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前日、福岡で本業のタップダンスのワークショップをやり、翌日高速バスで下関へ。10時過ぎに現地の到着。最終日だけあり、マスコミ関係の人が沢山訪れて撮影していました。最後の思い出にと訪れた地元の人なども乗りに来ていましたが、大混雑になることはありませんでした。天候が曇りのち雨だったせいもあるでしょう。
壇之浦駅にある発車時刻の掲示板ですが、なんと故障中。数日連続で取材に来ていたテレビ局の人の話では、二日前の16時40分頃動かなくなり、技術課の人が修理をしようとしたようですが、直らなかったようです。ラストデイを前にダメになるとは!
この日はあまりガツガツと乗らずに、合間にテレビ局の人のインタビューなどに答えながらのんびり6往復を楽しみました。
車掌さんのアナウンスも最終運行日であることを告げるので、乗る度にちょっとウルウルしてしまいました。
こういうコンクリートの階段ホームも新しいロープウェイでは作られることがないので、減る一方です。
午後3時ぐらいになると、壇之浦駅ではセレモニーの準備でテントなどの準備をしていました。
自分は16時10分の上り便で火の山駅に向かい、一般最終便の17時に乗るために待機していました。
いよいよラストラン。車掌さんがインタビューを受けて、また泣けるコメントにグッときました。
自分は先頭に乗り、最後の交差を見届けました。
そして終了。この後、セレモニーの参加者が往復して、それが本当の最終便でしたが、自分は関係者じゃないので乗れませんでした。
山麓ホームで取材陣が運転手にインタビューをしたり、最後に到着した1号車まんじゅを撮影していました。
こうしてまた昭和のロープウェイが姿を消しました。3年後にパルスゴンドラになるそうですが、もうこの趣は望めません。最終便に乗った時、もっと悲しい気持ちになるかと思いましたが、むしろ最後を自分で見届ける事ができてよかったと思う気持ちのが大きかったです。長い間、お疲れさまでした。