地球と動物の為に

「“女らしさ”って、誰が決めたの？」──読んでちょっと笑った話。

正直に言うと、「女らしさ」って言葉にあまり興味がない。

怒りもないし、こだわりもない。

でも、最近ふと手に取ったこの本、

『女らしさは誰のため？』（ジェーン・スー × 中野信子）

これが、妙におもしろくて。

「わかるわかる」っていう話でもなく、

「それは違うよ」と思うところもあって、

でも結局最後まで読んだ。

なぜなら──

誰の正しさでもなく、自分の目で世界を見ている二人の話だったから。

中野さんの言葉で印象的だったのは、

「“らしさ”という役割を自分に課して、疲れてる人が多い」ってこと。

たしかにね。

無意識に自分にレッテル貼って、

気づかないうちに「それっぽく」振る舞ってる人、いる。

でも、私はそういうのちょっと苦手で、

だからこそこの本を読んで「そうだよね」って声に出すほどでもなく、

なんか、にやっとしただけだった。

「別に、女らしくなくていいじゃん」って思ってる人にも、

「なんか生きにくいな」と感じてる人にも、

この本はちょうどいい。

押しつけないし、寄り添いすぎない。

それが読みやすい。

気になった方は、ぜひ読んでみて。

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女らしさは誰のため？

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