ぷーたろ本舗
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昨日、NHK総合の「プロジェクトX」で、讃岐うどんを特集したそうであるが(私はその時間、「ウォーターボーイズ2」を見ていたので、内容は知らないけど・・・)、考えてみると、香川県の讃岐うどんといい、兵庫県龍野市の「揖保の糸」、小豆島そうめんなどなど、瀬戸内海を挟んだこれらの地域は、不思議と有名な麺どころが多い。しかも、それらのどれもが、かなりのレベルの美味しさである。実は、この他にも、徳島県にとびっきり美味な素麺があるのだが、このことは、残念ながら、案外知られていない・・・。その美味なる麺とは、徳島県半田市で作られている『半田そうめん』である。これは、半田市に40件ほどある家内工業的な製麺所で作られているもので、製麺所により若干違いはあるものの、半田そうめんは、普通の素麺よりも、かなり太めで丸い断面が特徴である。どの製麺所の素麺も、咽越しつるつるで、美味しい事は間違いないが、その中でも、なかなか手に入らず、知る人ぞ知る素麺と言われているのが、「財田(たからだ)手延製麺(有)」の手延べ半田そうめんである。麺好きの人で、半田そうめんを知る人がいたとしても、この「財田手延製麺」までたどり着ける人というのは、かなり少ないと思う。(きっと、観光で半田市を訪れても、土産物屋どころか、どこにも置いていないのだろう・・・。)このような、まぼろしの素麺をどうして私が手に入れられたのかといえば、それは、以前、知人の結婚式の引き出物で、この素麺を頂いたからである。これは、新郎の出身地が徳島県ということで、新郎のお父上が、息子の為に、一生懸命、一番美味しい素麺を用意してくださったものであるが、考えてみれば、この小さな製麺所では、あまり多くは生産出来ず、恐らく、人数分確保するのも一苦労であったと思う。この、財田そうめんを最初に食べてみた時の感激と言ったら、つるりと咽をすべる感覚は、それはもう、今までに味わった事のないくらいスムーズで、例えようのないものであった。(無意識に、何の期待もなく口に入れたので、余計にビックリしてしまったのかもしれない・・・)また、半田そうめんは、めんつゆにつけて食べるよりも、やはり、ぶっかけでいただきたい。冷たい麺の上に、きゅうり、卵焼き、揚げ玉などをのせて、「ヒガシマルのぶっかけそうめんつゆ」をかけて食べる半田そうめんは、格別の味わいである。
2004年07月07日
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