★出産前日★
今朝も何だかお腹のドーンという痛みがあり、いつもの様にお昼前に起きた。
洗濯と朝昼兼用の朝食を済ませるとまた眠くなり寝た。
に目が覚めると、3時を過ぎていた。慌てて、何かやらねば!
と思い考えるが、家の掃除は大体済ませたので改めてここは!ってのは無く、近くのスーパーまで、歩く事にした。
でもこれが後々大変な事態を招くとは考えもしないで、帽子を深くかぶり、眉だけメイクをして散歩へ出かけた。
そのスーパーは車で5分くらいで、駅では丁度ひと駅分のところにあり、本屋もあるから、丁度いいや。と安易な考え・・・
一体子宮口2㎝から陣痛が来るまではどの位なのか?本屋で立ち読みし~よ~お!
てな具合で歩き出したんだけど、結構遠い。
妊婦の極みでもある臨月の超大きなお腹をあまり人目に晒したくないのもあり、裏道をテクテク♪
ついた頃には家を出て一時間もたっていた。
そして本屋で立ち読みをして、漫画タッチで面白そうな育児奮闘記?漫画?を買い求めた。
ジュ-スでも飲もうとベンチに腰掛けようとしたとき、下腹部がパンパンに腫れ鉛のようにお腹が重く痛みを感じた。
ヤバイなぁこりゃ・・・。帰りはタクシーで帰ろうかな?夕方だけどまだまだ暑いし・・・。
と後悔しつつも、水分補給しまた歩く事に!
が、どうにもこうにもお腹が張って歩くペースが遅い遅い。
少しでも近道をと思い、猫が通るような民家の細い路地を通り、道に迷いそうになる。
こんな道あったんだぁ~なんて感心してる余裕は無かった。
ようやくマンションが見えた頃は足を引きずりながら歩くのが精一杯だった。
それから、這う様にしてお布団へ潜り込んで、寝てしまった。夜遅く帰ってきた旦那様に起こされるまでずっと。
そして、食欲も殆どなく、気分だけでもリフレッシュしようと思い、お風呂にぬるま湯を張り足湯に漬かってみた。
旦那様と、夜食?を食べながらこう話していた。
私:はあ、ほんと今日は歩きすぎて疲れたわあ~
旦那:おお、あんまり無理しすぎるなよ~。お腹ホントにパンパンだからな!
私:もう、今日満月近いし明日産むわあ(笑)
旦那:いつ産まれてもおかしくないモンなあ、その腹、スゴイワ~

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