ストックホルム通信-環境・野外活動・文化編

ストックホルム通信-環境・野外活動・文化編

Ekoparken(エコパーケン)


 1995年に国立公園地帯としての歴史を踏み出したのだが、遡ると1400年代に王領となり、17世紀に鹿の狩場として保護されていたのが18世紀に一般公開され始めたのがその元にある。

○ビジターセンター http://www.visitdjurgarden.se/
 長く伸びたエコパーケンの南部に、約4キロに広がるデュールゴーデンの西側の入り口の橋の袂にある。町の中心から69番のバスでたどり着くのが一般的だが、夏の明るい日差しの下で水際沿いをゆっくり散歩しても、30分くらいでたどりつく。

○Blockhusudden(ブロックフースウッデン)からKaknästornet(カクネス塔)へ
 セルゲル広場のÅlens(オーレンス)前の対岸にあるバス停から、69番のバスで最後のバス停まで。時にKaknästornetまで行く K69というのがあり、途中で止まってしまうので要注意。
Blockhusuddenは海に突きだしている部分の最先端部分にあり、終点の広場にある座れる公園で、夏だと目前を行き交うヨットや大型フェリーをゆっくりみることができる。
 そこから、水際沿いに散歩道が南方向・北方向に散歩道が広がっていて、北方向に道をとると、Kaknästornetというテレビ塔方面へ出ることができる。
・散歩道も数方向に別れているが、そこから西方向へ10分も歩くと20世紀初め前後の北欧の有名な絵画を集めているギャラリーThielska Galleriet:www.thielska-galleriet.seあり。
・水際沿いにずっと10分も歩くと、野鳥の集まる場として有名な湿地帯の横を流れる水路にぶつかる。この周辺の公園や広場には子供たちが好きそうな大木が倒れていたり、休憩ができるベンチ・机があり、ピクニックにもってこい。
・水路にかかる端を渡り、左に折れると水路沿いに自然と鳥を見る道と右に折れると海沿いの道が続き、5分も行くとKruthus(弾薬庫)という名のカフェにぶつかる。たくさんヨットが佇むハーバー風のそばにある昔の弾薬庫が、散歩を楽しむ人たちの一息の場になっている。中に入ってびっくり、何か視線を感じてふとテーブルの横を見ると、大きな犬と目が合った。
ここは、犬を散歩に連れて歩く人々が、一緒に犬と入ってゆっくりできる場だった。
中で出されるコーヒーや食べ物はごく普通で、手軽。
・そこから西方向へ停泊してあるボートの間を西方向へ20分程度歩くと、Kaknästornet(カクネス塔)が後ろにそびえる野原が見えてくる。
その途中にあったのがHunduddens kafé。どんなカフェかと思って看板を見てみると、なんと犬のための筋肉訓練と治療の場に付属したものだった。もともと軍隊の訓練所だったようで、その広い場所と近くの海の波の力を犬の筋肉の訓練に使うと書いてあった。
・Kaknästornetは155メートルのテレビ塔。50krで展望台にあがるか、上にある食堂で食事をすることもできる。塔自体よりも、そのすぐ側にある火を焚く場所、遊具、フィールドアスレチック的な設備がある子供の遊び場がとてもいい。
ここからK69 のバスで直接20分ほどで市の中心に辿り着くが、そこからバス数分でいくつかの博物館に立ち寄ることもできる(歩いても10分ほど)。


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