当社の組織はかなりフラットで,30人弱の小組織であることもあるけれど,いわゆる「管理職」的な社員はゼロに近い.総務なんて会長が優秀なパートさんを使ってやっていて,正社員ゼロの状態だし,中核の営業部ですら部長も営業担当を持ち担当者のフォローなどに走り回っている.営業活動を支援する営業開発部にしても,それぞれの担当者が自分の判断で動いていて,よく考えてみればこの部の部長はいない.海外担当者なんて知らない間にベトナム出張が入っていて,「おいおい」って感じである.まあ,これも自立した担当者ということでまあいいか.
という訳で当社では担当者が顧客や外部の人と接触する割合が多くて,人数の割りに対外的には「たくさん人がいるなあ」というイメージかもしれない.フラットだから意思決定は早いし,無駄な管理コストはかからないし,何より現場に近いから経営判断もあさっての方向にぶれにくくなる.小企業はこうやって,ある意味効率的に活動すべきだと思っている.
逆にフラットな組織の弱点は,すべてが結局は経営者に集約されてしまうことだ.大企業で普通にいる「上司」的な相談相手が,フラットな組織では不足してしまうことになるから(だからフラット),相談相手は結構細かいところまで僕になってしまう.僕も楽観的に「相手はわかってくれている」と勝手に勘違いしてしまうこともよくあるから,ちょっと気をつけないといけない.
フラット化は中小企業経営の鉄則,だからこそコミュニケーションを大切にしなければ.それでなくてもトップの考えていることは伝わりにくいと言われているし,感謝の気持ちや,よくやっているなあという気持ちを伝える仕組み(評価の仕組み)は僕も改善の余地がある.
まあ当社の人間は実際よくやっていると思っている.だからこそ毎年二桁成長している訳だし,調子がいいからこそ新規案件に取り組めるっていうものだ.地道に頑張ってくれている社員には感謝,感謝.一緒に頑張りましょうね.
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