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メリークリスマス!今日はクリスマス。イエス・キリストがこの世に降誕してきたことを祝う日(誕生日ではないのです)。日本ではイブの方が重視される向きが強いように思いますが、本来祝われるべきはこちらなんですよね。まあ、宗教色がほとんどはぎとられてしまって、ただのイベント化してしまっているので仕方ないのかもしれませんが。さて、12月25日です。そう、25日です。月例MJナイトです。今月はクリスマスと重なりましたね。日本酒BARあさくらのクリスマスBGMはマイケル・ジャクソンです。持ってこれたら映像も一緒に楽しみたいですね。マイケルで祝うクリスマス。素敵ですね(^^)皆さんにとって、良いクリスマスとなりますように。メリークリスマス!1月の休業日1月4日(水)1月5日(木)1月9日(月)1月10日(火)1月17日(火)1月24日(火)1月31日(火)※ 1月31日は読書会そして、昼酒営業日の方はといいますと、1月の昼酒営業日1月2日(月)1月3日(火)1月7日(土)1月8日(日)1月14日(土)1月15日(日)1月22日(日)1月28日(土)1月29日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.12.25
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昨日の寒さは格別でしたね。おでんが飛ぶように売れましたよ。しかし、さすがは我が店です。毎年の事ながら、クリスマスとは無縁のお店です。クリスマス含みの三連休に突入したというのに、カップルの来店はゼロな上に席も埋まらず(^^;例年、クリスマス時期は暇なんですよね。三連休の今年は忙しくなるかと思いましたが仕方ないです。クリスマスはイタリアン、フレンチ、ワインの独壇場ですからね。日本酒の活性にごりも結構いいんだけどなあ。にごりの白さがホワイトクリスマスなんてどうなんだろう、と思うのですが世間的には知られてないというのもありますからね。というわけで、今日紹介するのはにごり、それもどぶろく風なお酒です。妙の華 山廃純米一段仕込み無濾過生(三重県、森喜酒造場)毎年この時期になると、酒屋さんから「どぶろく届きました」の報告があり、二つ返事でいただくんですよね。本当にどぶろくっぽい味です。酸味がきいたところがまさにどぶろく。今年のは例年よりも甘みも強く、なんと言うかまさにヨーグルト風味な感じですよ。これが酸味好きな人にはたまらないんですよね。それに何となくこの酸っぱさが健康に良さそうな気もします。(もちろん錯覚にすぎないのですが(^^;)ホワイトクリスマスなんて銘打ってはみたものの、クリスマスらしさの欠片もないですね。いいんです。クリスマスの本来の意味も知らないカップルよりは、心のぬくもりを求めて集まる人々のための店となりましょう、日本酒BARあさくらは。様々な理由で一人で過ごす方達の憩いの場となれれば幸いです。おでんを多めに用意して、お一人の方にはサービスで振る舞うことにしします。うーん、何だか救世軍っぽいですね(^^;まあしかし、そんな感じでいきますよ。皆さんの来店をお待ちしております。そうそう、今夜は24時閉店(23:30L.O.)です。遅く来ようと思っている方はご注意ください。1月の休業日1月4日(水)1月5日(木)1月9日(月)1月10日(火)1月17日(火)1月24日(火)1月31日(火)※ 1月31日は読書会そして、昼酒営業日の方はといいますと、1月の昼酒営業日1月2日(月)1月3日(火)1月7日(土)1月8日(日)1月14日(土)1月15日(日)1月22日(日)1月28日(土)1月29日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.12.24
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今日は天皇誕生日、三連休の始まりですね。三連休はすべて昼酒も営業、と言いたいところですが、日曜日、クリスマスのお昼は休ませていただきます。夜は通常通り営業なんですけどね。さて、12月はもう終わりですが、年が明けて1月の休業日と昼酒営業日のお知らせです。1月の休業日1月4日(水)1月5日(木)1月9日(月)1月10日(火)1月17日(火)1月24日(火)1月31日(火)※ 1月31日は読書会そして、昼酒営業日の方はといいますと、1月の昼酒営業日1月2日(月)1月3日(火)1月7日(土)1月8日(日)1月14日(土)1月15日(日)1月22日(日)1月28日(土)1月29日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 とまあ、このようになっています。以前からお知らせしている通り、三が日は営業しています。元日は夜のみの営業ですが、2日と3日は昼から営業していますので、初詣帰りにでもお立ち寄りください。やはり、お正月といえば日本酒ですよ(^^)呑み初めは日本酒BARあさくらでいかがでしょうか。皆さんのお越しをお待ちしております。日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.23
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今日は天皇誕生日、三連休の始まりですね。三連休はすべて昼酒も営業、と言いたいところですが、日曜日、クリスマスのお昼は休ませていただきます。夜は通常通り営業なんですけどね。さて、12月はもう終わりですが、年が明けて1月の休業日と昼酒営業日のお知らせです。1月の休業日1月4日(水)1月5日(木)1月9日(月)1月10日(火)1月17日(火)1月24日(火)1月31日(火)※ 1月31日は読書会そして、昼酒営業日の方はといいますと、1月の昼酒営業日1月2日(月)1月3日(火)1月7日(土)1月8日(日)1月14日(土)1月15日(日)1月22日(日)1月28日(土)1月29日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 とまあ、このようになっています。以前からお知らせしている通り、三が日は営業しています。元日は夜のみの営業ですが、2日と3日は昼から営業していますので、初詣帰りにでもお立ち寄りください。やはり、お正月といえば日本酒ですよ(^^)呑み初めは日本酒BARあさくらでいかがでしょうか。皆さんのお越しをお待ちしております。日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.22
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昨日が第3回読書会で取り上げる候補作の締め切り日でした。「冬の文学」をテーマに候補作を募集したところ、やはり直接タイトルに冬や雪がつくものが多かったものの、ちょっとひねったものもありました。とりあえず、下記が候補作10作品です。1. 雪国 川端康成2. 荒野の呼び声 ジャック・ロンドン3. アイガー北壁 新田次郎4. 雪のひとひら ポール・ギャリコ5. 雪の女王 アンデルセン6. 狼は帰らず 佐瀬稔7. 南極越冬隊タロジロの真実 北村泰一8. 幸福な王子 オスカー・ワイルド9. ムーミン谷の冬 トーベ・ヤンソン10. 八甲田山 新田次郎新田次郎が二作入ってますが、やはり山岳小説の第一人者ですからそれもまあ当然かもしれません。タイムリーなところでは南極越冬隊タロジロの真実が入ってますね。テレビドラマの南極大陸、思ったほど視聴率は伸びていないようですが、それでも南極物語を懐かしんで見てしまっています(^^;閑話休題。南極物語と同じくノンフィクションでは「狼は帰らず」。森田勝ですよ。これはわたしは既に票を投じる決意を固めてしまっています。選ばれなくても久しぶりに読もう。ムーミンはアニメでは何度も見ていますが、原作の方は読んだことがないので少し興味ありです。童話では雪の女王も名前が出ていますね。オベラを観に行ったことはありますが、これも原作は未読。ジャック・ロンドンの荒野の呼び声。シブいですねえ。幸福な王子。これ、実は冬の話なんですよね。候補に挙がったので話を思い返してみると、昔読んだ時とは全く違う視点が浮かんできたので、これもなかなか面白いと思います。候補に挙げられながらも選ばれなかったものとしては、イワン・デニーソヴィチの一日があります。あまりに暗すぎるんですよね(^^;鶴の恩返し、かさじぞう、という案もありましたがさすがに短すぎるのでは、ということで却下。とまあ、そんなこんなで選ばれた10作品。参加を希望する方はもちろん、参加は出来ないけどこれは取り上げてほしいと思う作品に皆さんも票を投じていただければありがたいです。ぜひご意見をお寄せください。投票はコメント欄、もしくはメール でお願いします。あるいは来店時に直接わたしに告げてもらってもかまいません。投票締め切りは12月26日(月)です。よろしくお願いします。第3回酔読会日時:2012年1月31日(火)20:00~場所:日本酒BARあさくら会 費 :通常のお会計12月の休業日12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)12月の昼酒営業日12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.16
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七本鎗 しぼりたて純米無濾過生原酒23BY(滋賀県、冨田酒造)いやあ、うまいです。フレッシュ感もたまらない。うちの店としてはかなり珍しいことなんですが、入荷して一日で一升開きました(^^;先週の金曜日に入荷して、試飲をした後にブログ用のコメントメモを取ろうかと思っていたら、その日は早くからお客さんがお見えになって、結局メモを作る暇もなく一日で完売。翌日再入荷するも、いろいろと用事が重なってる間に翌日またもや完売。そうしてようやく3本目の入荷にしてコメントを作成することが可能に、というかこの話自体がネタになってくれたんですよね。今日開けるので4本目。うちとしては前例にない売れ行きですよ。なんでそんなに売れるかというと、理由はただ一つ。リピート注文が多いんですよね。うちの店は100種類以上あるお酒が売りなので、ほとんどの人は一杯呑んだら次は違うものをということになるのですが、この七本鎗に関しては二杯、三杯と杯を重ねる人が多いのです。ある女性のお客さん曰く、「ジュースみたい」という感想もうなずけるくらいにフレッシュ&ジューシーです。明日は活性にごりも再入荷しますし、呑み比べてみるのもなかなか面白いですよ。まだ呑まれていない方はぜひお試しください(^^)12月の休業日12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)12月の昼酒営業日12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.15
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昨日の定休日はゆっくり過ごしました。そのままお造りとしてもいただける天然鯛のしゃぶしゃぶ。いやあ、うまかったなあ。昨日は私が鍋奉行だったので、燗酒をしている暇はありませんでしたが、お酒とも相性ばっちり。ダシはシンプルに昆布だしのみでぐらぐら沸騰したところに、人数分だけ鯛を入れてしゃぶしゃぶとしてポン酢でいただきました。身のコリコリ感、うまみがたまりません。そうして半量くらいを終えてから、今度はわかめのしゃぶしゃぶです。約1年ぶりですが、これがやっぱりうまいんですよ。磯の香と言った方がいいと奥さんからは言われましたが、それでもやはりここは海を食べてるみたいだと言いたい。磯の方が言葉の響き的にはいいんですけど、クニクニした感触のわかめを食べていると、やっぱり脳裏に浮かんでくるのは「海」なんですよね。語感の問題ですかね。わかめをあらかた片付けてしまってからは野菜や豆腐を投入。鯛のダシとわかめのダシがいい具合に出ているので、白菜には味がしみ込んでうまみが倍増。鍋を楽しんでいる間に、キッチンでは奥さんがあら煮を作ってくれました。素材の味がよかったのもありますが、味付け具合が絶妙で皆で大絶賛でした。鯛尽くし。十分堪能しました。お腹もいっぱいになってしまったのですが、甘いものは別腹というマジックワード。この日手土産でもらったのは五感のロールケーキと滋賀県のヤマダヤのケーキ。ケーキはいろいろ種類があったので目移りしましたが、私はチーズケーキをチョイス。しっとりしてて上品な甘み。ほかのケーキも一口ずついただきましたが、どれもおいしかったです(^^)ロールケーキもふわふわ。切り分けるのに苦労しました(^^;この日は日本酒以外にワインも何本か用意していたのですが、その中のカヴァ(スペインのスパークリングワイン)に、クラブワールドカップで来日中のFCバルセロナのエンブレムが入ってました。バルサのオフィシャルワインなんでしょうかね?蓋もこんな感じでバルサのエンブレムになってます。バルサは明日、アルサッドと対戦。順調にいけば18日にサントスと決勝を戦うことになります。ネイマールのいるサントスも強敵ではありますが、やっぱりバルサが勝つのかなあ。たまたまですが、このタイミングでこういうのに当たると応援したくなりますね。とりあえず、今夜のレイソルvsサントスは録画しときました。ネイマールのプレーってほとんど見たことないので、ちょっと楽しみです。そして、明日のバルサの試合ももちろん録画です。日曜まで楽しみが続きます(^^)12月の休業日12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)12月の昼酒営業日12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.14
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根を詰めて探し続けているわけじゃないのですが、気が向いた時に親子丼探索引き続きやってます。この間フラッと寄ったのが、三条会商店街の堀川からの入り口を入ってすぐのところにあるつるぎ食堂。親子丼の話を店でしたら、最上のものではないけど安くておいしいのがあるよ、とすすめられたのがここだったので、記憶の片隅に留めておいたのです。つるぎ食堂のつるぎは剣山からとっているようです。ご主人、きっと山をやる人なんでしょう。還暦前後くらいに見えましたから、その世代は今のブームとは違って普通に山好きな人が多かったですしね。閑話休題。年季の入った店内はいかにも大衆食堂。昭和のころからずっと変わらないんだろうなあ。うどん、そば、どんぶりものの中にありました、親子丼。大衆食堂の常で、特に名物というものはないので、(だいたい子の親子丼だってお客さんの個人的おすすめですし)カツ丼やら他人丼、木の葉丼の間に親子丼580円と書いてあります。メニューを見るまでもなかったのですが、一応そこにきちんとあることを確認してからお茶を持ってきてくれたおばちゃんにおやこどんください、と頼むとおやこどんぶりですねと復唱。ああ、丼はどんぶりの略称なのだなあとなぜか感心。待つ間に岳の1巻を読みながら、やっぱり山好きなんだろうなあと思っていると、1話を読み終えるか終えないくらいのタイミングで親子丼が登場。ああ。いかにも食堂の親子丼という風情でいいですね。ふわとろすぎないところがまた食堂らしくてたまらないです。さっそく箸をつけると、うん、これですよ。何というか安心するというか、これぞ普段食べる味なんですよね。特別いい卵を使っているわけでもないし、特別いい鶏肉を使っているわけでもない。でも、家で作るのとも違う。1,360円もする京のつくね家のとも違う。まあ、ひらたく言うと普通においしい食堂の味なんですよね。すごいこだわりがあって凝ったことをしているわけでもない、でも手を抜いているわけでもない。普通の人が普通に食べる、普通においしいものという感じですね。日常の中にあって、ああおいしかったさあ仕事戻ろうか、という感じの味です。コストパフォーマンスも抜群ですしね。大衆食堂っていいなあと思っちゃいました。親子丼に限らず、これから大衆食堂系をせめていくのも悪くないなあ。学食にプラスアルファくらいの値段ですから、予算的にも普段使いできますしね。普段使いとしてはこれでいいとして、それでもやっぱり非日常系も探してみたい。というわけで、親子丼行脚は継続です(^^)12月の休業日12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)12月の昼酒営業日12月10日(土)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.12
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いやあ、昨日は寒かったですね。そして、今日の寒さもかなりのものです。12月だから当然といえば当然なのですが、11月が暖かかったものですから、ちょっとこたえますね(^^;さて、本日は昼酒営業日です。お知らせしていたと思いましたが、明日12月11日(日)の昼酒営業はありません。所用で出かけなければならないので、京都に戻ってくるのは夕方頃になりそうです。17時頃からでもよければお店は夜の部と通しで開けますので、ご一報ください。今日の昼酒では活性にごりを開栓予定です。できたての新酒ですよ(^^)ほかには北海道産の子持ししゃもがあったりします。身のうま味が違いますね。冷酒でもいけますが、できれば燗酒がベターです。寒い日ですから、こんな日の燗酒は格別です。皆さんの来店をお待ちしてます(^^)12月の休業日12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)12月の昼酒営業日12月10日(土)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.10
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今日の京都は終日一ケタ台の寒さ。ようやく12月らしくなってきました。そうなると、新酒の便りもあちらこちらから届くようになってきます。滋賀県から最初の新酒は、いつもお花見の時にお世話になっている吉田酒造さんからです。ヨキトギ 純米吟醸生原酒2011(滋賀県、吉田酒造)スーパーフレッシュ!フレッシュ、フレッシュ!その単語ばかりが思い浮かんできます。辛口でキレがあるんだろうなという味が背後に潜んでいるのはよく分かるのですが、それよりも新酒生酒のフレッシュさが前面に出ていて、生酒らしいうま味が口いっぱいに広がります。いやあ、いいですね。新酒かくあるべし。うまいの一言に尽きます。落ち着いた味わいもいいですけど、この時期ならではの若い息吹きを感じながら楽しむお酒というのもいいもんです。12月の休業日12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)12月の昼酒営業日12月10日(土)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.09
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昨日は読書会、第2回酔読会でした。お知らせしていたように今回のテーマはクリスマス・キャロル。特に出版社等は指定しなかったので、今回もいろいろな版が集まりました。新潮社、集英社、筑摩文庫(クリスマス・ブックス)、光文社、青空文庫(スマートフォン)、そして原書が2冊。ちなみにある参加者の方から作中に出てくるミンス・パイ、プディングも差し入れてもらいました。全員でおいしくいただきました。クリスマスらしくていいですね。ありがとうございました(^^)閑話休題。新潮社版は村岡花子訳で、たぶんこれが一番普及しているような気がしますね。しかし、いかんせん訳が古い。翻訳には賞味期限があるとはよく言ったものです。私も新潮社版で読んだのですが、前半部分の訳が固いというか回りくどいというか、何せなかなか読み進めていくのがしんどかったです。しかし、第二の幽霊(精霊)の途中あたりからようやくテンポがよくなってきて、最後はほかの訳よりも格調高く、かえってよかったくらいです。ある意味で一番注目だったのが、ちくま文庫のクリスマス・ブックス収録の小池滋訳のものです。小池氏によると、原文は落語に近い感じを持っているということで、なんと落語調で訳を試みたというのです。出だしがちょっと衝撃的すぎますよ。(以下、原文ママ引用)『エー、あい変わらずバカバカしいお噂で。 イの一番に申し上げておきますが、マーレーは死んでいます。こりゃまったくの間違いのないことでして。埋葬証明書には牧師さん、書記、葬儀屋、喪主のサインがちゃんとありました。スクルージのサインもあります。何にせよ、この男がサインをしようと考えたことなら、取引所で信用されること疑いなしです。だから、マーレー爺さんは間違いなく死んでいます。「ドア釘みたいにおっちんでる」って、よく言いますな。 おっと待った! ドア釘のどこが死んでるんだ、っておっしゃるんですか。あたしだってこの目で見て知ってるわけじゃござんせん。棺桶の釘なら、金物屋の品物ん中でいちばんおっちんでる親方だ、と言ってもようがしょうがねえ。でもまあ、昔の人はいいことを言ったもんで、もののたとえが上手なもんですからね、あたしみたいな学のない者がとやかく言うこたぁありませんや。そんなことしたら、お国の一大事ですから。 というわけで、もう一度ダメ押しに大声で言わせて頂きやしょう。マーレーはドア釘みたいにおっちんでるんです。』ね(^^;こりゃ、驚きですよ。これにはやはり他の参加者の皆さんも衝撃を受けていましたね。まあ、落語調はおいとくとして、他の版の訳で一番こなれてるなと思ったのが、やはり一番新しい光文社の古典新訳文庫でしたね。定評あるシリーズですから、それも納得。でも、それぞれ部分部分によって良いところがあったり、これはどうだろうと思うところがあったりでこうして訳の違いを並べてみることができるのが、海外翻訳文学の面白みでもあります。そして、気になったところは原文ではどうなっているんだろうということで、英語版にもあたってみました。私は図書館で借りてきたのですが、もう一人の方はペーパーバックを購入されていました。私が一番気になったのは、村岡訳での「幽霊」という表現。過去、現在、未来の幽霊がスクルージをそれぞれ案内するわけですが、どうもそれが幽霊というのではしっくりこない。それで気になって調べてみたら、"spirit" なんですね。時々"ghost"とも記されていますが、基本的にはspirit。私の読んでいた村岡訳では「幽霊」でしたが、他の訳では「精霊」と訳されていてそうされていれば最初からわかりやすかったのですが、たぶん出版された(≒訳された)1952年では、精霊という概念というか言葉が日本にはまだ浸透していなかったせいなのかもしれませんね。それで言うと、出だしのMARLEY was dead, to begin with.が『第一にマーレイは生きていない。』(新潮社文庫)『まず第一に、マーレイは死んでいた。』(集英社文庫)『イの一番に申し上げておきますが、マーレーは死んでいます。』(ちくま文庫)『マーリーは故人である。』(光文社古典新訳文庫)『先ず第一に、マアレイは死んだ。』(青空文庫)と色々なところにも着目です。deadをどう訳すか。一番古い青空文庫の森田草平訳は1929年(昭和4年)。その頃、完了形的な日本語はまだなかったのかもですね。原文の意をそのまま忠実に表しているのは光文社古典新訳文庫の池央耿訳ですが、これはちょっと情緒がないというか、文学的にはどうかなあと思うので、個人的に一番好きというか強いて選べと言われたら集英社文庫かなあ。まあしかし、こうして何度も何度も版を重ね、訳を重ねているということは、このクリスマス・キャロルがいかに読まれ継がれているかという証ですよね。童話として若い頃に読んだ時はまだ世間のことを知らないから、「へえ、悪い人が心を改めてよかったなあ、クリスマスってやっぱりいいなあ」くらいにしか思わないかもしれませんが、大人になってから色々と世の中の汚い部分も知ってから読み直してみると、単なる童話ではなく何かと色々と考えさせられる作品です。ディケンズがこの作品を書いた1843年のイギリスは産業革命の真っただ中でした。急速に伸びていく経済の中で、貧富の差は拡大し拝金主義者がはびこるようになった社会に対して、ディケンズは風刺的な意味合いも込めてこの作品を書いたのでしょう。貧富の差が拡大し、拝金主義が世を席巻しているという点では、現代も似たような状況だといえるかもしれません。金の亡者のスクルージに対して警鐘を鳴らすような場面が、第二の精霊の章の最後のあたりで出てきます。現在を司る精霊がみすぼらしい子供を二人スクルージに見せ、男の子の名前は「無知」であり、女の子の名前は「貧困(村岡訳では欠乏)」である、と紹介し、この二人に気をつけろ、特に男の子の方に、さもなければ「破滅」が待っているというようなことが書かれています。参加者の中にはこの場面がよく分からないという方も何人かおられましたが、この部分こそがクリスマス・キャロルの核心ではないかという気もします。原文では無知はIgnorance、貧困(欠乏)はWantです。辞書的には貧困で正しいかもしれませんが、Wantは欲望、あるいは欲することという風に変えた方が理解の助けになると思います。スクルージという人間を見た場合、まさにこの二つこそが破滅へのキーワードとなっています。スクルージは金の亡者で自分という人間以外は信じず、貧しき人、弱き人、あるいは善意というものに対してまるで無関心です。それらを知ろうとしないという意味では「無知」でいいのかもしれませんが、全体を見た場合は無関心とした方がしっくりくるような気がします。少しそれましたが、他者に対して無関心であり、そして自らの欲望にのみ忠実であろうとするスクルージに対して、それが改められなければ待っているのは破滅だという警告が二人の子供の場面には表されているのだと思います。スクルージは言うまでもなく、世間一般のこうした人たちの代表です。わたしたちも気を付けなければなりません。誰の心にもスクルージが住んでいないとは言い切れないのですから。人の心が殺伐として欲望のみが暴走し、他人に対して無関心になってしまっている現代社会。他者への無関心がこれほどまでに広まってしまっているこの状況でこそ、このクリスマス・キャロルは改めて読まれるべきではないかと、そのように思います。余談になりますが、第二の精霊が去った時点で既に改心したかのように見えるスクルージですが、なぜ未来の精霊が現れて彼のみじめな死を見せなければならなかったのでしょう?これはキリスト教圏の作品ではよくある話で、この物語自体がイエス・キリストの物語をなぞっているからなんですね。イエスは神の子でありながら十字架につけられ死ななければならなかった。なぜか?死がなければ、復活もないからです。死と復活。これこそがキリスト教の要です。第三の精霊が去り、スクルージが目を覚ましたのはクリスマス当日です。目を覚ましたスクルージはこう言います。『「私は過去と現在、そして未来に生きるのだ」』と。これは新約聖書、ヨハネ黙示録の『かつておられ、今おられ、やがて来られる方』(ヨハネの黙示録4章8節)と対応していると考えていいでしょう。クリスマスというのはイエスの誕生を祝う日です。産業革命の頃はまだニヒリズムが台頭してはいませんでしたが、時代としては人間の勝利の時代であり、いわば人間中心の時代でしたから、そんな時代にあってクリスマスくらいはイエスのことを思い起こしましょうよ、クリスマスを契機に信仰に立ち返りましょうよ、というディケンズのメッセージでもあったのかもしれません。最後に落語調の小池滋訳で〆てもらいましょうか。『ヘイ、ご退屈様でした。』
2011.12.07
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今日は火曜日、定休日。がしかし、今夜は第2回酔読会 なので20時から開店です。今回のテーマはクリスマス・キャロル。 そんなに長くないからいつでも読めるや、と後回しにしていたらあっという間に当日が近づいてきて、焦っちゃいましたよ(^^;ちょうどクリスマスも間近に迫ってきてるので、時節にふさわしいテーマです。というよりも、久しぶりに読んでみて思ったのですが、この物語は人の心の荒涼としてしまっている現代にこそ読まれるべき本だと思いました。150年以上も前に書かれているというのに。さすがはディケンズです。名作は時を越えますね。それから、前回の銀河鉄道の時にも感じたことですが、若い頃に読んだ時と年月と経験と知識を積んだ今では、同じ物語なのに違う見え方、発見がありますね。その辺のことを今夜の読書会では話のネタにしましょうか。参加者の皆さんはどんな風に読んだんでしょ。夜が楽しみです(^^)12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.06
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寒くはなってきたものの、12月にしては京都はずいぶん暖かいです。たぶん、全国的にそうなんでしょうね。その暖かさのせいで、12月だというのに京都市内の紅葉は見ごろを迎えています。やれやれ、クリスマスソングを聞きながらの紅葉見物とは(^^;クリスマスムードがジョジョに街を包む12月ですが、献血に行ってきましたよ。同志社大学の構内に献血車が来ていたので、何となくフラッと入ってみました。 案外知られてないことかもしれませんが、献血後に送られてくる血液検査のデータは普通に医者で血液検査をしてもらうのと同じくらいの項目が含まれています。病院の有料の検査に比べていくつかの項目は抜けていますが、この数値を見ていれば主要な病気の発見にはつながるはずです。特に私は職業柄、肝機能関連の数値が気になりますからね。そんなわけで、簡易的な健康診断も兼ねて献血には時折行っているのですが、実はバスでの献血は初めて。どんな風に事が運び、車内はどんな風になっているのかにも興味があったんですよね。まずは外の受付で問診票を記入。係りの人から記入項目の確認をされてから医師の待つ小さなバスへ。そこで医師から健康に関する問診を受け、血圧を測って問題がないとなればすぐ後ろに待ち受けている検査採血へ。検査の結果十分な血の濃さ(なのかな?)であれば、次は大きいバスに移って採血です。私は前回の検査で肝機能に関する数値が人より高めなのと、血圧も年齢にしては高めなので少し気を付けるようにと言われたものの、献血には問題なしということで採血となりました。献血ルーム だと成分献血を依頼されることが多いのですが、今回は400ml。400mlだとそんなに時間も取られないので気楽です。献血車の内部には初めて入りましたが、何もかも初めてだったのでまじまじと観察してしまいました。運転席の辺り以外は普通のバスらしさはまるでなく、まさに小さな献血ルームといった感じです。入ってすぐ左手には待合い用の椅子があり、右手には書類を印刷するための小さなプリンターが。その奥、左半分はカウンターのようになっていて、中で看護師さん達が採血用の機械を操作できるようになっています。右半分と一番後ろの座席が採血椅子(台?)になっていて、一度に最高で4人の採血ができるようになっています。最初に待合いで通されて、最終確認をしている間に飲み物を飲みながら待ちます。受付の看護師さんと話をしているうちに準備が整い、一番奥の座席に案内されました。低いバスの天井を見ながらの採血。担当の看護師さんと話をしていると、献血慣れしている学生さんや職員さんはよく来てくれるけど、ほとんどの人が献血は未経験ということが多いせいか、歩いている学生さんの数は多くてもなかなか人数は集まらないそうです。献血は痛そうというイメージがあるんでしょうかね。私が学生の頃は貧乏だったので、ジュースやお菓子がもらえる献血ルームにはよく通ったものでした。当時は一定回数に達すると、図書券やギフトカードももらえましたしね。いつもは四条の献血ルームですることが多いと話すと、最近移転したということが判明。移転の話は知っていたけど、どこに移ったのか気になっていたので尋ねてみると、四条柳馬場を西に入ったビルの5Fだそうで、四条通り沿いで便利になった上にかなり広くなったようです。今回は400mlだったのでしばらくは行けないけど、折を見て新しい献血ルーム四条 にも行ってみたいですね(^^)皆さんもたまには献血などしてみてはいかがでしょうか。12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.05
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すべて読み切ることは不可能だとわかっているのに、ついつい買ってしまう。先日もアマゾンでまとめ買い。風邪の時にネットショッピングなぞするもんじゃないですね。余計なものまで買ってしまいました(^^;本読みの苦悩。
2011.12.05
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今日は冷えますね。暖かくなったり寒くなったり。服装選びに苦労します。暖かいと思って寒かったりすると、体調を崩す原因にもなるので気をつけないといけませんね。さて、本日は昼酒営業日です。京都市内は遅ればせながらの紅葉真っ只中。とはいうものの、今年もここ数年の例に倣うように、鮮やかな紅葉というわけではないんですけどね。しかしそれでも、京都を訪れる人は多いような気がします。お出かけのついでに昼酒なんてのもいかがでしょうか。今日は活性にごりを開栓するでもなく、特に変わったことはしませんが皆さんのご来店をお待ちしてます。あ、多少変わったところでは、ずいぶんと肉厚で大きい椎茸を仕入れることができました。菌床栽培ですが、これほど立派で味がしっかりしてるのは珍しいです。焼きながら香ばしい匂いに、自分の分も焼いてしまおうかという誘惑に駆られたりするくらいです(^^;これは燗酒でも冷酒でもいけますね。でも、なるべくなら香り系のお酒ではなく、米の味がしっかりしたものと合わせてほしい。数には限りがあるので、食べたい方はお早めにどうぞ。 12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.12.04
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ガンバは試合には勝ちましたが、レイソルがレッズに勝ったため優勝はなりませんでした。最終戦、レイソルにはツキもありました。実力に加えてツキ。優勝するチームにはそれがあるものです。レイソルは優勝に相応しいチームだったということです。優勝おめでとうございます。ガンバが6年ぶりの優勝を逃したのは残念ですが仕方ありません。それでも3位というのは立派な成績です。来年のガンバは呂比須新監督の下、仕切り直しです。西野監督、十年間ありがとうございました。常に優勝争いに名を連ねるような強豪チームになれたのは、あなたのおかげといっていいでしょう。本当に感謝しています。来年からの新体制での優勝に期待。来年はもっとスタジアムに行くよう心がけます。ガンバ大阪の選手、スタッフの皆さん一年間おつかれさまでした。12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.03
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ガンバ大阪の新監督に元日本代表のFWに選ばれたこともある呂比須ワグナー氏が就任することが決まりました。今季限りで退任する西野監督の後に誰が選ばれるのか、我々サポーターとしてもやきもきしていて、何人か名前が挙がったりした中でこの人ならいいかなと思っていたのとはまったく別の呂比須氏の就任にはかなりビックリ、寝耳に水状態です。 情報によれば、今季指揮をとったブラジルのパウリスタをサンパウロ州の大会で優勝に導く手腕を発揮したそうですが、正直なところ実力は未知数と見た方がいいでしょう。 しかし、経験の浅い監督がいきなり手腕を発揮するということもあります。西野監督の攻撃スタイルを継承し、「サッカーの知識、戦術を持っている人格者」と評する球団の言葉を信じましょう。呂比須氏は人格的には申し分ないはずですし、ブラジル出身だけに外国人選手ともダイレクトでコミュニケーションできるというのも強みのひとつでしょう。 どんなに評判が良く、実績のある監督だって結局は蓋を開けてみなければ分かりません。チームに合う、合わないというのもあるでしょう。我々サポーターとしては新監督の呂比須氏に期待して来季を託すのみです。明日はJ1リーグ最終節。ガンバにも数字の上では優勝の可能性が残されています。奇跡の逆転優勝を信じて、明日の勝利を願い、いい形で西野監督の退任を見送り、呂比須新監督を迎えたいものです。12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.02
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今日から12月ですね。師走です。早いもので、今年もあと一か月。なんだか、この時期になるとバタバタしてきますね。例によって例のごとく時間に追われてばかり。時間がもっとあればなあ、と切に願います。あるいは私自身の処理能力がもっと高ければ、とも思いますね。今年も読もうと思って読めなかった積読本がたくさんでした。来年こそは!と思いながらも、またその高さは更新されていってしまうのでしょう(^▽^;)さて本の話題といえば、来週火曜日は酔読会。(参考までに第一回はこんな感じでした→第1回酔読会)第2回酔読会日時:2011年12月6日(火)20:00~場所:日本酒BARあさくら会 費 :通常のお会計※ 当日までに『クリスマス・キャロル』(版は問わず)を読んできてください参加予定の方はもうクリスマス・キャロル読んでしまわれたでしょうか?未読の方もクリスマス・キャロルはそんな長い話でもないですし、火曜日までには読めると思いますから、今からでもトライしてみてください。かくいう私も実はまだ読み終えていません(^^;第一の幽霊が出てきたところで中断したままです。何やかやと別の本を読んだりで、すぐに読めると思ったらついつい後回しになっちゃってたんですよね。しかし、ようやく一段落ついたので、今日からクリスマス・キャロルの残りに取り掛かろうと思います。読書会はどなたでも参加可能ですので、ご都合のつく方はぜひご参加を。お酒を呑みながら本の話って楽しいもんですからね(^^)12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.12.01
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一度はフラれた刀屋さんでしたが、電話で確認してようやく入ることができました。ちょうど我々が入って満席。カウンターの中にはおいしそうなおでんが。これを頼まない手はあるまい。ということで杯もまあまあ進んできてることだし、ここからは燗酒にシフトしてみますか、と頼んだのが三重県の御山杉の純米吟醸。久しぶりに見ました。というか、自分の店以外で出してるのを見たのは初めてですよ。うーん、すごい。ほかに頼んだのは会津娘、不老泉、奥播磨、克正、赤石。皆さん専門職なので回し飲みで寸評が始まります。いやあ、聞いてて勉強になりますよ。店内ざわざわしてるし、マスターはおひとりで忙しそうにしてるので、こちらの会話は聞こえてなかったかもしれませんが、聞こえてたらさぞやうっとうしかろうと思い、早々に自己紹介をすることに。いいお店ですから、こういう何回もお邪魔したいところでは、早めに自分から素性を明かしてお話をうかがってみたくなるというものです。聞けば、なんと偶然にも昨日(11月29日)は7周年の当日だったのです。それで7周年のスペシャル酒をスペシャル価格で提供していると聞いては、それを頼まずにはいられません。マスターにもいっぱい呑んでいただいて、私は義侠の9BYをいただくことに。いやあ、素晴らしい。佐藤杜氏の時代のお酒ですよ。さすがは佐藤杜氏とうなる酒質に至福のひとときを与えてもらいました。そうこうしているうちに頼んでいたおでんも登場。味がよく染んでいてうまい!(≧▽≦)こりゃ、日本酒進んじゃいますよ。と言いながら、実は先ほどから店内を見回していると、気になるものがちらほら。何でこんなものがこんな場所(失礼)に?という疑問がずっと頭を離れないので、マスターの手が空いたのを見計らって思い切って聞いてみると、実はモルト好きでひっそりとわかる人にだけ呑んでもらってるのだという説明に納得。じゃあ、あれ頼んでいいですか?の言葉に二つ返事で出してもらったのがこれです。BRORAの21年もの。蒸留は1977年。いやあ、すごい。素晴らしい味わいでしたよ。瓶詰されてから13年。モルトは瓶熟成はしないと言われてますが、私は多少はあるんじゃないかと思います。もちろん、それは樽内での熟成とは違った性質のものですが。そんな話をマスターとしながら、ちょっとつまみたいなと思ってイベリコ豚のチョリソーを注文。グッドです。いいですね、この塩気。もっと濃い~味かと思ったら意外に上品。これがあるならもう一杯くらいいけるか、と棚にひっそりとたたずんでいたボトルの中身を注いでもらいます。今はなきローズバンク。その20年物。1981年の蒸留ですからもう30年ですよ。いやあ、ローズバンクが、しかもこんな年代物がここで呑めるとは驚きですよ。久しぶりのローズバンク。やはり素晴らしい。時が紡ぎ出してくれる熟成の妙味。熟成っていいなあ、と実感。ちょうどローズバンクがなくなるタイミングで終電の時間が近づいてきました。お勘定をしてもらうと、7周年の記念のお酒をいただきました。偶然でしたが七周年の場に居合わせることができてよかったです。刀屋さん、どうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします(^O^)/12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.30
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今日は火曜日、定休日。普段なら午前中から行動開始しているところですが、まだ少し風邪がくすぶっているので、もう少しゆっくり家で過ごしてから出かけたいと思います。さて、今週土曜日、12月3日は昼酒営業日の予定でしたが、都合により昼酒営業は取り止めさせていただきます。まあ、事情は・・・分かる人なら分かりますよね(^^;夜は通常営業です。場合によってはスペシャルな何かがあるかも?きっちりと自分の仕事はこなし、期待せずに期待する。これが今週土曜日のキーワードです。11月の休業日11月29日(火)12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.29
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風邪を引いたら天一(天下一品)のこってりラーメン。都市伝説みたいな噂なんですが、あのドロッとした濃厚なスープが栄養たっぷりに見えて、風邪を引くとつい試してみたくなります。病は気からともいいますし、食べてみれば意外と治ったりするものなのかもしれません。昨夜は風邪がちょっとひどかったので12時で閉店。お客さんと話していて天一熱がかなり高まって、風邪回復のためにもよっぽど行こうかと思いましたが、すんでのところで思い止まりました。今朝起きたら体のダルさは少しマシになりましたが、依然体内にくすぶっている感じ。うーん。天一行った方がよかったんですかね(^^;風邪というよりもたまった疲労がドッと出てるような感じですからね。とりあえず、今日は大事をとって一日ゆっくりと家で過ごすことにします。やらなきゃならない仕事もあるし、ツン読本もたまってるし、本音を言えば出かけて作業をしたいところなんですが、長引かせたりこじらせて悪化させてしまっては元も子もないですからね。一日横になっていれば、夕方にはすっかり回復するでしょう。たぶん、13連勤の疲れが出たんだと思います。何せ、今日が最終日ですから疲労もたまっていて不思議はありません。日中の昼寝で英気を養い、夜の営業に備えます。皆さんの笑顔が元気のもとなので、今夜の来店お待ちしてますよ(^^)11月の休業日11月29日(火)12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月の昼酒営業日12月3日(土)12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.28
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昨日は二年ぶりのスタジアム観戦で盛り上がりました。ホーム最終戦を白星で飾ることができ、わずかながらも優勝へと道をつなぐことができてよかったです(^^)毎年の台詞のような気もしますが、来年はもっとスタジアムでの観戦ができればと思います。そうなると、昼酒営業日が少なくなるわけですが、その辺はどうかご容赦をm(_ _ )mと昼酒の話題が出ましたが、今日は昼酒営業日です。今日は鯖寿司があります。鯖は今が旬。この時期で一番良いのは、韓国の済州島の沖で取れる鯖。今日の鯖寿司はその済州島の鯖を使っています。脂ののり方も違いますし、肉厚ですごくおいしいです。ぜひ一度ご賞味いただきたい逸品です。冬に向かっての寒さは相変わらずなので、燗酒をやりながらつまむというのも悪くないですね(^^)11月の休業日11月29日(火)12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 11月の昼酒営業日11月27日(日)12月の昼酒営業日12月3日(土)12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.27
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13連勤のバタバタでなんだかすっかり忘れてましたが、まだ来月のスケジュールをお知らせしてませんでしたね。「年末はいつまでやってるんですか?」というお客さんからの質問で思い出しました。というわけで、12月の休業日は以下の通りです。12月の休業日12月6日(火)12月13日(火)12月18日(日)12月20日(火)12月27日(火)※ 12月6日は読書会 12月6日は定休日ですが、読書会のため20時から臨時営業です。参加ご希望の方は『クリスマス・キャロル』を読んできてください。そして、昼酒営業日の予定はといいますと12月の昼酒営業日12月3日(土)12月4日(日)12月10日(土)12月11日(日)12月17日(土)12月23日(祝)12月24日(土)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 となっております。12月は忘年会シーズンですね。うちは二軒目、三軒目の店ではありますが、ご希望の方は三日前までにご連絡くだされば、料理もご用意いたします。うちで忘年会をしたいという方はご相談ください。それから、問い合わせの多くなってきている年末年始の予定は以下の通りです。年末年始の営業案内三が日は休まず営業してます。初詣帰りにお立ち寄りください。12月29日(木) 夜のみ営業12月30日(金) 夜のみ営業12月31日(土) 夜のみ営業1月1日(日) 夜のみ営業 1月2日(月) 昼、夜とも営業 昼酒は14時頃から1月3日(火) 昼、夜とも営業 昼酒は14時頃から1月4日(水) 休業1月5日(木) 休業1月6日(金) 夜のみ営業1月7日(土) 昼、夜とも営業 昼酒は15時頃から1月8日(日) 昼、夜とも営業 昼酒は15時頃から1月9日(祝) 休業1月10日(火) 休業 とまあ、このようになってます。例年通り年内は大晦日にカウントダウンをやります。何か活性ものをあけますので、皆さんで新年をお祝いしましょう(^^)そして、三が日も例年通り営業です。昼酒は2日からです。4,5日とお休みをいただいて、9,10日も連休をいただきます。4,5,6日と三連休にしたかったところですが、6日は金曜日ですし仕事始めの週末で出てくる人も多いかなあ、ということもあって営業です。その代わりに9日を休みにします。分散休みだと正月休みという感じがあまりしませんが、仕方ないですね。皆さんは年末年始はいかようにお過ごしでしょうか。その前にまずは忘年会シーズンを突破しなければですね。呑み過ぎには注意して良い年末を(^^)11月の休業日11月29日(火)11月の昼酒営業日11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com 1月11日(水)~通常営業に戻ります
2011.11.25
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ボジョレー・ヌーヴォーの解禁から1週間。日本酒ヌーヴォー=新酒(23BY)が入荷です。日本酒BARあさくらの新酒第一弾は広島の宝剣です。宝剣 八反錦純米生酒(広島県、宝剣酒造)いやあ、やはりこのフレッシュさは新酒ならではですよね。ぴっちぴちです。よくよく注意深く匂いをかいでみると、蔵の情景が思い浮かぶようなもろみっぽさが強く感じられます。若すぎるといえば若すぎるのですが、これが新酒の魅力なんですよね。酒造りが本格化していくのはこれから。寒さが本格化していくにつれ、酒造りも最盛期を迎えていきます。昔ながらの寒造り。おいしいお酒はこの時期に生まれてくるのです。フレッシュな新酒を呑みながら、今年の酒造りもがんばってくださいと全ての蔵の人たちにエールを送りたいと思います。今年もおいしいお酒を待ってます。蔵の皆さん、がんばってください!11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.24
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13連勤も折り返し地点を迎えた昨夜、スタミナをつける意味も込めて焼肉に行ってきました。土曜に引き続きの焼肉。週に2回の焼肉というのは人生初体験かも(^^;今回は生レバーも注文。ユッケもあればいいのですが、やはりメニューから消えてましたね。残念(>_<)生レバーも食べてスタミナをつけて、今日からは13連勤後半戦スタートです。勤労感謝の日。残念ながら京都の紅葉はごく一部を除いて、まだ全然色づいていませんがお出かけする人は多いでしょう。お出かけついでに日本酒を。本日も昼酒営業やってますので、皆さんのご来店をお待ちしてます。11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.23
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今日は火曜日、定休日・・・ではなく、明日が勤労感謝の日でお休み、休前日なので営業します。京都の紅葉はまだまだですが、遠方からお見えの方も多いでしょうし、金曜気分で呑みに出る方もきっと多いことを期待して本日は休日返上で営業します。というわけで、皆さんのご来店をお待ちしてます(^^)11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.22
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ラーメン。おいしいですよね。わたしがラーメンを食べるのは深夜、店が終わってからというパターンが多いので行く店も限られるのですが、昼間、通りがかりだったりわざわざ行ってみたりということもあります。先日行ったふれんちラぁ麺ガスパールは、わざわざ行ってもいいなと思える店でした。平日にもかかわらず地下へと続く階段に行列ができていました。あまり並んでいなそうだったので並んでみたのですが、中に入るまでに30分近くは待ちましたね。中に入ってみて、どうしてそんなに時間がかかるのか納得。基本的に普通のラーメン屋と全然違うんですね。サッと食べてサッと出ていく、という感じではなく、ゆっくりしてもいい雰囲気だし、どうしても時間はかからざるを得ない仕組みになっているのです。というのも、普通はラーメンを頼んだら注文のラーメンが出てきて、まあ餃子やら何やらのサイドメニューくらいは頼むことがあるかもしれませんが、基本的にはそれでおしまいです。ところが、このふれんちラぁ麺ガスパールでは、まず付き出し(この日はハムのムースとプチパン)が出てきて、それからラーメン。そして、最後に締めのご飯がつくという構成になっています。言ってみれば、ひとつのコースのような感じになっているわけです。メニューは4種類。どれもおいしそうでしたが、わたしはスープ・ド・ポワソンらあめん(海老だしつけめん)とトッピングに水ぎょうざを頼みました。まずは付き出し、ハムのムースとプチパン。ムースですがたしかにハムの香りがします。うーむ、さすがは「ふれんち」ですな。そして、まずはつけめんの麺が登場。上にかかっているのは削り冷凍レモン。字面だけを見ていると、何のことやらわからなかったのですが、目の前で凍ったレモンを削ってくれるのを見て納得。そして、つけだしもお目見え。トッピングの水ぎょうざも同時に運ばれてきました。すべてが揃ったところで早速箸をつけます。まずは、スープを一口。海老だ!(゚ ▽ ゚ )うまい!いやあ、これだけ海老の香りがするとは。そして、そのスープに麺を入れてすすります。うん、うまい具合に海老の風味が絡まって、そして仕上げの削り冷凍レモンが味を引き締めてくれます。いやあ、すごい。トッピングの水ぎょうざをよーくスープに浸して食べてみると、中の具材とスープがぴったりマッチ。実に美味しいです。あっという間に完食してしまいましたが、締めのごはんのためにスープを残しておくことは忘れず。麺がなくなったのを見計らって、その締めのご飯が運ばれてきました。エビのクリームコロッケのっけごはん。最後まで海老尽くしなんですね。そして、これに海老だしをかけます。いやあ、見た目だけですでに美味しそうです。コロッケを割って、少量の御飯と一緒に口に運ぶと、これもまあ本当においしいんですよ。これだけ食べに来てもいいんじゃないかな、と思います。締めの御飯なので量が少ないのがちょっと物足りないといえば物足りないですが、そこはやはりコースみたいなもんですからね。いやあ、革新的なラーメンでした。ふれんちラぁ麺ガスパール。ほかのメニューも食しに再訪したい店ですね。しかし、行列に並ぶのは嫌なので、平日の昼か夕方、オープン直後に行くのがよさそうです。平日昼間に動ける特権を活かしますよ(^^)さて、いつもなら月曜日は定休日前なので、ちょっとリラックス雰囲気なのですが、今週は火曜日が祝日前なので休まずに営業なんですよね。今日で13連勤の折り返し。まだまだ体力的に余裕がありますが、後半に入ってからがふんばりどころです。京都はまだ全然色づいていませんが、それでもこの休みに合わせて紅葉狩りにという方も多いでしょう。毎年、この紅葉時期って街には人が多いのに、うちの店はなぜ誰もいない?という状況になるんですよね。今年はどうなるでしょう。多くの方が来店されることを願って、今日もがんばります!11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.21
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先日、深夜の某テレビ番組を見ていたら、17年前の関西ウォーカーのグルメ特集に掲載されていたお店で、今も残っているのはどれくらいあるのかを芸人が調査して歩く、という企画をやっていました。その特集は大阪ミナミのラーメン店と居酒屋で、結果はラーメン店が7軒中3軒、居酒屋の方が8軒中1軒しか残っていないというものでした。同じアルコールを商品として扱う立場として、居酒屋が1軒しか残っていないというのは恐ろしいなと思いました。日本酒BARあさくらはこの間、ようやく6周年を迎えたばかりで、まだ17年の3分の1程度。震災に不景気、いろいろなことがあって、今も綱渡りをしているような状態が続き、それでも何とか生き残ってはいますが、17年後に自分がどうしているのかとなるとちょっと想像がつきません。あるいは、10年を迎えずして経営不振から閉店に追い込まれ、全然違う職業についているかもしれません。あるいは、体を壊して店をやめざるを得なくなっているかもしれません。あるいは、変わらず店を(今の場所ではないにしても)続けているかもしれません。17年という時の洗礼を受けても、なお残る店。できれば、そうありたいと願います。11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.18
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11月の第3木曜日。今日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日ですね。わたしも早速呑んできました。家用のちょっとお高めのオーガニック・ボジョレーは今夜到着。ボジョレーは毎年この時期ですが、日本酒ヌーヴォー、まあ要するに新酒も早いところではそろそろ出てくる頃です、というか既に出ているところもあるんですけどね(^^;うちの店でも近々登場予定。乞うご期待。11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町御池下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.11.17
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昨日は火曜日、定休日。いつもはどこかに出かけたり、出かけはしないにせよ図書館にこもってみたり、本屋に行ってみたりと家にはジッとしていることのない私ですが、昨日は珍しく一日ずっと家にいました。というのも、昨日はバイトのAちゃん姉妹を自宅に招いておでんパーティーを開いたからです。私のおでんは暇人の料理なので、下処理から何からかなりの手間を要します。朝から始めて半日くらいで何とかなるかと思いましたが、結局一日作業となってしまいました。店でおでんを置かないの?って、よく言われたりもするのですが、あんなに手間のかかるものは日々のメニューに加えるのは難しいです。実を言うと、昔一度だけ店でも出したことがあったのですが、その時に懲りたんです(^^;これを日々やっていたらおでん屋にならないと割に合わないし、体力的に持たないなと実感したのを覚えています。出汁をとって、各材料を切り分け、下処理をして、それぞれ具財別に煮込んで、冷ましたり水にさらした後で順番に煮汁に入れていく。こう書くと簡単そうに見えますが、実際は大変な手間なのですよ。まあ、そんなこんなで一日を費やして完成したおでんがこちらです。店で出すわけじゃないので、原価は考慮せずに贅沢な食材を投入。おでんに何を入れるかっていうのは地域差があると思いますが、私の場合は大根、卵、じゃがいも、こんにゃく、牛すじ、タコ、ひろうす、厚揚げ。おまけでダシを取る意味合いで下仁田ねぎも少しだけ。おでんの前には奥さんお手製の酒肴セット。いぶりがっこのポテサラが秀逸でしたね。おかずというより確実に酒のアテという感じでした。ちょうどうまい具合に昨夜はかなりの冷え込みでした。おでんが一層おいしく感じられます。Aちゃん姉妹、うちの奥さんにもおでんは大好評。自画自賛になりますが、これは結構おいしかったと思いますよ(^^)そして、おでんといえば、やはり日本酒でしょう。会津娘花巴白鷹 生もと原酒綾花米しずくこの時期ですし、おでんですから冷酒はなしで、冷やと常温で呑めるようなものばかりをラインナップ。いやあ、どれもおでんとはばっちり好相性です。燗がクイクイすすんじゃいます(≧▽≦)一番おでんと相性が良かったのは白鷹の生もと原酒でしたね。うーむ。素晴らしい。燗酒が食欲を刺激したのか、作りすぎちゃったかなくらいに思っていたおでんでしたが、見事に完食!うーむ、おそるべしA姉妹。若さって素晴らしいですね。のんびりとした休日を送ったところで、今日からは13連勤です。来週の火曜日は祝前日なので、休まずに営業します。次の休みは11月29日です。昼酒営業は20(日)、23(祝)、27(日)。とりあえず気合を入れてこの連勤を乗り切りますよ。皆さんのご来店をお待ちしてます(^^)11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.16
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知人で有名ブロガー(はんなり・・・ふたたび)のはんなさんが、京都で酒カフェハンナを昨日(11月14日)オープンさせました。私も昨日お祝いに行ってきたのですが、いやあ、予想以上にステキなお店です。16時半オープンと案内をいただいていたので17時過ぎにお邪魔したのですが、まだ開店してるのかしてないのか分からないようなバタバタ状態(^^;いやあ、開店したてのお店ってこういうバタバタ感がいいんですよね。自分が店を開いた時のことが思い出されて、とても懐かしかったです。しかし、某店のスタッフやとある酒屋さんの店主等、手伝いにたくさんの人がかけつけてくれた辺り、はんなさんの人徳がうかがえます。お祝いの花やお酒も色んなところから来ていて、さすがだなあと思いました。かわいらしい入れ物のこれは何でしょう。お店にてご確認ください(^^)私はお客さん第2号でした。ふるまい酒の不老泉山廃本醸造をまずはいただきます。お通しはアロエと山芋の和えもの。そして、わかさぎの唐揚げ。つづいてアテの3種盛り。いろいろキノコの塩麹和え、蕎麦もろみ味噌、そして鮒寿司(^^)どれもお酒がすすむ逸品ばかりです。はんなさんお手製のキノコの塩麹和えは一押しです。お酒はすすんで、不老泉、北島生もとの燗に続いて、千代むすびの強力(ごうりき)純米。これは燗よりも冷酒よりも冷や(常温)ですね。お酒もアテも俄然進みます。これで最後にしようと思ったところで、お隣さんから七本鎗の80%純米ひやおろしの燗酒をいただきました。そして、〆は本日の炊き込みご飯。記念すべき一日目はタコめしでした。いやあ、うまかった。タコもおいしかったし、舞茸も香り豊かでマッチしてました。とりあえずしばらくはバタバタが続きそうですが、少しずつはんなさんも慣れていくことでしょう。私見では、京都にまたひとつ人気店が誕生したなと思いました。細かく書きはしませんでしたが、器もいちいち良いものを使ってますし、内装のセンスも細かいところまで行き届いてますし、アテも気がきいていて酒呑みが好みそうなものばかりで、どれもおいしいものばかり。年が明ける頃には予約が必要な店になってるかもしれませんね(^^)閑古鳥が鳴いているうちの店からするとうらやましい限りですが、酒カフェハンナさんにはぜひとも成功してほしいですね。補足情報ですが店主のはんなさんは私と同様人見知りなので、面識のない方は話しかけてあげてください。それと、しばらくは店の回し方もまだままならないでしょうから、注文の品の提供が遅かったりしても暖かい目で見守ってあげてください。あと、しばらくの間は開店は18時からだそうなので、その点もご注意を。Sake Cafe ハンナ京都市下京区四条木屋町下ル船頭町203Tel/Fax : 075-351-0705営業時間: 16:30~24:00(予定) 不定休11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.15
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喜楽長 活性にごり純米(滋賀県、喜多酒造)まだ11月も半ばですが、一部では早くも今年のお酒が出回っています。「新酒」と表示されているこのお酒。日本酒BARあさくらでも23BY(平成23酒造年度)の新酒の登場!かと思いきや、これは22BYのお酒なのです。春先に作られたにごりも半年以上寝かせると、いい具合にこなれてきます。活性にごりではありますが穴開き蓋だったということもあって、シュワシュワはほぼ皆無。その代り、クリーミーなうまみとコクを味わえます。そうなると重たくてもたつきそうなものですが、そこはさすが家杜氏を擁する喜楽長さん。スパッとキレて後味もさわやかです。ちょっと熱めにお燗してあげるとまろやかでまったりとした味わいに。冷え込みが厳しくなってくるこの季節、にごりの燗というのも体があったまっていいですね。11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.14
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所用で大阪に出たついでにお昼を食べてきました。行ったのは窯たけうどんの新しいお店、窯たけ流うめだ製麺所。ミーハーなもんで、テレビで紹介されていた旨豚かけうどんを食べたいな、と思っての訪問です。日曜だし多少は列もできてるかと思ったのですが、意外にも待ち時間なしで入れました。ちょっと遅めに行ったからでしょうね。入り口で食券を買って待つこと数分、旨豚かけうどんが運ばれてきました。しめじと豚のばら肉が乗せられたかけうどん。まずはだしを一口。うん、悪くないです。続いてうどんを一すすり。さすがは釜たけうどんの系列、しっかりコシがあってもちもちです。豚肉もなかなかのものです。つるつるっとおいしくいただきました。全体的に悪くはなかったのですが、個人的にはやはり釜たけうどんは冷たい方が好きですね。久しぶりに本店の釜たけうどんに行きたくなりました。今度、折を見て行ってみようっと。11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.13
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昨夜、ひやおろしでも燗にしていいの?という質問をお客さんからいただきました。いいんです!というわけで、燗に向くひやおろしのご紹介です。小左衛門 ひやおろし純米六割五分(岐阜県、中島酒造)岐阜の小左衛門さん。まあ、これは燗でしょう。冷やで呑んでも悪くはないのですが、ちょっと若さと固さが目立つかなあという感じ。しかし、これが燗にするとガラリと豹変。ふわあっと米のうまみが口中に広がるんですよね。いやあ、うまい。仕事が終わった後に疲れた体に染み入るようです。寒い日の帰宅前に私も店で一杯やってから帰ろうかな(^^)11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.12
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2011年11月11日11時11分11秒1112個も1が並ぶ瞬間です。特に意味はないけど、1ばっかりだと何となくうれしいですね(^^)そして、11月11日はポッキー&プリッツの日です。1を棒と見なして一杯並んでるからということなんでしょう。今日は店でもサービスで提供しましょうかね。ポッキーは何杯か呑むまでとっておいて、古酒とあわせて楽しむというのもアリですね。どの辺りがいいかはご相談ください。古酒で〆る週末というのも悪くありません。皆さんの来店をお待ちしてます。11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.11
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東京から帰ってきてすぐに営業した昨夜は水曜日ということもあって、さほど忙しくもなく無理なくこなせる感じでした。暇すぎてもしんどいし、忙しすぎてもしんどかったでしょうから、ちょうどバランス良い感じの来客数でありがたかったですね。しかし、疲労というのは確実に蓄積されるもので、今朝は布団からなかなか出ることができませんでした。二度寝、三度寝と繰り返し、それでも疲れ過ぎで痛みがあって再び眠ることはできないんですよね。何とか午前中の予定には間に合う時間に布団から這い出し、出かける準備を整えてお出かけ。頭がボーっとしてはいたものの、午後になるにつれ少しずつ意識もクリアーになってきました。ようやくこの時間(午後1時)になって、平常状態に戻ってきたかなというところなのですが、今度はお腹がまったくすかない。うーん。たしかに東京から帰ってきて体重を計ったら2キロ増えてたし、三日間でいろいろと食べ過ぎた反動なのかも。昨夜はお客さんからもお腹出てきた?と訊かれるし、実際気になるお年頃でもありますから今日は少し食べるのを控えます。夕食もつましく済ませ、バランスを取らなきゃですね。東京に行っていた際の詳報は余裕があれば書いていきますが、例によって例のごとく日々の業務のうちに忘れ去られる可能性が高いので、あまり期待せずにお待ちください。11月の休業日11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.10
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読書週間だからというわけでもないですが、ここのところ読書が快調に進んでいます。漫画も活字もバランスよくね。お客さんから貸してもらったこの漫画も昨日、店にいる間に読めてしまいました(金曜なのに誰も来ないんだもんなあ・・・)。なんにもないシアワセ大東京ビンボー生活マニュアル前川つかさ 1話が4~6ページで、主人公のコースケがビンボーながらも日々を穏やかに明るく楽しく過ごす生活を描いているだけなのですが、なんだか読んでいてとてもなつかしい気持ちになりました。雑誌に連載されていたのが1986年~1989年なので、自分の少年時代と重なるんですよね。昭和のノスタルジーのようなものを感じます。「貧乏」と漢字で書くと、そこに何となく悲壮感のようなものが漂ってしまいますが、カタカナの「ビンボー」にはあっけらかんとした明るさのようなものが感じられます。お金はなくてもケチではなく、浅ましくもなく、あるもの、持っているものだけでシアワセ。そんなコースケの姿に現代人が失ってしまった何かを重ねてしまうのかもしれません。昔と比べ、世の中の時間の流れはずいぶん早くなりました。私は比較的その影響の外にいるように思っていたのですが、お客さんの来ない金曜日に店で一人で考えていたら、自分も知らない間にずいぶんあくせくとするようになってきたということに気付きました。最近、なんで自分はこんなにお金に縁がないんだろうとドンヨリしながら考えたりもしたのですが、その代わり人より時間だけはたっぷりあるんですよね。「ビンボー人には時間だけはたっぷりある」うん。まあ、そういうことなんですよね。金曜の夜にノーゲストというのは経営的にはいささか問題ではありますが、本を読む時間と振り返る時間を与えてもらえたのはありがたいことです。久しぶりに、一人でじっくりと店のお酒たちと向き合うこともできましたしね。これが毎日続くと経営がたちゆかなくなってしまうので困ったことになりますが、時にはこういう日も悪くないです。ゆっくり自分を振り返ることができました。来客ゼロ金曜日の翌日の土曜日。さて、今日はお客さん来てくれますでしょうか。11月の休業日11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.05
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暑い。とても11月とは思えない陽気です。三日後には立冬ですよ。信じられないです(^^;まあ、この暑さならまだまだひやおろしでも何の問題もないですね。というわけで、またしてもひやおろしのご紹介。七本鎗 80%精米純米ひやおろし(滋賀県、冨田酒造)やっとこさ七本鎗登場か、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、店では別の七本鎗ひやおろしをしばらく前から出してるんですよね。時間の使い方がうまくなくて、なかなか店に登場のお酒を紹介する余裕が作れないのが悩みどころです(-。-;)閑話休題。七本鎗の80%純米。いろいろと縁の深いお酒です。まだこのお酒が世に出る前の七年前から、数年連続で搾りの日に立ち会ってしまうという偶然が続いた奇縁。ここ二年ほどはその時期はあえて外して行ってますが、やはり店では必ず置くようにしています。今年のひやおろしは、ちょっと若さが目立つ気もしますが、それでもやはり80%特有の力強さが頼もしい。燗酒にしても、うまい具合にピタッと狙ったところにハマってくれます。いいですね。この週末にクイッと一杯いかがでしょうか。11月の休業日11月1日(火)11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月3日(祝)11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.04
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深夜食堂の最新刊が出ました。このタイミングでの発売というのは、先月から始まったテレビドラマに合わせてなんでしょうね。時事ネタはお手の物の深夜食堂。今回の第8集には東日本大震災のことも描かれていました。第113夜の『油揚げ』のエピソードがそうです。誰ともなく集まり、一人になると不安になったあの夜。過剰には描かれていませんが、あの日の夜、そういう気持ちだった人は多かったでしょうね。それ以外にも何となくしんみりとするような話、ハッとするようなエピソードが詰まった第8集。そのうち、『日本酒』なんて話も描いてくれないでしょうかねえ。11月の休業日11月1日(火)11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月3日(祝)11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.03
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明日は文化の日ですね。ちょうど読書週間も折り返し地点。それもあって、ここのところ読書づいてますが、皆さんは文化の日はいかがお過ごしでしょうか。読書の手を休めて外にお出かけというのも悪くありません。あるいは、新しい(古いけど)本を求めて秋の古本まつりの最終日に繰り出すなんてのも、悪くないですね。さて、明日は昼酒営業日です。日中にお出かけの際は、ぜひともお立ち寄りください。昼下がりのまったりとした雰囲気で呑む日本酒。いいもんです。皆さんの来店をお待ちしてます。11月の休業日11月1日(火)11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月3日(祝)11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.02
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今日は火曜日、定休日。今週も何も予定が入ってないのですが、先週以上にだらだらと過ごしています。さて、昨日で第2回酔読会の投票を締め切りました。早速結果発表。6票 『クリスマス・キャロル』 ディケンズ4票 『車輪の下』 ヘッセ1票 『変身』 カフカ1票 『異邦人』 カミュ3票 『ライ麦畑でつかまえて(キャッチャー・イン・ザ・ライ)』 サリンジャー1票 『かもめのジョナサン』 リチャード・バック2票 『失楽園』 ミルトン2票 『ガリヴァー旅行記』 スウィフト3票 『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル2票 『スタンド・バイ・ミー』 スティーヴン・キングというわけで、一番得票数の多かった『クリスマス・キャロル』に決定です。第2回酔読会日時:2011年12月6日(火)20:00~場所:日本酒BARあさくら会 費 :通常のお会計※ 当日までに『クリスマス・キャロル』(版は問わず)を読んできてくださいちょうど12月ですし、時期的にも長さ的にもちょうどよかったです。というわけで前回と同じく、当日12月6日までにクリスマス・キャロルを読んできてください。申し込みは特に必要ありませんが、確実に参加したいという方は予約してください。それ以外の方は20時くらいに店に来てください。何となく人数がそろったところで何となくスタートです。特に縛りもなければ討論会でもないので、皆でクリスマス・キャロルを酒の肴に呑みながら話をするという感じです。興味のある方は当日までにクリスマス・キャロルを読んでご参加ください。皆さんの参加をお待ちしてます。11月の休業日11月1日(火)11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)11月の昼酒営業日11月3日(祝)11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.11.01
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早いもので10月もあと三日で終わりを迎えようとしています。今日から京都では国民文化祭が始まったらしいのですが、御池通でのパレード以外に何があるのかまったく知りません(^^;そもそも国民文化祭の存在自体、今年初めて知りました。国体みたいなもんで、毎年各県持ち回りで今年で22回目だそうです。うーん。本当に知らなかった(^^;皆さんは知ってましたか?国民文化祭よりも今日から知恩寺でスタートの秋の古本まつりの方が気になるというのが正直なところですね。閑話休題。そんな10月の最終日、10月31日はハロウィンです。めいめいに仮装をしてTrick or Treat !!(お菓子(もてなし)をくれ、さもないと悪さをしちゃうぞ!)なわけですが、それは子ども達の行事です。バーとしては、そして大人としてはお菓子ではなく、お酒といきたいものです。というわけで、日本酒BARあさくらでは当日仮装をして来店してくれた人には一杯サービスします。「Trick or Treat」ではなく、「Trick or Drink(呑ませてくれ、さもなきゃひどいぞ!)」ですね(^^)言葉の響き的にはDrink or Treatの方が良いとは思うのですが、Treatはごちそうとかもてなしという意味合いがあるので、Drink or Treat だと呑ませてくれ、さもなきゃもてなしてくれ!というようなことになり何だか意味が通らなくなってしまうので、語呂が悪いですがTrick or Drinkです。平日で出かけにくいかもしれませんが、ご都合つく方は仮装して呑みにいらしてください(^^)Happy Halloween !11月の休業日11月1日(火)11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)10月の昼酒営業日10月29日(土)10月30日(日)11月の昼酒営業日11月3日(祝)11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 第二回読書会 の投票まだまだ受付中です。皆さんのご投票お待ちしてます(^^)1. 『クリスマス・キャロル』 ディケンズ2. 『車輪の下』 ヘッセ3. 『変身』 カフカ4. 『異邦人』 カミュ5. 『ライ麦畑でつかまえて(キャッチャー・イン・ザ・ライ)』 サリンジャー6. 『かもめのジョナサン』 リチャード・バック7. 『失楽園』 ミルトン8. 『ガリヴァー旅行記』 スウィフト9. 『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル10. 『スタンド・バイ・ミー』 スティーヴン・キング投票はコメント欄、もしくはメール でお願いします。あるいは来店時に直接わたしに告げてもらってもかまいません。投票締め切りは10月31日(月)です。よろしくお願いします。第2回酔読会日時:2011年12月6日(火)20:00~場所:日本酒BARあさくら会 費 :通常のお会計
2011.10.29
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大治郎 滋賀渡船 山廃純米吟醸生酒迷酒(滋賀県、畑酒造)大治郎さんの山廃。今年は渡船もありますよ。迷酒とかいて「まよいみず」と読みます。このお酒、先日の滋賀地酒の祭典の際に大治郎さんのブースで出会ったのですが、大発見でした。浮ついてもいないし、落ち着きすぎてもいない、でも、そこはかと力強くてコクのあるフレッシュさを感じさせてくれる香。この香だけでうまみがタップリなんだろうなあと期待は増します。その香に引き込まれるように、「エイッ!!」とお酒を口に入れてみると、思わずホォとため息がもれてしまいます。「うんまいなあ」以上です。ほかにコメントは?いやいや、このお酒の場合はこれでいいんです。筆舌に尽くしがたいというわけではありません。でも、あんまり書きたくない。実際に呑んでもらって、この「うまい!」を共有してもらいたい。というわけで、うちのお店の大治郎はしばらくこの渡船でいきます。みなさん、呑みにいらしてくださいね(^^)11月の休業日11月1日(火)11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)10月の昼酒営業日10月29日(土)10月30日(日)11月の昼酒営業日11月3日(祝)11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 第二回読書会 の投票まだまだ受付中です。皆さんのご投票お待ちしてます(^^)1. 『クリスマス・キャロル』 ディケンズ2. 『車輪の下』 ヘッセ3. 『変身』 カフカ4. 『異邦人』 カミュ5. 『ライ麦畑でつかまえて(キャッチャー・イン・ザ・ライ)』 サリンジャー6. 『かもめのジョナサン』 リチャード・バック7. 『失楽園』 ミルトン8. 『ガリヴァー旅行記』 スウィフト9. 『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル10. 『スタンド・バイ・ミー』 スティーヴン・キング投票はコメント欄、もしくはメール でお願いします。あるいは来店時に直接わたしに告げてもらってもかまいません。投票締め切りは10月31日(月)です。よろしくお願いします。第2回酔読会日時:2011年12月6日(火)20:00~場所:日本酒BARあさくら会 費 :通常のお会計
2011.10.28
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昨日は急激な冷え込みでした。関西では木枯らし一号が吹いたそうです。そりゃ、冷え込みが激しいはずですよ(^^;しかし、急激な冷え込みは紅葉を美しく彩らせてくれる大切な要素。今年は夏に異常気象もなかったし、何とかきりえに色づいてくれるといいですね。紅葉の話なんかも出るとめっきり秋らしくなってきたなと実感しますが、読書の秋を後押しする読書週間が今日から始まります。「週間」ではありますが、読書週間の期間は10月27日~11月9日の2週間。文化の日を中心に据えての2週間ということらしいです。普段、なかなか本を読む時間がないという人も、この機会に何とか時間を作って本に親しんでほしいですね。私はといいますと、昨日からこんな本を読み始めました。居酒屋の世界史下田淳ちょっと仕事がらみですね。「居酒屋」というと日本特有なのかなと思ってしまいますが、ゾラの著作にそのものずばり『居酒屋』という作品があるように、世界に居酒屋文化というものはありました。本書では居酒屋を「金銭(穀物、貝殻、金属など現物貨幣でもよい)の見返りに酒類を提供する営業空間」と定義し、世界中の居酒屋文化の歴史を概観しています。もともとドイツ史が専門の先生だけにヨーロッパに関する記述が多いですが、それでも日本、中国、韓国、そしてイスラム圏の居酒屋についても触れています。地域別だけではなく、教会と居酒屋、売春と居酒屋、芸人と居酒屋、犯罪・陰謀と居酒屋というカテゴリーもなかなか興味深いところです。しかし、不思議なもので、こうして文章で居酒屋、居酒屋と何度も書いているとついつい行きたくなってしまうんですよね(^^;ちょうど寒くなってきたところですから、おでんを2,3品頼んでしっかりめのお酒を熱燗で・・・・。いいですねえ。早く読み終えて、居酒屋のうんちくを話題に居酒屋で一杯といきたいものです。さて、読書週間で思い出したのですがこの週末からは毎年恒例、秋の古本まつりが知恩寺で始まります。(10月29日(土)~11月3日(木))こちらにも足を運ばねば。そして、うちの店の読書会投票もまだまだ受付中です。1. 『クリスマス・キャロル』 ディケンズ2. 『車輪の下』 ヘッセ3. 『変身』 カフカ4. 『異邦人』 カミュ5. 『ライ麦畑でつかまえて(キャッチャー・イン・ザ・ライ)』 サリンジャー6. 『かもめのジョナサン』 リチャード・バック7. 『失楽園』 ミルトン8. 『ガリヴァー旅行記』 スウィフト9. 『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル10. 『スタンド・バイ・ミー』 スティーヴン・キング投票はコメント欄、もしくはメール でお願いします。あるいは来店時に直接わたしに告げてもらってもかまいません。投票締め切りは10月31日(月)です。よろしくお願いします。第2回酔読会日時:2011年12月6日(火)20:00~場所:日本酒BARあさくら会 費 :通常のお会計11月の休業日11月1日(火)11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)10月の昼酒営業日10月29日(土)10月30日(日)11月の昼酒営業日11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.10.27
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繁栄―明日を切り開くための人類10万年史上・下 マット・リドレー 合理的楽観主義。なるほどそういう物の見方もあるのか、と勉強になりました。たしかに世の中を見渡してみれば悲観主義が支配的になっています。本書ではそれらの悲観主義が歴史上多くの場合で間違ってきたことを、豊富なデータに基づいて示していきます。すべての点において同意はしかねますが、概ね正しいだろうなと思う点が多く、今まで知らなかった情報も満載でした。直観と不確かな情報に基づく判断というのはとても危険だな、と思いました。不勉強で中途半端なエコロジスト、有機好きな人たちにはぜひとも読んでほしい本です。第二回読書会の投票まだまだ受付中です。皆さんのご投票お待ちしてます(^^)1. 『クリスマス・キャロル』 ディケンズ2. 『車輪の下』 ヘッセ3. 『変身』 カフカ4. 『異邦人』 カミュ5. 『ライ麦畑でつかまえて(キャッチャー・イン・ザ・ライ)』 サリンジャー6. 『かもめのジョナサン』 リチャード・バック7. 『失楽園』 ミルトン8. 『ガリヴァー旅行記』 スウィフト9. 『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル10. 『スタンド・バイ・ミー』 スティーヴン・キング投票はコメント欄、もしくはメールでお願いします。あるいは来店時に直接わたしに告げてもらってもかまいません。投票締め切りは10月31日(月)です。よろしくお願いします。第2回酔読会日時:2011年12月6日(火)20:00~場所:日本酒BARあさくら会 費 :通常のお会計11月の休業日11月1日(火)11月7日(月)11月8日(火)11月15日(火)11月29日(火)10月の昼酒営業日10月29日(土)10月30日(日)11月の昼酒営業日11月5日(土)11月12日(土)11月20日(日)11月23日(祝)11月27日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。
2011.10.26
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川上未映子さんの新作、「すべて真夜中の恋人たちに」【送料無料】すべて真夜中の恋人たちを読みました。初の恋愛小説。とはいえ、いわゆる「フツー」の恋愛を描いているのではないところが川上さんらしいです。前作の『ヘブン』に続き、今回も関西弁ではなく標準語を使っていますが、たぶん本人はいちいちそこをツッこまれるのはもううんざりでしょうね。最初の印象というのはどうしても拭い去りがたいものです。書き出しは素晴らしかった。しかし、前半は割と控えめで抑えられた調子で物語は進んでいきます。それが後半、特に終盤になるにつれて物語は動きだし、最後読み終えたときはなるほどなあという風に今までの作品とは違った読後感がありました。この作品の中で気になったのが、主人公の冬子がやや依存症気味にお酒を飲み続ける描写。ビールなんかも飲んではいるのですが、メインは日本酒。最初はワンカップを買っていたのが、それでは足りなくなってネットで一升瓶をまとめ買いとなっていくのですが、完全に到酔飲料としてのお酒の飲み方なんですよね。なんだか、酔うための道具として日本酒がクローズアップされているような気がして、少し歯がゆかったです。それでふと考えてみる(というか思い出してみる)と、川上さんの小説では飲んだり食べたりする描写というのがほとんどないんですね。たとえば、池波正太郎なんかは食べ物にはかなりこだわりのある作家でしたから、作中でも料理や飲み物のことは細かく描写されていたりするのですが、川上さんの場合はそういうことがほとんどない。これは彼女のエッセイや講演なんかでの発言と一貫していて、そういうところにはあまり大きな情熱は注がない人だからなんでしょうね。(この辺、もう少し情報があるのですが、ちょっと不確かなのでこれ以上の言及は避けておきます)で、話を元に戻すと、お酒を飲んだ時の酔い方に関しては割と細かく書かれているのですが、味とかに関してはほとんど描写はなし。小説で日本酒が出てくること自体あまりないので、こういう時はうれしい反面、こういう描写のされ方はなんだかなあと複雑な思いです。まあ、その点にはやや不満も残るのですが、秋の夜長に読むにはいい作品でした。それと関連して、今週水曜日(2011年10月19日)の夕刊に川上未映子さんが出ていました。それも日経と読売の2紙に。読売の方はAll about誰々というコーナーで、写真の割合が多く、本人の紹介と軽いインタビューくらいのもので、まさに新刊の紹介がメインのようになっていましたが、日経の方は同じく新刊のことに触れながらももう少し長めのインタビュー。直接言及はされていないけど、「幸せとは何か」ということに力点を置いていて、それは明らかに震災後の現代日本社会でどう生きるか?ということについての川上さんなりの答えです。ちょこっと抜粋すると、『私たちは心の中にバックドア(裏口)を確保しておく必要がある。人は普段は社会に向けた表の顔で生きているが、それとは別のところに自分だけのよりどころをもつことが大事ではないだろうか。それはひそかに思う人の姿であってもいいし、自分が強く心ひかれる一枚の絵でも、一冊の本でもいい。ささいな何かで構わない。 それは他人にはわかってもらえないような純度の高いものであるほどいい。そういう何かを心の深いところに持って自分の人生に向き合うとき、人は初めて明日を生きる力を得られる。自分の外に頼れるものがない時代を生き延びるためには、そんな光のようなものをしっかりと持っていく必要があると私は思う。』ん~、なるほど。もっともらしく聞こえるし、川上さんらしいなとは思うのですが、どこか違和感があるというか齟齬があるというかそんな感じがします。生きるよすがとなるようなな何かを持つべきではあっても、それを自分の中に見つけるということはどこまでいっても結局自分しかないということにはならないでしょうか。他人には分かってもらえなくても自分だけが分かればいいという考えは、ともすれば他者の排除に向かう危険性を有してはいないでしょうか。すべてを打ち砕かれるような出来事に直面した時、それでも人は自分自身を頼りにすることができるのでしょうか。川上さんは哲学的な考えをベースに持っているから、自分でとことんまで考え抜くという作業への慣れからそういう言葉が生まれたのかもしれない、と推測するのは飛躍しすぎでしょうかね。ん~、この辺をもっと具体的に論じられればいいのですが、言葉が見つからない。ああ、もどかしい。もっと頭がよかったらいいのになあ(^o^;)10月の休業日10月18日(火)10月23日(日)10月25日(火)10月31日(月)11月1日(火)10月の昼酒営業日10月15日(土)10月29日(土)10月30日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町雄一下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.10.21
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昨日は火曜日で定休日でしたが、読書会のため臨時営業をしていました。第一回目に取り上げた本は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』参加者はカウンターがちょうど埋まる7人。事前に皆さんには銀河鉄道の夜を読んできてもらったわけですが、やはりかなり久しぶりという人がほとんど。中には20年以上、下手したら30年ぶりくらいかもという方も(^^;わたし自身は10年ぶりくらいですかね。まずはその辺をとっかかりに、銀河鉄道、そして宮沢賢治との出会いを皆さんに聞いていきながら、会は始まりました。 特に結論を求めるわけでもなければ、研究をしようという会でもないので、一応立場上私が司会を務めるという形式ではありましたが、あっちこっちでそれぞれに話が弾んでいき、ちょっと脱線しては時々場の全員で意見を共有しあったり、とまさにお酒を呑みながら楽しく本のことをしゃべるという当初の目論見通りの展開になりました。特に今回の読書会のために調べてきたわけではないのでしょうが、皆さんそれぞれに銀河鉄道の夜、あるいは宮沢賢治に関しての知識をお持ちで、知らない情報を皆で共有したり、不完全な情報を補完しあったり。楽しい時間は過ぎていきます。 中でも興味深かったのは版の違いによる内容の違いです。出版社、版の指定をしなかったのですがかえってそれが幸いして、それぞれに大きな違いがあるということがわかりました。皆さんが持ってきたのは新潮文庫、岩波文庫、角川文庫、集英社文庫。角川と新潮は底本が同じなので一緒な内容でしたが、岩波は大きく違いました。他の版では入っていない場面がいくつもあるのですが、特に重要なのがカムパネルラがいなくなる辺りからの数ページとラストシーン。私は新潮文庫を読んでいたのですが、なんとなく尻切れトンボな印象がしたのが岩波版を読んだらストンと腑に落ちました。うーん、しかしこんなにも違いがあるとは驚きです。銀河鉄道の夜は賢治が死んだ後に出版されたものですから、これはという決定版がないのも原因のひとつなんでしょうね。久しぶりに読んでこんな内容だったのかと驚いたのは、キリスト教の影響が色濃くあらわれている点でした。特にタイタニック号沈没の犠牲者と思しき姉弟と家庭教師の一連のエピソード、サウザンクロスで下車する時のジョバンニと女の子のやり取り。そして岩波版にだけ収録されている、カムパネルラが消えた後のジョバンニと博士との会話。少しここから引用してみましょう。『みんながめいめい自分の神さまがほんとうの神さまだというだろう。けれどもお互いほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだろう。それからぼくたちの心がいいとか悪いとか議論するだろう。そして勝負がつかないだろう。けれどももし、おまえがほんとうに勉強して、実験でちゃんとほんとうの考えと、うその考えとを分けてしまえば、その実験の方法さえ決まれば、もう信仰も科学と同じようになる。』宮沢賢治は熱心な法華経信者でしたが、他の宗教に対して否定的な態度を取ることはなく、むしろ良い面を受け容れるような態度で接していたようです。その賢治の宗教観のようなものがここには表されているように思えます。それにしても、いろいろな話題が出て楽しい読書会でした。二回目以降は一回目の様子を見てと思っていたのですが、参加者全員一致で次回以降もやっていきましょうということになりました。それで、仮称だった酔読会を正式名称にすることも決定(^^)酔いながら楽しく語り合い、さらにその楽しさが酔いを進める。いい名前です。第二回目は12月6日(火)です。どの本を取り上げるかは例によって投票で決定。第一回が日本の作品だったので、第二回は外国の小説にしましょうということに。あらかた候補作は出そろったのですが、もうちょっと整理してから発表します。皆さんも何か取り上げてほしい作品があったらコメントかメールでお願いします(^^)10月の休業日10月23日(日)10月25日(火)10月31日(月)11月1日(火)10月の昼酒営業日10月29日(土)10月30日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町雄一下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.10.19
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今日は火曜日、定休日。がしかし、今夜は読書会なので、時間限定ですが店は開けるんですよね。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』本当に久しぶりに読みました。たぶん、初めて読んだのは高校生くらい。その時はただ何となくもの悲しい、美しい話だなくらいにしか思いませんでした。その後、大学院生か社会人になりたてくらいの時にもう一度。童話なのに死の雰囲気に満ちた不可思議な話だな、という風に思ったように記憶しています。そして今回改めて読み直してみて、そのどちらの時ともまるで違う印象を抱きました。正直、こんな話だったのかと思ったほどです。今更書くことでもないのですが、読んだ本の印象は年齢やその時の自分の置かれている背景によって変わっていくものですね。年を重ねればいろんな知識を蓄え、昔よりは少しばかり深い読み方ができるようになっていくかもしれませんが、その代り感性が鈍くなっていくかもしれません。どちらが正しいというわけでもありませんが、そうした変化を見るのはなかなかに興味深いものです。今回の参加者は20代前半から40代までばらけているので、それぞれの年代でどんな読み方がされているのかを聞くのが楽しみです(^^)お酒を呑みながら話すことで気分もほぐれ、よりバラエティーに富んだ話が飛び出してくることを期待します。10月の休業日10月18日(火)10月23日(日)10月25日(火)10月31日(月)11月1日(火)10月の昼酒営業日10月15日(土)10月29日(土)10月30日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町雄一下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.10.18
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ずいぶん冷え込んだなと思ったら、昨日は夏日に迫る暑さでしたね。そんな陽気の中、第5回 滋賀地酒の祭典に行ってきました。滋賀県内の全蔵が集合するこのイベントも今年ではや5回目になるんですね。わたしは土曜日に続いて二日連続の試飲会でちょっとしんどかったものの、酒サムライとは違って顔見知りの蔵の人達が多かったのでその点は気楽に回ることができました。入場時に配ってもらった資料には先日のみんなで選ぶ滋賀の地酒~きき酒の部~で選ばれたお酒も発表。知事賞は笑四季でしたね。呑んでみて、うん受賞納得という感じのお酒でした。前日のIWC受賞酒とはまた違った受賞傾向なんですよね。ある程度は共通点はあるものの、やはりワインに慣れたヨーロッパのソムリエの選ぶものと、日本人の舌とでは違うものが選ばれますね。ましてや、今回の場合は一般の方の投票で決まるわけですから、自ずとその違いはハッキリとしてきます。二日連続で傾向の違う受賞酒を呑むというのは、勉強になりますね。閑話休題。会場は毎年のことながら多くの人でにぎわっていました。私たちは14時くらいに到着したのですが、13時~17時までの長丁場でたくさんの来場者とあって、蔵元たちも16時頃には疲れが見えてましたね。リストがなかったので正確な数は分かりませんが、41蔵(蔵元不在の蔵もありましたが)がそれぞれ何種類かずつ出しているので、トータルでは200種類近くあったんじゃないでしょうか。今回はさすがに全部きき酒してまわるのは避け、ある程度数をしぼり、気になるところ、普段あまり飲む機会のない蔵のお酒は全チェックという形で回りました。まあ、それでも100種類以上にはなったでしょうね。知っている蔵元と話すと、あれもこれも、これは燗酒も試してみてとなり、ついつい飲み込んじゃったりして、気が付くとほろ酔い寸前くらいになってました(^^;しかし、まあそんな甲斐もあって、いろいろと面白い発見がありました。季節的に店のお酒はひやおろしが多くなっていますが、それ以外のものでの発見もあったので、近々それらは登場予定です。乞うご期待(^^)10月の休業日10月18日(火)10月23日(日)10月25日(火)10月31日(月)11月1日(火)10月の昼酒営業日10月15日(土)10月29日(土)10月30日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町雄一下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.10.17
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昨日のビベロン の「サンマの瞬間コンフィー」に影響されたわけではありませんが、ちょうどサンマが旬を迎えているのでこの週末はさんま寿司があります。言わずもがなのお酒との好相性は一食の価値ありです。数量限定なので、食べたい方は早めの時間にどうぞ。そして、本日は昼酒営業日です。雨が降りそうで降らないこの天気。綱渡り状態ながらも何とか天気はもちそうなので、お出かけついでにお立ち寄りください。10月の休業日10月18日(火)10月23日(日)10月25日(火)10月31日(月)11月1日(火)10月の昼酒営業日10月15日(土)10月29日(土)10月30日(日)※昼酒営業時間は各日15時くらい~18時。 夜の営業は19:00~26:00。 日本酒BARあさくら京都市中京区木屋町雄一下がる一筋目東入る大久ビル2F(中京区上大阪町518-2)Tel/FAX:075-212-4417mail: yoshias5@hotmail.com
2011.10.15
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