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【楽天ブックスならいつでも送料無料】大嫌いなあなたと恋のワルツを [ ジュリア・クイン ]面白かった主人公達が好きなタイプではないのに、最後まで読ませてしまうのは、流石ジュリア・クインでも、シリーズ3作目にして、興味の持てない主人公になり、次作の主人公もハッキリ言って興味がないジュリア・クインの翻訳作品は、たぶん全部読んでいるが、そろそろ選んで読むようにしたほうがよさそうだ。
2014.06.18
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【送料無料】伯爵の花嫁探し [ ジュリア・クイン ]ジュリア・クイン、コニー・ブロックウェイ、エロイザ・ジェームズの3人は、新作が出れば、必ず買わずにはいられない作家達その3人が一緒に一冊の本を書いてくれるなんて、とても得した気分になるのは私だけではないと思うさて、この3人の小説は、昨年にも一冊出ていて、どこから誰が書いたがわからないほどの完成度だった。【送料無料】さらわれた花嫁たち [ ジュリア・クイン ]今回の作品は、実際には「さらわれた花嫁たち」より先に書かれた最初の作品ということなので、3人の個性がより際立っているのが興味深い。物語は、タイトルそのままの内容なのだが、伯爵のために開いたハウスパーティで、当の伯爵の花嫁候補が、違う人間と次々に婚約を決めていってしまうという皮肉な設定。個人的には、2番目のコニー・ブロックウェイの作品が好きかな。まだこの3人の作品があるのなら、是非、読みたいものだ。
2014.03.09
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【送料無料】偽りの祝福は公爵のあやまち [ ロレイン・ヒース ]ロレイン・ヒースは、RITA賞も獲っているし、あまりハズレがないイメージだ。本作は、シリーズ3部作の最終作なのだが、一番気に入っている。時は1860年、エインズリー公爵ランサム・シーモアは、従兄弟で親友のウォルフォート侯爵からとんでもない頼みをされる。それは、3年前二人で馬車の事故にあい、エインズリーだけが無事だったことをたてにした脅迫に近い頼みだ。ウォルフォートの妻ジェーンとエインズリーは、ウォルフォートの望むままにすることになるのだが・・・・・似たような設定を最近読んだ。【送料無料】黒い瞳にかりそめの愛を誓って [ グレース・バローズ ]グレース・バローズとはアプローチが全くことなるので、あまり気にならなかったのだが。ロレイン・ヒースは、丁寧に主人公達の心の動きを描き出す作家なので、かなりせつない物語になっていた。それにしても、悪いのは全てウォルフォートなのは明らか。偽善者でもあるので、久しぶりに腹が立った。まあ、エインズリーのママもやっと落ち着いて、大団円となったのは間違いないな。
2014.02.14
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【送料無料】黒い瞳にかりそめの愛を誓って [ グレース・バローズ ]グレース・バローズのいつもの小説とはちょっと違う感じがする。どこかしらのどかなモアランド家のお話と一線を画している原因は、ヒーローヒロインともに親に苦しめられているという点かもしれない。ともに伯爵家を実家にもつダライアスとヴィヴィアンだが、ダライアスは妹を守るために身を持ち崩し、ヴィヴィアンは継父から逃れるために老齢の子爵に嫁いでいる。そんな二人が出会ったのは、死期が近づく子爵が家とヴィヴィアンを守るための計画にダライアスを選んだことからだった。これは、ダライアスの成長物語でもあり、なかなか読み応えがあった。シリーズもののようだが、続刊が出たら是非読みたいと思った。
2014.01.19
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【送料無料】偽りの求婚に恋の賭けを [ サラ・マクリーン ]うーん、凄い!551ページを一気読みだった。サラ・マクリーンは、この<堕ちた天使>シリーズの1作目「偽りのあなたに真実の誓いを」で、今年のRITA賞を受賞。今作も負けず劣らずのクオリティなので、サラ・マクリーンにハズレなしといったところだ。【送料無料】偽りのあなたに真実の誓いを [ サラ・マクリーン ]さて、ヒロインのピッパは、前作のペネロペの妹。退屈そのものの伯爵と婚約しており、二週間後には結婚式を控えている。優秀な頭と学問への探究心を持ったピッパは、結婚と言うものを、理論的に理解するべく、義兄の共同経営者でもあるクロスを訪ねる。ピッパに惹きつけられるクロスと人生で初めてといっていいほど自分の思考を理解してくれる男性をみつけたピッパ。クロスは、ピッパの無謀とも言える研究をやめさせようとするのだが・・・・・・異色のヒロインと言っていいだろう。ブレのないその行動は、清々しいほどで、最後のたくらみに関しては、胸がスッとしたほどの爽快感だ。次作は、本国でも発売されたばかりらしい。翻訳が待ち遠しい。
2013.12.11
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【送料無料】レディの願いは口づけに隠して [ グレース・バローズ ]グレース・バローズの本は、ラズベリーブックスとマグノリアロマンスから出版されている。どちらも同じモアランド公爵の子ども達の話なのだが、ラズベリーが娘で、マグノリアが息子になっている。時系列的には、マグノリアのほうが先なのに、まだ完結してはいない。当然ながら、ラズベリーのほうを読むと、ヒーローになっていない兄弟の話もチラホラ書かれているので、なんだか気になってしょうがない。ローラ・リーの翻訳本でもその現象が生じてはいるのだが・・・・・・前置きが長くなった。モアランド公爵家は子沢山で、庶子も分け隔てない待遇だ。今回のヒロインは、長女だが庶子なので世間からは色メガネで見られているマギー。ある日、レティキュールがなくなった事に気付いた彼女は、探偵のベンジャミンに捜索を依頼。詳しい事情を語ることない彼女に興味を引かれた探偵は、その中身についてしつこく追求してくるのだが・・・・・・マギーは、実母に搾取され続けていたという不幸な境遇。ベンジャミンも訳ありなので、お互いに惹かれあうのは、なんとなく納得だ。旧作でもベンジャミンは登場していたようだが、あまり印象がない。なんだか探してみたくなったのも確かだが。まあ、次回作もきっと買ってしまうだろうなあ。
2013.10.17
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【送料無料】さらわれた花嫁たち [ ジュリア・クイン ]ジュリア・クイン、エロイザ・ジェームズ、コニー・ブロックウェイ、三人とも好きな作家だ。短編の競作となるとハズレがあったりするものだが、この三人なら文句なしといったところ。短編というよりは、長編を三人で書き紡いでいる感じで、違和感がなかった。まあ、安定感があるぶん、新鮮味に欠けるのも確かだが、楽しめた。スコットランドの古城の城主タランは、甥ふたりに花嫁を見つけなければと勝手に決心し、舞踏会から花嫁候補として3人の令嬢をさらってくることにした。ところが、誤って候補以外の女性ひとりと、馬車で休んでいた公爵まで連れてきてしまう。あきれ返る甥たちをよそにタランはこれで結婚が決まると大張り切り。しかも辺りは雪に閉ざされ、数日は出られない。仕方なく古城で過ごすことにした一同だったが...。はたして、さらわれた花嫁たちの運命は?この三人の競作はまだ未訳のものがあるようで、そちらも読んでみたいと思った。
2013.10.12
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【送料無料】幸せのその後で [ ジュリア・クイン ]とても出版を楽しみにしていた一冊☆ブリジャードンシリーズは、RITA賞に何度もノミネートされ、最終作でやっと栄冠を勝ち取った。シリーズ8冊全て読んだが、8冊全てのスピンオフを書いてもらえるとは思わなかった。それぞれアプローチの仕方が違い、個々のエピソードの主人公選びも秀逸だ♪個人的には、フランチェスカとマイケルのその後を読めたのが嬉しかった。大勢の中にあって、この二人だけ、静謐な孤独の中にいるイメージ。雰囲気もそのままに葛藤が治まっていく様子は、短編でも読み応えがあった。でも、この短編集の真骨頂は、最後の作品にあるだろう。8人兄弟の母、ヴァイオレットの物語。無駄がなく、しみじみとした余韻を残す作者には脱帽だ。なんとも、幸せな気分を味わえた一冊だった。
2013.08.13
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【送料無料】見知らぬあなたと恋に落ちて [ エマ・ワイルズ ]著者は、ヒストリカルの探偵ものを書きたかったらしい。エマ・ワイルズは、好きな作家だが、新しい試みのせいか、詰め込み過ぎの感が否めない。お得意の2カップル同時進行のロマンスもちょっと消化不良気味・・・・・ミステリーともいえないミステリーで、首謀者は結局???で終わってしまった。うーん、次回作はもっとこなれているのだろうか・・・・・できれば、いつものヒストリカルか、コンテンポラリーが読みたいものだな。
2013.07.12
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【送料無料】星降る夜にワルツを [ パメラ・シャーウッド ]これがデビュー作だとか。そうは思えないほどの出来だと思う。丁寧な筆捌きを堪能し、楽しんだ。1890年、アメリカの富豪令嬢オーレリアは、双子の姉エミリアとともにロンドンに花婿探しに来ていた。彼女は、落馬して顔と体に傷を負い、今でも足を引きずっていた。ある舞踏会で温室に隠れていた彼女は、ジェームズという紳士と出会う。2人はワルツを踊り、言葉を交わした。そして、彼の言葉に勇気をもらった彼女は、辛いリハビリに取り組む決心をする。一年後、見違えるように元気になったオーレリアはロンドンに戻るが、姉はジェームズと婚約する運びになっていた。爵位を継いだがそれに伴う負債も負うことになったジェームズ。便宜結婚と割り切りエミリアとの婚約をすすめるのだが、この設定にしては、不思議なくらい好感が持てた。それは、ほかの登場人物にも言えることで、姉の婚約者を思いながら、かつて自分を捨てたの恋人との再会に揺れ動くオーレリアにしてもそうだ。それは本当に丁寧な心理描写によるところが大きい。あらすじから思い描くような極端な物語とは程遠い。結末は綺麗にまとめすぎと思わないでもないが。次回作も是非翻訳して欲しいものだな。
2013.06.12
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【送料無料】星のかけらを紡いで [ ジェイン・アン・クレンツ ]前作とタイトルを混同してしまいそうな今作。「星のかけらを奏でて」の続編(?)だ。前作は前作で完結していたが、リディアが全てを失うきっかけとなった事件の真相がやっと明かされる。200年前に地球人が移住した星、惑星ハーモニー。ある事件の記憶を失った超古代文明研究家のリディアは、彼女が記憶を失った事件の情報があると、元大学教授モルトビーから電話を受けた。リディアがモルトビーに会いに行くと、そこにはモルトビーの死体があった。そこに落ちていたメモを頼りに、リディアは恋人エメットと真相究明に乗り出すのだが・・・・・エメットとリディアのロマンスがあまりにも可愛いのでビックリ。前作から時間があまり経っていない設定なので、お互いの感情についての理解度は微妙。そのすれ違いがの描かれ方が秀逸なので、読者も乗せられてしまうわけだ。この小説の世界観にも慣れてきて、ギルドや超古代文明についても違和感はなかった。ダストバニーは相変わらずいい仕事をしていて、読み終わるのがもったいない気がしたほど。SFでも、ジェイン・アン・クレンツの作風が全く変わらないのが凄い。SF作品も、もっと翻訳して欲しいと思った。【送料無料】星のかけらを奏でて [ ジェイン・アン・クレンツ ]
2013.05.11
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【送料無料】はじめての恋をあなたに奏でて [ ジュリア・クイン ]現代のオースティンとジュリア・クインはよばれているらしい。確かにわからないでもない。彼女の描くロマンスはあらすじでは推し量れない。この小説もあのスマイス-スミス家の話と聞いたので、正直購入は止めようかと思ったくらいだ。安易な移行なのかと高をくくっていたら、これが面白かった。語りつくされたシュチュエーションなのに、無駄のない筆運びには脱帽だ。幼馴染で兄妹のように親しい男女のロマンスなのだが、その背景を丁寧に描いているので、感情の流れは、読者にも納得できる。永遠に気付かなかったかもしれない感情を著者が、手を替え品を替え、呼び覚ましていく様は、カタルシスさえ感じさせるほど。そして、散りばめられたユーモア。お馴染みのブリジャードン家やレディ・ダンベリーまで出てきて新シリーズの幕開けを盛り上げる。やっぱりジュリア・クイン、好きだなあ。本当に楽しい読書の時間だった。
2013.02.12
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【送料無料】身代わりの結婚は公爵と [ エマ・ワイルズ ]なんとなく聞いたことのあるようなタイトルがちょっと不満だが、とても面白かった。Ladies in waitingの第3弾で、前作のヒロインの友達ヴィヴィアンの話。植物博士並みの知識を持つヴィヴィアンは、その淑女らしからぬ趣味と悪趣味なドレスのせいで、壁の花状態。幼馴染で親友のチャールズとの婚約が決まったものの、彼は別の女性と恋に落ち、ヴィヴィアンはその後押しをして、駆け落ちを実現させる。想定外だったのは、醜聞を食い止めようと、チャールズの兄ルシアンがヴィヴィアンに結婚を申し込んだこと。二人の仲は進展するが、思いがけないアクシデントが起こってしまう。チャールズとヴィヴィアンの関係がなかなか新鮮だった。ルシアンは大人だが率直なので、その誘惑ぶりも清々しく感じた。前作の主人公ダミアンがキーパーソンだが、相変わらずミステリアスで、存在感があった。エマ・ワイルズの登場人物はいい人ばかりなので、ストレスを感じずに読むことができる。来月も新作が出るようなので、楽しみだ。
2012.12.12
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【送料無料】野に咲く乙女に口づけを [ ジュリア・クイン ]読もうかどうしようか迷ったが、三部作の最後ということで、結局購入。どことなく楽天的な雰囲気があるこのシリーズではあるが、最後のごちゃごちゃがちょっと・・・・・・ダンフォードもヘンリーも好感が持てたし、ハッピーエンドではあるのだが。三部作通して思ったのが、初期の作品ということで、荒削りな感じがするということ。正直、二作目でやめようかと思ったが、キャラクターが生き生きしている点は否めないので、その後を知りたくて、読み続けたしだい。スピンオフもあるらしいが(ベルの兄ネッドの話)、翻訳されれば、きっと購入するのだろうな。なんだかんだと言っても、私は、ジュリア・クインが好きらしい。
2012.11.12
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【送料無料】偽りのあなたに真実の誓いを [ サラ・マクリーン ]あらすじを見て、期待していなかったのだが、面白かった。前シリーズが賑やかな展開だったので、落ち着いた丁寧な物語運びは、この著者にしては、新鮮な感じ。「公爵を振り向かせるための11の誘惑」で公爵と婚約していながら破棄せざるおえなかったペネロペが主人公。ペネロペは過去の醜聞から28歳になった今も、独身のまま。父親の侯爵は、娘の持参金にファルコンウェルの領地を加えることで、縁付かせるように画策する。ボーン侯爵マイケルは、10年前に賭けに負け、ファルコンウェルの領地などの財産を、後見人だった伯爵に奪われた。ファルコンウェルはめぐりめぐって、ペネロペの父親のものになり、それを知ったマイケルは、なんとしても手に入れようとするのだが・・・・・・これは、復讐ものだ。マイケルが財産を失ったのは、自業自得と思わないでもないが、敵役の伯爵が卑怯なのは間違いない。マイケルとペネロペは、幼馴染。離れていた間に人が信じられなくなったマイケルが、ペネロペと結婚したことで、人間らしい感情を取り戻していく。結局、この手の話は、復讐か愛かという選択になるらしい。エピローグが次作のプロローグのようだったせいか、できれば続きを早く読みたいと思った。
2012.11.10
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【送料無料】すみれの香りに甘く誘われて [ エマ・ワイルズ ]エマ・ワイルズらしい2組のカップル進行のロマンス小説。ワーテルローの戦いで足を負傷した公爵の弟ダニエルは、伯爵の妹リリアンと図書室に閉じ込められる。スパイとして活躍したダニエルは、秘密の抜け穴から二人で脱出、醜聞をなんとか免れる。お互いに惹かれるものを感じた二人だが、リリアンには過去の醜聞に悩まされており、ダニエルに真相を話そうともしない。ダニエルは、自分で突き止めようと調べを進めるが、それは現在調査している連続不審死事件に大きく関わっていた・・・・・・というわけで、楽しみにしていたダニエルとリリアンの話。ダニエルは負傷したせいか退役したせいか、ちょっと印象が違った。いつもはヒロインが暴走するのだが、今回はダニエルが暴走している。もう一組は、リリアンのいとこと7歳年上の画家レジャイナ。レジャイナは、過去の作品のヒーローの姉。今回は、オールスター登場で大サービスといったところ。この作家にしては、珍しいような気もする。ちょっと期待はずれではあったが、まあまあ楽しめた。
2012.10.09
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【送料無料】星のかけらを奏でて [ ジェイン・アン・クレンツ ]SFだ、間違いない。ただ、設定を飲み込んでしまえば、普通に読み進められる。ミステリーあり、ロマンスあり、てんこもりの内容で、とても面白かった。舞台は、惑星ハーモニー。200年前に開いたカーテンから人類が地球から移住。カーテンは急に閉じられ、入植者たちはなんとか生き延びた。ハーモニーには、はるか昔そこに住んでいた種族が住んでいたとされる謎めいた緑色の建造物が、地上と地下に残されていた。そして、ハーモニーの琥珀には、人類に超常現象を起こす力があり、とくに力の強い人間が2種類いる。古代ハーモニー人が残した危険な罠を取り除くトラップ・ハンターとゴーストという危険なエネルギー体を操るゴーストハンター。登場人物で、前者に当たるのがリディアで後者がエメット。二人は、図らずも、殺人事件に遭遇し、その謎に巻き込まれていく・・・・・・この物語で、相棒(?)のような関係になったリディアとエメット。是非、続けて刊行して欲しいシリーズだ。
2012.08.26
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【送料無料】わたしの黒い騎士 [ リン・カーランド ]評判がいいので、読んでみることにした。確かに、いい話だった。13世紀イングランド。父親の虐待を受けてきた娘ジリアンが、イングランドの禍と呼ばれる騎士クリストファーと結婚することになる。ジリアンの兄との約束を守ったクリストファーだが、事故で失明しており、お互い望んだ結婚ではなかった・・・・・・13世紀のイングランドのイメージがない私。領主、騎士と王との関係がいまひとつピンとこない。領土争いは、日常茶飯事のようだし。領主を馬鹿にしているとしか思えない召使たちの態度も驚くことではないらしい。主従関係もそうだが、全体的に、王権が確立されてる感じはしなかった。この話には、魔女(?)みたいな人達が出てくる。だから、てっきり、魔法の力でハッピーエンドになるのかと思いきや、ファンタジーではなかった。むしろ、虐待されたり、裏切られたり、失明したり、そんな過去をどうやって克服するのかが鍵になっている。現状を受け入れ、先に進むこと。いつの時代も、人間は、そうして生きていくしかないようだ。
2012.08.23
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