櫻のつれづれ日記

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2006年07月11日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日もシルクの様子は良くなかったけど、

今日しかない、
ということで連れて行った。

6時30分頃に着き、
シルクを受付のお姉さんに渡す。
すぐにICUに入れられる。
「中に入ってていいですよ」
診察までの間シルクに付き添う。


N先生はシルクを触ってすぐに、
「お腹がぼよぼよしている。
 もしかしたら腹水が溜まっているかも」
と言った。

レントゲンを撮り、
現像があがるまでの間またICUへ。
9時ごろ先生に呼ばれる。

レントゲンには1週間前よりも明らかに巨大化したものが写っていた。
シルクの身体の3分の1を占める何か。
腹水も溜まっていた。
1週間前に下がっていた胃は、

真ん中にあるはずなのに左側に押されていた。
2つある気嚢のうちの1つ、
後ろの気嚢は圧迫されて狭くなっていた。
これじゃぁ呼吸も苦しいよね。

N先生は、

 薬を与えているのに1週間経っても状態が変わらないこと、
 それから今日のレントゲンを見ても腫瘍と言うのは間違いない」
と言った。
「今のシルクを手術したら、
 確実に死ぬ。
 だから手術は出来ない」
抗がん剤についても、
「抗がん剤は、
 腫瘍を取った後に転移しないように使うもので、
 副作用もあるし、
 元気な子ならともかく、
 こんな弱った子に使えない」
「限られた残りの時間を、
 いかに楽に過ごさせてあげられるか、
 お姉さん、
 最後まで見ててあげてください」
最後に、
「もし僕の診察が必要だったら呼んで。
 僕こっちの診察が終わってから行くから。
 こんな状態のシルクを移動させるの可哀想だわ」
先生、もっと早くにその言葉聞きたかった。

思っていたとおり、
1週間で進行していた。
1週間私は何をしていたんだろう。
ただ、側に居ただけ。
もっと他に何かできる事があったんじゃないか、
後悔。

シルクの余命は、
頑張って、頑張ってあと2週間。

悲しくて仕方がない。
シルクに何て謝ればいいの?
ごめんね、ごめんね、悪い飼い主で。
もっと早くに気付いていたら。
後悔の言葉しか出てこない。








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最終更新日  2006年07月13日 18時26分09秒


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