考えてみると,これまでの数年間は,顧客の要望や,顧客と直接接する営業担当者の言っていることを,「素直に」実行に移してきただけの様な気もする.
「そんなこと言われたって分からないから教えてくれ」と言われてセミナーを始めたり,営業担当者に営業も技術もサポートしろと言っても無理だから,技術職の採用を始めたり,情報提供してくれと言われて,メルマガや情報誌をはじめたり,カタログが充実してないと営業しにくいと言われて総合カタログを必死の思いで作ったり.なんだか泥縄式である.
もちろん,言われていることをそのまま聞くのではなくて,いったん咀嚼して「もっと良い方法」がないか自分の頭で考えることが大切だ.目の前のニーズは確かにあるんだけど,場当たり的でなく,理論的で系統立っていて,しかも優先順位を踏まえた対応にしないといけない.そうすると,大事なのは,経営方針・理念のようなもので,言われていることにどの様に対応するかはこの理念に照らして行わなければならない.
つまり「経営理念」+「言われていることの実行」ってことですね.そしてこれをきちんと行うには,素直な心が必要ってことになる.逆に言うと,生まれつき優れた経営者じゃなくても,正しく素直な心があれば,経営はかなりの程度できるってことかも知れない.
僕はまだたった7年弱しか経営者をやっていないけど,10年20年と経ってもこういう「素直な心」で経営していきたいなあと思う.言われたことを素直に自分の理念に照らして実行していく経営を.
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