環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Feb 8, 2006
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カテゴリ: 経営日記
船井幸雄の本を読んでいたら,「天才とは素人のベストを常に出せる人のことである」って書いてあった.天才の定義がそれに当たるかは分からないが,少なくともその道の「プロフェッショナル」は常にベストパフォーマンスを出せないと思う.

話しはちょっとそれるが,母校の水球部の後輩達が,毎日練習や試合の様子をメーリングリストで送ってくれる.この間も結構大事な試合があったのだが(水球なのに最近では冬も予選や大会がある),ここぞという時にライバル校に負けてしまった.生徒いわく「最初からガンガンいけずそのまま試合終了まで追いつけなかった.精神力が弱かった」.

僕自身選手だったからよく分かるのだが,往々にして試合になると「相手のレベルやペースに合わせてしまう」ってことが良くある.試合なのだから遠慮せずに相手のことなんか気を遣わずに最初から飛ばしていけば良いのだが,品の良い(?)公立進学校の僕達はついつい相手に合わせて試合を始めてしまう.相手もスロースターターなら良いのだが,最初からエンジン全開で本気モードでやってこられるとたちまち最初でしてやられてしまうってことになるのだ.多分これって喧嘩も同じで,最初の一撃が大事って言われるのだが,ちょっと遠慮なんかしてしまうと取り返しのつかないダメージを蒙ってしまう.

最初の話に戻るが,プロフェッショナルとはすなわち常に(最初から)本気モードでベストを出せる人たちだと思う.経営のプロは調子が良いときでも,常に危機感を持ってフル回転する.これを稲盛さんは「土俵の真ん中で相撲を取る」と表現し,土俵際で逆転を狙って最後の力を出すくらいなら,最初から土俵の真ん中で力を出せと言っている.営業のプロは今月の数字を月末間際になって取引先にお願いするのではなく,月初から勤勉に数字を積み上げていく.新規事業も既存事業が悪くなってから始めるのではなく,調子が良くて余裕があるときに「必死に」やるものなのだ.つまり,追い詰められてから頑張るのではなく(=素人),プロは,「最初からベストを尽くす」ものなのだ.

さて大事なところでひ弱さを見せる後輩達に向けてのアドバイスは,試合開始の最初のシュートで相手のキーパーの顔面を狙えってことであった.それくらいケンカ腰で気合を入れなければ,死に物狂いで向かってくる相手には勝てない.さて,当社もあんまり格好つけてないで,常にベストを尽くそうと思う.





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Last updated  Feb 8, 2006 03:14:20 PM
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