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当日は、好天に恵まれ、みなさん華やかな着物姿でした。とりわけ、正客になられたお客様のお召し物が印象的でした。一つ紋の松竹梅裾模様に、またびっしり細やかな宝尽くしの金の帯。晴れやかな中にも奥ゆかしい品格が備わる茶人らしい装いでした。今回は、先日うろ覚えで記しました初釜会記を改めさせていただきました。よろしくお願いいたします。すわとう袋帯手の込んだ美しい袋帯。今なら、五十九万円引きになってます。平成十八年 一月十五日 戌年 初釜 晴天玄関掛物:五節句人日寄付:而妙斎画賛 花笑 戌の絵本席:即中斎筆 千林処々鶯 表具奥村床飾り:コウネンキ 弘入作 桂盆(爪紅かつら盆)一閑作惺斎箱 カリロク 他香合:奈良彫りぶりぶり 即中斎箱 鉄狼作替:羽子板 川瀬満之作花:結び柳 椿紅白(白鶴・太神楽)花入れ:青竹一重切り風炉先:曳舟 堀内宗完棚:布目溜塗り高麗台子炉縁:踊り桐蒔絵 而妙斎箱共釜:与二郎政所釜 寒稚水指:膳所黄交趾 松唐草彫り模様 即中斎箱共杓立:黄交趾算木 惺斎宗匠箱共妙全造建水:黄瀬戸大脇差 惺斎箱茶入:信楽焼大福茶入 銘寿山 即中斎箱茶器:内銀海老大棗 即中斎在判箱共 近左作茶杓:惺斎自作 銘白梅替:堀内宗完作 銘初音濃茶茶碗:嶋台 紫野窯 即中斎箱薄茶茶碗:古薩摩鶴の絵 小堀宗慶作 初音 即中斎箱 真葛作 槍梅 即中斎箱 即全造 寒牡丹 即中斎箱 永楽造 唐獅子牡丹金襴手 万古勝山作 膳所 干支子犬の絵炭斗:炭台替:南紀檜籠灰器:雲華焼 宗無箱灰匙:十代 浄益作火箸:椎頭 十代 浄益作環:石目環 即中斎箱 浄長作羽箒:朱鷺 而妙斎箱菓子器:溜糸目内唐松蒔絵喰籠 久田宗也在判箱共 近左作替:ミル貝蒔絵喰籠 久田宗也在判箱共干菓子器:鳳凰輪花盆 即中斎在判 羽子板松竹梅 久田宗也在判箱共 川瀬満之作菓子:根引き松紅白饅頭 赤坂虎屋製干菓子:味噌合わせ干支焼印 千代結び有平糖 州浜松葉 京都末富製煙草盆:糸巻き 而妙斎在判箱共火入れ:八掛け 永楽造煙草入れ:タトウ 奥村製煙管:吸江斎好み筋 浄益作藤井寛最高級創作訪問着「昼夜蔓帯草花文」 通常価格 346,500円参考上代百万以上が、さらに信じられないお値段なのを発見♪次回は、初稽古のお道具組です。
2006年01月30日
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今週末は、高気圧で春の先取り。気持ちも明るくなります。早い物で睦月も最後の週。もう節分の季節です。豆は、「魔滅」に通じ、邪気を払う霊力があると言われるそうです。年の数だけ食すということは、だんだん邪気が付きやすくなるということでしょうか。無病息災を願います。お道具についておさらいいたします。松井青々作 蒔蝋友禅小紋 桜の花びらはらはら舞い散る花びらが、夢のようです。●茶の湯の道具 掛物掛け物は茶室の中でもっとも大切な役割をしめているところから、古来、「茶二近キ第一ノ道具」といわれてきました。掛物は茶会の趣旨を大きく掲げて、集まる人々にその意味合いを知らせるという、いわば、その茶室の雰囲気の源泉をなすものといえます。この掛物の示唆するものが、主人と客に共通の心のひびきを引き出してくれるともいえます。したがって、寄り合う主客の性格によって異なるとはいえ、主客ともに尊び慕う立場にある人の筆跡であり、画業であってほしいものです。掛物を中心に、花入や茶碗、茶杓の銘や形、模様なども考え合わされ、取り合わされることとなります。掛物には、墨跡・絵画・絵賛・懐紙古筆切・消息・色紙・短冊など各種のものがみられ、通常稽古の席には、流派の家元宗匠による筆跡がいちばん多く用いられています。また、形としては一行物(たて物)、横物などがあります。正絹上品着物バッグ訪問着や小紋などに幅広く次回、花入の種類についてです。
2006年01月27日
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若い方たちから、ベテランの方まで幅広い範囲で人気の紬。人の温もりを感じさせる紬は、早くの購入をお勧めします。八掛と帯を変えれば、永い友にきっとなれますことでしょう。トップページにて「大人気の紬と上布たち」をご紹介いたしました。いずれもネットならではの驚きの価格です。ぜひご高覧ください。新たな気持ちで、利休百首の句も更新いたしました。「桜」の柄特集 桜大丸文様染め名古屋帯上等の紬に合わせたい●客の心得 薄茶の頂き方 その二 替茶碗の場合主茶碗と替茶碗を使用している場合、正客が拝見を終え、次客へ送るが、次客も正客に拝見したい旨所望するとよい。次客は茶碗をあずかり、拝見し、替茶碗にお茶が点って出されるまでにへり外へ置く。主茶碗を持ってお茶の点った替茶碗の前にすわり主茶碗を膝前に置く。替茶碗を膝近くに仮置き、主茶碗を定所に返す。替茶碗を持って戻り、常のように頂く。三客以下も同じ。冠(ゆるぎ)組の帯締め 無地20色色を揃えておくと便利
2006年01月25日
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今朝、空を見上げると、風花が舞っていました。東京で見るのは初めてかもしれません。「寒い、寒い」と言い過ぎるのは、雪国に住んでいる方々に失礼だと指摘されました。ロシアでは、零下三十五度から「寒い」と言うのだとか…厳しい寒さが続きます。ご自愛ください。遅くなりました。部分ですが、十五日の初釜の道具組を記します。◆ひふみ帯揚げ 桜松葉模様(鶸色)手描き 白の花びらが上品です。春を待つ気持ちで…平成十八年 一月十五日 戌年 初釜 先日の雨がうそのような晴天本席掛物:春入千林処々鶯 即中斎箱共床飾り:コウネンキ 弘入作 桂盆(爪紅かつら盆)一閑作惺斎箱 カリロク棚:溜塗り 高麗卓 宗也箱共香合:奈良彫夫利ぶり 市川鉄浪作 即中斎箱共茶入:信楽 直方作「寿山」即中斎箱共仕服:法隆寺御物錦茶器:近左作 内銀伊勢海老大棗 即中斎箱共茶杓:惺斎宗匠作「白梅」 替 堀内宗完作「初音」茶碗:紫野焼 嶋台 即中斎箱 大樋嶋台 九代大樋長左衛門 替 鶴の絵茶碗 小堀遠州 永楽作 やり梅 万古勝山作 牡丹唐獅子金襴手 他炉縁:唐松蒔絵 即中斎箱共◆西陣高級本袋帯北尾織物匠手織り「彩花寿涛文」一流店でしか手に入れることの出来ない逸品 百四十八万円が、現品のみ、まさかの価格後日、続きます。
2006年01月23日
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今年になって初めての花のお稽古でした。昨年から生やし始められた、先生のお髭も定着してきました。初春の花は、清々しく、晴れやかな、花。花材が豊富でした。○山茱萸(サンシュユ・サンシュウ)○白木瓜○藪椿○水仙(冬期)○豌豆他、松、梅(苔木あり)四季の花手帖(秋から冬へ)花人 川瀬敏郎著本日の課題は、ひとつは水仙を茶花なり根〆めとして生ける。他は自由に組み合わせる。円窓の細長の掛け竹花入れに、すっきりと水仙と白梅を入れました。初春の清らかな空気を伝えられるよう気持ちをこめながら。これは、まずまずでした。そして今期挑戦している、古銅の一文字に松・白梅・水仙を入れました。真の花入れに入れると、一気にボロが出ます。足りないところが、浮き彫りに…いろいろご注意いただきました。「ただ、古銅に松を入れているだけ。」「頭の中で、絵が描けていない」「それを具現化する技術もない」なげいれ系の立花をしたのですが「真ん中がない(解っていない)から、なげいれもできない」…書いていて改めて思いましたが、ケチョンケチョンですね。大名系(殿様好み)の真の花は、現代の暮らしの中では理解しがたくなかなか掴むことができません。どうしたら、よいものか。機会があれば、ぜひ京都の冷泉家のツアーに参加させていただきたいと思いました。名古屋帯正絹創作塩瀬九寸染帯「水仙に福寿草」早春の風をはらんだ水仙が良く描かれています。驚きの価格です
2006年01月19日
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先日の日曜日に社中の初釜がありました。毎年恒例の懐石の献立を記します。とても品数が多く、食べるのも大変ですが作るのは、もっと大変です。以前書き込みました即中斎好みとは聞き間違いでした。申し訳ありません。盃を斜めにおくなど惺斎宗匠の頃を守られているのが珍しいようです。懐石揃い一式(木製・漆塗り)いつかは揃えたいものです平成十八年一月十五日 初釜の献立四つ碗:盃 飯 汁(小松菜・溶き辛子) 向こう付け(柿なます)煮物碗:鴨そぼろ真蒸(上に青海苔) 松葉ごぼう 梅花人参 亀甲椎茸 扇面筍 菜の花 柚子焼き物:鯛の幽庵焼き八寸:鰤の照り焼き 鮑の潮蒸し 蕨烏賊 鮭の燻製レモン添え 数の子 田作り 黒豆・銀杏・ちょろぎの松葉刺し 菊花蕪 味噌餡入り干支麩 百合根・青海苔 大徳寺納豆箸休め:蛤の吸い物 こしょう強魚:和え物(赤貝 うど 胡瓜 ラディッシュ 水前寺海苔 柚子)香の物:たくあん 奈良漬け 千枚漬け青竹菜箸(セット)普段使っても、お料理が美味しく見えます
2006年01月16日
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大寄せの茶会では、たいてい薄茶がもてなされます。濃茶と比べて、くつろいだ雰囲気になります。お茶を習ったことが無い方でもお薄の頂き方を知っていて、決して損はないです。お仕事などで、海外に出向く方も多いと思います。マスターしておきましょう。今回は、半東のいない、ひとつのお茶碗の場合の頂き方です。伝統工芸本場琉球紅型九寸名古屋帯「海辺の趣き」一本は欲しい。おおらかな琉球紅型帯です。●客の心得 薄茶の頂き方 その一 亭主が茶わんを差し出すと、正客はとりに出て、自席へ戻る。茶わんを畳のへり内、次客との間に置いて、次礼。茶わんをへり内膝前に置き、亭主に一礼し、軽く押し頂き、飲み口を手前に回して飲む。右手の指先でふき膝前に置く。両手をついて全体の姿を拝見し、次に手にとる。拝見を終えたら茶わんを持って立ち、茶わんの向きを変えて亭主に返す。次客以下は、上座と下座の客に一礼し、亭主に挨拶して頂く。正客は、亭主が建水にお湯をすてたころ、おしまい頂くよう挨拶をする。亭主が水指の蓋をする頃、両器の拝見を請う。亭主が建水を持って退出すると正客は両器をとりに出る。道具がさがり、茶道口がしまって後、茶器をへり内、次客との間に置いて次礼し、拝見して次客に送る。茶杓も手にとって拝見する。末客は、出会いで両器を正客に返す。正客は、両器を再び拝見し、亭主に返す。春色の紬(本塩沢紬)【新潟県】顔映りの良いお色目。たいへんお求めやすくなっています。次回、替茶碗の場合です。
2006年01月13日
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成人式の日には、沢山の振袖姿の女性をお見かけしました。印象に残ったのは、お婆さまの時代の物と思われる純クラシックな丁寧なしごとの、見事な松の手描きのお振り袖。純和風なお顔立ちにとても良く映えて素敵した。〈羽田登喜男〉正絹縮緬ぼかし風呂敷お茶会に重宝します●客の心得 濃茶の頂き方 その五 三器の拝見 亭主が道具を下げ終わると、正客は茶入をへり内、次客との間に置き、次礼する。右手で茶入をとって膝前に置き、両手をついて姿を拝見する。次に蓋をとって拝見し、蓋は茶入の右に置き、茶入の身を拝見する。茶入の蓋をしてもう一度両手をついて拝見して、次客に送る。正客は茶杓を拝見し、次に袋も拝見する。末客は茶入、茶杓をへり外、下座よりに止めておき、袋を拝見して、打ち留めを手前に、底をてのひらにあてるように持ち、その上に茶杓をのせ、右手で茶入を持って立つ。正客も頃を見て立つ。正客と末客は点前座近くで出会い、茶入以下を膝前に置き、順次向きを変えて、正客の前に並べ、自席に戻る。正客は袋と茶杓を左へ置き直し、茶入を改めて拝見し、点前座近くに仮置きし、茶杓と袋も拝見して茶入の左に仮置きする。点前畳のほうに向かい、茶入、茶杓、袋の順に向きを変え、定位置に返して、自席に戻る。亭主がとりに出ると、礼を述べ、それぞれについてお尋ねする。終【茶入】高取茶入と、仕服または仕覆(袋)次回は、基本の『薄茶の頂き方』です。
2006年01月12日
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我が社中の初釜は、今週末です。即中斎宗匠の頃のお懐石が伝えられていると聞いています。社中で毎年作るのですが、一年経つと細かなことをすっかり忘れてしまっています。今から昨年の料理の写真を引っ張り出して、思い出してみようと思います。紬訪問着米沢【新田】正絹創作草木染め紬訪問着「雛の宵・淡萌黄」四十八万円の素敵なお着物が、驚きのご奉仕価格末客は茶碗を拝見して後、畳のへり外、下座よりに止めておく。出し帛紗の拝見がすむと、左手に持たせ、右手で茶碗をとり左手を添えて持ち、立ち上がる。正客も出会いの位置に行く。点前座近くで出会って、末客は茶碗と出し帛紗を一度膝前に置いてから正客の前に返し、自席へ戻る。正客は、茶わんをあらためてから亭主側に仮置きする。出し帛紗も改め、茶わんの左側へ仮置きする。亭主のほうに向き、茶わんと出し帛紗をはじめの位置へ返す。正客が自席に戻り、亭主が茶わん、出し帛紗を取り込み、居前で茶わんを膝前に置くと、客一同は総礼(お茶の礼)をする。亭主が建水を持って水屋に下がると、正客はすすみ出て、茶入れ、茶杓を膝前に置き、袋を右手でとり左手に持たせ、その上に茶杓をのせてともに持ち右手に茶入れを持って自席へ戻る。正客は、畳のへり外、上座寄りに茶入れを、さらにその右側(上座側)に茶杓を、その右に袋を置く。亭主が道具を下げ終わると、正客は茶入れをへり内、次客との間に置き、次礼する。次回、続く大島紬と紅花紬八寸帯のセット春らしい帯で、お稽古に
2006年01月11日
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まだまだ油断はできませんが気付くと、陽差しが柔らかくなってきた気がします。緑たちも、ここぞとばかり一身に太陽の光を受けようとしています。春の来るのを待つばかりです。【ほのかなお香の香りを飾る】匂袋桜 花びら 淡バッグや、たもとにも●客の心得 濃茶の頂き方 その三 次客へ送る末客も、正客と同様に頂き、出し帛紗をその左に置き、茶碗をとり、二度に回し正面を自分のほうに戻し膝前(帛紗の右)に置く。末客は出し帛紗を左手に持ち、右手で茶碗をとり、左手を添えて持って立ち上がり、正客の前へ進む。正客の正面にすわり、茶碗と出し帛紗を膝前に置く。茶碗を向こうへ二度に回して、正客から見て右よりのへり外に置き、出し帛紗を茶碗の下座よりに置く。正客は、右手で出し帛紗をへり外、上座寄りに仮置きする。茶碗を右手で次客との間に置き、「お先に」の次礼をする。茶碗を膝前に置き、両手をついて、まず全体の姿を拝見し次に茶碗を取り上げ、低い位置で見て、再び膝前に置いて全体を見る。茶碗の拝見が終われば、へり内、次客との間に右手で置く。次客は三客に次礼して、正客同様に拝見する。正客は出し帛紗を手に取り、拝見し、次客との間に置く。末客は茶碗を拝見して後、畳のへり外、下座よりに止めておく。出し帛紗の拝見がすむと、左手に持たせ、右手で茶碗をとり左手を添えて持ち、立ち上がる。正客も出会いの位置に行く。~次回、三器の拝見に続く【抹茶茶わん】伊羅保茶わん春の茶会に
2006年01月10日
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お茶事のメインディッシュは、濃茶です。すべては濃茶を美味しくいただくためのものです。亭主の心をこめて点てたお茶を味わい、頂きます。貴重な出し帛紗を出していただいた場合、汚してしまうといけないので、拝見するだけに留めて正客が懐中のふくさを出し帛紗変わりに使うことも良くあります。高級茶道具掘出し物市、開催中!大特価品、見切り品、多数あり!出し帛紗ほか●客の心得 濃茶の頂き方 その二 次客へ送る出し帛紗の上に茶碗をのせて、両手で、出し帛紗とともに重ねて持って軽く押し頂く。飲み口が手前にくるように二度回し一口飲む。その頃に、亭主から服加減の挨拶があるので、軽く一礼して挨拶を受ける。次客は、正客がお茶を飲んでいる間に、三客に次例する。正客は飲み終えると、茶碗を右手でへり内の膝前に置き、左手の出し帛紗は二つに折って閉じて、茶碗の左横に左手で置く。飲み口を懐紙で拭き、紙は右のたもとへ入れる。茶碗を向こうへ二度に回して、飲み口を右にし次客との間に置く。出し帛紗を右手でとり、左手で茶碗の下座よりに置く。正客から次客へ送り礼。次客もこれを受けて一礼する。次客は、茶碗を右手でとり、正客と同様に頂く。(次客以下へは、一口飲んだ後の亭主よりの挨拶はない)正客は、頃を見て亭主に挨拶し、お茶銘とお詰(茶師の名)を聞く。末客も、正客と同様に頂き、出し帛紗をその左に置き、茶碗をとり、二度に回し正面を自分の方に戻し、膝前(帛紗の右)に置く。【抹茶(濃茶)】星雲 150g缶入抹茶とは、どうやって作るかご存じですか?
2006年01月08日
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大雪の影響で、多くの方々が被害に遭われています。心よりお見舞い申し上げます。本当に、春が待ち遠しく感じます。【抹茶茶わん】色絵茶わん 春草春が待ち遠しい●客の心得 濃茶の頂き方 その一茶碗と出し帛紗が出されると、正客は取りに出てその前にすわり茶碗を右膝前に置く。次に出し帛紗をとり、左手に持たせ、茶碗を右手でとり、左手を添え、出し帛紗とともに持って自席へ戻る。自席に着座して、へり外の右よりに茶碗を、出し帛紗を茶碗の左側におく。座を直して、茶碗を畳のへり内、次客との間に右手で置き、出し帛紗を右手でとり、左手に持ちかえて茶碗の左に並べて置く。正客から一礼。連客はこれをうけて総礼。正客は茶碗を右手で取り、膝前に置き、出し帛紗を左手でとって左手のひらの上で開く。出し帛紗の上に茶碗をのせて、両手で、出し帛紗とともに重ねて持って軽く押し頂く。~濃茶の頂き方(次客に送る)に続く立雛 掛軸(かけじく) 桃の節句のお茶会に
2006年01月07日
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お正月休みに慣れた身に嬉しい、明日から三連休です。中には、年末からずっとお休みの方もいらっしゃるようで、うらやましい限りです。今回は、大寄せや、初釜など人数の多い茶事や茶会などに良く見られる食籠(菓子器)の蓋を先に送る場合を見ていきたいと思います。初釜に。金銀重ね和楽嶋台茶碗●客の心得 菓子の頂き方ー食籠の蓋を先に送る正客は懐紙にくろもじをのせ、蓋をとり、拝見し(表、裏)次客へ手渡しで送る。次客も蓋を拝見し、次の客へ送る。その後、くろもじをとって菓子をとり、懐紙で先をふいて食籠にのせ、次客に送る。末客は蓋を拝見し、上向けて、へり外、下座寄りにあずけておく。菓子をとった後、くろもじを懐紙にのせて、蓋をしめる。くろもじを蓋の上にのせ、食籠をへり外、下座へあずけておく。【抹茶茶わん】乾山写茶わん 立雛 桃の節句のお茶会に。
2006年01月06日
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早くも三が日が過ぎました。次の連休に、お初釜をなさるお教室もあるようです。お道具出しや、お着物選びなどそれぞれにお忙しいでしょう。縁高の菓子器は、改まった感もあり、茶事で使われることも良くあります。縁高の上には、おひとり一本ずつ、黒文字(くろもじ)が用意されています。頂くと、記念になり嬉しいものです。今は、くろもじの木が貴重なことから、お返しする場合もあるよう。その場の先輩方に倣うのが良いと思われます。大寄せにも茶事にも。どのお菓子も映える【菓子器】真塗 縁高 ●客の心得 菓子の頂き方ー縁高の場合正客は、縁高を次客との間に置いて次礼し、へり外正面に直す。二段目以上を向こうへずらし最下段の重にくろもじを一本とる。上の段はそのまま次客へ送る。次客以下は下の重からとり、末客まで送る。正客以下、くろもじ一本で菓子を懐紙にとる。必要であれば縁高の中を清め、下座へと重ねて送る。このとき、正客の重が一番下となる。末客は蓋をして、自分の重を上に重ねて下座よりに止めておき、菓子を頂いて後、茶道口近くへ返す。もう、春です。九谷焼 香合 立雛 吉本直樹(直樹)
2006年01月04日
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明けまして、おめでとうございます。昨年から始まりました『自己紹介茶道表千家お稽古松風ブログ(blog)』で御座いますが本年度も引き続き、よろしくお願い申し上げます。ご来訪いただいた皆さまにとりまして、本年が素晴らしい年となりますよう心よりお祈りいたします。 二千六年、1月 『松風』○新春大江戸福袋『人間国宝セレクション』期間限定一月七日まで 300万円●客の心得 菓子の頂き方正客は、干菓子器も同様に次客に送る。末客は、主菓子をとって蓋をし、くろもじをのせて、いったんへり外下座よりへ止めておく。干菓子器も、主菓子器の向こう、さらに下座よりに置く。末客は、頃合いを見て、下座に止めておいた菓子器を、四方回し、または丸回しで回して、正面を向こうにして、両手で持って立ち上がり正客の前に進み、正客のへり外に返す。正客は、菓子器をへり外、上座に寄せておく。(菓子が菓子器に数少ない場合は末客が下座へ止めておき、頃を見計らって、茶道口に返す)※広間の場合食籠など蓋のある場合、客人数により、菓子をとるたびにごとに蓋をせず、あけたままくろもじをのせ、蓋を後に並べて送るかまたは、先に手渡しにして末客まで送っておいてもよい。次回、縁高の菓子の頂き方
2006年01月02日
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