欧州サッカー観戦記
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と、いうわけで本日は本来なら昨日行われましたオランダXイングランドのテストマッチのお話などしたいところなのですが・・・あいにく録画し損ないまだ未見・・・うぐぐ・・・。なので代表戦後恒例?の「オシムさん語録」で攻めたいと思います(笑)!おとついのサウジ戦後のコメントより。BYスポーツナビさま。「インド戦よりも出来は良くなかったと思っている。」これはオシムさんもおっしゃる通り、相手のあることですから。「悪くなっているということだ」まで言ってますからねえ。まあ、これが「勝って兜の緒を締めよ」ってことなんだとは思いますが。敗戦でこそ得るものがある。逆に、快勝したからと言って手放しで喜ぶわけにはいかない。そういうことなんでしょうね。最後に「次のPKキッカーを誰にしないかははっきりした」なんてオチをつけてますけどね!よっぽどとおりおの出来には満足したんだろうな。でなきゃこんなコメントしないでしょ。「危険に見えるところほど、危険ではない。」らしいですね(笑)!この見出しだけ見ると何か哲学問答のようでもありますが、もちろん実はきちっとした理論の裏づけあってのお言葉。左サイドでサントス・駒野に疲れが見え始める。当然そこが「ウィークポイント」になるわけですが、そう感じるのは味方も一緒。だから他のポジションの選手が自然とそこをケアするようになる。すると、ケアに行った選手が「いるべきポジション」が空いてくるというわけですね。「そこ」にこそ本当の危険があると。なるほどねえ。将棋指しが2手先、3手先を読むようなもんですな。さすが理論派でございます。「マークするこちらが怖がっている」はい、ロナウジーニョ&メッシを擁するバルサを例に出してのお言葉ですね。サウジの24番をもっとマークすべきではなかったか?という質問へのお答えでもあります。敵の重要な選手にマンマークをつけるようなやり方はしないと。「マークする選手は向こうの良さを消すというところでしかプレーしていない。」その選手のマーク以外の動きにこそ活路があると。必要以上に怖がって、ピッチ上の10分の1を「マーク役」て費やすようなことはしないということでありますな。3バックに攻撃を求めてボランチを2人起用するオシムさんならではだとも思います。古くはオリンピック代表の「アタランタの奇跡」、対ブラジル戦でジュニーニョをマークした服部とか。フランスWCでジダンマークのため起用されたイタリアのペッソットとか。それで成功する例もあるわけなんですが。オシム流にそれはないと。これは信念でしょうねきっと。「ナシとリンゴとどちらが好きか?」さあ、今回もきました「具体的な選手名」シリーズ(笑)!まだ出ないのか松田の名前は?それは置いといてFW編でありますが、巻クンに対してはやはり擁護していますねえ。一番近くで彼の成長を見、そして成長させた指揮官だからこそのお言葉でありましょう。巻はこんなもんじゃないんだよ、と。数試合結果が出ないくらいで判断しないでくれと。その代わりの仕事をきちんとこなしてるじゃないか?・・・もちろん勝利という結果があってこそのことではありますけどね。店先で売っている美味しそうなリンゴを勧めるけど、私は自分で育てた形は悪いけど味はバツグン(のはずの)ナシを選ぶよ、と。これは今後の巻君の奮闘を待ちましょうかね。リードされた時、同点から勝ちにいかなければならない時。そこに彼がいつもいられるとは限らない。・・・と、いった感じで。最後にはサントスのプレーについての質問にお得意の「質問返し」をして。記者がご名答!だったので少しも機嫌がよろしかったのでしょうか?ブラジルに勝ったら会見でなくお祭をしたいものだ、なんてコメントで締めくくっていらっしゃいますが。やっぱりこれだけ会見でのコメントをじっくりと読んでみよう、って思わせるだけの事を延べられるオシムさんてスゴイなあ、と。まだまだプレス側も見る側もその教えを請う立場の「チルドレン」ではありますけどね。おとついのチームと、ガーナとのゲームを見たかったなあ・・・。それこそ「相手が違う」ってことになるかもですが。可能性はあるけどまだ不安定。でも魅力はある。地味だけど(笑)。そんなオシムジャパンも悪くない。
2006/11/16
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