ロンドンでの展示会を終え,久々に留学先のケンブリッジに訪問してきた.前回イギリスに行ったときは機会がなかったから,実に8,9年振りとなる.
大学自体は相変わらずで,美しい伝統ある建物が散在し,アカデミックで落ち着いた雰囲気を保っている.よくもこんな環境の良いところで,学術的なことだけを考えながら足掛け3年もいたんだなあと思う.
一方,街は結構工事中の場所が多い.まさに中心には来年開業の百貨店ができようとしているし,紅茶の国イギリスに,スターバックスが進出してきている.昔行ったレストランの名前が変わっていたり,本屋が新しくできていたり,500年以上の伝統を誇る大学街も,確実に新陳代謝が行われている.
今回の目的は,卒業以来10年振りに卒業証書をもらう事であった.ここケンブリッジでは,卒業式に出席するか,少なくとも出席したことにしないと証書は貰えない.僕は今更卒業式って気分ではなかったので,エジプト・キプロス・象牙海岸の旅行に出ていたのだ.
事務手続きの不親切な大学のことだから,受け取りにひと悶着あるかなと思っていた.所属していたカレッジの事務室で無事受け取れたのだが,意外なことが判明.なんと卒業証書の日付が実際に修士を終えた1995年ではなく,卒業証書を申請した今年の3月になっているではないか!!あくまで卒業式が卒業年度という建前の大学で,思いもよらないことでした.
