気ままなデジカメ片手の散歩路

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アイヌ 萱野茂 伝承



5月6日 『萱野(かやの)茂』さん が亡くなった。



彼は アイヌ民族の末裔として 生を受け
さまざまな職業を遍歴し
アイヌ語の 保存・継承に一生をささげた。


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先住民族である アイヌの方々は
もともと文字を必要としていませんでした。



だからこそ 言葉として 探せば切りがないくらい

北海道はもちろん
東北 関東まで 山や川などに 名前を残しています。





萱野茂さんは

アイヌの民具をはじめ

特に 民話を大切に 語り部の年配の方々を訪ねて
録音し 書き起こし 文献としてまとめた。


例えば 『アイヌ神話集成・全10巻』など。



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
萱野 茂(かやの しげる、1926年6月15日 - 2006年5月6日)

は、アイヌ民族出身のアイヌ文化研究者。アイヌ文化、およ

びアイヌ語の保存・継承のために活動を続けた。二風谷アイ

ヌ資料館(シシリムカ二風谷アイヌ資料館)を創設し、館長

を務めた。政治活動面ではアイヌ初の日本の国会議員(1994

年から1998年まで参議院議員)。在任中には、「日本にも大

和民族以外の民族がいることを知って欲しい」という理由で

、委員会の質問で史上初のアイヌ語による質問を行ったこと

でも知られる。

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国会議員として

『アイヌ文化振興法』を成立させ

一期限りで あっさりと 引退をされました。



その時 最後の 語りが

「人(狩猟民族)は
 足元が暗くなる前に 故郷へ帰るものだ」


という言葉を 残して・・・。




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一昨年の夏 一月ぐらい連日通った
「(財)アイヌ文化振興・研究推進機構」の
東京センターは 東京駅南口の前から ほど近く
八重洲ブックセンターの裏に あります。


貴重な本や 民具や 資料が いっぱいあります。


そこで学んだことは
今までの常識とは ちょっと違った こと!


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