空中散歩:コナベの日記

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2006.05.02
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テーマ: 宇宙(920)
カテゴリ: 宇宙と星空
世の中の天文ファンがワハマン彗星に注目する中、日本のX線望遠鏡「すざく」は別の天体に目を向けていた。
超新星であるその星の名は“ SN1006 ”。
実は日本と縁の深い星だったりする。

平安時代の歌人である 藤原定家 が記した日記『明月記』に
寛弘三年四月二日癸酉夜以降、騎官中有大客星
と記している。
現代の暦に合わせると1006年5月1日夜におおかみ座に超新星が現れたという事になるそうな。
そう、昨日でその日から丁度千年が経ったわけで、「すざく」はその記念に撮影を行ったようだ。


当時の人々はSN1006の出現にさぞや驚き、畏れたに違いない・・・。

定家の時代から1000年後の今では肉眼での観測は無理だけれど、何やら膨大にして深淵な世界を感じてしまう話のような・・・。
この1000年の間にも超新星爆発の後にSN1006は巨大なガス球に成長しているのだし、これからもその姿を変えていく。
けれど、それは実はもっと遠い過去の出来事。
SN1006との距離は実に6000光年。
今我々が見る姿でさえ定家が生きた時代よりも何千年も昔の姿なのだから・・・。
我々には手の届かない世界を知ると共に、歴史が続いているという事を感じずにはいられない話ではないだろうか・・・。

さて、このSN1006、定家が1006年に発見して『明月記』に記録を残した事が20世紀の調査で事実と確認されて“定家の星”になったようだ。
そして『明月記』は貴重な文献として世界中の天文学者に知られるようになったという。
何とも素晴らしい先達の偉業ですな・・・。





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Last updated  2006.05.02 12:55:39
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