ミステリの部屋

ミステリの部屋

2007年03月08日
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カテゴリ: ミステリ関連
最近は小さなことで忙しく、何もかも遅れがちですが、やっとトップページの特集を更新しました。


図書館には足を向けて寝られないくらいお世話になっていますが、図書館を舞台にした小説で読んだ事があるものは結構少ない事がわかりました。

この中で感想を書いたことがあるのは、森谷明子『れんげ野原のまんなかで』( 感想 )。秋庭市立秋葉図書館が舞台の日常の謎系ミステリ短編集です。こんな図書館があったらいいな、と思いました。

ジェフ・アボット の図書館シリーズは、これまで4冊出ています。まだ途中なのですが、しばらく続編が書かれていないのでヤキモキしている人は多いと思います。
親の面倒を見るために故郷に帰ってきた若き図書館長ジョーダン・ポティートが主人公です。アメリカの図書館の様子も少しわかります。

『晴れた日は図書館へいこう』は児童書で、『図書館警察』はホラーです。

ミステリ以外では、近未来を描くエンターテインメント『図書館戦争』( 感想 図書館の神様 』、谷村志穂の『 自殺倶楽部 』、村上春樹の『 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻) 』、『 海辺のカフカ(上) 』、などがあります。

マンガでは川原泉 の『 バビロンまで何マイル? 』に図書館の主ユウリという女の子が登場します。ユーモア漂う歴史サバイバルものです。何ともいい味を出しています。
映画にもなった、柊あおいの『 耳をすませば 』にも図書館が大好きな少女が出てきます。

今思い出したのですが、シャーロット・マクラウドに「シャンディ教授」シリーズで、彼の奥さんは大学の司書ですし、リリアン・J・ブラウンのシャム猫ココ・シリーズ では、クィラランの恋人ポリーは図書館長でした。

短編集の中の1編に図書館を舞台にしたミステリがある事も…。
高田崇史「千葉千波の事件日記」シリーズ3作目、『 試験に出ないパズル

短編集の中には、図書館を舞台にしたミステリがまだまだ隠れているかもしれません。








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最終更新日  2007年03月08日 19時25分14秒
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