京セラには,稲盛さんが考え出した経営十二ヶ条があって,その第一条に「事業の目的・意義を明確にする」というのがある.
当社の事業目的と意義は何だろうとこのところ,ずーっと考えている.目の前に顧客がいて売る商品があって,会社を成長させるためにひたすら売るということだけが事業目的であるはずはない.事業の目的とは,会社の「存在意義」というものである.
当社は何のために存在しているのだろう.たまたま全国の害虫駆除業者さんが当社の主な顧客で,彼らは害虫防除を通じて衛生環境の改善を行っている.白蟻駆除業なら,家の維持管理が仕事だ.
そうすると,当社は彼らに対するサポート業だから,彼らが仕事をしやすく,かつより社会的に尊敬され,事業としても伸びていくための後押しをするということが当社の役割か.
「害虫駆除業界をサポートし,社会的地位を向上させることで,衛生環境を改善し,住宅を長寿命化させる」ということが,当社の現在の存在意義,つまり事業目的ということになる.当社と取引をいただいて,「本当に良かった,事業が伸びた,そして社会貢献できた」と言ってもらえることが,一番の目的だ.そして,当然,そのことを通じて当社の事業を伸ばし,社員の物心両面の充実を図るということを実現しなければならない.
こういう基本的な立ち位置はとても重要だと思う.自分だけが儲けようと,事業目的も忘れてその時売れれば良いという態度では,長期的な成長は望めないと思う.やはり,しっかり原点に戻ることが必要だ.
これから数年,当社も転機に直面することがあると思う.そのときは原点に戻り,「事業目的」をしっかりと思い出したいと思う.
やること、やらないこと。 Jan 6, 2011
新聞に冷や冷やしない May 4, 2010
両目で皿を見て食事できる贅沢 Apr 7, 2010 コメント(2)