る前に説明をしておく必要があると感じました。●仁和寺 バスで2駅の仁和寺へ。ここでは中門の前で記念撮影。時間が押していましたが、集合時間に間に合うバスの時間が調べてあったので、休憩所で休憩することができました。本数の少ない路線では、やはりバスの時刻把握が重要です。 仁和寺から最終集合場所の妙心寺に向かうバスの停留所に向かう時に、男子生徒の一人が「ほな、いこか。」と言います。担当先輩が次に移動するとき、生徒たちに言っていた言葉です。我々は普通に使う言葉ですが、彼らにとっては新鮮で面白かったようです。ノリが悪いと思っていたのですが、シャイなだけで、楽しんではいるようでした。●妙心寺 仁和寺から調べてあった午後4時7分のバスに乗って、妙心寺北門前で降ります。妙心寺境内を歩いて、集合場所の花園会館横の駐車場に向かいます。他の班も同様の行動しているので、最後は複数の班が混じっての歩きになりました。ここまで来れば、混じり合って迷子になる可能性もないので大丈夫です。 妙心寺の境内は広くて、多くの塔頭があります。近所の人が犬の散歩をさせたり、自転車で通ったりして生活道路にもなっています。そんなことに生徒も驚いているようでした。確かにこんなお寺は、京都以外にはなく、妙心寺はその中でも、広さ、塔頭の多さでは京都一番でしょう。●最後に 花園会館横の駐車場に到着。集まって、最後のあいさつ。担当先輩が「どうだった?」と聞くと、全員「楽しかった。」とのこと。ノリが悪い印象でしたし、疲れているようでしたが、彼らは彼らなりに楽しんでいたようで、ほっとしました。 最後のあいさつが終わり、男子生徒が「ほな、いこか」と言って、全員、集合している集団の中に入っていきました。最後はお互いに手を振ってのお別れでした。 案内が終わったガイドが三々五々花園会館前に集まってきます。担当先輩に最後の報告書の書き方を教えていただきました(前回も教えていただきましたが)。担当先輩はお仲間と集まられるようで、私はそのまま帰途に就きました。 家内がリコールの修理が終わった車をピックアップに行くタイミングなので、迎えに来てもらう予定でした。バス路線図を見て、まず嵐山に向かい、そこから、バスを乗り継いで松尾橋まで行き(市バスの一日乗車券でそこまで行けます)、そこに家内に迎えに来てもらうことを考えましたが、嵐山で降りたとき、乗り換えのバスが行った直後のようでした。本数は1時間に3本しかありません。 止むなく、渡月橋を渡って、松尾橋まで歩きました。疲れ果てているのに、余分に2キロ歩いた格好です。合計で歩数は20,500歩に達していました。自宅とは逆方向になりますが、妙心寺前を東行きのバスに乗り、西大路を南下するバスに乗り換えて、そこに家内に迎えに来てもらうのが正解だったようです。 これで修学旅行研修2回が終わりました。正式な初仕事は、10月29日の東寺五重塔の特別拝観になります。修学旅行は、11月2日に小学校の修学旅行が1件です。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。
2016/09/25
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【2016年9月25日(日)】 修学旅行ガイド第2回目研修の「その2」です。「その1」はこちら(続き) 地下鉄烏丸駅に向かう途中で、すでにこの班の雰囲気が分かりました。班のメンバー間の距離感やテンションの具合などです。正式ガイドとして前を歩いていると分かりにくいと思いますが、後ろを歩くと分かります。 本番では、一人でのガイドになりますが、ときどきわざと後ろを歩くなどして、班の様子を観察するということも必要かなと思いました。詮索するのが目的ではありません。班の様子に応じたガイドを考えなければならないからです。 地下鉄烏丸御池駅からJR京都駅へ。JR奈良線で2駅、稲荷駅へ。 日曜日ということもあって、電車は混んでいました。 本数がそれほど多いわけではないので、時刻表は手元にあったほうがいいですが、市バスしか手元に持っていませんでした。担当先輩は事前に乗れるであろう電車やバスの時刻表時間を目安として特定していました。●伏見稲荷大社 稲荷駅で降りたらすぐ目の前が伏見稲荷。楼門の前で記念撮影。定番スポットです。 前回同様、手水舎で作法を見せて生徒にやってもらいます。こうやって習うのは全員初めてのようでした。ネットで調べたら、手を洗った後、タオルなどで拭かずに自然乾燥させるのが本来のマナーらしいです。洗う作法は知っていましたが、洗ったあとのことは知りませんでした。 本殿で、これも定番、参拝の作法を示し、生徒にやってもらいます。これも全員習うのは初めてのようでした。これら作法は、全国どの神社でも共通なので、「どこの神社も同じですから、皆さんが帰って、どこか神社を参拝されたら、同じようにしてください。ひょっとすると、おじいさんやおばあさんは知っていても、お父さん、お母さんは知らないかもしれないから、教えてあげてください。」と最後に締めくくるのがいいかなと思います。将来に繋がります。 続いて千本鳥居。第1回のときは片側が通行止めでしたが、今回は両方通行できました。感動の場所のはずですが、この前の班に比べるとノリが悪いです。奥宮で、少し行列ができていましたが、「おもかる石」に参拝。少しノッテきました。 参道を京阪伏見稲荷駅へ。そこから清水寺に向かいます。 私のアイデアは、京阪七条で降りて、バスで行くこと。しかし担当先輩のアイデアは東福寺駅で降りてバスでした。京阪七条だと、京都駅からのバスが三十三間堂や清水寺に行く観光客でいっぱいで、乗れないこともあったりするからだそうです。東福寺駅からのバスは、距離的に少し遠くなりますが、そこそこ本数があるし、バスが混むこともありません。これはノウハウだと思いました。●清水寺 清水道で降りて八坂の塔を眺めながら清水寺を目指します。途中八坂庚申堂に寄りました。 八坂の塔を通り過ぎ、坂を見下ろす方向で記念撮影。皆笑顔を作りポーズはしますが、イマイチノリはよくありません。 清水寺の仁王門下に到着。仁王門の階段で記念撮影。 随求堂という暗闇の中を行く胎内めぐりをしないかと持ちかけます。拝観料は100円入ります。誰も行こうと言いだしません。こういうとき誰かリーダーシップをとれる人がいれば、行こうということになるのでしょうが、今回の班は全員がおとなしいので、それぞれが行きたい、行ってもいいとい思っていても、なかなかそうはならないようです。 こういうとき無理強いしてはいけませんので、入らないまま本堂・舞台のほうへ。 轟門付近が長い間工事中でしたが完成していて、轟門から入ることができました。 舞台からは下を覗いたりしたりして、少し感激。子安の塔をバックに記念撮影。 本堂に靴を脱いで上がっての参拝はどうかと持ちかけたが、ノリきらず、ここもスルー。ここは無料だし、パワースポット的な雰囲気もあるので、時間があるのなら、上がるかどうか聞かずに、入ってもいいのかもしれません。 地主神社に寄ります。恋愛成就で有名。恋占いの石を生徒たちにやってみないかと持ちかけますが、モジモジとしてやりません。なかば強引に誘うと、男子一人がやってみるとのこと。私が先導してやって、もう一つの石に辿りつくことができました。一人がやりだすと、他もやり、女の子もやっていました。少し盛り上がってきました。 そこに担当先輩が、無料でいただける打ち出の小槌のお守りを人数分もらってきて皆に渡しました。紙製で財布に入れることができ、お金が貯まるというお守りです。皆喜んで財布に入れていました。ここでさらに少し盛り上がり。本当は修学旅行パスポートを持っていないともらえないのですが、修学旅行のガイドであることを示せれば、生徒の人数を言って、無料でもらえるとの担当先輩の談でした。これもノウハウです。 奥の院から京都の町をバックにしての記念撮影。 清水寺を出てすぐの参道右側(北側)に西尾の八ッ橋の店があります。ここはよく利用する場所のようです。色んな味の八ッ橋の試食ができます。お茶のサービスもあります。店の奥にトイレがあります。修学旅行のガイドさんには八ッ橋の小さなお土産も配ってくれます。生徒たちも、楽しそうに試食をしていました。この店で、男子も女子もほぼ全員、アイスを食べました。歩き食いは禁止で、店舗内に椅子は多くないので、店の前で立ち止まって食べましたが、やはり店内で座って食べられるところのほうが落ちつくし、休憩ができていいですね。要開拓あるいは要情報共有です。出典~https://www.8284.co.jp/shop/kiyomizu.html 昼食を清水寺付近で食べる心づもりでしたが、八ッ橋の試食やらでお腹がすいていないとのことで、昼食は後回しにして次の目的地金閣寺に向かうことに。 清水道から金閣寺に行くには、公共交通機関1本で行ける方法はありません。乗り換えが生じます。 私が想定したのでは、バスを千本北大路で乗り換えるか、西ノ京円町で乗り換えるか。最初のバスで行けるといころまで行くという方法です。目的地に近付いておくほうが、次のバスの本数が多いからです。しかし担当先輩は、北大路バスターミナルでの乗り換えを選択。バスの乗り換えで歩く距離が短いとのことでしたが、北大路バスターミナルでは降りた後、乗り換えのバス乗り場に行くのに、階段を上り降りしなければなりません。乗り換えだけ考えればどっちもどっちかなと思います。 しかし、北大路バスターミナルでの乗り換えは場合によってはメリットがあると気付きました。暑いとき、雨が降っているときは、こちらのほうが楽です。これもノウハウです。 地下鉄も含んだ一日乗車券の場合、東山三条で地下鉄に乗り換え、西大路御池でバスに乗り換えという手もありますが、時間的にメリットがあるのか要研究です。 金閣寺道バス停に着き、金閣寺に向かいます。(続きます) (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/25
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【2016年9月25日(日)】 修学旅行ガイドの第2回目の研修でした。先輩ガイドによる修学旅行のガイドに付き添って、修学旅行のガイドについて学ぶというものです。今年の新入ガイド各人につき、9月中に2回あります。 今日の学校は埼玉県の市立中学校3年生。今回も、第1回同様各班6名程度、男女半々の構成です。 朝プチ失敗が2つ。 1つめは、目覚ましが鳴らなかったこと。携帯で目覚ましをかけていたのですが、日曜日なのに平日にしか鳴らない設定をONにしていました。会社勤めをしているときの設定を、ガイド研修時にも使っていたのですが、今までは、研修が平日にしかなく問題ありませんでした。ところが、今回、初めて日曜日なったのに、不注意で今までの設定を使ってしまいました。十分間に合う時間に自力で起きることができたため、事なきを得ました。 2つめは、バスの時間も平日ダイヤを見ていたこと。バスが来ません。日曜ダイヤであることに気が付いて別のルートのバスで行きました。こちらのほうが運賃は余計にかかりますが、時間はかえって早くなり、旅館近くの六角堂で時間をつぶしました。朝一番のお寺も清々しくて趣があります。 旅館は六角高倉。我々見習いガイド含めガイドが集合。前回同様、先生と旅行社添乗員の緊急連絡先、帰着時間、前日の行動と今夕、翌日の行動予定、その他注意事項の説明がありました。 生徒は修学旅行用の市バス+地下鉄の1日券を所持していますが、各ガイドは生徒と異なり、市バス1日乗車券を受領。我々研修組は、研修中ということで前回同様自前です。 ガイドが市バス+地下鉄の1日乗車券ではなく、市バスだけなのは、修学旅行用の市バス+地下鉄1日乗車券が900円なのに対して、一般用は1200円だからだと思います。 地下鉄を使う場合は、自身で払って、請求精算となります。 今回は、ガイド全員がホテルの前で各班が出てくるのを待ちます。今回は、前回と異なり、間に時間があくことなく、次々とホテルから生徒たちが出てきました。ホテル前が混雑するため、ホテルの人が交通安全確認をしてくれました。 我々の担当する班が出てきて、ホテルから少し離れた道路で顔合わせ。 この研修では、我々は基本的にはガイドをしないことになっています。今回も名前だけの紹介にとどめました。 続いて生徒たちの自己紹介。班長は今回も女性です。班全体の第一印象は、ちょっと元気がないなという感じ。担当先輩が雰囲気を和らげるために、「XXというニックネームで呼んでね。」と言ったときも、ノリが悪かったです。 次に、今日のコースについて相談。事前に希望コースがガイド側に届いていて、それは、伏見稲荷大社→清水寺→金閣寺→龍安寺→仁和寺となっていました。ちょっと忙しそうですが、前回のように絶対に無理というものではなく、なんとかなりそうスケジュールです。生徒たちの案に対する返信コメントも不要だったので、学校としても、よく吟味したうえで出してますよということなのでしょう。このコースの通りに行くことにしましたが、生徒の計画では、徒歩の区間がが多くあります。前日も奈良で歩いて疲れているし、今夕も終わってから坐禅があるということであれば、1日乗車券を有効活用して、できるだけバスを使おうと提案。特に反対はないようでした。 最初の目的地、伏見稲荷には地下鉄とJRで行きます。地下鉄の烏丸御池駅に向かって歩きました。 プチ発見1つ。今回のホテルの位置であれば、地下鉄駅には烏丸御池の入り口から入るより、六角通を西に歩き、烏丸通を北に向かって、烏丸通沿いの入り口から入ったほうが短距離で早いようです。(続きます) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/25
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【2016年9月22日(木)】 2016年9月14日(水)修学旅行研修での学び、気付き、感想を昨日備忘録的に列挙しました。 指導いただいた先輩ガイドさんにも今日FAXをしました。 頭の中が整理できたような気がします。-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/22
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2016年9月14日(水)修学旅行研修第1回のその4・最終回です。その1はこちら。その2はこちら。その3はこちら。◆14:20 銀閣寺道から三条京阪に向かう(市バス5系統) ぎりぎりバスに飛び乗り、最後の目的地、伏見稲荷大社に向かいます。◆14:45 三条京阪着◆14:55 京阪電車乗車 すでに書いたように、行き先変更で余分な運賃がかかることになりますが、それは生徒全員に了解がとってあります。行き先変更を決めたとき、先輩ガイドが、すぐに「余分に往復で420円かかるけどいいか。」と聞いていました。何も調べずに運賃が出てくるのはさすがです。 バスと違い、電車は何両もあり、出入り口もたくさんあるので、注意が必要です。同じ学校の別の班が乗っていて、一人の生徒が別の車両にいる班のほうに行って話しこみ、その別の班は異なった行き先であったため、降り損ねてしまったというトラブルも過去あったようです。 席が空いていても、近くに座らせ、同じ乗降口から乗り降りさせるなどの工夫が必要です。◆15:05 伏見稲荷駅着 先輩ガイドが「鉄道ファンの人いる?」と聞きます。ははーん、JR稲荷駅近くの「稲荷駅ランプ小屋」に連れて行くのだなと思いました。これは、現存する最古の鉄道関係建物です。一人の男の子が手をあげたので、皆で向かいました。しかし、食いつきは今一つ。 関西人の同行ガイドをするときには、いい材料かもしれません。ランプ小屋よりも、「東山トンネルができる前は、東海道線はここを通って、名神高層道路が通っているあたりを大津に向かって走っていたのですよ。」ということに「へぇー。」となると思います。しかし、関西以外の人なら土地勘がないので、「あっ、そう」っていうような感じでしょうね。◆伏見稲荷参拝 一通りの説明をし、朱塗りの説明もされていました。 手水舎で手洗いの作法、本殿の参拝の作法(二礼二拍手一礼)を説明して、生徒たちにやらせます。改まって学ぶのは初めてなので、食いつきはいいです。出典~http://howcollect.jp/article/1104 鳥居をくぐるとき、「真ん中は神様の通るところだから、端を通るように。」とも言っておられました。私が単独でガイドするときは、お寺の門も含め、一礼をすることも教えてみようかと思います。 ただし強要はしてはいけないようです。中にはキリスト教など他の宗教の信者もいて、礼拝を拒絶したりする生徒もおり、宗教信仰の自由の妨げとクレームになる場合もあるようですから。 千本鳥居では、何人かの生徒が本数を数えてました。途中であきらめたようですが。やはり感動の空間ではあります。幸い、2つある列のうち一つが工事中で、人が通っておらず、分かれ道のところで、誰も通ってない鳥居のトンネルの写真が撮れたのはラッキーでした。 昔は、それほど混んでなくて、少し待てば誰もいない鳥居のトンネルの写真をとることができましたが、今は混雑していて到底無理です。ちょっと神秘感は薄れてしまいました。 千本鳥居を出た奥社で、「おもかる石」の説明をして、生徒たち全員やっていました。幸い空いていて、ほとんど待たずにできました。皆喜んでやって、楽しそうでした。外せないスポットですが、混んでいることが多いので、いつもできるとは限りません。 お山巡りの案内板のところで、「山道をぐるっと一周回ってお参りするのが本来で、それには2時間くらいかかる。ここもずっと鳥居があって、伏見稲荷全体では、1万本くらいある。」と説明されていました。生徒も「へぇー」と驚いていました。 ネットで調べると、人の通れる鳥居はお山全体で3000本強だそうです。奥宮までの部分は約800基だそうです。 鳥居の初穂料は、面白い材料だと思います。一番小さな直径15センチの5号 175,000 円、30センチの10号 1,302,000 円だそうです。奥宮までの千本鳥居は5号で一番安いそうですが、朽ちる鳥居が出て建て替えるため、4~5年待ちだそうです。建てる前にお金を払えばよいそうです。4~5年で朽ちるそうです。 お土産屋が並ぶ参道を京阪の駅に向け下ります。 生徒たちの食べ物系お土産のお目当ては、やはり「八ッ橋」。先輩ガイドは、途中いくつかの八ッ橋の会社の名前を紹介していました。清水寺参道には、複数の会社の出店があるのですが、伏見稲荷参道にはあまりありません。途中で聖護院八ッ橋の店があり、試食をするかと先輩ガイドが切り出し、皆、おいしそうに試食しました。先輩ガイドがお店の人に「明日、清水寺参道の聖護院さんの店で買いますからね。」とフォロー。どこで買うかは分からないのですがね。これもテクニックですね。 「手作り箸工房遊膳」というお店で、生徒の希望で銀閣寺参道に次ぎ2回目のお土産タイム。男の子も買ってました。扇子の他にも、お箸も人気アイテムのようです。 できたら、早い時点で解体お土産を聞いておいて、こちらから「このお店いいよ。」とか差し向けるのがいいのかなと思います。そのためには、お土産屋さんの勉強も必要ですが。 時間があれば、明日の清水寺参道のお土産さんを下見させてあげたいと、先輩ガイドは言っていたのですが、結局時間なく、京阪伏見稲荷駅から、三条に戻りました。◆16:20 京阪三条駅着 帰着は16:30~17:00の間。そのまま帰れば10分で着きますから、余裕はあります。 三条大橋で鴨川を渡る前に、男子生徒が「鴨川の水に触りたい。」というので、河原に行かせました。女子生徒も男子生徒について行きました。疲れてはいると思いますが、最後まで乗りはよかったですし、男子、女子も適度な距離感で仲がよかったです。 池田屋跡で池田屋事件のことを説明しましたが、反応はイマイチでした。明治維新という言葉は知っていても、詳しい内容までは知らないのでしょう。◆16:40 ホテル着 余裕でホテル前着。ホテルの前で最後のあいさつ。 先輩ガイドが「どこが一番良かった?」と聞きました。正確には憶えていませんが、全部が3人、金閣寺が2名、伏見稲荷が1名だったと記憶しています。 最後に生徒からも笑顔で「ありがとうございました。」とのお礼のあいさつがありました。最後に先輩ガイド「また、ゆっくり京都に来てね。」 「実は、おじさんは新入りガイドで勉強中で、何もガイドしなかったんだよ。皆さんのおかげで、とても勉強になりました。ありがとう。」とひとこと言えばよかったなと後悔しました。 生徒をホテルに送り届け、ホテルのロビーで、先輩ガイドは報告書を書き、リーダーに渡していました。報告書といっても、行き先と余分な交通費、昼食手当金額を書き、何か特記事項があれば書く程度です。特にないので、それも「特になし」で終わり。ガイドは三々五々解散のようです。 先輩ガイドによると、「今日の子たちは良い子だった。10のうちの上から2、3番くらい。」とおしゃってたので、本番ではもっともっと苦労するだろうといいうのは想像に難くありません。「それでは、今日は終わりです。ご苦労様でした。」ということで、ホテルをあとにしました。外に出ると、他の班が続々と帰ってくるところでした。 これも後悔ですが、新入りの4人が集まって情報交換すればよかったなと思いました。 ということで、修学旅行研修の第1日目が終了しました。とても勉強になりました。次回は、他の先輩ガイドの指導で、9月25日(日)にあります。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) -------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/17
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2016年9月14日の修学旅行ガイド研修第1回の「その3」です。その1はこちら。その2はこちら。 金閣寺道からバスに乗って、北野白梅町で乗り替えて、上七軒の「ふた葉」という食堂に行こうとしました。しかし定休日。それなら銀閣寺参道で食堂を探そうと、203番で銀閣寺に向かいました。◆12:35 銀閣寺道着 五山の送り火メインの如意ヶ岳の大文字(右大文字)が見えるが、先輩は説明しませんでした。金閣寺前で大北山の大文字は説明したので、その対比は説明したいところ。金閣寺と銀閣寺、両方とも大の字があるというのは、面白い点だと思います。 昼食でよく使う「大銀」が休みなので「ラーメンはどうかな?」と先輩ガイドが聞きます。バス停を降りた近くに「しらかわ」というラーメン店があり、そこも時々使うそうですから。近くに「ますたに」という有名なラーメン店がありますが、そこの番頭さんが暖簾分けで出した店のようです。生徒の反応は、京都に来てまでラーメン?という感じでしたので、結局、銀閣寺参道で京都らしいお店を探すことに。 ところが「大銀」の前を通ると「大銀」が営業しているではありませんか。やはり私が下見のときに経験したとおり、木曜日が定休日ということだったようです。 それではということで入ったところ、生徒も私たちもちょうど座れるだけの席が空いていました。女子3人、男子3人、先輩ガイドと私というふうに分かれて座りました。席が空くまで待つ場合もあるそうですからラッキーでした。 皆それぞれ注文しましたが、ときにはお金がないからとか、お金を使いたくないからということで、昼食を注文しない生徒もいるらしいです。またアレルギーの子も多く、その場合は、事前に先生が教えてくださるのですが、そのためにも、メニューの選択肢が多いほうがいいのかもしれません。重症の子は、特別に作ったお弁当を持ってくる場合もあるようです。 食事時間はだいたい40分をみるそうです。 お店の人には、先輩ガイドが「ネット情報は、水曜日定休日になっていたよ。」と教えていましたので、いずれ訂正されるでしょう。 下見で使ったカワイイ感じの「Cafe Bear」が隣にあるので、将来、私が単独でガイドをする時、両方とも営業している場合は、両方のショウウィンドウを見せて「どちらにする?」と聞いてみるのもいいかなと思います。 修学旅行の場合、観光よりも、お土産や昼食、スイーツが大切といわれますので、昼食場所については、よく研究しなければなりません。◆13:20 「大銀」を出る。 琵琶湖疏水沿いを歩き、哲学の道のことと、この水が琵琶湖から来ていることを簡単に説明。中学生は知らないでしょうが、西田幾多郎の名を出していました。 銀閣寺の門前に先生が待っていました。これが朝集まったときに説明のあったチェックポイントのようです。体調に変化はないか、お昼はちゃんと食べたかなどを確認するようです。体調が悪くて、これ以上いっしょに行動することがむつかしいときは、その子だけ先生に以降対応していただく場合もあるようです。 先生から「予定より遅かったね。」との指摘。それは、朝の打ち合わせで、訪問場所や訪問順を再設定したためなので、当然なのだが、そこまでは先生にフィードバックしていないし、せよとの話もなかったので、起こるべくして起こること。日常茶飯事なのかもしれないです。 この先生、担任の先生で、厳しいらしい。それでも、会話は弾んでいるので、一方的ではないが厳しいということなのでしょう。金閣寺で生徒が今日食べ物のお土産が買えるように交渉してみると言っていたが、もじもじしたあげく、一人が切り出しました。予想どおり拒絶されてしまいます。その日のうちに食べてしまうからというのがダメな理由とのこと。 先輩ガイドが助け舟を出します。「明日行く三十三堂や伏見稲荷は、あまりお土産を買うにはいい場所じゃないのですよ。清水寺の参道にはお土産物屋さんがたくさんあります。」 生徒「だから今日買わせて。」 先生「ダメなものはダメ。」 生徒「じゃぁ、清水寺を明日にしてもいいですか?」 先生「そりゃ構わないよ。」 先輩ガイド「じゃぁ、銀閣寺の次は伏見稲荷行きましょう。」ということで、一件落着。先輩ガイドの何故今日買いたいかの説明が、よい結論に結びつきました。 先生と分かれた後、先輩ガイドは「伏見稲荷は電車で行くのがいいのだが、市バス一日券は使えない。往復で420円かかるけどいいかな。」 生徒「もちろん、いいですよ。」 当初の計画から変更になって、余分に運賃がかかる場合は、たとえ少額でも、生徒たち全員の承諾を得ることが基本なのです。◆銀閣寺拝観 金閣寺に比べると、パッと見の感動は薄いが、山の上からの眺めには感動していました。また遠くに、午前中に見た大北山の「左大文字」が見えるので、生徒たちに探させていました。生徒たちも、遠くに見つけて「あそこから来たんだ」ということで、これまたテンションが上がりました。 入り口を入ったところに花頭窓がありますが、その後ろに生徒たちに顔を出させて記念写真を撮るのが定番だそうで、この6人も喜んで写真に収まっていました。 向月台の近くに長方形の「仙草壇」と呼ばれる花壇がありますが、先輩ガイドによると日本初の花壇だそうです。ネットで調べてみても、あまり出てこないのですが、室町時代から「花段」としてあり、中国渡来の貴重種の牡丹を愛でたそうです。仙草壇出典~http://blog.livedoor.jp/unmax_1980/archives/51813326.html それから最後のお土産物屋さんの横に、創建当初の極彩色の装飾を施した建物が再現されており、「今は、こんな落ち付いた色しているけど、建った当初はこんなに派手だったたんだよ。」と説明。下見のときに、そばを通っていますが、気がつきませんでした。創建当初の装飾出典~http://geremb.typepad.jp/blog/2012/03/%E9%8A%80%E9%96%A3%E5%AF%BA%E5%BE%A9%E5%85%83.html◆13:50 銀閣寺を出る 大銀を出て、先生と少し話して、銀閣寺拝観。合計約30分です。 門を出たすぐ左の世續茶屋で、スイーツタイム。抹茶ソフトクリームを皆買っていました。歩き食べはいけないので、店の中に座って食べます。歩き食べがダメな場合、店内に食べるスペースがあるかどうか、そこで食べていいかの確認が必要ということです。 スイーツタイムはガイドの休憩にもなるので、ありがたくはあります。 ◆銀閣寺参道でお土産買い物。 食べ物以外のお土産はだいじょうぶなので、生徒たちが途中のお土産さんで、扇子を買いました。驚いたのは、男の子たちの中にも、買った子がいました。男女共通の定番の一つは扇子ということですね。 お土産タイムの場合の基本は、生徒全員が目の届くところにいること。できたら一つの店に全員入らせ、多くても横並びの2軒、あるいは向かい合わせの2軒にとどめることです。 ◆14:20 銀閣寺道から三条京阪に向かう(5系統)銀閣寺からの移動、スイーツタイム、お土産タイムで、約30分でした。バス停近くに来たら5系統のバスが来たので、全員でダッシュしました。子供たちは早いですが、我々ガイドは置いていかれました。しかし、ギリギリ間に合いました。ただ、危険を伴い怪我でもしたら大変なので、駆け足程度ならいいですが、全力疾走レベルは避け、次のバスを待つべきだったなと反省です。(続きます)(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/16
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2016年9月14日(水)修学旅行の第1回の続き。その1はこちら◆9:20 ホテル前出発 お互いの自己紹介を終わり、コースも合意し、ホテル前出発。先輩ガイドの見込みからすでに15分くらい遅くなっていると思う。 先輩ガイドを先頭に、生徒たちが続き、私が最後を行く。最初の目的地は二条城。四条高倉からバスに乗るので、麩屋町通を南下。 いつもはガイド一人なので、前を歩きながら、時々振り返って、皆が付いてきているか、交通上の危険がないかどうか目を光らせなければならない。 途中で、屋根に載っている「鍾馗さん」や「町家」を説明。女子の食い付きがいい。漢字がむつかしいので、例えば「鍾馗」と書いた紙芝居があってもいいのかも。◆9:30 四条高倉バス停着 四条高倉バス停で二条城前まで乗り換えなしで行ける12系統のバスを待つ。12系統はそれほど本数はないが、本数は多いが乗り換えがあるバスと時間はドッコイドッコイという判断。 バス停でバスを待つ間、今日回るスポットを地図を思い浮かべながら位置関係を説明し、京都の町の碁盤の目の町作りも説明されていた。ここはやはり紙芝居で地図があって、目的地にシールを貼っておくという工夫があればベターだろう。さらに、学校のある町の地図と町の道路の走り方の比較できればベストだ。◆9:40 12系統のバスに乗車 バス乗車の際、生徒を先に乗せて、ガイドが最後が基本。ガイドが先に乗ってしまうと、乗り遅れで置いてきぼりのリスクがある。バスが混んでいて、生徒を乗せるために女子のお尻を押してはいけない。セクハラでクレームが出ることがある。 乗ったら(乗ってしまうと離れ離れになる可能性があるので、できたら乗る前に)、「XXというバス停で降りるよ。X番目のバス停。だいたいXX分くらい」とインプットするのがよい。 降りるバス停が近づいたら「次降りるよ。」の声掛けは当然必要だが、「財布、水筒、カメラ・・などの忘れ物ないように。」という声かけも必要と思う。座学で勉強したとき、忘れ物は日常茶飯事だとのこと。声掛けで少しでも減らせるならそうしたい。 降りるときもガイドが最後。やはり生徒の乗り過ごしのトラブルが多いようだ。特に同じ学校の別の班といっしょになって、その班が別の場所に行く場合、その班の友達と話し込んだりして、降りなかったということが起こるようだ。だから人数はカウントする必要はあるし、制服を着ていると、見分けがつかないので、早く顔を覚える必要がある。 市バス一日乗車券は最初乗る時、機械を通すことを説明しておく。降りたら、日付が印字されているのを見せて、次からはこの日付を運転手に見せればいいと説明。◆9:50 二条城前着 二条城見学 生徒に入場券を買わせて、入場。 本丸御殿の唐門のところに学校のカメラマンがいて記念撮影。朝の話だと、清水寺あるいは銀閣寺とのことだったが、ちょっと話が違う。各班自由行動なので、カメラマンがいるスポットがコースに入っていなかったら、カメラマンによる写真はないということか。書き忘れたが、出発前にホテル前でガイドも含めた班ごとの記念撮影はあった。 二の丸御殿を見学。残念ながら、大広間が工事中で大政奉還の場面の人形による演出を見ることができなかった。 二の丸御殿を出て、二の丸庭園だけ見て、東大手門に引き返す。二の丸御殿の縁側下を覗かせて、「うぐいす張り」のメカニズムを説明。先輩ガイドは音は副産物で意図したものではないとの説明だった。 もともと徳川将軍家の所有だったが、明治に離宮となって葵の御紋が菊の御紋になって、菊の御紋が葵の御紋の上に被せられたとの説明がされたが、果たして、葵の御紋、菊の御紋が理解できるだろうか。やはり、紙芝居が欲しいところ。 概ね、女子も男子も説明を聞いてくれて、興味を持ったようだ。女子は一番奥の白書院の女官の人形にドキッとしていた。 この辺で班の様子も分かってくる。第一印象どおり、みな良い子だ。女子3人も仲がいいし、男子3人も仲がいい。女子・男子の間にも適度の緊張感がある仲の良さ。一人仲間外れがいると、大変なようだが、今日はそれはなさそう。 気になったことが一つ。本丸御殿の通路は狭い。生徒6人が固まって説明を聞くと、後ろからの人が通れないことがある。横一列に並んで、後ろを空けて説明を聞くような誘導が必要か。◆10:35 二条城前バス停着 10:45 二条城前バス停発 次の目的地は金閣寺。急行の100系統がいいのだが、1台満員で乗れず。ゴールデンルートだ。次の12系統に乗るがこれも満員。ちょっと疲れた。◆11:05 金閣寺前着。金閣寺拝観。 「思ってたより、金ピカじゃん!!」と全員感動。 昭和25年の火事で焼けてしまって再建したとの説明に、「何故、焼けたんですか?」と私のほうに女子の班長が質問。なかなかするどい質問だ。朝あいさつしたときに、「私は見習いなので、私には質問しないで。」とは言ってないので、聞かれても仕方がないし、先輩に振るのも大人げない。座学研修では、お寺の面目もあるので、放火によって焼けたとは言わないようにと指導されているが、「大きな声では言えないけど、住み込みの若いお坊さんが放火したんだよ。」と正直に説明。すかさず先輩ガイドが「何故、放火したと思う?」「・・・・?」「金閣があまりにも美し過ぎて、嫉妬したんだよ。」さすが、少しポジティブなほうに話を持っていってくださった。真相は分からない。でも三島由紀夫の「金閣寺」ではそうなっている。 茶室「夕石亭」前の、貴人榻(キジントウ)の説明をして、「一人一人、座ってごらん。貴人の石だから、出世するよ。」と言ったら、恥ずかしそうに女子も男子も座って、写真の撮りあいっこをしていた。乗りがいい。貴人榻 出口を出たところにある土産物屋で試食。おいしいので、買いたいという。しかし、ルールで今日は買えない。明日のルートを聞いたところ、タクシーで伏見稲荷と三十三間堂を回るとのこと。食べ物のおしい土産物屋は少ない。今日最後に行く、清水寺なら同じようなものが買える。生徒が、チェックポイントで先生に、今日食べ物系の土産を買わして欲しいと頼んでみるとのことになった。食べ物系の土産を今日買ってはいけないということは、今日の朝、初めて聞いたと、生徒も文句タラタラだった。◆11:50 金閣寺出発 左大文字を見て、五山の送り火を説明。これも紙芝居があったほうがよい。 次の目的地は銀閣寺で、銀閣寺付近で昼食をとるつもりだったが、先輩ガイドがネットで調べたら、よく使う「大銀」というお店が水曜日は休みとのことで、途中下車して上七軒の「ふた葉」という店に行くことに。◆12:00 市バス204系統に乗る。 北野白梅町下車。203系への乗り替えを待つとき、先輩ガイドが「ふた葉」が休みでないかどうか確認。休み!!!。最悪。銀閣寺参道で探そうということで、203系統で銀閣寺方面へ。◆12:35 銀閣寺道着 (続きます) (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/15
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【2016年9月14日(水)】 昨日の奈良研修に続き、今日、は修学旅行の第1回の研修でした。先輩による修学旅行ガイドに付き添って、修学旅行のガイドについて学ぶというものです。今年の新入ガイド各人につき、9月中に2回あります。 今日の学校は東京の区立の中学校。 朝8時45分に御幸町通六角近くにあるホテルにガイドが集合。当日朝、事前に当日責任者、副責任者の方が、旅館で先生方や旅行社の方と打ち合わせをしており、その内容説明がまず全員にありました。各ガイドは支給の市バス1日乗車券を受領。我々研修組は自前です。 開始時間前にガイド全員がホテルのロビーに入り、班別に下りてくる生徒たちを待ちます。 我々担当の班は最後の方だったし、各班の間に時間があり、この時点で出発が15分ほど遅れてしまいました。先輩ガイドの話によると、ここまで各班の間隔があくことはないそうです。 我々の担当する班が下りてきて、ホテル前の道路に誘導し、まずは自己紹介。名前を大きく書いた紙を使って、先輩ガイドに続いて、私も自己紹介。続いて生徒たちの自己紹介。 以下は先輩ガイドとのやりとりです。 ますは、今日のコースについて相談。以前にも書いたように、6つの寺社を時間内に回ることは不可能なので、事前に「1つは減らす必要があるよ。お土産タイムをとるなら、2つ減らす必要があるよ。」とレスポンスレターで返信してありました。返信レターに基づいて、班で何か相談してきてないか聞いてみました。 「龍安寺と南禅寺をカットします。」とのこと。「食べ物系のお土産を買うのは明日でないとダメとのことなので、お土産タイムをとらないのであれば、減らすのは一つだけでもいいよ。」と差し向けました。すると「食べ物以外のお土産買いたいし、スイーツも食べたいし。」とのこと。 回る順番は、返信では清水寺を最後にするように提案していましたが、それを真剣には検討したいなかったのか、最初の案通り、清水寺からスタートしたいとのこと。「お土産を買うなら清水寺参道がたくさんあっていいよ。だから清水寺を最後にしたらどう?」と提案して、すんなりとOKとなりました。 あと昼食の好みやここで食べたいというのがあるかどうか聞いたところ、特にこだわりはないようでしたが、「できたら京都らしいものがいい」とのことで、こちらに一任。 その他、市バス一日券、飲料などを持っていることなどを確認。 いよいよ出発です。(続きます) (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/14
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【2016年9月2日(金)】 京都は最高気温32.8度と今日も暑かったです。以前なら涼しいと思う気温ですが、一度涼しい時期を経験すると暑く感じてしまいます。 私は、昨日の修学旅行ガイド研修の下見で疲れていますし、膝の痛みも相変わらずなので、ゴルフ練習も行かず、散歩以外は家にいました。(平坦なところを歩くのは痛くないので、散歩には出かけました。) 昨日の修学旅行ガイド研修の下見の結果を纏めて、指導していただく先輩ガイドの方にFAXで送りました。 家内はテニス、次女は明日からのクロアチア旅行の準備でした。 昨日の下見の帰りに本屋さんに寄って、京都観光のための交通案内を中心にしたガイドブックを買いました。所属するシニアガイド協会からも、必携アイテムだといわれた本です。「のりもの案内 乗る&歩く 京都編」(ユニプラン社) 900円+税交通路線図観光エリアの地図にはバスの停留所位置が示されています。 観光地から観光地への路線案内主な路線の時刻表(市バス、京都バス、京阪バス、JRバス、地下鉄、各私鉄)その他、運賃、社寺施設一覧も掲載されていて、我々ガイドには重宝する内容満載です。毎年3月にダイヤが改正になるので、毎年新しいものを買っていくことになるでしょう。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/02
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【2016年9月1日(木)】 観光ガイド開始前の研修の一環として、修学旅行ガイドの実地研修が、新入会員各人に対して、それぞれ2回あります。先輩ガイドに付き添うかたちでの実地研修です。9月に2度ありますが、私の1回目は、東京の区立中学校です。男女混合の6人の班を担当することになっています。 先日、担当班からのコース表に基づき、トライアルとして、行程表、返信レターを書き、担当の先輩ガイドさんに指導いただきました。全部で6ヶ所のスポットを回る希望ですが、時間的に5ヶ所か、お土産時間をとると4ヶ所が限度というのが結論でした。 この推定が正しいかどうかと、現場の確認のために、一度下見に行こうと考えていました。下見に行かないといけないわけではないですが。ここ2、3日、両膝が少し痛いのですが、また天気が下り坂になるようなので、今日、思い切って行ってみました。 担当班からの要望通りの順番で全部回りました。全部回るために出発のホテルに着いたらすぐに出発しました。下の表が実績です。一番左が実績の時刻、一番右が実績の所要時間、右から2番目が事前に推定した所要時間です。 実績では1時間45分の不足でしたが、いくつかのの所要時間に現実的な修正を加えると、不足時間は1時間25分になりました。お土産タイムを設けると1時間55分不足です。やはり、5ヶ所、お土産タイムを設けると4ヵ所が限度というのは正解のようです。 それから、修学旅行の下見で、我々が無料で拝観できるかどうかも、拝観券売り場でガイド協会の会員証を見せて確認してみました。 今回の6ヶ所のうち、 ◆無料で入れたところ~南禅寺(方丈)、銀閣寺(本番訪問予定をその場で提出)、龍安寺 ◆大人料金フル必要~清水寺、金閣寺、二条城 でした。ダメなところは観光客数ベストスリーと合致します。同じ相国寺塔頭でも金閣寺と銀閣寺で対応が異なるのも面白いです。 修学旅行では適切な昼食場所を見つけることもミッションの一つです。今回、銀閣寺付近で、昼食をしましたが、担当先輩ガイドさんから教えていただいた「大銀」という食堂は定休日で休みでした。お隣の「Cafe Bear」というお店に入りましたが、値段リーズナブルで、熊さんを象ったオムライスもあり、女の子には受けるのではないかと思いました。お店の方が、和食がよければ、同じ経営で「銀閣寺甚兵衛」というお店もあると教えてくださいました。ここの値段もリーズナブルのようです。予約も可能なので、是非、使ってくださいと宣伝されていました。大銀(右)とCafe Bear(左)Cafe Bearのショーウィンドウ(熊さんオムライス、カレーが見えます) 初めて、市バスの一日乗車券を使いました。500円です。10回乗りましたので、十分もとをとっています。バスの中でも買うことができて、最初バスを降りるときにカードリーダーに通すと、日付を印字してくれて、2回目以降はその印字を運転手さんに見せます。 トイレの場所、必要な拝観時間、適切なバス路線、停留所、乗り継ぎ方法、お土産タイムに適切な場所など実際に行ってみて、色々勉強になりました。 また少し暑さがぶり返して、京都は最高気温33.6度の真夏日でした。バスでの移動が多いので、歩数は多くないと思っていたのですが、23,000歩といつもの「京都市内全寺社巡り」の最高記録に近い歩数を歩いていました。相当疲れました。 当日は、私が観光ガイドをすることはありませんが、自分がガイドをすると想定して、当日までに、各スポットの説明ポイントを勉強していきたいと思います。 冒頭に書いたように、ここ2、3日両膝が痛く、普通に歩くのは支障ないのですが、階段の上り下りで少し痛みを感じます。今日、これだけ歩いても悪化はしていないので、治っていくのではないかと思っていますが。痛風の可能性はありますが、痛風なら普通片方しか痛くならないし、今は薬を飲んで、尿酸値を下げているので、痛風ではないと思います。恐らく「京都市内全寺社巡り」がここ3回連続で、山道中心の歩きだったので、膝に無理が来たのだと思います。このまま慢性的な痛みにならないことを祈るばかりです。 次女は家内に連れていってもらって、市役所の支所に行き、転出届を出したり、健康保険や年金のことを色々聞いたりしました。年金は後で払えば済む話ですが、健康保険は、現在どこにも入っていない格好になっています。東京に転出後、手続きをするとのことですが、無加入期間に病気しないかどうか心配です。(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)-------------------------------------------------------------------よろしかったらぽちっとお願いします。にほんブログ村
2016/09/01
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