僕は二代目の経営者だから,会社を創業したことはない.前職は留学生でアカデミックだから,ビジネスとは関係がないし,その前は大企業銀行員だから,経営の実務も知らなかった.したがって,ゼロから物事を立ち上げたことがないし,その意味では半人前だ.
, 「 やったことがないことをやらないと,決して成長しない」 ということだ.新規事業や新しい取り組みに手探りで挑戦して,もちろん失敗することの方が多いけれど,それでもめげずに次に取り掛かる.10回やって9回失敗しても,最後の1回成功すれば,トータルでは勝ちというのが企業経営だと思うのだ.
もちろん,「負け」は「負け」」でも致命的な負けはよくない.負けっぷりをコントロールして,勝つ時に思いっきり勝つというのが,望ましい姿ではないか?
そうすると,経営者の素質とは,「やったこともないことを,緻密に計画しながら,自信たっぷりに実行しながら,負けてもただでは起きない」ということかも知れない.やったことがないことをやらずに済ましている会社は決して成長しないし,どうせ失敗する確率が高いなら,数多く(小さく)失敗して,早く大勝した方がよい.
当社もたくさんの「やったことないこと」に取り組んでいる.もちろん全部成功すると固く信じているが,まあだめでもめげることなく再挑戦していこうと思っている.そうやっていつか大勝する時が,僕が本当の経営者になる時なのかもしれない.
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