学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

2009年12月24日
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カテゴリ: 時制
Day 62 スマイルの英語学習を覗いてみましょう。


問題:あなたはフライトアテンダントです。機内アナウンスで「当機はまもなく富士山上空を通過します」というアナウンスをします。あなたなら次のどの文を使いますか?


1. We’ll soon fly over Mt. Fuji.

2. We’ll soon be flying over Mt. Fuji.

3. We are going to fly over Mt. Fuji



サミト君は will, be going to を使った1.または3.のどちらかが正しいアナウンスだと思ったようですが、実は2.の will be …ing が正しいアナウンスです。


さって、あなたの答はどうでしたか?


今回は未来進行形の問題ですが、未来進行形と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?





will be …ing (未来進行形)には 2つの重要な基本用法 があります。まず、この2つの基本用法をきちんと整理しておきましょう。


1) 未来のある時点で進行中の動作を表わす

2) 予定された未来の出来事を表わす


1) は「 未来のある特定の時点で動作が進行中 」であるということを言うために用いられる、よく知られている典型的な未来進行形の用法ですね。


This time tomorrow we’ ll be attending the sales meeting.
(明日の今ごろは営業会議に出席しているでしょう)


2) は「 予定された未来の出来事 」を表す用法。 これは動作が進行中という意味を含みません 。そして、この用法の特色は 誰の意志も含まない 、つまり、当然の成り行き上「~することになる」という意味でよく用いられます。


I’ ll be seeing John tomorrow, so I’ll give him your message.



おそらく職場が同じため自然の成り行きで、明日ジョンに会うことになるという意味で、主語の意志を含んでいないことがこの用法の特徴です。



では今回の問題を考えてみましょう。


Day 59で学習したことを少し思い出しましょう。


例えば、1. We’ll soon fly over Mt. Fuji. のように will 発話時の話し手の意志 を表しましたよね。


すると、飛行機は富士山上空を通過する予定はなかったが、急きょパイロットが予定を変更して通過するという意味になってしまいますよね。


また、3. We are going to fly over Mt. Fuji. be going to を使ってしまったら、 発話時より前からのパイロットの「意志」 が表されてしまうのでやはり不自然ですね。


空路は予め決められているわけだから、飛行機が富士山上空を通過するのにパイロットの意志は関係ないですよね。


もうおわかりだと思いますが、今回の問題文「当機はまもなく富士山上空を通過します」を英語にするなら We’ll soon be flying over Mt. Fuji. と未来進行形で表すのが適切でしょう。


飛行機が富士山上空を通過することはパイロットやフライトアテンダントの意志とは関係なく、予め予定されていたことです。


つまり、このアナウンスは 誰の意志も含んでいない のです。だから、基本用法2)「予定された未来の出来事」を表す未来進行形の用法になるのです。



最後にDay 59で説明を省略した例文を確認しておきましょう。


Day 59で未来を表わすさまざまな表現を説明しましたね。その最後の表現5)未来進行形を使った前回の例文、


5) We’ ll be leaving Vancouver next Monday.


は、今回の基本用法2)の「予定された未来の出来事」を表す用法です。


主語「私たち」の意志とは関係なく、当然の成り行き上「来週の月曜日にバンクーバーを出発することになるでしょう」という意味です。


いくつか場面が考えられるますが、例えば、1例を挙げるなら、取引先との仕事の都合で月曜日に出発しなければならないような場合が考えられますね。


どうですか、「予定された未来の出来事」を表す未来進行形の用法、クリアーになりましたか?


後は「習うより慣れよ」、より多くの英文に触れ、この「わかる⇒面白い⇒もっとわかる⇒できる」という循環を作っていきましょうね。


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最終更新日  2018年07月18日 02時20分14秒
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