前回日記に訪問 · コメントいただきまして
ありがとうございました m(_ _)m
しっかり読ませていただきました 。
中休み後に襲来した 「 夜練 」
一年生は爆睡中を叩き起こされて身も心も
パニックになりましたよ
あ 、 これは私が35年前に体験したことですからね 。
今の現役部員はこんなことはやってませんので 。
ほな 、 今日の日記です 。
足の速い幹部のダッシュにみんな必死でついて行きます 。
遅れると最後尾を走る幹部が
「 おらァ しっかり走らんかいっ」
っちゅうて木刀でケツをつつくんですわ
道場前でみんな止まります 。
真っ暗な道場内を見ると中央にぼんやりと
白装束の人が座ってます
ギョっとして立ちすくんでると 、 三年生
· 二年生が
「 押忍」
よ〜く見るとそれは道着を着て正座してる主将でした
全員整列して正座すると主将が一礼して
「
と言い 、 大声で
「 突き構えて〜」
っちゅうて立ち上がります 。
全員四股立ちで構えます 。
「 始めっ」
声がかかると 「
正拳突き 」
を始めます
( 合氣道に突き技はありませんが 、 突いてきた 相手を
倒すための練習をしますんで 、 そのために突きの
練習もするんですわ )
イメージ写真です
一年生は無我夢中です 。
何も考える余裕ありません
真っ暗な道場内に
「 えいっ」 、 「 ぃやぁっ」
とみんなの掛け声に混じって
「 おらァ 気合い入れんかいっ」
っちゅう幹部の怒声が響き渡ります 。
疲れて突きが弱くなってきたり 、 背筋が曲がってきたり
上体が上がってきたり すると 、
「 おらァ 何やっとんじゃ」
続いて 「 腕立て伏せ 」
続いて 「 足上げV字腹筋 」
続いて 「 スクワット 」
一年生は 、
必死で耐えます
夢か現実かも分からんような感覚ですわ 。
恐わ過ぎて泣くことすら忘れてしまいますねん
約一時間後 、 暗闇の中の基礎トレが終わります 。
全員正座して息を整えると道場内に明かりが
点けられ 、 主将が
「
と一礼 。
とたんに幹部が柔和な顔になって一年生に
声を掛けてきます 。
「 どうや 大丈夫か」
「 怪我してないか」
鬼のように見えてた幹部がそのときは仏様に見えます 。
ひととおり状況を確認したら 、
旅館に帰ります 。
玄関前で主将が
「 みんなお疲れさん 。 明日の早朝練習はなし 。
一年生はやっと現実に戻った感覚になります 。
夜練後の残りの三日間はあっという間に過ぎていく
感じがするんですよね~ 。
最終日の夜 、 大広間で打ち上げコンパがあります 。
この席は
「
無礼講」
幹部も一年生に気さくに優しく話かけてきます 。
「 よぅ頑張ったな 、 この合宿を乗り切ったから
もう一人前やぞ」
って肩を叩かれてグラスにビールをつがれると 、
私もそうでした 。
この合宿のおかげで肉体的にも精神的にも
物凄く強くなりましたよ 。
私はこの経験をしたことについて幹部を恨んだり
憎んだりしたこと
なんでって 、
乗り切って幹部になったんです
体育会合氣道部での3年半は 、
大切な経験であり大切な思い出です 。
ちなみに 、 私が四年生のときは夜練で
一年生をたたき起こしにいく役目でした
起こされたときの一年生の驚愕と恐怖が
混ざった顔は今でも忘れられません
「 完 」
次の日記は 「岸和田だんじり祭り」
レポートです