せんだって日記

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2008.01.22
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カテゴリ: マリッジブルー
 せんだって妻から聞いた話ですが。

 手芸やら手作りの趣味の界隈では、なんといいますか環境の変化みたいなのがあるようで。 確かにニットカフェとかの商売が成り立ってたり、手芸本のレイアウトのカッコよさを見るにつけ、流行とは言わないまでも、手作り趣味の人たちの中での内圧の高まりは、門外漢の私からも感じられる。
 それは、ネット環境の整備で、海外のディープな手芸者の情報を手に入れやすくなったり、それを共有しやすくなったりってこともあるかもしれない。
 情報が充分に増えて、同好の士との交流が容易になった。やっぱりネットの影響かなあ。

 で、編み物する人の間で、毛糸を手でつむぐ者も出はじめたとかなんとか。

 ●動画●こんなふうにする●

 編み物して衣服を手作りするだけでは飽き足らず、その材料である毛糸までも手作りしちゃおうということですね。
 昔の人のさ、材料が無いから作るしかないっていうような必要性からきたものではなく、欲しい毛糸が売ってないとか、単に作りたいとか、純粋に趣味の世界なわけです。エクストリームです。
 毛糸をつむぐ人の中には原毛を採るための羊を持っている人もいるという。これは、海外にそういう人たちがいたんだろうね。
 なんていうか、オタク趣味の連中が「趣味だからヌルくていいじゃん、楽しければ」みたいに消費行動を正当化してるのと比べてアレですね。数世代前のオタク、たとえば樋口真嗣なんかアマチュアで特撮映画しちゃったし、田尻智は趣味が高じてポケモン作っちゃった。趣味って、行き切っちゃってプロを超えるところが感動的なんだよね。



 妻が手芸の集まりに行って、そこで誰かが連れてきた女の子と遊んだんだと。
 その子供は、羊の所有権を持ってるらしい。お母さんの仕業ですな。どこかの牧場に、その子の羊がいるのだ。
 で、その子は自分の羊の毛でつむがれた毛糸で編まれた洋服を着ている。
 なんのことはない。お母さんの手芸趣味なんだけど。
 手芸趣味をとっかかりに、家畜のなんたるかというか、人間と動物の関係というか、いわゆる「自然」との距離感というか、情操というか、そういうのが身体感覚を伴って身につくであろうことは、なんかいいと思った。行き切っちゃってる。
 「自然はすばらしい、環境は大事、宇宙船地球号ばんざい、鯨は知性」みたいなエセ環境エコ狂いみたいな、みっともないエエカッコしいなんかより、ずっといい。なにより踏んでいく手順がいいし、得られる感覚もまともな気がする。
 最後にその羊を食べたら理想的なんだけどなあ、食べないだろうなあ。





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最終更新日  2008.02.11 10:17:33
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