手当たり次第読書日記!

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2012年12月29日
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カテゴリ: 紹介した本すべて
12/29(土)


おはようございます。
年の瀬も押し迫ってきました。
皆様も慌ただしくお過ごしのことと思います。
あと2日ありますが、今年1年このブログを訪れて頂いた方々に厚く御礼申し上げます。
また温かいコメントをたくさん頂き、励まされることも多く、感謝の念で一杯です。

良い年末年始をお過ごし頂くとともに、くれぐれも健康にご留意されて、来年1年が良い1年になることをお祈り申し上げます。



カミュ『異邦人』新潮文庫。


アルジェに暮らすムルソーのもとに、母の死を知らせる電報が届いた。


その翌日、ムルソーは海水浴場で、偶然、元同僚マリイと再会した。
その後マリイから求婚されたルムソーは、何の感情も示すことなく結婚を了承するのだった。

ある日、友人レエモンの女関係のトラブルに巻き込まれアラブ人を射殺してしまったムルソーは逮捕された。
裁判においてはその当事者意識に欠ける言動が糾弾されることととなり、殺人の動機を「太陽が眩しかったから」と発言する有様だった。

死刑を宣告されたルムソーはふと母親から聞いた記憶にはない父親の話を思い出した。
そして、「大切なことは死刑囚にチャンスを与えることだ」と思い始め、「なぜか知らないが、私の内部で何かが裂け」、司祭に向かってどなり始めるのだった。

司祭が出て行ったあと久しぶりに母親のことを思い出したルムソーは、「生涯のおわりに、なぜママンが『許嫁』を持ったのか、また、生涯をやり直すふりをしたのか」がわかるような気がした。

「私ははじめて、世界の優しい無関心に、心を開いた」のだった。


46歳にしてノーベル文学賞を受賞した著者の代表作。
初めて読んだのが高校生の時だったのですが、はっきり言って何だかわからないまま読了したという感じでした。
ただ、印象だけは強烈に残っていて、ふと世の中だけではなく自分のことにも無関心になりつつある風潮が最近あるなと思った時、この作品が頭に思い浮かびました。

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Last updated  2012年12月29日 08時58分28秒
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Re:12/29 センスがない読書日記(12/29)  
tetu0077360  さん
「異邦人」、死刑を宣告されたルムソーはふと母親から聞いた記憶にはない父親の話を思い出した。そして、「大切なことは死刑囚にチャンスを与えることだ」と思い始め、「なぜか知らないが、私の内部で何かが裂け」、司祭に向かってどなり始めるのだった。司祭が出て行ったあと久しぶりに母親のことを思い出したルムソーは、「生涯のおわりに、なぜママンが『許嫁』を持ったのか、また、生涯をやり直すふりをしたのか」がわかるような気がした。ここがポイントですね、「私ははじめて、世界の優しい無関心に、心を開いた」のだったのですか、世界の優しい無関心に心開いてどうなるのでしょうかね。今日も感想です。


(2012年12月29日 09時37分01秒)

Re:12/29 センスがない読書日記(12/29)  
こんにちは。わざわざ最後にコメントをいただきありがたく思いました。
まだ後2日間、明日は、山の畑で収穫と仕入れで
31日は夜だけ営業です。
明けて1日から4日まで夜だけ営業と言う感じでやっていますので、自分達的には、なんかそのまま走ってるって感じです。
どちらにお住まいかはわからないですが
来られることがありましたらぜひお寄りくださいませ。 (2012年12月29日 14時17分16秒)

Re:12/29 センスがない読書日記(12/29)  
あみたん7289 さん
学生時代フランス文学研究会に入っていました。その頃実存主義にかぶれ、サルトルやボーボワールの書物を読みあさりました。勿論カミュの『異邦人』も。またカフカの『変身』も愛読書です。今や懐かしい思い出です。フランス語の勉強と言ってシャンソン喫茶に入り浸っていたのもこの頃です。

今年もあ二日となりました。私はちびっ子ギャングがもうすぐ来ますので、ブログ更新は無理かも。

どうぞ、佳いお年をお迎え下さい。 (2012年12月29日 16時51分10秒)

Re:12/29 センスがない読書日記(12/29)  
MrTangent  さん
今回の写真のセンスは嫌いじゃないわ。ベタなだけにジワジワときますね。 (2012年12月30日 01時18分47秒)

Re:12/29 センスがない読書日記(12/29)  
MrTangent  さん
今回の写真のセンスは嫌いじゃないわ。ベタなだけにジワジワときますね。 (2012年12月30日 01時21分30秒)

Re:12/29 センスがない読書日記(12/29)  
ききなちゅ  さん
おはようございます。
私も高校の頃読みました。
夢の中にいるようでいて、リアルな殺害シーンが映像のように印象に残りました。
何であんなに弾丸を撃ち込んだのでしょう。
死刑を前に鮮明に記憶がよみがえる描写。
一言でいって強烈。
読み直してみようかと思います。

よく参考にさせていただいてます。
よいお年を!

(2012年12月31日 09時07分59秒)

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