せんだって日記

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2010.01.10
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 せんだって、映画『アバター』を観てまいりました。
 3D版、吹替版です。
 『アバター』が、なんでかいろんなところで評判で、噂を総合すると「3Dがすごい」、「立体映像がすごいのでむしろ字幕を追うのが大変」ということでしたので、吹替版で3Dを堪能しようという寸法です。

●いやー、大味だった。
●たしかに3D映像はすげえ、パねえ!
●きっと、大人が初めて触れた本格的3D映画が『アバター』だったから、話題として広がったのだろう。
●ピクサー映画なんかではすでに何本も3Dしてたわけで、立体映画は珍しいこっちゃないもの。
●映画としても大味だし。
●もののけ姫テイストの深いジャングルや高低差のある空中戦、画面の手前と奥を意識したカメラなど、3D映えする画つくりもあるけど、そればかりでは映画として退屈になるということをよくわかっている感じ。

●いずれ『アバター』の3Dはマジやべえ。
●以前、予告編を観た妻が、足萎え男がアバター(仮の身体)を得たことで歩けるようになるという設定にえらく関心を示していたのだけれど、そこはけっこうあっさり流され、またそのあっさり加減に「ほほう」と思ったりもしたが、世界でウケる映画としてはもっと「わかりやすい」もの、つまり大味にしないといけないので、プロデューサーがしっかり仕事をしたのだろうと思った。
●内容というか。ナウシカでもののけ姫でインデアン映画でダンスウィズウルブズでポカホンタスでベトナム映画で。
●画も。ナウシカでもののけでベトナム映画で。ヘリでの爆撃なんかまんま地獄の黙示録。
●そういう、映画のジャンルをひっくるめて「ハリウッドはこれから3Dで行くぜ」の起爆剤的な娯楽大作たろうとする意志が見えました。
●プロットは「インデアンの部族に騎兵隊のひとりが迷い込んで仲間として認められる」という、ラストサムライまで続く、アメリカ人のトラウマほじくりインデアン映画のそれなんだけど。
●面白かったのは、「もしも海兵隊員がインデアン映画に出たら」という構成が、なんでもありSFという足場を得たことで可能になったこと。
●インデアン部族の仲間になるのに大事なのは、勇気とか度胸とか戦闘能力とかの、「戦士」としての才能じゃないですか。
●そこに、海兵隊員。
●そりゃあね、インデアンにリスペクトされやすいですよ。
●現代人の中で最もインデアンに近い海兵隊員をインデアン映画の中に落としこむことができた。

●繰り返すが3D映像、マジパねエ。
●3Dメガネは重いが。
●メガネonメガネでも平気だったよ。
●映画館に人を呼ぶための3Dなんでしょうな。
●ご家庭でこの映像の説得力はムリだもの。





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最終更新日  2010.01.11 14:27:51
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