すぺすま!

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October 18, 2007
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手術室には先生・看護婦さん2人・私達夫婦の5人。

前回の麻酔は 注射 を使ったけど、今回は ガス麻酔 です。

手術台に海を乗せ、私は上半身、とーちゃんは下半身、看護婦さんは顔と体を抑える。
先生がマスクをマズルに当てて、 『じゃあガス流しますね』 とスイッチオン。

最初ちょっと暴れ気味だったけど、一瞬動きが止まった。
全員が 『お・・・イケるか?』

バーーーーン!!!!

突如海が跳ねた。
そして暴れる暴れる。
必死に皆で抑えるんだけど、5人もいるのに誰も止められない程。

手術台では危険なので一旦降ろしましょうと降ろすと、一瞬足がもつれながらもすごい勢いで手術室中を激走。

ウンチと肛門膿を撒き散らしながら、目の色変えて、表情も海とは思えない位に豹変し、機材に体当たりしながら・・・

私達の声も全く耳に入らない様子。
落ち着くまで待つしかなく。

暫く全員無言で見守り、少し我に返って動きも鈍くなって来た所で足元に呼び寄せた。
激しく荒い息でキョロキョロしてた。

先生は
『最初大人しかったですよね?僕も今回はこのままイケるかなと思ったんですけど・・・。普通なら麻酔が効き始めて脱力してくるはずが、逆にああいう状態になってしまうっていうのは、血液検査でも全く問題無かったですし、やっぱり薬に対してかなり敏感な子なんだと思います。明らかに顔つきもおかしかったでしょう?かなりのパニック状態でしたしね』 と。



『もう一回、無理矢理抑えて麻酔をかける事はできますけど、今のあの拒否の仕方を見て僕は去年の事が脳裏をよぎりましたわ』 と言われてしまい。

ちょっと麻酔のニオイにビックリしただけで、再チャレンジするのかな~とか思ってたけど、そんな簡単な話じゃなかったのか・・・。

という事で結局今回も手術できず。
若干興奮気味の海と共に3人で帰宅してきました。
でも今回は海が元気に一緒に帰って来れたという事で、とーちゃんはホッとしたようでした。


帰宅後の海さん、水がぶ飲み。
2杯おかわり(笑)


で、やはり手術をという事なら、もっと機材も医師も揃った大きな病院で徹底的に検査してした方が良いと。

堺の夜間救急で有名な病院があるのですが、そこに先生の知り合いの方が居るのでデータと共に経緯を話しお願いしてみますと。
そこで手術をする場合は僕も立会いしますって。

ただ、その方は博士号取得の為に留学中で、短期だとは思うけど8月に行ったばかりなので早くても来年になるそう。
恐らく無いとは思うけど、もしも長期だったら3~5年後になるけど待てますかと。

3~5年か・・・・
そうなるとちょっと考えてしまうなぁ

これがもし普通にタマタマがある状態なら、もう手術はしないで自然体で行こう!
と思えただろうけど、停留睾丸しかも両方体内にあるとなれば手術はしておきたい。
でも手術が伸びれば伸びる程、麻酔に対する拒絶反応だけでなく、高齢というリスクも付いてくるわけで。

いっその事手術はしないという選択もあるけど、腫瘍化しない確信は無いし、もし腫瘍化してしまったら辛い思いをするのは海だし。

去勢手術うんぬんの前に、もし怪我や他の病気なんかで手術が必要になった時の事を考えて、海に合う麻酔を見つけておいてやりたいという考えもあったり。

ああでもないこうでもないと頭の中が堂々巡りです( ̄^ ̄;)


IMG_0699.jpg
顔が怖いナギズモ。





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Last updated  October 18, 2007 11:54:44 AM


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