釣りキチsankonの釣り日誌
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今のワタクシのキス釣りに欠かせないのがショートロッド。ほとんどの釣り場では3色以上投げる必要がないので、3mくらいのルアーロッドに4000番台のリールをセットして事足りているのだが、まれに5色飛距離が欲しいときがある。そんなときは、やはり投げ竿が楽なのですが、4mクラスの投げ竿ではどうしてもその重量から、ルアーロッドのような片手操作には無理があるのです。以前所有していたキススペシャルEX+という超軽量かつ高性能のロッドであろうとも、片手操作はダメでした。で、紆余曲折を経てたどり着いたロッドがキャスティズム27-365Tというロッド。365というレングスは操作性をシャープにしてくれて、超速攻でキスにアワセを入れたいワタクシの釣り方にとてもマッチしているし、そこそこの遠投性能もある。しかし、それでも長時間ロッドを片手操作するとなるとキツイ側面があり、リールシートの位置をずらすか、竿尻ウエイトを入れてバランスをよくするかのどちらかを検討中だったのですが、もうほとんど出番がなくなってしまったスピンパワーSFという古いロッドのバランサーが流用できましたので、それに画像のような工夫をちょっと加えて、150gのウエイトに調整。振り出しなので、バランサーは釣るときにのみ竿尻に装着いたします。結果、操作性は抜群に改善され、早アワセ、空アワセがビシバシ決まります。ココゾと言うときに素早く対応できて、磯のキス釣りには手放せないロッドとなりました。こうなると、予備としてもう1本欲しくなるのですが、残念ながら、この号数のこのレングスは今シーズンからカタログ落ちしてしまい、手に入らなくなってしまいました。そこで色々と物色していると、皮肉にもシマノに同じ色のショートロッドが、しかもかなりリーズナブルな実売価格で出ております。サーフランダー365EX。いつもお世話になっている釣具屋さんに実物があったので、何度も継いでみて感触をたしかめてみた。バランサーを仕込み、リールシートの位置をキャスティズムに習ってずらせばOKだ。ちょっと悩んだが、ゲットいたしました。竿尻ウエイトは別注文でかなり高価。よって、自作することに。画像のようなものを300円くらいで仕入れ、ちょっと大きさを合うようにヤスリで整形した後、竿尻に埋め込み、接着剤で固定。クッションとして輪ゴムを先端付近に巻いて出来上がり。見た目は悪いですが、取り寄せるとコストがこの10倍以上かかるので、これでOKだ。重量が200gあるので、リールシートは5cmくらいずらせばバランスもいい感じだ。で、驚いたのは、EXという号数にもかかわらず、ショートレングスが故に、非常にシャキッとしており、30号のオモリでフルスイングしてみたが、普通にいける。飛距離も5色ちょっと出て、満足。磯から投げて5色も出れば十分だ。おつりがくる。このシリーズ、実は335FXというレングスもあり、とても気になるところなのですが、残念ながらお金がありません。当面は、バランスがよくなったこれら2本の365ロッドで頑張ります。405ロッドの出番がなくなってしまいます。どうしよう?
2013.07.21
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