♪くるくみ♪ ハンドメイド&雑記

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2021.01.28
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カテゴリ: 読書
なんだか頭の中でヴィルフリートが謝り倒しているのですが、なんなんですか、これ (^^;)

一度外に出さないと落ち着かないので、晒します。

ただネタ状態ですので、本当に独白です。なんの状況説明もありません。昨日の続きらしき場面です。


そんなものでよろしければ。



-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ー・-・-・-・-・-・-・




「そう、ですね。

 例えば貴族院での友人ですが・・・いや、友人と自分だけが思っていただけの

思い上がりを当の本人に叩きつぶされました。。

『ヴィルフリート。私は其方を自分と同等の友と思ったことはない。

考えも甘く己を冷静に分析出来ない君は正直物足りない人物だ。

ただ、次期アウブに決まっているというのでね。

ローゼマイン様の義兄ではあるし、婚約者でもあった。

御し易い駒のひとつとして確保しておこうかなという程度だったよ?

まあ、ここまで明け透けに言うことがせめても友情の残滓と思ってくれ。

もうこの先ドレッファングーアの糸が重なることはないが神々のご加護と共に健やかであることを祈っているよ』

貴族院の先生方にも苦言を戴きました。

『大領地のアウブである方にとんでもないことをされましたね。

神の降臨に慌てていたとはいえ、なぜローゼマイン様を格下扱いなさったのです。

他領地の、いえ貴族院中が集まっている中でのアウブ・アレキサントリアへの態度。

しかもローゼマイン様にはなんの落度もないことでの叱責。

神に呼ばれ語り合うことの出来るお方への無礼を、皆がなんと思うか考えなかったのですか?

貴方は、女神の化身という呼称について認識が足りなさすぎです。』

『たとえローゼマイン様が許されたとしても、取り返しのつかないことはあるのです。

いえ、ローゼマイン様は大領地のアウブです。

そのアウブに対し中領地の領主候補生の学生がした前代未聞の過ち。

心情はともかく許されることはないと覚悟なさいませ。許すことはできないのです。』

妹にも・・・。

『本来ならばお兄様はその場で切り捨てられていても不思議ではございませんでした。

時の織り直しという喫緊の案件でそれどころではなかったのと、神が降臨なされた地を穢すことが躊躇われたために見逃されたに過ぎません。

それなのにまだお姉様、いえ、アウブ・アレキサンドリアに不満を述べられるというのですか。

わたくしにも兄妹の情はございます。

アウブ・アレキサンドリアがお姉様としてもたらしてくださった情です。

でもね、お兄様。

わたくしたちアウブの地位を巡って相争う関係でもありますのよ?

そして、わたくしお兄様に負ける気がいたしません。

はっきり申し上げます。

わたくしはお父様の後、中継ぎのアウブ・エーレンフェストとなります。

次のアウブをメルヒオールに無事渡すまで、わたくしはお兄様と家族として決別いたします。

決して邪魔をすることは認めません。許しません。

上級落ちなさるお兄様とわたくしたちは、立場を違えるのですから』

愚かにも、ずっと共にあると疑いもしなかった側近たちも。

わたしが領主候補生を降り、ギーベになることを決めたとき

側仕え、文官、護衛騎士の誰もわたしと共に来ようとする者はいませんでした。

当初それは衝撃でした

皆がわたしを支え慕ってくれると、盲目的に信じていたのです

なんと愚かだったか、いかにモノが見えていなかったか。

どれほど至らない主であったか。

ローゼマイン様。叔父上。

いや、シャルロッテやメルヒオールでも。

彼らの側近達は、皆とは言わぬまでも主についていく者がいるのであろうと。

わたしと違って。

ならば何故。わたしにはそのような存在が無かったか。わたしが皆と違うのはなにか。

あれほど近くでローゼマイン様が見せてくれていたのに気づかなかったのです。

気づこうとも、見ようともしていなかったのです。

なんと惨めな子どもであったか

言葉を発する以前の赤児ではないか

ただただ、泣いて喚いて我が儘に振る舞っていた。あり得ない。恥ずかしい。

認めるのは辛い。だが、あのまま何も見ず、ましてや自分以外の全てを憎むなど・・・

世界に向けて門は開かれ、長く交流のなかった未知の世界が現れる今。

ランツェナーベのような、いや、それ以上に魔力に対する力が備えられた他国がいたら。

そして考えたのです。もう務めからから逃げぬと。

わたしはわたしに任された地を、その民を守る。今度こそ。そう誓いました。

しかし、わたしが今までしてしまったこと、言ってしまったことはもう戻らぬので

これはもう、謝っても謝りきれず、償いも及ばないほど・・・

わたしはこれから一から・・・いやもっとずっと下から、信じても良いと思われるように。

多くの人の言葉を聞き、ひとつひとつ行うべきことを行い、償っていこうと思います。

ローゼマイン様、フェルディナンド様に叶うならいつかお伝えください。

かつての振る舞いを深く謝罪し与えられた利の機会に感謝をいたします。

この度のご恩を決して忘れません

以後はエーレンフェストのいちギーベとして、国を支える一枝となります。







なにか違和感がある・・・と思っていたら、エーレンフェストの名前間違えてた 恥!
エーレンスバッハって、アーレンスバッハと混じってるよ。阿呆だ (^^;)






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Last updated  2021.01.31 02:04:12
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