環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Mar 2, 2008
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カテゴリ: 経営日記
現代において,会社が小さいと何が不利なのか考えるのだけど,どうも思い浮かばない.IT技術や携帯電話が発達してきて,いつでもどこでもコミュニケーションはとれるし(電話番は要らないし,事務所に人を招く必要もない),コア技術でないことはほとんどアウトソース出来るし(コールセンター,なんとか代行,掃除,発送,配達,倉庫,生産),必要な殆どの情報は無料でネットで検索できるし(データ,論文,会社情報,商品検索),どうも会社の規模が小さいこと自体の不利な点は,実はほとんどがカバー可能になってきている.

ある程度の規模の会社だって,その会社が本当に集中すべきコア競争力だけなら,今の規模の十分の一とかで済むのかも知れない.単純作業者を抱え,本社ビルを抱え,生産から発送まで自前でやると確かに人手は沢山必要になってくる.

逆に言うと,中小企業は「コア以外の事に力を取られると競争力がたちまちそがれてしまうこと」も意味している.ただでさえ人が少ないのに,誰でも出来ることをやってしまっては,他より優れた存在になりようがない.大企業だったらどうせ全員が優秀でないからしょうもない仕事の存在も許されるけど,中小企業は全員が必死に働くべきだから,しょうもない仕事の入る余地はないのだ.

冒頭の便利なツールを最大限利用して,自社はひたすらコア競争力を磨くことに専念する.これが中小企業の生きる道で,そうすれば小さいこと自体に不利な点はないと思うのだけど,どうなんだろうなあ?





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Last updated  Mar 3, 2008 01:03:26 AM
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