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初任者のK先生と会食。
部活の生徒が校内に化粧品を持ち込んだのを注意したら、K先生に対する態度が180度変わってしまったという。
今までは、何かに付け話かけてきた生徒が、一転、周囲の生徒にK先生は一部の生徒をひいきしていると触れ回り、敵対心をあらわにしているという。
K先生は、かわいがっているからこそ、「ダメなものはダメだ」と言ったのに、その気持ちを逆に受け取られてショックを受けていた。
この生徒は、人間関係を測る物差しを1つしか持っていなかったのだと思う。自分を甘やかしてくれる人は好きだが、注意する人は嫌いという単純な物差しである。
大人になると言うことは、人間関係を測る物差しを、複数もつことではないかと思う。
そうすれば、厳しい言い方の裏にある優しさにも気づくのではないだろうか。
一つの物差しで測れるほど、人間は単純な生き物ではない。
生徒にとっても、K先生にとっても、今回の出来事は決してマイナスではないと思う。
この出来事をきっかけに、この生徒の物差しが増えることを期待する。
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