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7月20日の日記で、
眼の病気の話と眼球の図を出させていただきました所、
緑内障の専門サイトから、トラックバックを頂きました。
ありがとうございます。
余りにも、お恥ずかしい図でしたので、
省略部分などについて、ちょっと補足させて頂けますか。
【角膜(cornea)】
表面から順に上皮、ボーマン膜、固有質、デスメ膜、内皮
の5層構成。
【虹彩(iris)】
虹彩は角膜を通して外から茶色に見える部分。
中央には瞳孔(どうこう)がある。
2つの筋肉が瞳の大きさを変化させ眼球内に入る光の量を加減。
【水晶体(crystalline lens)】
眼のレンズといわれる。眼球内に入る光線を屈折する働きと、
毛様体により厚さを変えて網膜像を調整もする。
【瞳孔(pupil ・ pupille)】
虹彩の中央にある円形の穴で虹彩の働きにより
自律的に大きさが変化、光の透過量調節を行う。
【硝子体(vitreous body)】
眼球内の大部分を占める無色透明なゲル状のもの。
眼球の形を保ち、眼球に加わる外力に抵抗する。
【網膜(retina)】
錐状体と桿状体とよばれる二種類の視細胞があり、
光、色、形を感じる。
【脈絡膜(choroid ・ chorioidea) 】
強膜の内側。色素が多い為に黒く、虹彩と同じく瞳以外から
余分な光が入らないようにする。
【強膜(sclera)】 眼球の外側にある白い不透明なかたい膜で、白目のこと。
【視神経(optic nerve) 】中枢神経の白質に属し、約60~80万の神経繊維からなる。
【結膜(conjunctiva ・ conjuncitive)】眼瞼結膜、結膜円蓋、球結膜の3部に区分。
【黄班(macula lutea) 】眼底の中心部。
【中心窩(fovea centralis)】黄班の中心。
【視神経乳頭(optic disc ・ papilla nervi optici)】視神経として、脳の方へ神経線維が送られる。
【チン氏帯(zonula ciliaris)】毛様体小帯やチン小帯などともよばれ水晶体をつる細い線維。
【ぶどう膜(uveal tract)】虹彩、毛様体、脈絡膜の3部の総称
【毛様体(ciliary body) 】
毛様体筋という筋肉の働きで、チン氏帯を通じて水晶体の厚みを変化させ、網膜にはっきりした像を結びピントを調整。
角膜と水晶体の栄養に必要な房水を眼球内に分泌。
【前房(anteior chamber ・camera oculi aniterior)】角膜と虹彩の前面の間。
【後房(posterior chamber ・ camera oculi pasterior)
虹彩後面と水晶体の間及び水晶体と硝子体の間。
医学知識は、私なりに数冊の本を読んでの独学ですので、もし、誤りがございましたらお知らせいただけると幸いです。
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