M's Whisky Diary

Dec 7, 2004
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カテゴリ: Diary
ウイスキ-という酒は、我が国ではちょっとだけ誤解を受けているように思う。正当な評価を得られていないという意味である。その誤解を生んでいる原因は何なのだろうか? 元凶のひとつは、スタンダードなウイスキーの飲み方として定着している、あの日本流の“極薄”水割りだと私は考えている。いくらアルコール度数が高くて飲みづらいからといっても、あんなに薄めたのではウイスキーの味なんてするわけがない。こんなの飲まされていれば、そりゃウイスキー離れも起きるだろうよ。

私も一応業界と関わりを持つ身であるからあまり波風を立てるようなことは言いたくないが、日本のメーカーも蒔いた種はしっかりと刈り取って欲しいと思うのみである。ハーフロックというのも、導入としてはいい方法だと思う。ウイスキーを美味しく飲む秘訣は、「舌が心地よくなる程度に加水する」。基本はこれである。カクテル類は別としても、極薄水割り、オン・ザ・ロックス、ニートの3つしか選択肢がないかぎり、日本のウイスキー文化に未来はないだろう。明日は、焼酎と比べウイスキーの人気が低い原因について、ちょっと考察してみたいと思う。

さてウイスキーの紹介のコーナー(笑)だが、近々の予定を実はちょっと考え直した。立ち上げた当初は、新旧織りまぜながら紹介していこうと考えていたのだが、今週いっぱいはゴードン&マクファイル社の古酒ばかりを取り上げていくことにしたい。入手しづらいものばかりを並べるが、ふんふんと聞き流してくだされば結構である。さて今日はモートラックの1936を紹介する。これも古酒にしては比較的よく見かける。先日紹介したグレン・グラント1936と同じ頃に海外から購入したボトルで、やはり一か月ちょっと前に開栓したものだ。

全体的な印象としては、グレングラントよりは遥かに余力を残している感じである。60年物のモートラックが、同社より発売されたことがあった。もちろん飲んだことはないが、この1936から察する限りでは、そこそこしっかりしているのではないだろうか。

 【香り】 レーズンバター。海水をかぶった樽。シェリー。レアチーズケーキ。加水すると草と石けん。
 【味】 チョコでコーティングされたマスカット。海水。濃い紅茶の渋味。加水すると、苦味が出てボディが透けてしまう。
 【フィニッシュ】 とろっとした舌触りだが、喉越しはドライでスパイシー。そしてシェリッシュ。





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Last updated  Dec 9, 2004 10:35:42 PM
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